「iPhone SE(第2世代)」を持っていてLINEMO(ラインモ)の契約を考えているけれど、LINEMOできちんと使えるか不安ということはありませんか。
本記事では、iPhone SE(第2世代)がLINEMOに対応しているのか、使えない機能がないのかなどを中心に解説。契約前の準備から回線を利用開始するまでの手順についても紹介しています。
【最大6カ月が実質無料】LINEMOを申し込む
iPhone SE(第2世代)でLINEMOは使えるのか?
LINEMOを契約してiPhone SE(第2世代)を使用する人は、まずはじめにiPhone SE(第2世代)がLINEMOに対応している機能について確認しましょう。
iPhone SE(第2世代)はLINEMOに対応している?
音声通話 | 4Gデータ通信 | 5Gデータ通信 | SMS | テザリング | eSIM |
---|---|---|---|---|---|
◯ | ◯ | ✕ | ○ | ◯ | ◯ |
※すべてSIMロック解除済みであることが前提

すべてのiPhone SE(第2世代)がLINEMOに対応している
上記の通り、iPhone SE(第2世代)はLINEMOの対応機種となります。5G対応機種ではないため5Gデータ通信の利用はできませんが、販売元(ソフトバンク・au・ドコモ・ワイモバイル・楽天モバイル・SIMフリー)にかかわらず、4Gデータ回線、通話、SMS、eSIMなど、ほぼすべての機能を利用できます。
iPhone SE(第2世代)の対応バンドは?

総務省が公表している周波数帯ガイドライン
LINEMOの通信回線は、ソフトバンクと同様の周波数が用いられています。総務省が公表している各キャリアにおける周波数帯のガイドライン(※PDF)でソフトバンクの周波数を参照すると、4G LTE通信の主要な周波数であるバンド1やバンド3に対応していることが確認できます。

iPhone SE(第2世代)の対応バンド。プラチナバンドにも対応していると考えられる
Appleが公表しているiPhone SE(第2世代)の技術仕様には、LINEMO(ソフトバンク回線)で利用するバンド1、バンド3などが記載されていることから、iPhone SE(第2世代)はLINEMOに対応した機種であると裏づけられるでしょう。
また、900MHz帯のバンド8、700MHz帯のバンド28が記載されているため、iPhone SE(第2世代)はプラチナバンドに対応した機種であると考えられます。プラチナバンドとは、ビル群や地下でも電波が届きやすい性質を持つ700〜900MHzの電波を中心とする周波数帯の俗称です。
対応端末を確認する
iPhone SE(第2世代)はデュアルeSIM非対応
LINEMOをサブ回線として契約する場合、iPhone SE(第2世代)はデュアルSIM対応機種なので、物理型のSIMカードとeSIMを組み合わせて使用できます。ただし、iPhone SE(第2世代)は「デュアルeSIM」には非対応です

メイン回線をeSIMで契約しているならサブ回線のLINEMOはSIMカード、メイン回線をSIMカードで契約しているならサブ回線のLINEMOはeSIMで契約する必要があります(メイン回線をLINEMOで契約し、サブ回線を他社で契約する場合も同様)。
iPhone SE(第2世代)を使ってメイン回線とサブ回線の両方をeSIMで申し込むことはできません。
iPhone SE(第2世代)でLINEMOを使う方法
iPhone SE(第2世代)でLINEMOを契約する方法・開通する方法を紹介しています。開通までの作業が不安な人は参考にしてください。
iPhone SE(第2世代)でLINEMOを契約する
LINEMOの回線を契約するには、契約後に利用する端末がSIMロック解除されていることが前提となります。特にキャリアで購入した場合はSIMロックされたままのケースが多いので、契約前に手持ちのiPhone SE(第2世代)がSIMロック解除されているかどうかを確認してください。
LINEMOの契約には本人確認のための身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードなど)やMNP予約番号の発行(MNPワンストップ対応事業者の場合は不要)などが必要です。こちらも契約前に忘れずに準備しておきましょう。
LINEMOでは現在、ベストプランに申し込むと最大6カ月分のプラン料金がPayPayポイントで付与される「全額戻ってくるキャンペーン」が実施されています。最大6カ月分のプラン料金が実質無料となる非常にお得なキャンペーンです。
また、ベストプランVに他社からの乗り換え(ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイル除く)で契約すると2万円相当、新規契約すると1万円相当のPayPayポイントがもらえる「PayPayポイントプレゼントキャンペーン」も実施中です(いずれのキャンペーンも終了日未定)。



LINEMOはオンライン専用ブランドのため、Webサイトから申し込みをおこなう
契約に必要な物を揃えたらLINEMOのWebサイトにアクセスし、下記の流れに沿って申し込み・契約手続きをおこなってください。
- LINEMOの公式サイトにアクセスし、SIMタイプ・利用予定端末・プラン・オプションを選択する
- 氏名や住所、メールアドレスなど、契約者情報を入力
- 支払い方法を選択する
- 本人確認をおこなう
- 申し込み完了
- (SIMカードで申し込んだ場合)自宅に届いたSIMカードをスマホに挿し込む
なお、MNPワンストップ対象外のサービスからLINEMOに乗り換える際は、あらかじめMNP転出手続きおよびMNP予約番号の取得が必要です。
【最大6カ月が実質無料】LINEMOを申し込む
iPhone SE(第2世代)でLINEMOを開通する
LINEMOのSIMカードが届いたら、iPhone SE(第2世代)に挿し込まれているSIMカードをLINEMOのSIMカードに挿し替えます。iPhone SE(第2世代)のSIMカードサイズはnano SIMのため、LINEMOから送られてくるSIMカードをnano SIMサイズに取り外して挿し替えてください。
MNPで申し込みをした場合は、LINEMOのWebサイトか電話にて回線切替が必要です。Webサイトの場合、受注番号や契約者の生年月日、契約時に設定したメールアドレスを入力して、回線切替の手続きをおこないます。回線切替には受付時間があり、ソフトバンク・ワイモバイルからの乗り換えの場合は4時~23時15分(電話は9時~23時15分)、他社から乗り換えの場合は9時~21時となります。



eSIMはLINEMOの開通アプリから開通ができる
LINEMOをeSIMで申し込んだ場合、「LINEMO かんたんeSIM開通」アプリを利用して開通します。
申し込み後、しばらくすると「eSIMプロファイルダウンロードのお知らせ」というタイトルのメールが届きます。メール本文に記載されたURLから「LINEMO かんたんeSIM開通」アプリをインストールし、LINEMOを開通させるiPhone SE(第2世代)がWi-Fiに接続された状態でアプリを起動。案内に従って受注番号やメールアドレスなど必要な情報を入力して、開通の手続きを進めてください。
開通手順を詳しく見る
iPhone SE(第2世代)の特徴・スペックをおさらい

iPhone SE(第2世代)
2020年4月に発売されたiPhone SE(第2世代)は、初代iPhone SE(2016年3月発売)に続くSEシリーズ。iPhone X(2017年11月発売)以降はホームボタンのない機種が主流となりましたが、SEシリーズはホームボタンが搭載されているのが特徴で、ホームボタンを好むユーザーにとっては待望のモデルという位置づけでした。
ストレージ容量64GBで4万4800円(当時)と低価格ながら、iPhone 11シリーズなどと同じA13 Bionicチップを採用し、高いコストパフォーマンスを誇ります。ただし、画面サイズは4.7インチと小さく、1334×750ドットという解像度の低さは弱点といえます。
メインカメラはシングルで12MP広角レンズを搭載。超広角や光学ズームによる撮影は対応しませんが、一般的なスナップ写真なら写りは上々です。
なお、iPhone SE(第2世代)はiOS 18対応機種であるため、今後しばらくは利用できるでしょう。
【最大6カ月が実質無料】LINEMOを申し込む