LINEのトークルームは、「トーク」タブで目的のトークを左にスワイプ(iPhone)または長押し(Androidスマホ)し、「削除」を選べば簡単に消せます。しかし、この方法だけでは完全に削除できたとは言えません。その後、メッセージを受信すれば再びリスト上にトークが復活する仕組みだからです。
二度とリストに出現させないようにトークルームを消したい場合、相手をブロックしてメッセージの受信を遮断した上で、トークルームを削除する方法があります。本記事では、トークルームを完全に削除する手順を解説。その際に留意すべき点もあわせて紹介します。
LINEのトークルームを完全に削除する手順
LINEのトークルームを完全に削除するには、相手をブロックしてからトークルームを削除(または非表示に)する方法がおすすめです。事前に相手をブロックすることでメッセージの受信をシャットアウトし、トークリストへの再表示を回避できます。
以下では、トークルームを完全に削除する手順について解説します。
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「ホーム」タブから友だちリストを表示する
LINEアプリの「ホーム」タブにある[すべてを見る]から、友だちリストを表示させます。
公式アカウントをブロックしたいなら、「公式アカウント」タブを確認してください。
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トークルームを完全削除したい相手を長押ししてブロック
友だちリストでトークルームを削除したい相手を長押しし、[ブロック]→[ブロック]とタップします。
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トークルームを削除する
iPhone版LINEの場合
Android版LINEの場合
最後に、消したいトークルームを選んでiPhoneは左にスワイプ、Androidスマホは長押しして[削除]を選択すれば完了です。
ここで「削除」ではなく「非表示」を選ぶと、トーク履歴を保存しておくことができます(詳しくは後述)。
LINEのトークルームを完全に削除する際の注意点
LINEのトークルームを削除するにあたって、押さえておきたい注意点をまとめました。
一部の公式アカウントは完全に削除できない

iPhone版LINEの場合

Android版LINEの場合
金銭・セキュリティに関わる特定の公式アカウントは、ブロックできません。ブランドや企業のアカウントは、これとは異なります。特定の公式アカウントは、たとえば「LINE」アカウントや「LINEウォレット」「LINEギフトお知らせ」などが該当します。
これらはブロックできないように設定されており、ブロックしようとすると「ブロックできませんでした」のようなエラー表示が出てしまいます。
ブロックすると相手にバレる可能性がある
ブロックされるとグループに招待できなくなったり、LINEスタンプが送れなくなったりと特有の現象が発生します。そのため、相手によってはブロックした事実が知られてしまうかもしれません。
トークルームを削除しても相手に知られることはない
トークルームを削除しても、削除された側に通知が届くような仕組みはなく、削除した事実が相手に伝わることはありません。
トークルームの削除は、あくまで自分のアカウントに保存されているトークをまるごと削除する機能です。削除したからといって、相手のトーク画面やトークルーム(アルバムやノートを含む)に影響を及ぼしません。
トークルームを削除するとメッセージ内容は復元できない
一度トークルームを削除すると、再度履歴を復活させる方法はかなり限られてしまいます。迷惑アカウントのような、二度と連絡をとらなくてよい相手以外は、削除せず非表示にしておくと安心です。
トークルームを非表示にしておけば、普段は相手のトークルームを目にすることはなくなる上、万が一トークルームを表示したい場合でも非表示リストからいつでも復活させられます。

iPhone版LINEの場合

Android版LINEの場合
上記の手順でステップ2まで操作を進め、ステップ3でトークルームを「削除」ではなく「非表示」にすればOKです。