スターバックスでは、現金やクレジットカード以外にも電子マネーやQRコード決済などさまざまな支払い方法に対応しています。
本記事では、スタバの店舗で使える支払い方法について詳しく解説。さらにスタバをよく利用するなら知っておきたい、一番お得な支払い方法についても紹介しています。
スタバで1番お得なのは「JCBカード W」と「スタバカード」のセット使い
結論から言うと、スタバで1番お得な支払い方法は、「JCBカード W」と「スターバックスカード(以降スタバカードと表記)」をセット使いする方法です。

JCBカード Wはポイントが通常の2倍貯まるカード特典が付いているのが特徴。さらに、ポイントアップ登録をしてスタバカードにオンラインで入金・チャージすると、JCBのポイント(Oki Dokiポイント)が通常税抜1000円で1ポイントのところが11倍(11ポイント)にアップします。さらに、スタバのeGiftを購入すれば、ポイントは21倍となります。
貯まったOki Dokiポイントはスタバカードに再度チャージして使うことができるので、スタバで買えば買うほどポイントが貯まって、さらに貯めたポイントでスタバが利用できるというお得な循環が生まれます。
JCBカード Wは、18歳〜40歳未満の人だけが入会可能な年会費永年無料のクレジットカードです。2025年6月30日まで、最大2万4000円がキャッシュバックされる入会キャンペーンを実施中です。
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スタバの店舗で使える支払い方法(一覧表あり)
スタバの店舗で使える支払い方法を一覧表でまとめました。
現金 | ほぼすべての店舗で使える |
---|---|
スターバックスカード |
スターバックス発行のプリペイドカード。スタバの店舗やオンラインの支払いで利用できる。 カードタイプ/デジタルカードがあり、Web登録するとオンライン入金やオートチャージも可能。 商品と交換できる「Star」が貯まる |
クレジットカード |
(店舗によっては非対応の場合あり) |
電子マネー |
(店舗によっては非対応の場合あり) |
QRコード決済(バーコード決済) |
(店舗によっては非対応の場合あり) |
スターバックスeギフト |
スタバのドリンクやフードと交換できるオンラインギフト。自分用に購入も可能。 お釣りは出ないが、オーバーした分は差額を支払えば購入できる |
以下では、それぞれの支払い方法について詳しく解説します。なお、各店舗での支払い可能方法については、スタバの公式サイトの店舗詳細から確認できます。
現金

ほとんどの店舗で現金での支払いに対応しています。スタバカードへのチャージを現金でおこなったり、ギフト券の差額を現金で支払ったりするなど、他の支払い方法と組み合わせて使うことも可能です。
スターバックスカード

スターバックスカード
「スターバックスカード」は、スターバックスが発行しているスタバ専用のプリペイドカードです。全国のスターバックス店舗で利用でき、1枚のカードに1000円から3万円まで1円単位で入金して繰り返し使えます。
スタバカードはデザインがおしゃれで、店舗や地域、季節ごとにさまざまな種類のカードが販売されています。コレクターもいるほどで、プレゼントにも人気です。全国のスタバの店舗・オンラインストアのほか、全国のセブンイレブン、ローソンで購入できます(一部取り扱いのない店舗もあり)。

スタバアプリ内で買えるデジタルカード

LINEのスターバックスカード
通常のカードタイプはもちろん、スタバの公式アプリやLINEアプリ内からデジタルタイプのカードを発行することが可能です。

スタバのロイヤリティプログラム「スターバックス リワード」に参加できる

スタバカードへのオンライン入金ができる
スタバカードをWeb登録すると、スタバカードへのオンライン入金や、一定金額以下になったら自動で入金してくれるオートチャージ機能を利用できるようになります。
スタバカードへのチャージは以下の方法が使えます。
- 店舗で入金:現金、クレジットカード
- スタバアプリでオンライン入金/オートチャージ:クレジットカード、Apple Pay、PayPay
- LINEアプリから入金(LINEスターバックスカードのみ):PayPay
スタバカードを使うメリットについて詳しくは後述しています。
クレジットカード
クレジットカードは以下の国際ブランドが使えます。

JCB、VISA、Mastercard、American Express、Diners
ショッピングセンター内など、店舗によって使えるブランドが異なる場合があります。詳しくは、スタバの公式サイトの店舗詳細から確認するか、店頭に置いてあるアクセプタンスマークを確認してください。
交通系電子マネー
交通系電子マネーでは、以下の決済方法に対応しています。

Kitaka、Suica、PASMO、TOICA、ICOCA、SUGOCA、nimoca、manaca、はやかけん
店舗によっては電子マネーが使えないケースもあります。また、QUICPay(クイックペイ)やID、楽天Edy、WAONなどの電子マネーは、ごく一部のスタバ店舗で使えることもありますが、ほとんどの店舗では対応していないと考えておいたほうがいいでしょう。
QRコード決済(バーコード決済)
スタバでは、スマホだけで支払いが完了する便利なQRコード決済にも対応しています(一部対応していない店舗あり)。

PayPay、d払い、楽天ペイ、au Pay、Alipay、WeChat Pay
QRコード決済でポイントが付くがどうかも気になるところ。スタバでは、楽天ペイ、d払い、au PAYアプリを利用した場合のみ、それぞれ楽天ポイント、dポイント、Pontaポイントが付与されます。ちなみにポイントは付与のみで、支払いには使えません。
PayPayはポイント付与の対象ではありませんが、PayPayを使ってスタバカードにオンライン入金すると、PayPayポイントが貯められます。
スターバックス eGift

スタバeギフト

LINEギフトでドリンクチケットを贈ることもできる
スタバには、スタバのドリンクやフードと交換できる便利なオンラインギフト券「Starbucks eGift」も用意されています。「ギフト」とありますが、自分用に買って使うこともできます。
eギフトはおつりが出ないため、できる限りeギフトと金額が近い商品を選んだり、ドリンクをカスタマイズして金額を近づけたりするのが損をしないコツです。
頼みたい商品の金額がeギフトの金額よりもオーバーしてしまう場合は、差額を支払えば購入できます。差額の支払いには、現金・スタバカード・クレジットカード・交通系電子マネー・QRコード決済が使えます。ただし、店舗により一部の支払い方法に対応していない場合もあります。また、別のスタバeギフトでは差額を支払えません。
eギフトはスタバの公式サイトからだけでなく、LINEギフトでも販売されており、友だちにプレゼントとして購入してLINEで送る/自分用に買って使うことが可能です。
「スタバカード」がお得な3つの理由
スタバカードを使うのがどうしてお得なのか、さらにお得に使う方法についてまとめました。
貯めた「Star」をeTicketやオリジナルグッズと交換できる

スターバックスリワードで商品を買うごとにStarが貯まる

Starは貯めたポイント数に応じてリワードと交換できる
スタバには「スターバックスリワード」という無料で登録できる会員プログラムがあります。新作ドリンクを発売日よりひと足早く試せるほか、スタバでドリンクやフード、コーヒー豆、グッズなどを買うごとに「Star」というスタバ独自のポイントが税込60円につき1Star貯まります。トールサイズのキャラメルフラペチーノ(税込580円)なら、1杯で9Starsが貯まる計算です。
Starは、Web登録済みのスタバカード、あるいはスタバアプリ/スタバのLINEアカウントから発行できるデジタルカードからの決済で貯めることができます。

Starを貯めていくと、さまざまなリワードと交換できます。また、スターバックスリワードはGreen Star会員から始まり、1年ごとの更新日までにStarを250個集めるとGold Star会員にランクアップします。Gold Star会員になると、対象商品が20%オフになる誕生月特典、月1回のダブルスターDay、サプライズ企画といった特典が追加で受けられます。
ちなみにStar250個は、スタバで税込1万5000円分買い物をすると貯めることができます。
ドリップコーヒーの2杯目以降が119円(税別)になる

ドリップコーヒーまたはカフェミストを買うと「One More Coffee」の案内付きレシートが渡される
スタバには、ドリップコーヒーまたはカフェミストを購入したときのレシートを当日の営業終了までに持参すると、2杯目を安く買える「One More Coffee(ワンモアコーヒー)」というサービスがあります。
通常、2杯目のドリップコーヒーは税込162円/165円(持ち帰り価格/店内価格)、カフェミストは税込216円/220円かかります。しかし、Web登録済みのスタバカードで購入すると、2杯目のドリップコーヒーが税込128円/130円(持ち帰り価格/店内価格)、カフェミストが税込182円/185円(持ち帰り価格/店内価格)の特別価格となります。
「One More Coffee」はモバイルオーダーでも利用できます。スタバで2杯以上コーヒーを注文するときは、スタバカードを使って支払うのがお得です。
クレジットカードでチャージ&スタバカード支払いでポイント二重取り

クレジットカードで直接商品を購入することもできますが、さらにお得に使うなら、スタバカードへクレジットカードからチャージしてスタバカードで支払うのが1番おすすめです。
ひと手間かかりますが、クレジットカードの支払いに対するポイントが付き、さらにスタバカードで支払うとリワードの「Star」が貯められるため、実質ポイントの二重取りが可能になります。また、有効期限もないためチャージした金額が無駄になることもありません。
スタバカードへチャージするなら、スタバと相性のいい高還元率のクレジットカードを選ぶのがおすすめです。
イチオシはスタバで使えるポイントが最も貯まる「JCBカード W」

スタバカードと最も相性のいいクレジットカードは「JCBカード W」です。スタバは「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」という特別ボーナスポイントがもらえる優待店に指定されているため、スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージをすると、通常税込1000円で1ポイントのところ10倍のOki Dokiポイントが貯まります(ただし1回で1000円以上入金が必要)。
JCBカード Wを使うと、「いつでもポイント2倍」のカード特典が適用されて、+1倍の11倍貯まることになります。ポイントアップを適用させる手順は以下のとおりです。
- JCBのポイントアップに登録する
- スタバのWebサイトにアクセスする
- JCBカード Wでスタバカードにオンライン入金・オートチャージする
貯まったOki Dokiポイントは、200ポイントからスタバカードに再チャージして使うことができます(1ポイントの換算金額は200ポイント以上で1ポイント4円相当)。たとえば、2万円分JCBカード Wからスタバカードにチャージした場合、Oki Dokiポイントが220ポイント貯まります。貯まったOki Dokiポイントをスタバカードにチャージすると、880円相当(220ポイント×4円)となります。

さらに「スターバックス eGift」をJCBカード Wで購入すると、もらえるポイントが20倍+1倍の21倍にアップします。たとえば1000円分のeギフトをオンライン上で購入すれば、21ポイントもゲットできます。スタバのeギフトはプレゼントだけでなく自分用にも購入できるので、スタバを利用する機会が多い人はJCBカードのポイントアップ優待を利用すれば、お得に効率よくポイントを貯められます。
JCBカード Wは18~39歳の入会限定ですが、40歳を過ぎてもそのまま利用できます。入会金・年会費も永年無料。2025年6月30日までは、最大2万4000円がキャッシュバックされるキャンペーンも実施中です。
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楽天ポイントを貯めるなら「楽天カード」
スタバでも楽天ポイントを貯めたいなら「楽天カード」がおすすめです。楽天カードは年会費永年無料で、スタバで100円支払うごとに楽天ポイントを1ポイントもらえます。スタバのフラペチーノだと500〜600円台の商品が多いので、1つのフラペチーノで楽天ポイントが5ポイントほど付く計算になります。
貯まった楽天ポイントをスタバでの支払いには使うことはできませんが、楽天市場での買い物やコンビニ・飲食店などの支払いには充てられます。楽天カードはネットで簡単に登録手続きができ、最短1週間で発行されるのも魅力です。
PayPayポイントを貯めるなら「PayPayカード」
スマホ決済でPayPayをよく利用している場合は、年会費無料の「PayPayカード」を使って支払うのも選択肢の一つ。店頭でのコード決済ではPayPayポイントは付きませんが、PayPayカードでオンラインからオートチャージ・入金、もしくは店頭で支払うと、100円ごとに1%のPayPayポイントがもらえます。
PayPayカードはネットで24時間いつでも申し込みでき、審査は最短2分で完了。約1週間後にカードが手元に届きます。



年会費 |
0
永年無料
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還元率 |
1.00% ~ 1.50%
200円ごとに最大1.5%のポイント
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ポイント |
PayPayポイント
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ウォレット |
Apple Pay
Google Pay
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QUICPay
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申込条件 |
18歳以上(高校生不可)
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審査/発行 |
最短2分審査
/
最短7分発行(申込5分・審査2分)
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支払い |
毎月末日締め 翌月27日引落 |
年会費無料で利用金額200円(税込)ごとに1%または1.5%のPayPayポイント獲得(1ポイント=1円相当)。PayPayポイント攻略に必携のクレカ
国際ブランドごとに1枚ずつ、合計3枚まで発行可能
ナンバーレスで安心のセキュリティ
「dカード」ならオンライン入金でdポイント4%還元

スタバカードへチャージするなら「dカード」もおすすめです。通常は100円に対してdポイントが1ポイント還元されますが、スタバはdカード特約店に加盟しているため、dカードを使うとさらに追加でポイントが還元されます。

dカードを使ってスタバカードへオートチャージ・オンライン入金すると、税込100円につき3ポイントのdポイント(還元率3%)がもらえます。また、dカードを使って「スターバックス eGift」を購入すると、税込100円につき7ポイントのdポイント(還元率7%)がもらえます。
モバイルオーダー&ペイの支払いはスタバカードとApple Payが利用可

アプリなどからオーダーできる

支払いはスタバカードもしくはApple Payが利用可

オーダー内容
スタバでは、事前にスマホから注文と決済ができる「モバイルオーダー&ペイ」が使えます。レジで注文の列に並ばずに商品を受け取れるのでとても便利です。注文は、スタバの公式サイト・公式アプリ・LINEアカウント・App Clipの4つに対応しています。
スタバのモバイルオーダー&ペイは、Web登録済みのスタバカードの残高もしくはApple Payから支払い可能です。もちろん、スタバカードを使えば「Star」も貯まります。なお、スタバカードの残高が足りない場合は注文時にオンラインチャージが必要です。