TikTokは2022年4月12日(米国時間)、TikTokの動画撮影に使えるAR(拡張現実)エフェクトを作成できるツール「Effect House」の公開ベータ版の運用を開始し、すべてのユーザーが利用できるようになったと発表しました。
TikTokではこれまで、動画撮影に利用できるエフェクトはTikTok公式制作によるもののみが用意されていました。2021年10月より限定公開でベータ版の提供をしていたEffect Houseを、すべてのユーザーに公開することで世界中のクリエイターによる新たなエフェクトをさらに拡大する狙いです。

動画の分割やオブジェクトのヘッドトラッキングなど、さまざまな技術を学びながら作成できる
Effect Houseは、WebページからPCにソフトをインストールして利用します。エフェクトの制作経験のない人でも、Effect Houseに用意されたガイドやテンプレート、動画チュートリアルを活用すれば、さまざまなエフェクト作成スキルを習得しながらエフェクト作成を楽しめます。
TikTokのコミュニティの安全を保つため、Effect Houseで作成したエフェクトは、TikTok上で公開される前にTikTokによる審査を受ける必要があります。差別的な表現や偏見を助長する内容など、ガイドラインに違反する要素を含むエフェクトと判断された場合は、当該エフェクトは削除され作成者に通知が届く仕組みとなっています。
TikTok上で気に入ったエフェクトに出会ったときは、動画上でエフェクトをタップすると、エフェクトクリエイターのプロフィールを確認できます。クリエイターのプロフィールページにアクセスすれば、そのクリエイターが公開しているエフェクトを閲覧・利用することができます。
エフェクトの作成ツールは、Instagramでも「Spark AR」というツールが提供されており、作成したエフェクトはストーリーやリールで活用できます。作成ツールを駆使してオリジナルのエフェクトを作成すれば、公式のエフェクトよりも一味違う雰囲気を演出することができ、自身の投稿へのエンゲージメントを向上させられる効果も期待できます。TikTokでは、短い動画で視聴者に大きなインパクトを与えられるエフェクトを作れるかどうかが鍵を握りそうです。