漫画をたくさん読みたい人は、漫画読み放題サブスクに加入するのがおすすめです。読み放題対象の作品なら、いくら読んでも追加料金がかかる心配はありません。
この記事では、漫画が読み放題のおすすめサービスを5つピックアップして比較しました。月額料金や無料体験期間、読み放題のラインナップなどから自分に合ったサービスを見つけてください。
読み放題対象の作品数 | 月額料金(税込) | 無料トライアル期間 | |
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シーモア読み放題 |
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7日間 |
ブックウォーカー |
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14日間 |
ブック放題 | マンガ6万冊以上、雑誌800誌以上、マンガ雑誌100誌以上 | 550円 | 最大1カ月 |
Kindle Unlimited | マンガ・雑誌・小説・ビジネス書・洋書など200万冊 | 980円 | 30日間 |
auブックパス | 不明 | 618円 | 30日間 |
漫画読み放題サブスクの選び方
スマホで漫画を読めるサービスは、読みたい作品を個別に購入・レンタルするサービスと、定額料金を支払うことで対象作品が読み放題となるサブスクサービスの2種類に大別できます。今回紹介するのは後者の漫画読み放題サービスです。
漫画読み放題サービスを比較検討する際に重要となるポイントは以下の4つです。
- 読み放題対象となる作品のラインナップ・作品数
- 月額料金
- 無料トライアルの有無
- アプリやブラウザでの読みやすさ
各サービスに共通しているのは、新作や最新巻は読み放題の対象外となっているケースがほとんどであること。読み放題の対象となっているのは旧作、または連載中の作品でも一部の巻だけというのが大半です。新作や最新巻を読みたい人は、読み放題ではなく電子書籍サービスで個別に購入してください。
読み放題の対象となる漫画のラインナップはサービスごとに異なります。登録する前に、自分が読みたいと思える漫画が配信されているかどうかをチェックしてください。漫画の読み放題サービスでありながら、雑誌や実用書なども読み放題の対象となっていることもあります。
ここで紹介している漫画読み放題サービスには、7日間〜1カ月間の無料トライアルが設けられています。
【シーモア読み放題】最大4万5000タイトルの漫画が読める老舗サービス

シーモア読み放題は、電子書籍サービス「コミックシーモア」を提供するNTTソルマーレによるマンガ読み放題サブスク。サービス開始から11年目を迎えており、マンガ専門の読み放題サブスクの中では老舗と言えるサービスです。
読み放題コースは「読み放題ライト」と「読み放題フル」の2種類。いずれも初回登録時は7日間の無料体験期間があります。
月額780円の「読み放題ライト」に加入すれば、少年マンガ・青年マンガ・少女マンガ・女性マンガなど約1万8000タイトルのマンガが読み放題。雑誌や実用書なども含めると約2万6000タイトル・約7万冊以上の作品が読み放題となります。
「読み放題フル」(月額1480円)なら、「読み放題ライト」の読み放題対象作品に成人向け作品などを加えた約4万5000タイトルのマンガが読み放題。さらに、ラノベや実用書なども加えた約6万7000タイトル・約15万7000冊が読み放題の対象です。

シーモア読み放題の場合、ブラウザを利用する

新刊情報などもまとめられている

読み放題のビューアーは機能が乏しい
シーモア読み放題の作品はブラウザで閲覧する仕組み。姉妹サービスの「コミックシーモア」には専用ビューアーアプリがありますが、シーモア読み放題にはアプリが用意されていません。
ブラウザのビューアーは機能が乏しいのが難点。縦読み/横読みの切り替えはできますが、付箋やしおりなどの機能はありません。オフライン機能がないので、ブラウザでの閲覧によるデータ通信の使い過ぎには要注意です。


気に入った作品は「読み放題リスト」で管理できる
作品の詳細ページで[+リストに追加]をタップすると、お気に入り機能である「読み放題リスト」に追加できます。


「読み放題フル」コースに加入すればお得に電子書籍を購入できる
「読み放題フル」コースに加入すると、電子書籍の購入に使えるクーポンやポイントをもらえるキャンペーンが実施されている場合もあります。読み放題コースを楽しみつつ、新作を電子書籍でお得に購入したい人にはおすすめです。
運営 | エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ株式会社 |
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読み放題対象の作品数 |
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月額料金(税込) |
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無料トライアル期間 | 7日間 |
主な機能 | 縦読み/横読み切り替え、読み放題リスト |
【ブックウォーカー】比較的新しい作品も読み放題に

「ブックウォーカー(BOOK☆WALKER)」は、KADOKAWAグループの株式会社ブックウォーカーが提供する電子書籍サービス。月額836円の「読み放題マンガコース」に加入すれば、3万冊以上の単行本および90誌以上のマンガ雑誌が読み放題となります。初めて登録するユーザー向けに14日間の無料体験期間があります。
ラノベ・文芸書・実用書なども読み放題になる「読み放題MAXコース」(月額1100円)も提供されています。

「ブックウォーカー」アプリのトップページ

新連載やアニメ化作品のカテゴリなどもある
読み放題対象の漫画作品にはアニメ化作品や新連載作品が多数配信。配信から1年〜半年ほどの比較的新しい作品も読み放題対象となっていることがあります。
アプリのトップページには「新しく読み放題になった作品」「イチオシ新連載」などが表示されるため、最新情報をもれなくチェックできます。

作品の詳細ページ。読み放題期限がある作品もある

マンガのビューアー

付箋をはれば続きから読むときに便利
読みたい作品を選び、[アプリで読む]をタップすると作品がダウンロードされ、閲覧可能となります。作品によっては読み放題期限が設定されているので注意してください。
ビューアーにはページに目印をつける付箋機能や、閉じたページを自動的に記録するしおり機能など便利な機能が備わっています。

ダウンロードした作品は「マイブック」に保存される

「本棚」で自分なりに作品を整理できる
ダウンロードした作品は「マイブック」に保存されます。また、「マイブック」に保存された作品は「本棚」にてフォルダ分けの要領で整理できます。たとえば雑誌とマンガで分けて本棚を作成するといった使い方が可能です。
運営 | 株式会社ブックウォーカー |
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読み放題対象の作品数 |
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月額料金(税込) |
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無料トライアル期間 | 14日間 |
主な機能 | 目次、しおり、付箋、自動ダウンロード、縦読み/横読み切り替え、本棚 |
【ブック放題】ボリューム満点ながら月額550円とコスパ抜群

「ブック放題」は、株式会社ビューンが提供する読み放題サブスクサービス。6万冊の漫画に加えて800誌の雑誌と100誌のマンガ雑誌も読み放題というボリュームながら、月額550円というコスパの良さが特徴です。初回登録ユーザーは最大1カ月の無料体験期間があります。

「ブック放題」アプリのトップページ

作品に対していいねやコメントを送れる
「男性向け」「女性向け」「人気連載」などのカテゴリがタブで分けられており、目当ての作品を探しやすい設計。ただし、読み放題のラインナップは比較的古めの作品がほとんどです。成年男性向けや成年女性向けの作品が充実しています。

ビューアー

縦読み/横読みを切り替えられる

お気に入りした作品は「本棚」に保存される
ビューアーは縦読み/横読みの切り替えやお気に入りなど便利な機能を搭載。ダウンロードした作品はオフラインでも読めるようになります。お気に入り登録した作品は、「本棚」タブに一覧表示されます。


PayPayポイントが当たるキャンペーンに応募できる
ブック放題ではPayPayポイントが当たるキャンペーンが実施されています。ソフトバンク系サービスならではの施策です。作品に「いいね」を付けて抽選に申し込むだけ、というように気軽に参加できます。


無料期間中はマンガ・マンガ雑誌の閲覧上限がある
ブック放題には初回1カ月間の無料体験期間がありますが、無料体験期間中に読めるマンガ・マンガ雑誌は20冊までという制限があります。
無料体験期間が終了すると閲覧制限はなくなり、何冊でも読めるようになります。無料期間中もたくさんのマンガを読みたいという人は注意が必要です。
運営 | 株式会社ビューン |
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読み放題対象の作品数 | マンガ6万冊以上、雑誌800誌以上、マンガ雑誌100誌以上 |
月額料金(税込) | 550円 |
無料トライアル期間 | 最大1カ月間 |
主な機能 | 目次、お気に入り、縦読み/横読み切り替え、自動ダウンロード |
【Kindle Unlimited】マンガのほか雑誌や小説など200万冊が読み放題

「Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)」は、Amazonが提供する読み放題サービスです。漫画のほかにも雑誌・実用書・洋書など合計200万冊以上の作品が読み放題となります。
今回紹介するサービスの中では月額料金が最も高い月額980円ですが、漫画以外の作品も読み放題となる点を考慮すれば納得のコスパでしょう。初めて利用する人は30日間の無料体験期間があります。
Kindle Unlimitedでは2カ月99円などで登録できるキャンペーンを度々実施しています。キャンペーンを利用すればお得にKindle Unlimitedを始められます。

「Kindle」アプリのトップページ

読み放題対象作品の詳細ページ

ダウンロードするとオフラインでも読めるようになる
漫画を読む際は、「Kindle」アプリにて読みたい作品を検索・ダウンロードします。アプリの「マンガ」タブを開くと検索やランキング、おすすめなどから作品を探せます。作品のサムネイルのうえに「kindleunlimited」と表示された作品が読み放題対象作品です。
読みたい作品を選んだら、[読み放題で読む]をタップすると作品が端末にダウンロードされます。[今すぐ読む]をタップすれば、作品を読めるようになります。ダウンロードした作品はオフラインで読めるので、データ使用量を消費することもありません。

ビューアー

ブックマーク機能を使えば続きから読める
ビューアーは左右にスワイプすることでページをめくれるシンプルなUI。ブックマーク機能を使えば、途中まで読んでいても続きから読むことができます。本来はメモ機能やハイライト機能なども備わっていますが、漫画を読む際には使えないのが惜しいところです。

保有する作品数が20冊に達すると読めなくなる

20冊以上保持している場合は返却しなければならない
Kindle Unlimitedは、同時に保持できる作品は20作品まで(マンガ以外のジャンルの書籍も含めて)という制限があります。すでに20冊の作品をダウンロードしている場合、作品の利用を終了(返却)しなければ新たに作品を読むことができません。
利用中の作品を返却する際は、「ライブラリ」タブから作品を選んで[本の利用を終了]をタップすればOK。利用を終了した作品でも、再びダウンロードして読むことができます。
運営 | アマゾンジャパン合同会社 |
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読み放題対象の作品数 | マンガ・雑誌・小説・ビジネス書・洋書など200万冊 |
月額料金(税込) | 980円 |
無料トライアル期間 | 30日間 |
主な機能 | 目次、ダウンロード、ブックマーク |
【auブックパス】auユーザー以外も使える電子書籍サービス

auブックパスはKDDIが提供する電子書籍サービス。月額618円の読み放題プランに加入すれば、漫画のほか雑誌・小説・実用書なども読み放題となります。
KDDIのサービスですが、au以外の回線を契約しているユーザーでも利用できるキャリアフリーのサービスです(加入にはau IDの発行が必要)。初回登録時には30日間の無料体験期間があります。

ブックパスのトップページ

「コミック」タブの新着情報には雑誌も混在する
読み放題対象のマンガ作品は、auブックパスのブラウザで探します。新着作品やおすすめ作品の欄にはマンガ雑誌も混ざっているため、話題のマンガ作品の情報をキャッチしづらいのが惜しいポイント。キーワードで作品を検索することはできます。

作品の詳細ページ

ブラウザのビューアー
作品の詳細ページで[読む]をタップすると、ブラウザのビューアーが起動します。ブラウザのビューアーには目次・ブックマーク・自動再生・縦読み/横読みの切り替えなどじゅうぶんな機能が備わっています。


ビューアーアプリの機能
auブックパス専用のビューアーアプリも提供されています。作品の詳細ページで[ダウンロードして読む]をタップするとビューアーアプリにダウンロードされ、ビューアーアプリで読めるようになります。
ビューアーアプリにもブックマークなどの機能はありますが、機能面はブラウザのほうが優れている印象。ただし、ビューアーアプリにダウンロードすればオフラインで読めるようになるので、データ使用量を節約したい場合などはビューアーアプリで読むのがおすすめです。


ビューアーアプリなら本棚機能でダウンロードしたマンガを整理できる
ビューアーアプリにダウンロードした作品は本棚機能で整理できます。本棚は最大5つまで追加可能。追加した本棚はタブを左右にスワイプして切り替えられます。ダウンロードしたマンガをジャンルごとに分けるなど、自分なりに整理するといいでしょう。
運営 | KDDI株式会社 |
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読み放題対象の作品数 | 不明(マンガ・小説・雑誌・実用書などが読み放題) |
月額料金(税込) | 618円 |
無料トライアル期間 | 30日間 |
主な機能(ブラウザ) | 目次、ブックマーク、自動再生、縦読み/横読みの切り替え、ページの一覧表示 |