スターバックスでは、現金やクレジットカード以外にもさまざまな支払い方法が用意されています。電子マネーやQRコード決済なども徐々に使えるものが増えてきていますが、具体的にどんな決済方法に対応しているのか知らない人も多いでしょう。
本記事では、スタバの店舗で使える支払い方法について詳しく解説します。さらにスタバをよく利用するなら知っておきたい、一番お得な支払い方法についても紹介しています。
スタバの店舗で使える支払い方法(一覧表あり)
スタバの店舗で使える支払い方法を一覧表でまとめました。
現金 | ほぼすべての店舗で使える |
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スターバックスカード |
全国のスタバで使えるプリペイドカード。 プラスチックカードタイプ/オンラインカードなどがあり、Web登録するとオンライン入金やオートチャージも可能。 商品と交換できる「Star」が貯まる |
クレジットカード |
店舗により対応していないこともある |
電子マネー |
店舗により対応していないこともある |
QRコード決済(バーコード決済) |
店舗により対応していないこともある |
スターバックスeギフト |
スタバのドリンクやフードと交換できるオンラインギフト。自分用に購入も可能。 お釣りは出ないが、オーバーした分は差額を支払えば購入できる |
以下では、それぞれの支払い方法について詳しく解説します。
現金

ほとんどの店舗で現金での支払いに対応しています。スタバカードへのチャージを現金でおこなったり、ギフト券の差額を現金で支払ったりするなど、他の支払い方法と組み合わせて使うことも可能です。
スターバックスカード

スターバックスカード
全国のスターバックス店舗で使える専用のプリペイドカードです。1枚のカードに1000円から3万円まで1円単位で入金できて、繰り返し使えます。
スタバカードはデザインがおしゃれで、店舗や地域、季節ごとにさまざまな種類のカードが販売されるので、自分用にコレクションする人もいれば、プレゼントとしても人気があります。全国のスタバの店舗・スタバのオンラインストアのほか、セブンイレブンの一部店舗でも買えます。

スタバアプリ内のカード

LINEスターバックスカード
プラスチックカードタイプはもちろん、スタバの公式アプリやLINEアプリ内でオンラインカードを発行することが可能です。

スターバックスリワードに参加できる

スタバカードにオンラインチャージできる
スタバカードをWeb登録すると、スタバカードにオンライン上で入金したり、一定金額以下になったら自動で入金してくれるオートチャージ機能を使えたりできるようになります。
スタバカードへのチャージは以下の方法が使えます。
- 店舗で入金:現金、クレジットカード
- スタバアプリでオンライン入金/オートチャージ:クレジットカード、キャリア決済
- LINEアプリから入金(LINEスターバックスカードのみ):LINE Pay、PayPay
スタバをよく利用する人なら、スタバカードでの支払いがおすすめです。Web登録したスタバカードで商品を買うとStarが貯まる「スターバックスリワード」に参加できます。Starを一定数貯めると、ドリンクやフードに使えるReward eTicketに交換して楽しめます。
スタバカードを使うメリットについて詳しくは後述しています。
クレジットカード

クレジットカードは以下のブランドが使えます。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners
ただし、ショッピングセンター内など、店舗によって使えるブランドが異なる場合があります。詳しくは各店頭のアクセプタンスマークを確認してください。
楽天ポイントを貯めるなら楽天カード
スタバでも楽天ポイントを貯めたいなら、楽天カードがおすすめです。年会費永年無料で、スタバで100円支払うごとに楽天ポイントを1ポイントもらえます。スタバのフラペチーノだと500〜600円台の商品が多いので、1つのフラペチーノで楽天ポイントが5ポイントも付く計算になります。
貯まった楽天ポイントは、楽天市場での買い物はもちろん、コンビニや飲食店などの支払いに充てられます。ただし、スタバでの支払いに楽天ポイントを使うことはできません。
さらに楽天カードがあれば、楽天市場の「5と0のつく日キャンペーン」に参加できます。毎月5・10・15・20・25・30日に楽天カードを支払い方法に設定したうえで楽天市場で買い物すると、基本付与分1%+楽天カード通常付与分1%+楽天カード特典分1%に加え、さらにキャンペーン分2%が付与されます(事前エントリーが必要)。
ネットで簡単に登録手続きができ、最短1週間で発行されるのも魅力です。
PayPayポイントを貯めるならPayPayカード
スマホ決済でPayPayをよく利用している場合は、年会費無料のPayPayカードを使って支払うのも選択肢の一つ。QRコード決済のPayPayをスタバで使っても、原則PayPayポイントはもらえませんが、PayPayカードならスタバでも100円支払うごとに1%のPayPayポイントがもらえます。
また、Yahoo!ショッピングでの支払いにPayPayカードを使うと、通常付与されるストアポイントの1%に加えて2%がプラスされ(PayPayカード特典+Yahoo!ショッピング利用特典)、計3%のPayPayポイントを獲得できます。こういったYahoo!関連サービスと親和性が高いのも、高評価ポイントです。
PayPayカードはネットで24時間いつでも申し込みでき、審査は最短2分で完了。約1週間後にカードが手元に届きます。



年会費 |
0
永年無料
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還元率 |
1.00% ~ 1.50%
200円ごとに最大1.5%のポイント
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ポイント |
PayPayポイント
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ウォレット |
Apple Pay
Google Pay
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QUICPay
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申込条件 |
18歳以上(高校生不可)
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審査/発行 |
最短2分審査
/
最短7分発行(申込5分・審査2分)
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支払い |
毎月末日締め 翌月27日引落 |
年会費無料で利用金額200円(税込)ごとに1%または1.5%のPayPayポイント獲得(1ポイント=1円相当)。PayPayポイント攻略に必携のクレカ
国際ブランドごとに1枚ずつ、合計3枚まで発行可能
ナンバーレスで安心のセキュリティ
電子マネー

交通系電子マネーでは、以下の決済方法に対応しています。
- Suica
- PASMO
- Kitaka
- manaca
- TOICA
- ICOCA
- はやかけん
- nimoca
- SUGOCA
ただし、店舗によっては電子マネーが使えないケースもあります。また、QUICPay(クイックペイ)やID、楽天Edy、WAONなどの電子マネーは、ごく一部のスタバ店舗で使えることもありますが、ほとんどの店舗では対応していないと考えておいたほうがいいでしょう。
電子マネーが使える店舗はスタバの公式サイトで検索することができます。
QRコード決済(バーコード決済)

スマホだけでささっと支払いができて便利なQRコード決済。普段の買い物はほとんどQRコード決済でおこなうという人も多いのではないでしょうか。
スタバでも以下のQRコード決済に対応しています。
ただし、店舗によってはQRコード決済が使えないこともあります。どの店舗でQRコード決済が使えるかは、事前にスタバの公式サイトで調べることが可能です。
QRコード決済でポイントが付くがどうかも気になるところでしょう。スタバでは、楽天ペイ、d払い、au PAYアプリを利用した場合のみ、それぞれ楽天ポイント、dポイント、PONTAポイントが付与されます。ちなみにポイントは付与のみで、支払いに使うことはできません。
PayPayはポイント付与の対象ではありませんが、10月23日までの期間限定で、対象のスタバ店舗にて事前にクーポンを獲得しPayPayで支払うと、PayPayポイントが最大5%還元されるPayPayクーポンを配布しています。
スターバックス eGift

スタバeギフト

LINEギフトでドリンクチケットを贈ることもできる
スタバには、スタバのドリンクやフードと交換することができる便利なオンラインギフト券「Starbucks eGift」も用意されています。「ギフト」とありますが、自分用に買って使うこともできます。
eギフトはお釣りが出ないため、できる限りeギフトと金額が近い商品を選んだり、ドリンクをカスタマイズして金額を近づけたりするのが損をしないコツです。
頼みたい商品の金額がeギフトの金額よりもオーバーしてしまう場合は、差額を支払えば購入できます。差額の支払いには、現金・スタバカード・クレジットカード・交通系電子マネー・QRコード決済が使えます。ただし、店舗により一部の支払い方法に対応していないこともあります。また、差額を別のスタバeギフトで支払うことはできません。
eギフトはスタバの公式サイトからだけでなく、LINEギフトでも販売されており、友だちにプレゼントとして購入してLINEで送る/自分用に買って使うことが可能です。
支払い方法は「スタバカード」を使うのがおすすめ
スタバカードを使うと以下のようなメリットがあります。
- 「Star」が貯まってスタバの商品と交換できる電子チケットがもらえる
- ドリップコーヒーが2杯目以降が100円(税別)になる
- クレジットカードでチャージ&スタバカード支払いでポイント二重取り
「Star」が貯まってスタバの商品と交換できる電子チケットがもらえる

スターバックスリワードで商品を買うごとにStarを集める

Starが貯まったら好きな商品1つと交換できる電子チケットが発行できる
スタバには「スターバックスリワード」というプログラムがあり、スタバでドリンクやフード、コーヒー豆、グッズなどを買うごとに「Star」というスタバ独自のポイントが貯まります。
Starを集めるには、Web登録済みのスタバカード、あるいはスタバアプリ/スタバのLINEアカウントで発行できるオンラインのスタバカードで決済する必要があり、54円(税込)につきStarが1つ集まります。たとえばトールサイズのキャラメルフラペチーノ(税込550円)だと1杯で10Starsになります。
はじめはGreen Star会員からスタートし、Starが250個集まるとGold Star会員にランクアップ。その後は150Stars集まるごとに、スタバの商品1品と交換できる電子チケット「Reward eTicket」が発行されます。このチケットは、ドリンク・フードだと756円/770円(持ち帰り価格/店内価格)まで、その他の商品は756円までのものと交換できます。金額がオーバーする場合は差額の料金を払えばOKです。
2023年1月からはこのスターバックスリワードの制度をリニューアルし、Green Star会員でも貯めたStarを使って特典と交換できるようになります。また、Gold Star会員にもこれまでの特典に加えて、誕生月特典とダブルスターDay、サプライズプレゼントの新たな特典が追加されます。
ドリップコーヒーの2杯目以降が100円(税別)になる

ドリップコーヒーまたはカフェミストを買うと「One More Coffee」の案内付きレシートが渡される
ドリップコーヒーまたはカフェミストを購入した時のレシートを、当日の営業終了までに持参すると2杯目を安く買える「One more Coffee」というサービスがあります。
通常は2杯目のドリップコーヒーは162円/165円(持ち帰り価格/店内価格)、カフェミストは216円/220円かかります。しかし、Web登録済みのスタバカードで1杯目を購入すれば、2杯目のドリップコーヒーを108円/110円(持ち帰り価格/店内価格)またはカフェミストを162円/165円(持ち帰り価格/店内価格)になり、通常よりも安く買うことができます。
スタバで2杯以上コーヒーを注文するときは、スタバカードを使って支払うのがお得です。
クレジットカードでチャージ&スタバカード支払いでポイント二重取り
スタバカードへクレジットカードでチャージすると、クレジットカードの支払いに対するポイントが付き、さらにスタバカードで支払うとリワードのStarが貯められるため、実質ポイントの二重取りが可能になります。
スタバカードへのチャージするなら、スタバと相性のいい高還元率のクレジットカードを選ぶのがおすすめです。
【JCB一般カード】スタバカードにオンラインチャージすると最大5%還元

スタバカードと相性のいいクレジットカードは「JCB一般カード」です。スタバは「JCB オリジナルシリーズ」という特別ボーナスポイントがもらえる優待店に指定されているため、最大還元率5%にポイントアップします。JCB一般カードで貯められるポイントは「Oki Dokiポイント」です。
たとえばスタバカードにJCB一般カードを使って1000円オンライン入金すると、ボーナスポイントが加算されて合計10ポイントもらえます。Oki Dokiポイントは1ポイント=最大5円相当(交換先によってレートが異なる)なので、1000円の入金で50円相当もらえたとすれば還元率は5%になるという計算です。スタバをよく利用する人であれば、JCB一般カードはお得にポイントを貯められるクレジットカードと言えるでしょう。

スタバでポイント還元率をアップさせるには、(1) 事前にJCBカードのキャンペーンページでポイントアップ登録をおこない、(2) JCB一般カードでスタバカードに1回1000円以上オンライン入金/オートチャージする、という2つの条件を満たす必要があります。
さらにスタバのeギフトをJCB一般カードで購入すると、もらえるポイントが20倍にアップするキャンペーンもおこなっています。たとえば1000円分のeギフトをオンライン上で購入すれば、20ポイントもゲットできます。スタバのeギフトはプレゼントだけでなく自分用にも購入できるので、スタバを利用することが多い人はJCBカードのポイントアップキャンペーンを利用してお得に効率よくポイントを貯められます。
貯まったOki Dokiポイントは、nanacoポイント・楽天ポイント・dポイントなどの他社ポイントに交換したり、家電・キッチン用品やテーマパークのチケットと引き換えたり、JAL・ANA・デルタ航空のマイルに移行したりできます。ただし、ポイントの交換先によって還元率が変わってしまうため、できる限り交換レートが高いものに換えるのがおすすめです。
JCB一般カードは初年度の年会費が無料で、翌年以降も年間50万円(税込)以上利用すると年会費が無料になります。
詳細を公式サイトで確認する
【dカード】スタバカードへのオンライン入金でdポイント4%還元

スタバカードへチャージするなら「dカード」もおすすめです。通常は100円に対してdポイントが1ポイント還元されますが、特約店でdカードを使うとさらに追加でポイントが還元されます。
スタバはdカードの特約店になっているため、100円につき4ポイントのdポイント(還元率4%)がもらえます。たとえばスタバカードにdカードから1000円入金した場合、dポイントは40ポイントもらえます。
ただし、4%還元になるのはdカードを使ってスタバカードにオンラインチャージ/オートチャージしたときです。スタバの店頭レジでdカードからスタバカードにチャージしても特約店ポイントは付与されません。

dポイントは1ポイント=1円として、dポイント加盟店での買い物に使ったり、ドコモのケータイ料金・ドコモ光・ドコモでんきなどのサービス料金の支払いに充てたりなど、使い道が豊富にあります。
特約店ごとにポイント還元率は異なりますが、スタバのほかにもドトールやマツモトキヨシ、JAL、紀伊國屋書店、洋服の青山など、利用者の多いお店が特約店に選ばれています。より詳しくは下記の公式サイトで確認してみてください。
モバイルオーダーの支払いはスタバカードのみ

スタバアプリからオーダーする

スタバのLINEアカウントからオーダーする
スタバの公式アプリやLINEアカウントから、事前に注文と決済ができる「モバイルオーダー&ペイ」。レジで注文の列に並ぶことなく商品を受け取ることができます。
スタバのモバイルオーダー&ペイは、Web登録済みのスタバカードの残高からのみ支払いをおこなえます。残高が足りない場合は注文時にオンラインチャージする必要があります。なお、キャリア決済やクレジットカード決済には対応していません。