ランニングに取り組んでいるなら、ぜひ活用したいのがランニングアプリです。走行距離・タイムを測れたりコースを設定して分析したりと、ランニングの成果や目標を可視化できるのがメリットです。
大手スポーツメーカーもランニングアプリをリリースしています。そこで本記事では、基本無料で使えるおすすめのランニングアプリを6本厳選して紹介します。相性のよいアプリを見つけて、日々のランニングをより楽しんでください。
【Nike Run Club】見やすい計測画面、オートポーズにも対応するランニングアプリ
- ランニングが楽しくなるモードや機能が充実
- 大きな文字で見やすい計測画面、結果も細かく記録してくれる
- コレクション要素と仲間と共有できる目標でモチベーションを維持
ナイキの公式ランニングアプリ「Nike Run Club」は、目標の設定や音声ガイドランを利用してランニングをサポートしてくれます。モチベーションを維持する仕組みが豊富なので、運動不足を解消したい人やランニング初心者にぴったりです。
左:[START]をタップして計測を開始中:計測画面右:計測終了後の記録画面
「ラン」タブで[START]をタップして計測開始。計測開始前に目標を設定をすると、走る距離や走る時間といった目標の設定ができます。初級ユーザーは「はじめは1kmから」「次は2km」といったように、自分なりの目標を設定してみるといいでしょう。
計測画面は距離や時間、ペースなどが大きな文字で表示されているため見やすいのが特徴。オートポーズに対応しており、信号待ちなどで立ち止まると自動で計測が停止し、走り出すと計測が再開します。
ランニング終了後の結果画面には、走行距離やルート、1kmあたりのタイムなど、走りの分析に便利なデータが記録されます。
【adidas Running】計測画面を自由にカスタマイズ、SNS機能で楽しく使える
- 友達を誘って一緒に楽しめるランニングアプリ
- 計測画面を自由にカスタマイズして見やすくできる
- ランニングの記録を友達にシェア、リアルタイムで応援してもらえるライブ計測機能も
「adidas Running」(旧Runtastic)は、友達同士で楽しく使えるSNS機能が特徴のランニングアプリ。日々のランニング記録をシェアし、いいねやコメントを送り合うことができます。もちろん、個人的に目標を設定して1人でランニングに取り組む際にもおすすめです。
左:計測開始画面中:計測画面は自分好みにカスタマイズできる右:SNS機能で実際に投稿された記録
「アクティビティ」タブで[スタート]をタップすると計測を開始。計測画面を左右にスワイプすれば、マップや1kmごとのタイムなど表示する情報を変更できます。設定メニューから、計測画面を自分なりに見やすくカスタマイズできることも特徴的です。
計測した記録は、SNS機能の「ニュースフィード」タブにて自動でシェアされ、フォロワーが自身の記録を閲覧できる状態となります。記録に対していいねや励ましのコメントなどを送り合えるので、友達同士で使えばモチベーションの維持にもつながりそうです。
【RunKeeper】走りのパフォーマンス分析が充実、asics公式のフィットネストラッカー
- 初心者にも使いやすい、asics公式のランニングアプリ
- 大きなフォントで見やすい計測画面と分析に役立つ記録画面
- 目標を決めてモチベーション維持、無料のトレーニングプログラムも試せる
asicsが提供する「RunKeeper」は、世界に4000万人以上のユーザーを抱える定番ランニングアプリ。スマホのGPS機能を使って簡単に記録をつけられるので、初心者でも気軽にはじめられます。
左:計測開始画面中:計測画面は文字が大きくて見やすい右:ランニングの記録は細かく分析可能
「スタート」タブからランニングを開始します。音声ガイドの頻度など、簡単な設定をランニング前におこないましょう。ランニング以外にもウォーキング、サイクリング、ハイキングなど、アプリひとつでさまざまな運動の記録をつけられることも特徴です。
計測画面は、タイムや走行距離、ペースをひと目で把握することができ、フォントも大きく見やすい印象です。ランニングのペースはほぼリアルタイムで更新され、スプリットタイムも表示されます。ペース配分を意識したランニングに役立つでしょう。
記録を振り返りたいときは「フィード」タブか「ユーザー」タブから、走ったコースの高低差やペース配分など自分のランニングを細かく分析できます。
【Map My Run】シンプルなUIで使いやすい、アンダーアーマーのランニングアプリ
- シンプルなUIで簡単に使えるランニングアプリ
- 見やすい計測画面、計測した記録はワンタップ簡単保存
- 目標を立てて積極的にランニングができる
「Map My Run」は、スポーツブランドのアンダーアーマーが提供するランニングアプリ。シンプルなUIで、誰でも簡単にランニングの記録をつけることができます。
「週に合計15km走る」といった目標を立てたり、いつも走っているコースを登録して記録に挑戦したりと、積極的なランニングをしたい人にもおすすめのアプリです。
左::計測開始画面中:走行中の地図画面右:目標の設定画面
[ワークアウトを開始]をタップすると計測スタート。計測前に、計測する運動の種類を選んだり、自動停止のオン/オフを切り替えたりといった設定がおこなえます。
計測画面はシンプルで、走行ルートの地図や時間、距離などを表示。計測画面下部を左右にスワイプすると、カロリーや平均ペースなど表示する情報を切り替えられます。
ランニングを始める際に、「週に合計何km走る」「週に何回走る」といった目標を簡単に立てることができます。目標達成までがグラフでわかるので、モチベーションキープに役立ちそうです。
【Strava】セグメント機能で新たなコースを発見、24種類のスポーツ記録にも対応
- 24種類のスポーツを計測できるアプリ
- シンプルで見やすい計測画面、記録も簡単にできる
- 他のユーザーと目標を共有、新しいランニングコースの発見もできる
「Strava」は、新しいランニングコースや人気のランニングコースを見つけたい人にぴったりのアプリ。サイクリングアプリとしても人気で、全24種類のスポーツを計測して記録することができます。他ユーザーと交流したり、同じ目標にチャレンジしたりできるSNS機能も特徴の一つです。
左:ランニング以外のスポーツの計測にも対応している中:わかりやすい計測画面右:セグメント機能で他のユーザーとタイムを共有
「記録」タブから計測するスポーツの種類を選択し、[スタート]をタップして計測を開始しましょう。計測画面には、タイムやペース、距離が1画面に大きなフォントでわかりやすく表示されています。青色のバーは1km毎の平均ペースです。
「セグメント」は、GPSを利用して周辺のランニングコースを発見したり、他のユーザーとタイムを共有できる特徴的な機能です。ランニングコースはオレンジ色のラインで表示されます。
いつものランニングコースにセグメントをプラスして、新しいランニングコースとして走ってみるのも楽しいでしょう。
【TATTA】分析に役立つグラフを自動生成、マラソン大会と連動するランニングアプリ
- マラソン大会とも連動するランニングアプリ
- ワンタップでスタートする簡単計測、分析に役立つグラフを自動作成
- RUNNETと連携してアプリから大会にエントリー、参加者の練習状況もチェックできる
「TATTA」は、マラソン大会との連動が特徴のランニングアプリ。ランニングポータルサイト「RUNNET」と連携することで、大会へのエントリーや大会参加者の練習状況も見られるようになります。
簡単に普段のランニング記録を残せることはもちろん、これから大会へ参加をしてみたいという人にぴったりです。
左:計測画面中:1kmごとのラップを確認できる右:アプリで退会に参加できる
計測をおこなう「スタート」タブでは、サイクリングやウォーキングといった5種類の運動の切り替えにも対応しており、運動ごとに記録を分けて管理できます。
[スタート]ボタンをタップすると、10カウント後に計測が開始(計測前の10カウントは設定でオン/オフを切り替え可能)。GPSを利用するので、走行ルートもトラッキングしてくれます。計測画面を左にスワイプして1kmごとのラップを確認できます。
RUNNETアカウント(登録無料)と連携すると、アプリ内で大会やバーチャルイベントの検索・エントリーがおこなえます。エントリーが完了すると、大会参加者の練習状況などもチェック可能に。自身の練習状況と比較してモチベーションを高めましょう。