保留中? Androidスマホでアプリのダウンロードができない/進まない原因と対処法

「保留中」でいつまでもダウンロードが終わらない?

Google Playストアでアプリをダウンロード・アップデートする際、「保留中...」や「ダウンロードを保留しています」メッセージが表示された状態で停止してしまうことがあります。まれに生じるトラブルならまだ見過ごすこともできなくはありませんが、頻繁に繰り返す場合はそうもいきません。

そこで本記事では、筆者が同様のトラブルに見舞われたとき、実際に解決できた方法を紹介します。

アプリのダウンロードが停止してしまう原因とは?

Google Playストアでアプリをダウンロード・アップデートする際には、以下の順でその進捗状況がユーザーに伝えられます。

  1. 保留中…(Playプロテクトにより検証済み)
  2. ○MBのうち○%
  3. インストール中…

通常は上記メッセージ表示後、しばらくするとダウンロード・インストールが完了します。

しかし、保留中のまま停止する、0%のまま進まない、なかなかインストールが完了せずタイムアウトになる、といったトラブルが発生するケースが少なくありません。

こういったトラブルの原因は、さまざまなことが考えられます。単純に通信環境が不安定だったり、読み込みが上手くいってなかったりすることもあれば、ストレージ容量が不足している可能性も。

それら要因が複雑に絡み合っていることも多く、「これが解決方法です」という明確な答えにはなかなか行き当たりません。そのため原因を探るよりも、改善が期待できる対処法を一つずつ試していくのが最も手っ取り早いはずです。

なお、筆者が実際に解決できた方法は後述で解説しています。

Androidアプリがインストール・アップデートできない原因と対処法

以下では、Google Playストアアプリの動作を改善できる可能性のある方法をまとめています。トラブルが発生したら、上から順に試してみてください。

「アップデートの保留中」と表示される場合は?

アプリとデバイスの管理画面で表示される「アップデートを保留中」は、エラーやトラブルではありません。自動アップデートから漏れたアプリをユーザーに知らせるために存在する仕組みです。

Google Playストアでは、基本的にアプリが自動でアップデートされます。しかし「自動更新」設定がオフになっていたり、自動更新の条件を満たしていなかったりすると、自動アップデートは機能しません。

自動アップデートされなかったアプリは、後で手動アップデートできるように「アップデートを保留中」に追加されます。

ダウンロードを一時停止してGoogle Playストアアプリを再起動する

まずは、Google Playストアを強制終了して再起動してみましょう。アプリの動作に不具合が発生したときに実施したい、最も基本的な対処法です。

ホーム画面でGoogle Playストアアプリのアイコンを長押しし、[ i ](アプリ情報)ボタンをタップします。

アプリ情報画面が表示されたら強制停止を押してください。確認画面が表示されるので一読し、問題なければOKボタンをタップしましょう。これでアプリが完全終了します。

その後、Google Playストアを再び起動させて、目当てのアプリのインストールやアップデートを試してみてください。

インターネットの接続状況を確認する

アプリを円滑にダウンロード・アップデートするには、インターネット接続(モバイルデータ通信もしくはWi-Fi)が必須です。インターネットの接続不良が起きていたり、接続している回線が不安定な状態だったりすると、Google Playストアは正常に動作しません。

以下の手順でインターネット接続状況を確認した後、再びアプリのダウンロード・アップデートを試してみてください。

Wi-Fiもしくはモバイルデータ通信の接続状況を確認する

画面の上部ステータスバーでWi-Fiアイコンと、データ通信アイコンを確認してください。

Wi-Fiアイコンが表示されない場合や、データ通信アイコンのバーが1本も表示されていない場合は、ネットワーク圏外です。

モバイルデータ通信の場合は別のエリア(屋外など)に、Wi-Fi通信の場合はルーターの近くに移動して、あらためて電波強度を確認してください。

また、Wi-Fiアイコンが表示されていても、電波の強度が極端に弱かったり、「×」や「!」が表示されていたりする場合は、正常にインターネット接続できていない状態です。性能の悪いWi-Fiルーターや、多数の人が接続する公共のWi-Fiなどに接続している場合に起こりがちです。

そんなときは、あえてWi-Fiからモバイルデータ通信に切り替えることで改善する可能性もあります(後述)。

再起動する

ステータスバー上の状態は問題ないのにインターネットに接続できていない場合は、接続不良になっている可能性があります。

その場合、デバイスを再起動すると解決できるケースも少なくありません。

端末の電源ボタンを2~3秒間長押しするとメニューが表示されるので、再起動ボタンをタップ。すぐに再起動が開始され、数秒ほどで端末が起動します。

電源ボタンの位置は端末によって異なりますが、多くは側面にあるはずです。

Wi-Fiとモバイルデータ通信を切り替える

スマホを再起動しても解決しないなら、Wi-Fiとモバイルデータ通信を切り替えてみましょう。

画面を上から下にスワイプすると表示されるクイック設定パネルから切り替えられます。

クイック設定パネルでWi-Fiタイルをタップしてオフにすると、自動的にモバイルデータ通信に切り替わります。モバイルデータを使っている場合は、安定したWi-Fiに接続しましょう。

ダウンロードマネージャーなどのキャッシュを削除する

ダウンロードや更新に関わるアプリ/システムのキャッシュを削除することで、動作不良が改善するかもしれません。

特に「ダウンロードマネージャー」は、アプリをインストールしたりアップデートを実行するためのシステムです。ダウンロードが完了しない場合、この「ダウンロードマネージャー」にトラブルが発生している可能性が高いです。

実際、筆者が同様のトラブルに見舞われた際も「ダウンロードマネージャー」のキャッシュを削除することで解決しました。

キャッシュとは?

キャッシュ(cache)は、Webページやアプリを表示した際に画像やHTMLファイルなどのデータをスマホへ一時的に保存する仕組みのこと。Google Playストアの画像や動画をすばやく再表示できるなどメリットがある一方で、キャッシュが溜まりすぎるとアプリが落ちたり、動作が重くなったりといった悪影響を及ぼす可能性があります。

端末の「設定」アプリを開き、アプリと通知アプリの項目に進みます。続く画面で、〇〇個のアプリをすべて表示をタップしてください。

右上のメニューボタン​を押し、システムを表示を選択。一覧のなかから「ダウンロードマネージャー」を探してタップしてください。

ストレージとキャッシュキャッシュを削除の順にタップしましょう。

なお、キャッシュはあくまで動作速度を向上させるための一時保存データなので、削除しても問題はありません。

同じ作業を「Google Play ストア」「Google Play開発者サービス」に対してもおこなってください。

キャッシュがゼロになったことを確認したら、再度アプリをダウンロードしてみましょう。

ストレージの空き容量を確認する

Google Playストアからダウンロードしたアプリは、スマホ内の記憶領域である内部ストレージに保存される仕組みになっています。

内部ストレージの空き容量が少なくなるとアプリを保存する余地がなくなるため、ダウンロードが正常に実行されない可能性があります。

内部ストレージにどれくらいの空きがあるのかを確認しましょう。端末の「設定」アプリからストレージに進むと、消費・占有しているストレージ容量が目安として表示されます。

内部ストレージの空き容量が1GB未満しか残っていない場合は、容量を多く使用しているアプリやファイルを確認し、端末から削除したり外部ストレージへ移動したりして空き容量を確保してください。

Google Playストアアプリのアップデートをアンインストールする

「Google Playストア」アプリ自体が最新版にアップデートされたことにより、不具合が引き起こされるケースもあります。この場合、アップデートのアンインストールを実施することで改善が期待できます。

ホーム画面上でGoogle Playストアアプリを長押しし、展開したメニューで[ i ](アプリ情報)ボタンをタップします。

なお、アップデートのアンインストールは、Google Playストアプリなどプリインストールされているアプリでしかおこなえません。

アプリ情報の画面で右上のメニューボタン​をタップすると[アップデートのインストール]が表示されるので、これをタップします。

「工場出荷時の状態に戻しますか? データがすべて削除されます」と確認メッセージが表示されます。問題なければOKを押してください。

Playストアアプリがスマホ購入時の状態に戻り、しばらくすると自動で最新版に更新されます。あらためて目当てのアプリのインストールをおこなってください。

なお「データがすべて削除されます」とありますが、筆者が試した際は受信した通知しか削除されませんでした。Play Pointsや購入済みアプリデータ、インストール履歴などは、すべてGoogleアカウント(クラウド上)に記録されています。

スマホのOSバージョンをアップデートする

あまりにも古いOSバージョンだと、アプリのインストール・更新を含め、Google Playストアの各機能が正常に動作しないことがあります。

可能であれば、Android OSのバージョンアップも試してみてください。

Google側にエラーや遅延などのトラブルが発生していないか確認

Playストアを提供するGoogle側に、エラーや遅延などのトラブルが発生している可能性もあります。

特にユーザー数の多いアプリがアップデートを配信した直後は、アクセスが集中してつながりにくくなるケースもあります。Google PlayストアのTwitterアカウント(@GooglePlayJP)で不具合や障害が起きていないか確認してみましょう。

トラブルが発生している場合、基本的には解消するまで待つほかありません。時間を置いて、再度試してください。

検証バージョン
Pixel 4a
Android
11
Xperia 5
Android
10
Galaxy A20
Android
10
AQUOS sense plus
Android
10
Google Play ストア
Android
22.4.25-21
EDITED BY
MOEGI