LINEでQRコードのスクショ・画像を読み込む方法、読み込めない場合の対処法も紹介
QRコードは、基本的にスマホのカメラやリーダーをかざして読み取るものというイメージがあります。そのため、人からLINEの友だち追加用QRコードの画像が送られてきた場合、どのように読み込むのか疑問に感じる人が多いでしょう。
そこで本記事では、LINEのQRコードの画像やスクショを読み込み、友だち追加する方法を解説します。加えて、読み込めないときの対処法やQRコード画像の送り方や便利な使い方なども紹介しています。
QRコードの画像を読み込んで友だち追加する方法
スマホに表示した相手のQRコード画像を読みとって、友だち追加する手順を説明します。
1読み取りたいQRコード画像を端末のライブラリに保存する
まずは、送られてきたQRコードの画像を端末に保存するか、拡大してスクショを撮影します。
スクショを撮影するのであれば、左上のような小さく表示された画像ではうまく読み込めない可能性があるので、必ず画面に大きくはっきりとQRコードが表示された状態で撮ってください。
2「ライブラリから読み込む」をタップ
続いてLINEアプリの「ホーム」タブから友だち追加ボタンをタップし、メニューのなかから[QRコード]を選択してください。
QRコードリーダー画面がひらいたら、画面の左端にある[ライブラリから読み込む]を押します。
3端末のライブラリから読み取りたいQRコード画像を選択
端末のライブラリやアルバムがひらくので、保存したQRコードをタップして選択してください。
すると画像に記載されているQRコードが読み込まれ、即座に友だち追加画面が立ち上がります。あとは緑の[追加]ボタンを押せば友だち追加は完了です。
なお、LINEのQRコードリーダーでは、LINE以外のQRコードの読み取りもできます。ほかのWEBサイトやSNSでQRコードが表示されていたら、スクショを撮ったり保存したりしておいて、あとからLINEアプリで読み込んでアクセスするといった使い方もできます。
QRコードを読み込めない場合の対処法
QRコードの画像を読み込めない、もしくは友だち登録してメッセージを送っても相手からの返信がないといった場合、QRコードを送信した側で以下の操作をしていることが考えられます。
QRコードが更新されている
QRコードの読み込み後に「該当するユーザーが見つかりません」と表示されたときは、QRコード画像を送った側が「QRコードの更新」をおこなった可能性が高いです。
「QRコードの更新」をすると、QRコードが新しいものに変わり古いQRコード画像は無効となります。更新後に古いQRコードを読み込んでも、友だち追加はできません。
もし「該当するユーザーが見つかりません」と表示されたら、送信者に新しいQRコードを送ってもらうように依頼してみまましょう。
相手のメッセージ拒否設定がオンになっている
友だち追加まで問題なく進めたものの、メッセージを送っても相手から一向に返信がない状況が続くときは、相手のLINE上で「メッセージ拒否設定」がオンになっていることが考えられます。
メッセージ受信拒否とは、友だちリストにいる相手以外からのメッセージを一切受信しない設定のことです。相手側のLINEでメッセージの受信拒否設定がオンになっていて、かつ相手が自分を友だちリストに追加していない状態だと、いくらメッセージを送っても相手には一向に届きません。
こうなったら相手に「知り合いかも?」の欄から友だち追加ボタンをタップしてもらうか、LINEの「ホーム」タブの設定ボタン[]から[プライバシー管理]へと進み、[メッセージ受信拒否]をオフにしてもらうように伝えましょう。
LINEで反応がないのはメッセージ受信拒否のせい? 未読のままでも無視やブロックではないかも
QRコード画像の送り方・使い方
友だち追加専用のQRコード画像をライブラリに保存しておけば、さまざまな場面で活用できます。QRコードの画像を印刷して配布・掲示したい場合は、下記記事で紹介している方法を試してみてください。
直接会えない相手にメールやSMSで送信する
直接会えない相手との友だち追加手段としては、IDや電話番号検索が挙げられるでしょう。ただ、これらを利用するには3大キャリアとLINEモバイル、ワイモバイルしかおこなえない年齢確認を済ませる必要があるので、利用したくてもできない人が多いはず。
そこで、QRコードの画像やスクショをメールやSMSで相手に送って、前述の方法で読み込んでもらえば、かんたんに友だち追加ができます。
QRコードの画像を保存して相手に送るには、「ホーム」タブから友だち追加ボタンをタップ。友だち追加のメニューのなかから[QRコード]を選択します。
QRコードリーダーが起動するので、右下の[マイQRコード]をタップします。[∨]ボタンを押して表示されるメニューのなかから[端末に保存]を選択すると、端末のライブラリやアルバムにQRコードの画像が保存されます。
もしくはマイQRコードの画面全体をスクショしてもOKです。
あとはSMSやメールなど、任意の共有方法を選んで画像を添付し送信しましょう。
SNSに投稿して友だち追加してもらう
QRコードの画像をツイッターやインスタグラムなど自分のSNSアカウントに添付して投稿すれば、多くの人に自分のLINEアカウントを友だち追加してもらえます。
これは、スマホの紛失や故障でLINEアカウントの引き継ぎがうまくできず、イチからLINEの友だちを登録し直すことになった人などにおすすめの方法です。
年齢確認が必要なLINE IDを記載するよりも、すべての人が使えるQRコードを利用したほうが友だち追加してもらえる確率もあがるでしょう。
ただ、後述で述べているように、SNSでのQRコード画像投稿はリスクが伴います。SNSで適切なプライバシー設定をしてない場合、知り合い以外にもLINEのアカウント情報が漏れてしまうので注意が必要です。
QRコード画像の扱いには要注意
LINE IDや電話番号検索が18歳以上のユーザーしか使えない仕組みになっていることからも分かるように、SNSなどネットで知り合った相手とLINEで繋がるのはリスクがあります。
SNSのDMなどで「LINEのQRコードを送ってほしい」とお願いされても、安易にQRコードを送るのは避けた方がいいでしょう。意図せずQRコードの画面が広範囲に出回ってしまい、迷惑メッセージなどの被害に合うかもしれません。
もし知らない人からの迷惑メッセージが届くようになってしまったら、マイQRコード画面から[QRコードの更新]を実行をした後に、メッセージ拒否設定をオンにするなどの対策をしましょう。
検証したLINEのバージョン:iOS版9.8.0、Android版9.11.0
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