マクドナルドの支払いで電子マネーを使う方法【iD・Suica・楽天Edyなど】

マクドナルドでは、2017年から多くの電子決済が使えるようになりました。それ以前に利用できたのはiD(アイディー)やWAON(ワオン)、楽天Edy(エディ)など一部のみ。Suica(スイカ)やPASMO(パスモ)など、いわゆる交通系電子マネーは使えませんでした。

しかし2017年8月以降、新たに9種類の交通系電子マネーに対応。マクドナルドでの決済がより便利になりました。さらに同年11月には、クレジットカード決済もスタートしています。

そこで本記事では、実際にマクドナルドへ行って電子マネーやクレジットカードで支払いする時の流れを紹介します。また、決済時にスマホの「マクドナルド」アプリで、楽天ポイントやdポイントを貯めたり使ったりする方法なども解説します。

マクドナルドで利用できる電子決済の種類

最初に2018年4月現在、マクドナルドで使える電子マネーやクレジットカードを整理しておきましょう。

導入時期 2017年7月以前 2017年8月〜 2017月11月〜
決済サービス iD nanaco Visa
楽天Edy Kitaca Mastercard
WAON Suica JCB
PASMO JCB PREMO
TOICA ダイナース
manaca ディスカバー
ICOCA アメリカン・エキスプレス
SUGOCA QUICPay
nimoca
はやかけん
  • 電子マネー:iD、楽天Edy、WAON、nanaco、QUICPay
  • 交通系電子マネー:Suica、Kitaka、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん
  • クレジットカード:Visa、Mastercard、JCB、JCB PREMO、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブカード、ディスカバー

2017年以降、対応可能な電子決済サービスが急速に増えていることがわかります。マクドナルドによると、SuicaやPASMOなどの交通系電子マネーは学生でも使えるので、学校帰りの高校生が利用していることも多いそうです。

さらに、2018年の上期には「Visa payWave」や「Mastercardコンタクトレス」などのNFC決済にも対応する予定。電子マネーで会計がスムーズになると、レジで並ぶ時間も短縮されそうです。

マクドナルド、NFC決済を導入 全国の店舗で

「マクドナルド」アプリを活用する

専用のスマホアプリ「マクドナルド」では、おトクなクーポン取得や周辺店舗の検索のほか、会計時の楽天ポイントやdポイントの管理など様々な便利機能が提供されています。

お得なクーポンを取得

会員登録(無料)をおこなうと、クーポンや無料Wi-Fiサービスが利用できるようになります。会員登録はメールアドレスのほか、TwitterやFacebookアカウントでも登録が可能です。

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ログインした状態で[クーポン]タブを開けば、その時に使えるクーポン一覧が表示されます。

使いたいクーポンの[使う]ボタンを押すと、クーポンバスケットの中に放り込まれます。

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クーポン番号をレジでスタッフに提示すると、割引が受けられます。

おサイフケータイ対応端末の場合、店舗の読み取り機にかざすケースもあります。

周辺の店舗を検索する

自分がいる場所の周辺にあるお店を検索する機能も付いています。使い方を見てみましょう。

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画面下部の[店舗]タブをタップすると、地図が表示されて周辺にあるお店がわかります。

地図上に表示された店舗マークから、住所や営業時間、ドライブスルーの有無などの詳細情報を確認できます。

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さらに[地図アプリで見る]をタップするとGoogleマップなどのアプリに切り替わり、現在地からお店までのルート検索が可能になります。

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検索時には条件を絞ることも可能です。

画面右上のアイコンをタップし、「24時間営業」「ドライブスルー」などの条件を選択してください。最後に画面右上の[適用]をタップすると、条件外の店舗は地図上から削除されます。

メニューに含まれるアレルギー食品をチェック

アプリからは、各メニューに使用されているアレルギー食品もチェックできます。

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[メニュー]タブをタップして開くと、「バーガー」や「サイドメニュー」などカテゴリーごとに商品が表示されています。

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一覧から好きなメニューをタップすると、[原産国][アレルギー][栄養情報]のタブが表示されます。

ビッグマックには「卵」や「乳」「小麦」のアレルギー食品が使用されていることがわかります。

ポイントを貯める・使用する

マクドナルドでは、会計で楽天ポイントやdポイントを貯めたり使ったりすることができます。アプリには楽天ポイントカードやdポイントカードのユーザー情報を登録して管理することが可能です。登録手順を紹介します。

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トップ画面右下に表示される[カードを選択](各ポイントのアイコン)をタップ。

「楽天ポイントカード」と「dポイントカード」の選択肢が表示されるので、使用するカードをタップしてください。

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ここでは、楽天カードを選択してみます。

ログイン画面が表示されるので、ユーザー情報を入力して[ログイン]をタップしてください。ログインが完了すると、現在利用可能なポイント数とバーコードが表示されます。

この画面を支払い時に提示すれば、ポイントを貯めたり使ったりすることができます。

電子マネーで支払いを済ませる

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それでは、お店で実際に電子マネーを使ってみましょう。今回は、マクドナルド東急蒲田駅前店に来ました。

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カウンターに並んで注文します。

クーポンを利用する場合は、注文時に「クーポン」タブの画面を表示してクーポンの番号を伝えてください。

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ポイントを利用したり貯めたりする場合は、支払い前にその旨を店員さんに伝えて、アプリのポイント画面を提示しましょう。

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店員さんがバーコードを読み取ってくれます。

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注文が完了して金額が表示されたら、電子マネーで支払いましょう。今回はスマホで使える「iD」を利用しました。もちろん、カードのSuicaなども使えます。

支払う電子マネーの種類を伝えて、読み取り機にスマホやカードをかざします。小銭を出す手間やお釣りのやりとりがなく、スムーズに会計が完了しました。

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以前紹介したモスバーガースターバックスのように、電子決済は多くのお店で利用できるようになっています。

モバイルSuicaやiDなどをスマホに登録しておくと、財布の出番がどんどん減って、支払いをすばやく済ませることができるので、ぜひ利用してみてください。

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構成・文:藤原達矢

編集:アプリオ編集部

取材協力:マクドナルド