メルペイの使い方 超入門──iD決済やコード払い、チャージなど

メルペイの使い方 超入門──iD決済やコード払い、チャージなど

最大70%還元の大規模キャンペーンで、一躍有名になった「メルペイ」。2019年7月のQRコード決済の満足度調査では1位に輝いており、いま最も勢いのあるスマホ決済サービスのひとつです。

本記事では、メルペイとはどんなサービスなのか、またiDやコード払い、後払いそれぞれの決済方法、メルペイ残高・ポイントの使い道など、メルペイの使い方をわかりやすく解説します。お得なキャンペーンやクーポン情報も随時更新しています。

メルペイとは? その特徴と利用メリット

メルペイとは

メルペイは、メルカリの子会社が2019年2月から運用開始したスマホ決済サービスです。フリマアプリ「メルカリ」内のサービスなので、まずはメルカリアプリをインストールし、会員登録してあることが前提となります。

かねてからのメルカリユーザーにとっては、メルペイの登場によって、わざわざ手数料をかけて売上金を出金しなくても全国約130万カ所で現金同様に使えるようになり、利便性が格段に向上しました。

メルペイ利用メリット
  • メルカリの売上金を出金する必要がなくなった
  • チャージも決済手数料もすべて無料
  • 全国約130万カ所で利用可能
  • 最大70%ポイント還元のキャンペーンが開催
  • メルペイ決済で使えるお得なクーポン配布

また、最大70%の超高還元ポイントバックキャンペーンやお得なクーポンの配布など、メルカリのフリマ機能を使っていないユーザーであっても、利用する価値は十分にあるサービスだといえます。

メルペイの利用に必要な初期設定(登録)

前述のように、メルペイはメルカリに登録していることが前提のサービス。そのため、メルカリを使ったことがない人は、まずインストールと会員登録が必要です。

また、メルペイのiD決済機能を使うには、以下の条件を満たしている必要があります。OSのバージョンが下記記載のものより古く、また非接触決済に対応していない端末の場合、iDによる決済機能のみ利用できません(コード決済の利用は可能)。

iD対応の端末とOS
  • iOS端末:日本国内で販売されたiPhone 7以上、Apple Watch Series 2以上
  • Android端末:Android 5.0以降がインストールされている「おサイフケータイ」(Felica搭載)対応の端末

「iD」決済の初期設定をする

メルペイは「iD」による非接触決済に対応しています。メルペイでiD決済するためには、iOSユーザーはApple Pay(アップルペイ)、Androidユーザーはおサイフケータイと連携させる必要があります。

iPhoneでの初期設定方法は、下記記事で詳しく解説しているのでこちらを参照してください。

メルカリのスマホ決済サービス「メルペイ」をコンビニ支払いで使ってみた

Androidスマホでの初期設定は、まずAndroid 5.0以降のおサイフケータイ対応(Felica搭載)端末であることを確認し、OSバージョンが古い場合はアップデートをしておきましょう。

メルペイ、「売上金・ポイントをお店で使う」をタップ メルペイ、「次へ」をタップ

メルカリアプリの下部メニューにある「メルペイ」タブを選択してメルペイ画面を開き、[売上金・ポイントをお店で使う]をタップします。続いてチュートリアル画面が表示されるので、[設定をはじめる]→[次へ]の順にタップ。

iOS版と異なり、利用規約が自動で表示されないため、気になる人はここで「メルペイ利用規約」や「プライバシーポリシー」を開いて確認しておきましょう。

メルカリ、アカウントの中から任意のものをタップ おサイフケータイアプリ画面

Felica搭載の端末であれば、おサイフケータイアプリに自動で移動し、メルペイの電子マネーカードが登録されます。アカウントを複数保持している場合は、使用したいアカウントを選択しましょう。設定完了画面が表示されたらiDの初期設定は完了です。

おサイフケータイアプリからも、メルペイが追加されているのを確認できます。

銀行口座の連携もしくは本人確認をする

メルペイ、銀行口座の登録メリット

メルカリの「売上金」がないユーザーは、銀行口座を登録しなければチャージができないのでこれは必須の作業となります(登録方法は後述)。一方、メルカリの売上金があるユーザーは、銀行口座の登録や本人確認をしなくても売上金でポイントを購入すればメルペイとして実店舗で使うことができます。

ただどちらにせよ、銀行口座の連携もしくは本人確認のどちらかを済ませておくのがおすすめです。というのも、ほとんどのキャンペーンでは、このどちらかを済ませていることが参加条件(ポイント付与の条件)となっているからです。また、メルペイの後払い機能を利用できるようになるなど、使い方の幅も広がります。

銀行口座登録(本人確認)をしておくことで得られるメリット
  • ポイント還元キャンペーンに参加できる
  • 売上金を得ると自動でメルペイ残高にチャージされる
  • 売上金のままでは通常180日間と定められている振込申請期限が無期限になる
  • メルペイの「あと払い」機能を利用できる

メルペイ残高にチャージする方法

メルペイを使って決済するには、メルペイ残高へのチャージをするか、あと払いの設定をするか、また売上金がある場合はポイントを購入しなければなりません。現状、用意されている方法は以下の4つです。

残高チャージは、銀行口座のお金もしくはメルカリの売上金のみ可能となっています。LINE PayやPayPayのように、現金をチャージすることはできないので注意しましょう(あと払いの精算では現金の利用が可能)。

銀行口座からチャージする

メルペイに銀行口座を登録すると、売上金は自動でメルペイ残高にチャージされ、口座からチャージしたお金と合わせて実店舗での決済に利用できます。

1. 銀行口座を登録する

メルペイ、「お支払い用銀行口座の登録」をタップ メルペイ、銀行口座の選択

メルペイ画面を下にスクロールし、「お支払い用銀行口座の登録」をタップします。チュートリアルが表示されるので読み進み、一番下の[銀行口座を登録する]をタップ。登録可能な銀行の一覧が表示されたら、任意の銀行を選択します。

なお、連携できる銀行は今後順次拡大されるようです。

同意して次へをタップ 売上金がメルペイ残高に変わる

案内に従って支店/口座番号や暗証番号などを入力していき、最後に登録完了画面が表示されれば口座の登録は完了です。

口座の登録前は「売上金」と「ポイント」に分かれていたのが、売上金とチャージ額の合計で表記される「メルペイ残高」に変わりました。右上には、友達紹介やキャンペーンで得られる「ポイント」が表記されます。

2. 口座からメルペイ残高にチャージする

メルペイ、チャージ金額を入力 「チャージする」をタップ

メルペイ画面で[チャージ(入金)]をタップし、[チャージ金額]を選択します。初期設定では3000円となっていますが、最低チャージ金額1000円〜1日のチャージ限度額20万円の間であれば、1円単位でチャージ金額を決められます。

金額を入力したら、[チャージする]ボタンをタップして端末のパスコードを入力。これでチャージは完了です。

メルカリの売上金でメルペイ残高にチャージする

「銀行口座を登録したくない」「メルペイ残高には売上金のみをチャージできればいい」という人もいるでしょう。

その場合、免許証などの本人確認書類を登録する「アプリでかんたん本人確認」をおこなうことで、口座登録をしなくても売上金をメルペイ残高にチャージできます。この場合、180日間の売上金の振込申請の制限も、口座登録をした場合と同様に外されます。

メルカリの売上金でポイントを購入する

銀行口座の登録や本人確認をしなくても、売上金でポイントを購入すれば1ポイント=1円として支払いに利用できます。ただ、売上金をポイントに変えてしまうと、銀行出金ができなくなってしまうので注意しましょう。

メルペイ、「ポイント購入」をタップ メルペイ、「ポイントを購入する」をタップ

ポイント購入は、メルペイ画面で[ポイント購入]ボタンをタップし、売上金の中から購入したいポイント数を指定して[ポイントを購入する]をタップすれば完了です。

残高チャージはせず「メルペイあと払い」で支払う

「あと払い」は、実店舗でのiD、コード払い、メルカリ内での支払いなどの代金を翌月にまとめて精算できる機能です。手元にお金がなくても欲しい物を購入でき、メルペイ残額をチャージする手間も不要となります。

ただ、年齢制限や利用上限額、手数料、支払い方法など、後払い独自のルールも存在するので注意が必要となります。詳しくは下記の記事を参照してください。

メルペイの使い道・利用方法

メルペイは、iD、QRコード払いでの実店舗利用をはじめ、Suicaへのチャージ(iOSのみ)、メルカリ内での商品購入など幅広いシーンで利用できます。なお、オンライン決済はファッション通販サイトの「SHOPLIST」でのみ利用可能となっています。

iDによる決済

メルペイ iD ロゴ

メルペイは、NTTドコモが展開している非接触決済サービス「iD」による決済に対応しています。上の「iD」ロゴが加盟店の目印です。

iD決済は数ある電子マネーの中でも普及率が高く、2019年8月現在では全国約90万店舗で利用可能。iOSユーザーはApple Pay、Androidユーザーはおサイフケータイを通じて、店の端末にスマホをかざすだけでスピーディーに支払いができます。

メルペイ、iD決済

iDでの決済は、Suicaなどの交通系マネーと同じく、支払い時に店員へ「iD(アイディ)で」と伝えたうえ、レジの専用端末にかざすだけです。決済前には必ずメルペイ残高、もしくはポイントが購入金額分あるか確認しておきましょう。

詳しい手順は下記記事を参照してください。

メルカリのスマホ決済サービス「メルペイ」をコンビニ支払いで使ってみた

メルペイコード払い

メルペイ、ロゴ

メルペイコード払いは、バーコード・QRコードを生成して店舗レジで読み取って決済をおこなう方法です。上のロゴマークがある加盟店で利用できます。

加盟店数はiDほどではありませんが「LINE Pay(ラインペイ)」との業務提携により、使える場所は増加しています。

メルペイ、「コード払い」をタップ メルペイ、パスコードを入力 コードが表示される

使う時はメルペイ画面から[コード払い]をタップし、パスコードやFace IDで本人確認をしてコードを表示します。支払い時に、表示したQRコードを店員に読み取ってもらえば支払い完了です。

Suicaへチャージする(iOS版のみ)

現状iOSのみの機能となりますが、メルペイ残高またはポイントから、Apple Payを通してモバイルSuicaへチャージが可能です。iD決済が利用できる店舗に加え、交通電子系マネーが使える店舗での決済や、普段の電車・バスの支払いにも活用できることになります。

モバイルSuica画面 チャージ金額を入力 支払画面でメルペイ電子マネーを選択

チャージ手順はいたってシンプル。まずApple PayからモバイルSuicaを開き、残高の隣の[チャージ]ボタンをタップして、チャージしたい金額を入力します。なお、チャージ金額は1円単位で指定可能。

右上の[チャージ]ボタンをタップすると支払画面が表示されるので、メルペイ電子マネーを選択。あとはFace IDや指紋認証、パスコードなどで本人確認を済ませれば、Suicaへのチャージができます。

メルカリ内での買い物に使う

もちろん、メルカリ内の買い物にもメルペイ残高は使用できます。

「メルペイ残高を使用する」にチェックを入れる

使用方法は、支払い時に「メルペイ残高を使用する」にチェックを入れるだけです。ポイントとの併用も可能です。

売上金を銀行口座へ出金する

メルカリの売上金と口座からのチャージ額の合計であるメルペイ残高は、振込申請(201円以上から)をすれば銀行口座への出金ができます。

また、前述したように支払い用銀行口座を登録して売上金をメルペイ残高に変えてしまえば、通常180日間と定められている振込申請期限が無期限に。さらに、入金までにかかる日も大幅に短縮されます(ゆうちょ銀行以外)。

ただ、銀行出金は、一律200円(お急ぎ振込では400円)の手数料がかかってしまうため、メルペイのまま実店舗で使う方がお得でしょう。

メルペイのポイントを活用する方法

ポイント還元キャンペーンで獲得したポイント、また売上金で購入したポイントは、前述のメルペイ残高と同じように、非接触型決済の「iD」もしくはQRコード決済の「メルペイコード払い」を通して全国の加盟店で利用できます。

ポイントを使って決済したい場合、特別なに設定やチャージは必要ありません。ポイントを所有している状態で、通常どおりiDやメルペイコード支払いをすれば、ポイントが自動的に消費される仕組みになっています。

ただ、「メルペイ残高=ポイント」ではありません。ポイントとメルペイ残高の相違点を表にまとめました。

ポイントとメルペイ残高の相違点
ポイント メルペイ残高
取得方法
  • 売上金で購入する(1P=1円)
  • キャンペーンでGETする
  • 売上金取得と同時に自動チャージされる
  • 銀行口座から指定した金額をチャージする
使い道
  • iD/メルペイコード払い
  • メルカリ内での支払い
  • Suicaへのチャージ(iOSのみ)
  • あと払いの精算(キャンペーンで獲得したポイントのみ)
  • 銀行口座への出金
  • iD/メルペイコード払い
  • メルカリ内での支払い
  • Suicaへのチャージ(iOSのみ)
  • あと払いの精算
利用条件 なし 銀行口座の登録、もしくは「アプリでかんたん本人確認」を済ませる
有効期限
  • 売上金で購入したポイント:獲得日から365日間
  • キャンペーンで得たポイント:獲得日から180日間
なし

ポイントとメルペイ残高の大きな違いは、「有効期限の有無」と「銀行口座への出金の可否」です。有効期限を過ぎてしまうとポイントは失効するので、特に注意が必要です。

メルペイの「キャンペーン」「クーポン」情報

メルペイは、ポイント還元システムが常設されていないものの、期間限定で50%〜最大70%の超高還元率ポイントバックキャンペーンが実施されます。

このほか、各種コンビニや飲食店、ドラックストアなどで使えるメルペイ決済限定のクーポンも配布されています。各種キャンペーンやクーポンは随時更新されるため、最新情報については下記記事を参照してください。

まとめ:今後は常設のポイントシステムに期待

日常生活のさまざまなシーンで利用できるメルペイは、従来のクレジットカードや交通電子系マネーに加わる新しい決済方法として、かなり有力な選択肢となっていくように感じます。また、そもそも不用品を売ることで得たお金が中心のため、消費するというより「活用している」感覚で使えるのも大きなポイント。

ただ、不定期で大胆なポイント還元キャンペーンは開催されるものの、LINE PayやPayPayのようなポイント還元のシステムが常設されていないのが残念。始まって間もないサービスなだけに、今後の展開に期待したいところです。

EDITED BY MOEGI