LINEオープンチャット、ボイスチャット機能を提供へ 3周年でユーザー数2000万人を突破

サブチャット機能や公認メンター・公認アンバサダー制度も導入予定

LINEは2022年8月19日、LINEオープンチャットがサービス開始から3年目を迎え、累計ユーザー数が2000万人を突破したと発表しました。

LINEオープンチャットは2019年にサービスを開始しました。趣味や日常生活などさまざまな話題について、専用のニックネームとプロフィール画像で会話や情報交換ができます。ユーザー同士はLINEの友だちである必要はないため、さまざまなオープンチャットに気軽に参加できるのが魅力です。

オープンチャット 2000万人
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オープンチャットは2022年8月でサービス開始から3年目を迎え、累計のユーザー数は2000万人を突破。LINEユーザーの約5人に1人がオープンチャットを利用したという計算になります。

LINEによると、2021年7月から2022年7月までの間に、新しく参加したユーザーが最も多かったカテゴリは「ゲーム」とのこと。コロナ禍で家にいる時間が増え、ゲームをする機会が以前より増えたことが影響しているものとみています。また、オンライン学習の増加によって「学校」カテゴリも人気を集めたようです。いずれもユーザーを取り巻く社会情勢を色濃く反映する結果となりました。

オープンチャット 新機能

LINEはオープンチャットの4年目に向けて、新しい機能や制度を用意しています。新機能では「ボイスチャット」と「サブチャット」、新制度では「公認メンター・公認アンバサダー制度」が提供される予定です。

オープンチャット ボイスチャット
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ボイスチャットでは、オープンチャットの管理者または共同管理者が音声トークを開始すると、聞きたい人と話したい人は音声コミュニケーションに参加できます。従来のテキストによるチャットだけでなく、TwitterのスペースClubhouseのような音声会話が楽しめるようになります。

オープンチャット サブチャット
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またサブチャットは、メインのトークルームとは別に複数のサブトークルームを作成できる機能。個別テーマや使い方別にトークルームの区分ができるようになります。規模の大きいオープンチャットで、さらに細かいトピックについて話したいときなどに活用できそうです。

公認メンター・公認アンバサダー制度は、他のユーザーの利用の手助けをするメンターと、オープンチャットのサービスをさらに広めるアンバサダーを事務局が公認する制度です。LINEは、今年秋ごろからメンターとアンバサダーの募集を開始する予定だとしています。

EDITED BY
TOKIWA