YouTubeが見られない・再生できないときの原因と対処法

動画が再生できない、途中で止まってしまうのはなぜ?

YouTube(ユーチューブ)で動画を見ようとしたとき、なぜか再生できず見られないという現象が起きることがあります。多くの原因は通信状態のほか、YouTubeや端末の一時的な不具合などが考えられます。

本記事では、YouTubeで動画が見られないときに考えられる主な原因と、試したい対処法について解説します。

目次

YouTubeが見られないときに考えられる4つの原因

YouTubeで動画を視聴できないときに考えられる原因は多岐にわたりますが、主要なものとして下記の4つが挙げられます。

それぞれの原因に応じた対処法について解説します。

原因1:通信環境に問題がある

YouTubeの動画が見られない原因で最も多いと考えられるのは、通信環境に問題がある場合です。動画を見るときは安定したネット環境に接続していることが必要不可欠になっています。

安定したネット環境に接続し直す

ビルの地下や地下鉄の駅構内などでは電波が届きづらいことがあります。電波が悪いと感じたら場所を移動してみてください。

機内モードオンにした状態

機内モードオンにした状態

機内モードオフにした状態

機内モードオフにした状態

スマホの機内モードをオン・オフして通信をリフレッシュするのも一つの手です。これだけで改善することも多いものです。

また、古いWi-Fiルーターや、多数の人が接続する公共のWi-Fiなどに接続していると、電波が強いような表示が出ていても実際には通信速度が遅いというケースもあります。

iPhoneの画面

iPhoneの画面

Androidスマホの画面

Androidスマホの画面

Wi-Fiからモバイルデータ通信に切り替えることで改善する可能性もあります。

Wi-Fiのオン・オフは、iPhone、Androidスマホともに、画面を上から下にスワイプすると表示されるパネル(コントロールパネルまたはクイック設定パネル)から切り替えられます。

通信速度制限になっていないか確認する

YouTubeの動画(HD高画質720p)を約1.5時間再生すると、およそ1GB消費するとされています。容量の少ないプランを契約している人がモバイルデータ通信でYouTubeを見ていれば、数時間で利用可能なデータ通信量の上限を超えて通信速度制限がかかってしまいます。制限後は通信速度が落ちるため、再生しづらくなるなど支障をきたす場合も。

iPhoneのデータ通信量Androidスマホのデータ通信量をチェックして、月々の上限を超えてないか調べてみましょう。すぐに速度制限になりやすくて困っているなら、スマホの契約プランの見直しや、Wi-Fiの活用を検討する必要がありそうです。

原因2:端末/アプリ/ブラウザの不具合で動画が見られない

通信環境に問題がないのにYouTubeが見られない場合は、端末やYouTubeアプリ、ブラウザ自体に一時的に不具合が生じている可能性もあります。

スマホ・パソコン・アプリ・ブラウザを再起動する

iPhoneの電源を落として再起動する

iPhoneの電源を落として再起動する

YouTubeアプリを閉じて再起動する

YouTubeアプリを閉じて再起動する

いつもは視聴できていたのに、急に動画が見られなくなったというときは、ひとまずスマホ・パソコンなどの端末本体やYouTubeアプリ、ブラウザを一度閉じて再起動を試みてください。これだけですぐに解消されるかもしれません。

YouTubeアプリのキャッシュを削除/再インストールする

YouTubeアプリを削除して再インストールする

YouTubeアプリを削除して再インストールする

iOS版アプリでは、一度YouTubeアプリを削除して再インストールすることで溜まったキャッシュが削除され、不具合が解消されるケースもあります。

アプリアイコンを長押し後[×]からアンインストールしてApp Storeで再インストールする方法のほか、「設定」アプリで[一般]→[iPhoneストレージ]→[YouTube]と進んだ画面で[Appを取り除く]をタップ後に[Appを再インストール]で戻す方法があります。

YouTube キャッシュ

Android版アプリでは設定からキャッシュを削除できる(画像はGalaxy S21<Android 11>の場合)

Android版アプリでは、端末の「設定」から[ストレージ][アプリ]などの項目に進み、[YouTube]を選択。[ストレージ]などを開いた先の画面でキャッシュを削除できます。

なお、アカウントを削除するわけではないので、登録チャンネルなどのデータが消えることはありません。

パソコンの拡張機能を停止する

Google Chromeの拡張機能を停止する

Google Chromeの拡張機能を停止する

Google Chromeなどのブラウザには、便利な機能を追加する拡張機能が用意されています。しかし拡張機能の中には、ブラウザの動作やYouTubeの動画視聴に悪影響を及ぼすようなものも存在します。

使っている拡張機能を一つずつオフにしてから動画を再生してみる、を繰り返して原因を探ってみてください。

YouTube以外のブラウザのタブを閉じる

YouTube以外のタブを閉じる

YouTube以外のタブを閉じる

パソコンでYouTubeを見るとき、YouTube以外にもブラウザのタブを同時に多数開いていると、メモリを消費して動画がうまく再生できないケースがあります。

いったん不要なタブを閉じて、再生できないか試してみましょう。

原因3:アプリのバージョン/端末のOSバージョンが古い

YouTubeアプリをアップデートする

YouTubeアプリをアップデートする

iPhoneのバージョンをアップデートする

iPhoneのバージョンをアップデートする

YouTubeアプリや端末のバージョンが古いままになっていることが原因で、動画が見られなくなっているケースもあります。

最新バージョンになっていない場合、アプリのアップデート(下記ダウンロードボタンから可能です)やiPhoneのOSバージョンアップAndroidスマホのアップデートをおこなってみましょう。

アプリ「YouTube」をダウンロード

原因4:YouTubeに障害が起きている

YouTube側で一時的に何らかの不具合や障害が発生し、動画が見られなくなった可能性もあります。YouTube側が原因で見られない場合、ユーザー側で対処できることは何もありません。YouTube側で不具合を解消してもらえるまで待ちましょう。

Twitterで同じような現象が起きている人がいるか検索してみるのもアリです。同じ現象で困っている人のツイートが多い場合は、YouTube側の不具合である可能性もあります。

検証バージョン
YouTube
iOS
16.32.6
YouTube
Android
16.31.35
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