Instagramは2022年4月19日(米国時間)、一部のiOS版アプリユーザーを対象にハッシュタグ検索画面から「最近」タブを削除し、「トップ」「リール」タブにタイムリーなコンテンツを表示するようにするテストを開始したと発表しました。
For a small group, we’re testing more recent and timely content in ‘Top’ and ‘Reels’ tabs in hashtags, and removing the ‘Recent’ tab. We want to see if this helps people connect with more interesting and relevant content on hashtags, while also keeping them across what’s current. pic.twitter.com/nLb6BiFRws
— Instagram Comms (@InstagramComms) April 19, 2022
通常、Instagram上でハッシュタグを検索すると、人気の高いコンテンツを表示する「トップ」タブと、最新の投稿を新着順で表示する「最近」タブ、ハッシュタグを含むリールを表示する「リール」タブから横断的にコンテンツを閲覧できます。
今回のテスト対象者は、ハッシュタグの検索画面から「最近」タブが消失し、最新の投稿を新着順で閲覧することができなくなります。その代わりに、「トップ」タブと「リール」タブに最近のタイムリーなコンテンツが表示されるようになります。とはいえ、「トップ」タブと「リール」タブのコンテンツの表示順のベースは人気度や関連性の高さによります。
Instagramは今回のテストの意図について、ユーザーがハッシュタグ検索でより面白く、関連性の高いコンテンツにアクセスできるかどうかを確かめるためと説明しています。
Instagramは、コンテンツの表示順を新着順ではなくアルゴリズム制御にすることによるエンゲージメントの高さを重視しています。ホームフィードの投稿も、2016年から2022年まで、ユーザーの関心度によって投稿の表示順序が決定されるアルゴリズム制御の表示方法のみが利用できる状態となっていました。2022年3月にユーザーからの要望を聞き入れる形で新着順表示のオプションを追加したものの、依然としてメインフィードはアルゴリズム制御のフィードとなっています。