プロの声優やナレーターによる朗読を"耳で聴く"サービス「Audible(オーディブル)」。通勤・通学中はもちろん、家事や作業中にも音楽を聴くように「ながら読書」ができるので、普段は本を読む時間がなかなか取れない人にも適しています。通常30日間の無料体験が提供されており、気軽に試せるのもメリットです。
本記事では、Audibleの無料体験に登録する方法をやさしく解説。2回目の登録や無料体験中の解約といった注意点のほか、登録できないときの原因・対処法などもあわせて紹介します。
無料体験やキャンペーンを見る
オーディブルの無料体験とは?
Audible(オーディブル)の無料体験とは、入会してから最初の30日間は有料会員と同様の全特典を会費無料で利用できるというものです。
| プレミアムプラン | スタンダードプラン | |
|---|---|---|
| 特典内容 |
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全タイトルから毎月1作品、聴きたいオーディオブックを選べる(選んだオーディオブックは会員期間中聴き放題) |
| 無料体験キャンペーンの種類 |
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| 開催頻度 | 不定期で2〜3カ月に1度 | 不定期 |
具体的な特典内容は上図の通りです。各プランの特典のすべてを、料金の支払いが始まる前に実際に利用できます(詳しいプランの内容については後述)。無料期間を過ぎると自動で有料会員に切り替わり、会費が発生する仕組みです。
Audibleの初回登録者は、必ず30日間の無料体験が付与されます。無料体験期間中に解約することも可能なので、気軽に試せるのも大きな利点。不定期で数カ月間の会費が無料になる特別なキャンペーンが開催されることもあり、非常にお得です。
Audibleの無料体験は、これまで無料体験を利用したことがない新規登録者か、一定期間無料体験を利用していないユーザーが対象です。過去に無料体験を利用したことがある人でも、再度無料体験を利用できることがあります。
自分がキャンペーンの対象であるかは、実際にAudibleの登録画面にアクセスし、ログインした状態で「30日間の無料体験を試す」ボタンが表示されるかどうかで判断できます。
30日間の無料体験キャンペーンを利用する
オーディブルに無料で入会(登録)する方法
前述の通り、キャンペーンを利用すれば、Audibleを30日間無料で利用できます。ここでは、キャンペーンを通じてAudibleに無料で登録する手順を画像付きで紹介します。
会員登録ページにアクセスする
SafariやChromeなどのブラウザで、AmazonのAudible登録ページにアクセスします。
そこで[30日間の無料体験を試す]をタップしてください。なお2カ月/3カ月無料などのキャンペーンを開催しているときは、[○か月間の無料体験を試す]などのボタンをタップすればOKです。
Amazonアカウントにログインする(ログインしていない人のみ)
Amazonアカウントへのログインが求められたら、メールアドレスまたは携帯電話番号を入力し[次に進む]→Amazonのパスワードを入力して[ログイン]をタップしてください。ログイン済みの場合、このステップは省略されます。
まだアカウントを持っていない人は、アカウントで使用したいメールアドレスまたは携帯電話番号を入力して、Amazonアカウントを新たに作りましょう。Amazonアカウントがないと、Audibleへの登録はできません。
支払い方法と請求先住所を追加する(クレカのみ)
Amazonアカウントに支払い方法や請求先住所をまだ登録していない人は、ここで登録します。支払いに利用できるのは、クレジットカードまたはデビットカード(請求先は日本国内のみ)です。
「無料体験を試す」をタップして登録完了
最後に[無料体験を試す]をタップすれば登録完了です。
無料体験を使ってみる
オーディオブックの再生にはAudibleアプリを使います。ここで、Audibleのアプリをインストールしておきましょう。
Audibleは、iPhoneやAndroidスマホだけでなく、パソコン(Windows PC/Mac)や、iPad、Amazon Echo(アレクサ)などといった複数の端末でも利用できます。利用方法については、以下の記事を参照してください。
オーディブルの料金と支払い方法
ここでは、Audibleの料金と支払い方法について解説します。
無料体験でサービスを試してみる
オーディブルの料金プラン
会員プランには、月額で料金を支払う「プレミアムプラン」と「スタンダードプラン」の2プランあります。年額払いなどは提供されていません。
「プレミアムプラン」は、月額1500円(税込)を支払えば対象のオーディオブック数十万冊以上が聴き放題になるプランです。オーディオブックやポッドキャスト、オリジナル作品などさまざまな作品を楽しみたい人に適しています。対象外の作品についても、通常価格から30%オフで購入可能です。
「スタンダードプラン」は、月額880円(税込)で90万冊以上の全タイトルから毎月1作品、好きなオーディオブックを選べるプラン。選んだオーディオブックは会員期間中は聴き放題になるので、聴きたい作品が決まっている人におすすめのプランです。スタンダードプランにはAudibleの公式サイトから登録が可能です。
非会員でも作品を都度単品購入することは可能ではあるものの、非会員の状態でオーディオブックを単品購入しようとすると、1冊あたり3000円〜4000円ほどかかってしまいます。月に1冊でも聴きたいのであれば会員登録したほうが圧倒的にお得です。
無料体験でサービスを試してみる
オーディブルで使える支払い方法
Audibleの支払い方法は、請求先住所が日本国内のクレジットカードとデビットカードに限定されています。月額料金の支払いだけでなく、オーディオブックの単品購入時も、支払い方法はその2つだけとなっています。
実際にAudibleで支払い方法を追加する画面を確認してみると、クレジットカードまたはデビットカードのみ登録できる仕様となっています。
電子マネーやコンビニ支払い、銀行口座振替などには対応していないため、クレジットカードを持っていない人はAudibleを利用できません。また、Amazonの支払いに請求先住所が日本国外のクレジットカード(またはデビットカード)を登録している場合、支払い方法を変更する必要があります。
オーディブルに登録する際に知っておきたい注意点
ここでは、Audibleの無料体験キャンペーンを使って会員登録する際に知っておきたい注意点について紹介します。
無料体験が終わると自動的に有料会員へ移行する
Audibleの無料体験後は、自分で解約しない限り自動的に有料会員へと移行してしまい、月額料金が毎月発生してしまうので注意が必要です。
無料体験だけで解約するつもりなら、無料体験がいつ終わるのかを確認しておき、解約忘れのないようにしておきましょう。
無料体験の終了日(次回請求日)を確認するには?
無料体験がいつまでだったか忘れてしまっても大丈夫。次回請求日はAudibleのサイトで調べられます。
Audibleのサイトにアクセスしたら、左上のメニューボタンをタップして[Audible会員プラン]を押します。
続いて[アカウント情報]を選択すると、「次回ご請求日」を確認できます。
無料体験のみ試したいなら登録後すぐの解約手続きがおすすめ
解約手続き後も次回請求日まではオーディオブックをダウンロード・再生できる
Audibleは、解約(退会)手続きをしたとしても、すぐにオーディオブックが聴けなくなるわけではありません。次の更新日(請求日)の前日までは、今まで通りAudibleのサービスを利用できます。
そのため、無料体験だけでサービスを解約する予定なら、登録した後すぐに解約の手続きをしておくと安心です。
なお、単品購入した作品については、プランの解約後も引き続き聴くことができます。
無料体験は2回目も利用可能なケースあり
無料体験は新規加入者が対象であることがほとんどですが、解約から1年以上経過すると再び無料体験の対象者になる場合も。また、再登録者を対象にしたキャンペーンが実施されていることもあります。
Audibleの登録ページにアクセスし、無料体験の案内が表示されれば、もう一度無料で入会できます。
自分が無料体験の対象か確認する
オーディブルに無料で登録できないのはなぜ?
Audibleの無料体験への登録がスムーズにおこなえないときに考えられる主な原因と、それに応じた具体的な対処法について解説します。
原因1:過去に無料体験を利用したことがある
まず考えられるのは、過去にすでにAudibleの無料体験キャンペーンを利用したことがあるケースです。新規登録者向けの無料体験キャンペーンは「初めて登録する」または「一定期間登録していない」人が対象です。
いま無料体験期間中の人や、すでに有料期間に移行しているユーザー、過去1年以内に無料体験期間を利用したユーザーは、原則として無料キャンペーンの対象外です。
しかし、無料体験キャンペーンを利用してから1年以上経った人は、再度キャンペーンを利用できる可能性があります。実際に、2年ほど前に無料体験を利用したアカウントでAudibleの登録画面を確認したところ、キャンペーンの案内が表示されました。
過去に無料体験を利用したことがる人も、期間を空けてからアクセスすればキャンペーンの案内が表示されるかもしれません。キャンペーンの対象者かどうか判別するには、キャンペーン開催中にAudibleの登録ページを開いて確認してみてください。
自分が無料体験の対象か確認する
原因2:無料ではなく割引キャンペーンで登録している
2025年11〜12月には3カ月99円キャンペーンが開催された
Audibleでは無料体験キャンペーンのほか、「月額料金が半額」「○カ月間の会費が月々99円」といった割引キャンペーンも頻繁に開催されています。実際に2025年11月〜12月には、「3カ月99円+クーポンプレゼント」キャンペーンが開催されました。
もし無料のつもりで登録したにもかかわらず、月額料金よりも低い金額で会費が請求される場合は、意図せずこれらの割引キャンペーンを利用してしまっている可能性が考えられます。
割引キャンペーンを登録してしまった場合、その時点から無料体験に切り替えることはできません。一度Audibleを解約してから1年ほど待てば無料体験を利用できる可能性はあるものの、現実的には考えづらい選択肢です。
そこで、もし他のオーディオブックサービスにも興味がある場合は、他社の無料体験を試して両サービスを比較するのも手です。
たとえば、業界大手のオーディオブックサービス「audiobook.jp」は14日間の無料体験を提供しています。登録すれば、20万冊以上のオーディオブックが聴き放題になる「聴き放題プラン」を無料で試せます。さらに当サイト(アプリオ)から申し込むと、audiobook.jpの聴き放題プランの無料トライアル期間が通常の14日間から30日間に延長されます。
原因3:海外版Audibleにアクセスしている
Audibleは、アメリカ版・日本版といったように地域によってサービスが分かれています。海外版Audibleサイトから登録手続きを進めてしまうと、正しく登録を完了できません。
特に注意が必要なのは、AudibleがAmazonによって運営されている点です。Amazonアカウントに登録されている居住地情報が国外に設定されていると、その情報がAudible側にも引き継がれてしまい、正しく日本版のサービスに登録できない可能性があります。
Amazonのアカウントで居住国が海外に設定されている人は、日本に変更するようにしてください。
Amazonで「国 / 地域設定」を変更するには、Amazonを開き、画面右上の人型アイコンから「アカウントサービス」のを表示を選択。
「コンテンツライブラリ」→「設定」タブを開いて「国/地域設定」のトグルをタップし、を選択します。最後に、「居住地」でを選択すれば、設定の変更は完了です。
原因4:クレジットカードでエラーが起きている
Audibleの支払いは、Amazonアカウントに登録されているクレジットカードと連携しています。Amazonに登録されたクレジットカードの有効期限が切れていたり有効性が確認できなかったりすると、エラーが発生することがあります。
この場合、登録されているクレジットカードを削除し、別のクレジットカードを新たに登録すればエラーは解消されるはずです。
クレジットカードの登録住所と請求先住所が一致しているか、請求先住所が国内にあるかも確認しておくとよいでしょう。請求先住所が日本国内のクレジットカード(Visa、American Express、Mastercard、JCB)およびデビットカードのみ使用できます。