TwitterでDMを拒否する(受け取らない)方法──拒否されたらどうなる?

全員からのDMは一律で拒否できない、受け取りたくない人は個別に拒否する

TwitterのDM(ダイレクトメッセージ)は、条件次第でフォロー外のアカウントともメッセージのやりとりができる機能です。しかし、知らないアカウントからの迷惑DMを受け取りたくなかったり、DMのやりとりをしたくない特定の相手がいたりするケースもあるでしょう。

Twitterでは全アカウントからのDMを一律に拒否する設定は用意されていませんが、フォロー外からのDMを拒否したり、特定の相手を個別に拒否したりすることが可能です。本記事では、DMを拒否する(受け取らないようにする)方法や、DMを拒否されたらどうなるかについて解説します。

目次

全員からのDMを一律で拒否する設定はない

はじめに認識しておきたいのが、すべてのアカウントからのDMを一律で拒否することはできないという点です。TwitterにはDMを送信できるようになる条件があり、これらを満たすとその相手に対してDMを送れるようになります。

相手が自分にDMを送信できる条件
  • 自分(DMの受け手)が相手(DMの送り手)をフォローしている
  • 自分がすべてのDMを受け取る設定を有効にしている(DMを解放している)
  • 過去に相手とDMのやりとりをしたことがある(現状フォローしていない/されていない場合も含む)
【Twitter】DM拒否

「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」をオフにしても、その他の条件を満たしていればDMは届く

DMの設定画面には「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」という項目がありますが、たとえこれをオフにしていたとしても、自分が相手をフォローしていたり、過去に相手とDMのやりとりをしたことがあったりする場合、その相手は自分にDMを送れてしまうのです。

あなたに対してDMを送信できる条件が揃った相手からDMを受け取りたくなければ、その相手からのDMだけを拒否しましょう(詳細は後述)。

フォロー外のアカウントからのDMを拒否する方法

「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」設定をオフにすることで、あなたがフォローしていない相手からのDMを受け取らないようになります。Twitter界隈では、この設定をオンにすることを“DMの開放”、オフにすることを“DMの閉鎖”と表現することもあります。

【Twitter】フォロー外からのDMを拒否
【Twitter】フォロー外からのDMを拒否
【Twitter】フォロー外からのDMを拒否

メニュー画面から[設定とプライバシー]→[プライバシーとセキュリティ]→[ダイレクトメッセージ]と進み、「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」をオフすればOKです。

【Twitter】フォロー外からのDMを拒否

あなたのプロフィール画面には、「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」がオンだとDMボタンが表示される一方、この設定をオフにするとDMボタンが消えるため、相手はDMを送信できなくなるわけです。

なお、あなたが相手をフォローしている、または過去にDMのやりとりをしたことがある相手の場合は、「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」をオフにしていてもあなたに対してDMを送信可能です。

特定の人からのDMを拒否する方法

特定の相手からのDMを拒否したい場合、以下の3つの方法があります。

方法1:相手を報告(通報)する

DMを報告(通報)すると、その相手はあなたに対してDMを送れなくなります。

【Twitter】DM拒否(相手を報告する)
【Twitter】DM拒否(相手を報告する)
【Twitter】DM拒否(相手を報告する)

相手を報告する手順は以下の通りです。

  1. DM画面の右上にある[i]ボタンをタップ
  2. [@○○さんを報告する]を選択
  3. [スパム(迷惑行為)]を選択
  4. [スパムとして報告する]をタップ
  5. 報告完了
【Twitter】DM拒否(相手を報告する)
【Twitter】DM拒否(相手を報告する)

最後に「ご報告ありがとうございます」という画面が表示されれば報告完了です。相手はあなたに対してDMを送れなくなります。

あなたから報告した相手に対してDMを送ることは可能です。ただし、それによって報告した状態が解除され、相手もあなたに対してDMを送れるようになる点には注意が必要です。

方法2:相手をブロックする

【Twitter】DM拒否(相手をブロックする)
【Twitter】DM拒否(相手をブロックする)

相手をブロックすると、その相手はあなたに対してDMを送れなくなります。

ただし、ブロックするとフォローも解除され、相手のツイートがタイムラインに表示されなくなるなどの影響もあります。また、ブロックは相手にバレてしまう可能性が高いため、使う際には注意が必要です。

方法3:相手からのDMをスヌーズする

相手からのDMをスヌーズに設定することで、その相手からのDMを通知しなくなります。

ただし、通知が来なくなるだけでDM自体は届きます。完全に相手からのDMを拒否できるわけではない点は注意しましょう。

【Twitter】DM拒否(相手をブロックする)
【Twitter】DM拒否(相手をブロックする)

DMの画面右上にある[i]ボタンをタップし、「通知をスヌーズ」をオンにします。

[再度オンにするまで]を選択すれば、「通知をスヌーズ」をオフにしない限りその相手からのDM通知を受け取らなくなります。

DMを拒否されたらどうなる?

DMを拒否されると、送信側にはどのような画面が表示されるのでしょうか。その影響をみていきましょう。

【Twitter】DMを拒否されたら

まず、送信側のDM画面には「ダイレクトメッセージを送ることはできません」というエラーが表示されます。

メッセージ入力欄も消えてしまうため、DMを送れなくなります。

【Twitter】DMを拒否されたら

ブロックされていた場合の相手のプロフィール画面

プロフィール画面を確認した際に「ブロックされています」と表示されていれば、文字通りその相手にブロックされていることになります。しかしそうでないなら、DMの受け手側に報告(通報)されているか、そのほかの要因によってDMを送れなくなっていることが考えられます。

報告(通報)またはブロックによってDMを拒否されている場合、その相手にDMを送る手段は残されていません。拒否設定を解除してもらう以外、DMを送ることはできません。

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