2020年4月上旬頃にFacebook連携による登録機能の提供が終了し、電話番号「なし」ではLINEアカウントを作れなくなってしまいました。
とはいえ、電話番号を持たないスマホや、Wi-Fi運用のSIMなしタブレットなどでも、LINEアカウントを作成することは不可能ではありません。本記事では「電話番号なしの端末」でLINEアカウントを登録する方法について解説します。
【おすすめ回線】月額1078円〜
LINEアカウントの作成時の「電話番号認証」は絶対に回避できない
LINEアカウントの作成時には、まず最初に電話番号の入力が求められます。
入力された電話番号宛てにSMS(ショートメッセージサービス)または自動音声ガイダンス電話で「認証番号」が届き、それを入力することではじめてアカウントが作成できる仕組みです。


スマホ、タブレット問わずLINEアカウントの作成時には電話番号認証が求められる
2024年11月現在、この電話番号認証を経なければLINEアカウントは絶対に作成できない仕様となっています。スマホだけでなく、iPadやタブレットなどでもアカウント作成時の電話番号認証は回避できません。
X(旧Twitter)やInstagramと異なり、LINEは実名登録している人が多く、リアルな人間関係との繋がりが強いツールです。その分、より強固なセキュリティが求められます。「なりすまし」や「乗っ取り」などの不正行為を防ぐために、本人を特定しやすい「電話番号」による認証が必須化されているのでしょう。
電話番号なしの端末でLINEを使いたい人におすすめの3つの手段
それでは、SMS・通話機能を持たないデータ通信専用の格安SIM/スマホや、Wi-Fi運用のSIMなしタブレットなどでLINEを使いたい場合はどうすればよいのでしょうか。対処法および代替手段は、主に3つ挙げられます。
方法1:固定電話の電話番号を利用する
家に固定電話があれば、その番号を使ってLINEアカウントを作成できます。



固定電話の番号でLINEアカウントを作成することもできる
LINEの新規登録手続きでは、電話番号による認証を求められます。固定電話の番号を入力して矢印ボタンをタップすると、認証番号の入力画面が表示されます。固定電話はSMSを受信できないため、「SMSで認証番号を送信しました」というメッセージは無視してください。
認証番号の入力画面で[通話による認証]を押すと、その固定電話番号宛てに447で始まる番号から着信があり、「こちらはLINEです。認証番号は○○○○です」という自動アナウンスが流れます。アナウンスされた認証番号を30分以内に入力すれば、アカウントを作成できる仕組みです。
固定電話の番号でLINEに新規登録する大まかな手順は以下の通りです。
- LINEアプリをインストールする
- 固定電話の電話番号を入力する
- 認証番号の入力画面で[通話による認証]を選択する
- 通話でアナウンスされた認証番号を入力
- 「新規作成」を選択する
- プロフィールアイコンと名前を決める
- パスワードを登録する
- 友だち追加設定をおこなう
- 必要に応じて年齢確認をする
- サービス利用の確認項目に目を通す
以下の記事にて、LINEアカウント新規登録の詳しい手順を紹介しています。
固定電話の番号でLINEアカウントを作成する方法はあくまでも裏ワザに過ぎず、LINEが公式に推奨しているわけではありません。2024年11月時点では利用できていますが、今後LINEのアップデート等によって利用できなくなる可能性もあるので注意が必要です。
方法2:格安料金のSIMを契約する
固定電話の番号を持っていないなら、新たにSMS機能に対応しているSIMを契約するのが手っ取り早いでしょう。多少の料金は発生してしまいますが、2つ目の電話番号を契約したいなら必要経費となります。
ここでは2つ目の電話番号を取得するのにおすすめのサブ回線を3つ紹介します。
楽天モバイル

楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」
おすすめは楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」です。月間データ使用量3GBまでなら月額1078円で利用できます。20GBまでなら月額2178円、20GB超過後はデータ通信無制限(楽天エリア回線外はパートナー回線に接続)で月額3278円と、段階的に料金が変動する仕組みです。
サブの電話番号を使う回線でデータ通信をほとんど利用しない、あるいは自宅のWi-Fiに接続したままであれば、最低料金の月額1078円で済みます。新規契約・解約時に手数料がかからない点も安心でしょう。
さらに、楽天モバイルユーザーだけが使える「Rakuten Link(楽天リンク)」を使えば、固定電話や他社キャリアへの番号にも無料で通話可能です(一部、例外の番号あり)。サブの電話番号のために契約した楽天モバイルを、完全に通話専用にするという手もあります。
また、楽天モバイルを契約していれば、楽天SPUにより楽天市場での買い物で楽天ポイントの付与率が+4倍にアップします(基本付与率とあわせて合計5倍)。楽天市場の利用頻度が高い人や楽天ポイントを貯めている人にとっては、楽天モバイルを契約するメリットも大きくなります。

楽天モバイルを契約しているユーザーは、楽天SPUにより楽天市場で買い物した際のポイント付与率が+4倍となります。
通常分(税抜100円ごとに1ポイント)の1倍に対して+4倍分が加算され、合計で5倍となります。楽天カードを持っているユーザーであれば、5と0のつく日キャンペーンと組み合わせることで合計8倍が付与されます。

楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」の料金は月額1078円(月間データ通信量が3GB未満の場合)。単純計算ですが、毎月2万21600(税抜)を毎月買い物しているなら、楽天モバイルによる楽天SPUのポイント付与分と通常分だけでプラン料金をまかなえてしまうのです。
HISモバイル

HISモバイルは、旅行会社大手のエイチ・アイ・エスのグループ会社が運営する格安SIM。最安で月額280円という低価格で契約できるのが魅力です。
2つ目の電話番号を発行してLINEアカウントを作成したいなら、月額280円から契約できる「自由自在2.0プラン」がおすすめです。月間データ使用量1GBのプランならデータ通信・音声通話・SMSを利用できて月額550円。データ使用量が月100MB未満だと月額280円となります。
基本的にWi-Fiに接続し、データ通信をほとんど使わないのであれば、月額280円でLINEアカウントを新規作成できるというわけです。ただし、契約時には3300円の事務手数料が発生します。
LINEMO

「LINEMO(ラインモ)」はソフトバンクが提供するオンライン専用ブランド。おすすめのプランはデータ使用量を3GBまでに抑えられれば月額990円で使える廉価版プランの「ベストプラン」です。3GBを超えた場合は10GBまでで月額2090円の2段階で変動する仕組みです。
LINEMOの特徴は、LINEアプリの無料通話・ビデオ通話・トークなどの機能を利用してもデータ通信を消費しない「LINEギガフリー」です。万が一データ使用量の上限に達してしまっても、LINEギガフリー対象機能を利用している間は速度制限がかかりません。LINEのサブアカウントで通話やトークをたくさん使いたい人におすすめです。

さらに現在、ベストプランを新規契約または他社からの乗り換え(ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは対象外)で契約すると、2カ月目〜7カ月目の6カ月間に利用したプラン料金の合計金額に相当するPayPayポイントがまとめて付与される「全額戻ってくる」キャンペーンも実施されています。
たとえば月額990円で6カ月間使った場合、5940円相当のPayPayポイントが後日戻ってきます。実質6カ月間のプラン料金が実質無料となるお得なキャンペーンです。
mineo(マイネオ)

mineo(マイネオ)は関西電力グループのオプテージが提供する格安SIM。安価で2つ目の電話番号を持ちたい人におすすめなのが、通信速度によって料金プランを選べる「マイそく」です。データ通信の速度が制限される代わりに、データ無制限で使えます。

最安値は月額250円で最大32kbpsの「スーパーライト」。最大32kbpsでは通信速度がかなり遅いため、外出先でデータ通信には不向きです。音声通話専用端末として使うのに向いています。
外出先でもデータ通信を使いたいなら、月額990円で最大1.5Mbpsの「スタンダード」がちょうどよいでしょう。mineoが実施したユーザーアンケートによれば、Webサイトの利用・音楽ストリーミングの再生・YouTubeなどの動画視聴はいずれも9割以上のユーザーが利用できたと回答しています。
そのほか、契約時にデータ使用量を決めるオーソドックスなプラン「マイピタ」も提供されています。
povo2.0

とにかく料金を抑えて2つ目の電話番号を取得したい人は、基本月額料金を0円で使えるauのオンラインブランド「povo2.0」が向いています。公式サイトのほか、Amazonでも販売されています。
基本料金は0円ですが、180日に1回は何かしらのトッピングを購入しなければ利用停止・契約解除になってしまいます。
この点、330円の最安トッピング「データ使い放題(24時間)」を半年に一度だけ購入すれば年間660円(毎月55円程度)で2つ目の電話番号を運用できます。完全無料とはいかずとも、非常にリーズナブルといえます。
通話料金は30秒ごとに22円発生しますが、LINEに登録するためだけにpovo2.0を契約するのであれば、さほど気にする必要はないでしょう。
方法3:データ通信専用プランにSMSオプションをつける

データ通信専用プランを契約している人は、追加でSMS利用オプションをつけるのもよいでしょう。
たとえばMVNOのmineo(マイネオ)では、au回線なら0円、ドコモ回線は月額132円、ソフトバンク回線は月額198円の追加料金でSMS機能を利用できます。ただし、SMS機能を追加するにあたって、SIMカードの交換手数料や変更事務手数料が発生するケースが多いので注意が必要です。