LINEは2022年9月20日、トーク履歴のバックアップをしていない場合でも、直近14日間のトーク履歴を復元できるバックアップ用のPINコードが設定できるようになったと発表しました。
バックアップ用のPINコードを設定しておくと、異なるOS間でのLINEアカウント引き継ぎや、端末の紛失・故障時でも、直近14日間のトーク履歴を復元することができます。本機能はLINEアプリバージョン12.13.0の配信時に導入が予告されており、バックアップ用のPINコードを利用するにはLINEアプリをバージョン12.13.0以上にアップデートする必要があります。


バックアップ用のPINコードは、LINEアプリの「設定」から作成できます。「設定」の「トークのバックアップ」から「PINコードを作成してトーク履歴をバックアップ」を選択します。


続いて覚えやすい6桁の数字をバックアップ用のPINコードとして登録すれば設定完了です。なお、トーク履歴のバックアップを作成したことがない人は、「トークのバックアップ」を選択した際に表示される画面で「今すぐバックアップ」を選択するとPINコードを作成できます。
設定したバックアップ用のPINコードは、LINEアカウント引き継ぎでのトーク履歴復元の際に使用します。ただし、LINEアカウントを引き継ぐ際は、事前にバックアップを作成するのが基本です。また、バックアップがなくても手元に旧端末があれば、QRコードを利用して直近14日間のトーク履歴を復元する方法もあります。バックアップ用のPINコードは、バックアップをしていない、かつ、旧端末が使えない状態でもトーク履歴を復元できる最終手段として活用できるでしょう。
SOURCE
EDITED BY
TOKIWA