楽天モバイルで「AQUOS sense6」は使える?

ドコモ・au・楽天モバイル・SIMフリー版をそれぞれ解説

「AQUOS sense6(アクオス センスシックス)」を持っていて楽天モバイルの契約を考えているけど、楽天モバイルで使えるのかわからないということはありませんか。

本記事では、販売元がドコモ・au・楽天モバイル・SIMフリー版の「AQUOS sense6」が楽天モバイルの「最強プラン」に対応しているか解説。楽天モバイル契約前に知っておきたい準備やAQUOS sense6がどんな機種なのかについても紹介しています。

AQUOS sense6は楽天モバイルに対応している?

まずは、AQUOS sense6が楽天モバイルに対応しているか一覧表にまとめました。自分が所有している(または購入予定の)AQUOS sense6の各キャリアモデル/SIMフリーモデルが、楽天モバイルの回線や通話に対応しているかチェックしてみてください。

AQUOS sense6 楽天モバイル対応表
販売元 4Gデータ通信 5Gデータ通信 通話 SMS(楽天回線) SMS(パートナー回線) APN自動設定 ETWS 110/119などでの高精度な位置情報測位 eSIM対応
ドコモ × × × ×
au × × × ×
楽天モバイル
SIMフリー ×

ETWS:緊急地震速報や津波警報などの受信

※すべてSIMロック解除済みであることが前提

なお、APN自動設定に非対応の機種の場合、回線開通時に自身でAPN設定をおこなわないとインターネットに接続できないので注意が必要です。

eSIMの対応状況は、楽天モバイル版AQUOS sense6 SH-RM19のみが動作確認済みとなっています。

2023年6月に「Rakuten UN-LIMIT VII」から「最強プラン」に刷新されたことで、楽天回線エリア外に接続されるパートナー回線(au回線を使用)もデータ通信無制限となりました。

ドコモ版「AQUOS sense6 SH-54B」の場合

【楽天モバイル】AQUOS sense6(ドコモ)

ドコモ版「AQUOS sense6 SH-54B」の場合、一部の機能は使えないが問題なく利用できる

ドコモ版AQUOS sense6 SH-54Bの場合、4Gデータ通信、5Gデータ通信、通話、SMS(楽天回線・パートナー回線)に対応します。普段使いする分には問題なく利用できるでしょう。

ただしAPN自動設定に対応していないため、自身でAPN設定することを念頭に置く必要があります。また、ETWS(緊急速報受信などの機能)に対応していないため、必要に応じて「Yahoo!防災」といったアプリの導入を検討してください。

ドコモから楽天モバイルに乗り換えるメリット・デメリットは?

ドコモから楽天モバイルに乗り換える際は、事前にメリット・デメリットをチェックしておきましょう。

メリット
  1. スマホの利用料金を安く抑えられる
  2. 無制限で高速データ通信可能
  3. 楽天リンクアプリを使えば国内通話とSMSが無制限で使い放題
  4. 契約期間の縛りや各種手数料が発生しない
デメリット
  1. ドコモに比べて回線対応エリアが未成熟
  2. 手持ちの端末が楽天モバイルに対応しない可能性がある
  3. ドコモメールなどが利用できなくなる

ドコモから楽天モバイルへの乗り換え手順とメリット・デメリットまとめ

au版「AQUOS sense6 SHG05」の場合

【楽天モバイル】AQUOS sense6(au)

au版「AQUOS sense6 SHG05」の場合、一部の機能は使えないが問題なく利用できる

au版AQUOS sense6 SHG05の場合、4Gデータ通信、5Gデータ通信、通話、SMS(楽天回線・パートナー回線)に対応します。APN自動設定やETWS(緊急速報受信などの機能)には非対応ですが、普段使いするぶんには問題ないといえます。

ドコモ版と同様に、ETWSの代替として必要なら「Yahoo!防災」といったアプリの導入を検討しましょう。

auから楽天モバイルに乗り換えるメリット・デメリットは?

auから楽天モバイルに乗り換える際は、事前にメリット・デメリットをチェックしておきましょう。

メリット
  1. スマホの利用料金を安く抑えられる
  2. 高速データ通信が無制限で利用可能
  3. 国内通話とSMSが無制限で使い放題
  4. 契約期間の縛りや各種手数料が発生しない
デメリット
  1. auに比べて回線対応エリアが未成熟
  2. 手持ちの端末が楽天モバイルに対応しない可能性がある
  3. auメールやキャリア決済が利用できなくなる

auから楽天モバイルへの乗り換え前に確認、メリット・デメリットまとめ

楽天モバイル版「AQUOS sense6 SH-RM19」の場合

【楽天モバイル】AQUOS sense6(楽天モバイル)

楽天モバイル版「AQUOS sense6 SH-RM19」ならすべての機能を利用できる

楽天モバイル版AQUOS sense6 SH-RM19は販売元が楽天モバイルのため、4Gデータ通信、5Gデータ通信、SMS(楽天回線・パートナー回線)、APN自動設定、ETWSなどすべての機能が動作確認済みとして利用可能です。

また、eSIMも楽天モバイル版AQUOS sense6 SH-RM19のみ動作確認済みとなっています。

なお、楽天モバイルではAQUOS sense6が終売となっているため、これからAQUOS sense6の購入を検討している人は、SIMフリー版を購入するといいでしょう。

SIMフリー版「AQUOS sense6 SH-M19」の場合

【楽天モバイル】AQUOS sense6(SIMフリー)

SIMフリー版「AQUOS sense6 SH-M19」ならすべての機能を利用できる

SIMフリー版AQUOS sense6 SH-M19は、楽天モバイル版と同様に、4Gデータ通信、5Gデータ通信、SMS(楽天回線・パートナー回線)、APN自動設定、ETWSなどすべての機能を利用可能です。

すでにSIMフリー版AQUOS sense6を購入しているという人は、楽天モバイルのSIMカードに挿し替えるだけですぐ使うことができます。

楽天市場で見る

AQUOS sense6で楽天モバイルを契約する前の準備

AQUOS sense6

AQUOS sense6

楽天モバイルの回線を契約するには、契約後に利用する端末をSIMロック解除していることが条件です。手持ちのAQUOS sense6がSIMロック解除されているか必ず確認しておきましょう。

なお、SIMフリー版および楽天モバイル版はSIMフリー製品として販売しているので、SIMロック解除は不要です。

また、楽天モバイルの契約には身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードなど)による本人確認やMNP予約番号の発行(MNPワンストップ提供のキャリア・MVNOからの乗り換えの場合は不要)などが必要です。こちらも契約前に忘れずに準備しておきましょう。

AQUOS sense6はどんな機種?

AQUOS sense6
AQUOS sense6の特徴
  • AQUOS senseシリーズらしいデザイン
  • ディスプレイは有機ELで明るく美しい
  • バッテリーがとても長く持つ
  • トリプルカメラ採用で画質も上々

AQUOS senseシリーズらしいデザイン、使いやすさを踏襲したAQUOS sense6。サイズは70×152×7.9で前モデルよりも1mm薄く、4570mAhの大容量バッテリーを搭載しながら重量が156gと軽量で持ち運びにも負担がありません。

また、ディスプレイにはAQUOS senseシリーズで初となる有機EL(IGZO OLED)を採用しており、ピーク輝度が1300nit、色彩階調10億色と色合いも上々です。

背面のメインカメラは標準4800万画素、広角800画素、望遠800万画素のトリプルカメラを採用。前モデルよりも約2倍の光量は暗い場所での撮影にも最適で、手ブレした写真を修正できる「ブレクリーナー」といったおもしろい機能も搭載します。

防水やおサイフケータイ、シンプルなホーム画面にできる「AQUOSかんたんホーム」といったシリーズ定番機能も引き続き搭載。スマホとして必要な機能をひと通り網羅しているスタンダードなモデルです。

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