U-NEXTの字幕を設定する方法 大きさの変更や英語字幕には対応している?

ほかの動画配信サービスとも比較

「U-NEXTの字幕は大きさを変えられる?」「英語字幕は出せる?」など、U-NEXTを利用していると字幕について気になる点が生じることもありそうです。

本記事では、スマホアプリ・ブラウザ・テレビでU-NEXTの字幕を表示する方法、U-NEXTの字幕を使うときの注意点を紹介。字幕のスタイル(見た目)変更や英語字幕の有無などについて、他の動画配信サービスとも比較して解説しています。

目次

U-NEXTで字幕を設定する方法

スマホのU-NEXTアプリ・PCブラウザ、テレビでU-NEXTの字幕を設定する方法を紹介します。

スマホアプリやPCブラウザで字幕を設定する手順

スマホのU-NEXTアプリで字幕を設定する手順を紹介します。PCのブラウザで視聴するときも同じ手順で設定できます。

再生画面左下の吹替または字幕アイコンをタップ

再生画面左下の吹替アイコンをタップ

U-NEXTで字幕対応の作品を再生したら、画面左下にある「吹替」ボタンをタップします。ここで既に「字幕」となっていれば、字幕が表示されるため設定の必要はありません。

字幕

[字幕]に切り替える

メニュー画面が出てくるため、[字幕]を選択します。これで設定は完了です。

多言語の字幕に対応するサービスだと、字幕に設定したい言語を選べます。しかし、U-NEXTでは日本語の字幕しか表示できないため、他の言語を選べるメニューはありません。

テレビで字幕を設定する手順

テレビでU-NEXTの字幕を設定する手順を紹介します。

ここでは、Chromecast with Google TVを使った手順を載せていますが、Fire TV Stickやスマートテレビを使った場合でも手順は変わりません。

再生画面の下にある「吹替」ボタンを選択

再生画面の下にある「吹替」ボタンを選択

U-NEXTで字幕対応の作品を再生したら、リモコンの十字キーを押してメニューを表示させます。

再生画面の下にある「吹替」ボタンを選択しましょう。ここで既に「字幕」となっていれば、設定を変える必要はありません。

「字幕」を選択

[字幕]を選択

画面右側に表示されるメニューから[字幕]を選択すれば完了です。

U-NEXTの字幕を使うときの注意点

U-NEXTの字幕を使うときの注意点を解説します。

字幕に非対応の作品もある 字幕対応作品を探す方法

字幕・吹替あり

字幕・吹替あり

字幕・吹替なし

字幕・吹替なし

U-NEXTには、字幕非対応の作品もあります。作品の詳細画面や検索結果画面に「字・吹」や「字」という表示があれば字幕に対応しています。

ブラウザ版のU-NEXTなら、作品の検索画面で字幕対応作品を絞り込むことも可能です。以下で手順を解説します。

  1. 検索ボタンから作品のジャンルを選ぶ

    画面右上の検索ボタンを選択

    画面右上の検索ボタンを選択

    作品のジャンルを選択

    作品のジャンルを選択

    U-NEXTのウェブサイトにアクセスしたら、画面右上の検索ボタンを選択。次の画面で見たい作品のジャンルを選びます。

  2. 「字幕/吹替」ボタンで指定する

    さらにジャンルを指定する

    さらにジャンルを指定する([すべての作品]を押せば絞り込まなくてもOK)

    字幕/吹替

    [字幕/吹替]から指定する

    さらにジャンルを絞り込むか、[すべての作品]を押せば絞り込まずに作品一覧を出すことができます。

    検索結果に「字幕/吹替」ボタンがあれば、ほとんどの作品が字幕に対応しているといえます。「邦画」「アニメ」「国内ドラマ」などで検索すると、「字幕/吹替」ボタンが表示されないため、字幕非対応の作品がほとんどなのが分かります。

    「字幕/吹替」以外に「字幕あり」「吹替あり」でさらに絞り込めますが、たいていの作品は字幕と吹替のどちらにも対応していることが多い印象です。

字幕の大きさや色は変更できない

ディズニープラスのブラウザなら字幕の見た目を変えられる

動画サブスクのなかには、字幕の見た目を変えられるものもある(画像はディズニープラスの設定画面)

U-NEXTでは、字幕の色や大きさなどの見た目を変更できません。

他の動画配信サービスであれば、ブラウザ版の字幕設定や端末のシステム設定から、字幕の色や大きさ、フォント、背景色などを変えられます。主要な動画配信サービスで使える字幕機能の比較は、「英語字幕や字幕の見た目変更に対応している動画配信サービスは?」でまとめています。

日本語の字幕しか表示できない

U-NEXTの字幕対応言語

U-NEXTの字幕で表示できる言語は、日本語のみです。英語や韓国語といった外国語の字幕は表示できないため、言語学習のために動画配信サービスを使いたいという人には少し使いづらいかもしれません。

日本語以外の字幕を表示させたいなら、Chromeの拡張機能を使うという対処法もあります。しかし、拡張機能によってはパスワードやクレジットカード情報などを抜き取られる可能性もあるため、リスクがないとは言い切れません。外国語の字幕を表示したいときは、外国語字幕に対応する動画配信サービスに登録するのが、安全で手っ取り早い方法です。

ダウンロード作品は事前に字幕・吹替を選ぶ必要がある

U-NEXTの作品をダウンロードして視聴したいときは、ダウンロード時に字幕版を選ばなければなりません。ダウンロード後に字幕・吹替の切り替えはできないため注意してください。

ダウンロード時に「字幕版」を選択

作品のダウンロード時に[字幕版]を選択

字幕版でダウンロードできた

字幕版でダウンロードできた

作品詳細画面のダウンロードボタン​を押すと、「字幕版と吹替版のどちらをダウンロードしますか?」と出てくるため、[字幕版]をタップしましょう。

ダウンロードが完了すると、「ダウンロード済み」という一覧が表示されます。一覧に表示された作品画面に「字」のアイコンが出ていればOKです。

字幕限定作品の字幕は非表示にできない

字幕限定作品は字幕の非表示ができない

字幕限定作品は字幕をオフにできない(字幕ボタンが無効化される)

U-NEXTには、字幕のみに対応する作品(「字」のアイコン)と、字幕・吹替の両方に対応する作品(「字・吹」のアイコン)があります。

字幕のみに対応する作品は、作品を再生するとデフォルトで字幕が表示される仕組みとなっており、字幕を非表示にすることはできません(字幕ボタンが無効化される)。

英語字幕や字幕の見た目変更などに対応している動画配信サービスは?

U-NEXTをはじめ、主要な動画配信サービスの字幕機能を比較してみました。

下表のとおり、U-NEXTの字幕機能はかなりシンプルですが、ほかの動画配信サービスは字幕対応言語の種類が豊富で、字幕のスタイル(見た目)変更にも対応しています。U-NEXTは日本国内向けのサービスなのに対し、Netflixやディズニープラスなどは海外発のサービスのため、さまざまな言語に対応しなければならないことが影響していると考えられます。

主要動画配信サービスを字幕機能で比較
  月額料金 作品数 字幕で表示できる言語 字幕のスタイル変更(大きさ・色・フォントなど) 字幕オフ 無料体験期間
U-NEXT 2189円 32万本以上 日本語のみ - - 31日間
Netflix
  • 890円(広告つきスタンダード)
  • 1590円(スタンダード)
  • 2290円(プレミアム)
非公開
  • 日本語
  • 英語
  • 中国語
  • 韓国語
  • ドイツ語
  • フランス語
  • イタリア語
  • スペイン語ほか
-
ディズニープラス
  • スタンダード:990円(※1)
  • プレミアム:1320円(※1)
非公開
  • 日本語
  • 英語
  • 中国語
  • 韓国語
  • ドイツ語
  • フランス語
  • イタリア語
  • スペイン語ほか
-
Amazonプライムビデオ 600円(年会費492円)(※2) 非公開
  • 日本語
  • 英語
  • 中国語
  • 韓国語
  • ドイツ語
  • フランス語
  • イタリア語
  • スペイン語ほか(作品によって対応言語数にばらつきあり)
30日間
Hulu 1026円 14万本以上(※3)
  • 日本語
  • 英語(韓国語字幕版などもわずかに用意されている)
- -

※1:2025年4月1日より、スタンダードプランが月額1140円・年額1万1400円、プレミアムプランが月額1520円・年額1万5200円(いずれも税込)に改定される

※2:2025年4月8日より、広告表示あり。追加料金390円(税込)の支払いで広告表示を解除できる

※3:レンタル/購入の作品は対象外となり、別途都度課金

Netflixディズニープラスは、再生画面のメニューから字幕言語・吹替言語を切り替えられ、言語の種類も豊富です。Amazonプライムビデオは、全体でみるとさまざまな言語の字幕に対応していますが、たいていの作品は日本語か英語しか選べない印象です。

Huluの字幕は、基本的に日本語か英語の2択となっています。試しに、他の言語の字幕も用意されているか確認してみたところ、わずかながら韓国語字幕版の作品は用意されていました。韓国語字幕版は、日本語と韓国語のように2種類の字幕を同時に表示できるため、言語学習に重宝しそうです。

EDITED BY
AZUKI