2025年5月末から正式に提供開始されたLINEの「プレミアムバックアップ」。LYPプレミアム会員(月額508円)限定の機能ですが、既存のバックアップ機能(標準バックアップ)よりもバックアップ可能なデータ項目が増え、iPhone⇄Androidスマホの機種変更におけるLINEトーク履歴の完全な移行にも対応しています。
本記事では、プレミアムバックアップのメリットを標準バックアップと比較しながら解説。実際にプレミアムバックアップを使って、iPhoneとAndroidスマホ間でLINEのアカウント・トーク履歴を引き継ぐ方法も紹介します。
プレミアムバックアップはLYPプレミアム会員限定の機能
LYPプレミアム会員限定のプレミアムバックアップとは?
LINEの「プレミアムバックアップ」は、2025年5月末から正式に展開されたLYPプレミアム会員限定の機能です。LINEのトークルームで送受信したテキストメッセージや写真、ファイルなどのデータをリアルタイムにバックアップし、LINEのストレージ(上限:100GB)に保存します。

LYPプレミアム会員ならLINEの設定ボタン
からプレミアムバックアップを使える
メッセージや写真などのトーク履歴がLINEのストレージ(100GB)にバックアップされる
既存のバックアップ機能(標準バックアップ)は、トーク履歴の中でもテキストメッセージしかバックアップできませんでした。「かんたん引き継ぎQRコード」を使えば、テキストメッセージだけでなく、写真や動画、ファイル、ボイスメッセージも引き継げますが、引き継げるトーク履歴は過去14日間分に限られます。
その点、プレミアムバックアップなら、日数の縛りなくトーク履歴(テキストメッセージ・写真・動画・ファイル・ボイスメッセージ)を引き継ぎ可能で、iPhone・Androidスマホ間のLINEデータ移行にも対応しています。

LYPプレミアムは、LINEヤフーが月額508円(税込)で提供するサブスク。LINE、Yahoo!・PayPayまわりの特典を利用できます。
特にLINEの特典が充実しており、本記事で解説しているプレミアムバックアップ以外にも、友だちごとにプロフィールのアイコン画像や名前を変えられる「サブプロフィール」や、LINEのアルバムに5分以内の動画やオリジナル画質の画像をアップロードできる機能などを使えます。
そのほか、Yahoo!ショッピングで毎日最大7%のPayPayポイント(期間限定)が付与されたり、会員限定のPayPayクーポンを使えたりと、お得な特典が盛りだくさんです。
現在、LYPプレミアムに初回登録すると最大2カ月の無料期間に加え、PayPayポイントやYahoo!ショッピングのクーポンなど合計5000円相当の特典が付与されます。
LYPプレミアムに登録してプレミアムバックアップを使う
「プレミアムバックアップ」のメリット、「標準バックアップ」との違いは?
ここでは、プレミアムバックアップでできることや、既存のバックアップ機能(標準バックアップ)との違いにも触れながら解説します。
プレミアムバックアップ | 標準バックアップ | |
---|---|---|
バックアップ対象 | トーク履歴(テキストメッセージ、写真、動画、ファイル、ボイスメッセージ) |
トーク履歴(テキストメッセージのみ) |
データ移行 | iPhone・Androidスマホ間も対象 | iPhone・Androidスマホ間は不可(※) |
ストレージ | LINEのストレージを100GBまで利用できる | 利用中のクラウドストレージに依存(iCloudは無料で5GB、Googleドライブは無料で15GBまで利用できる) |
バックアップ頻度 | 自動でリアルタイム(初回のみ手動でバックアップが必要) | 手動または自動(1日1回~) |
※OSの種類にかかわらず、「かんたん引き継ぎQRコード」を使えば、過去14日間のトーク履歴(テキストメッセージ、写真、動画、ファイル、ボイスメッセージ)を引き継ぎできる
トークのメッセージだけでなく写真や動画もバックアップ対象

標準とプレミアムでバックアップできるデータは異なる
標準バックアップの対象は、トーク履歴のなかでもテキストメッセージに限られますが、プレミアムバックアップならテキストメッセージに加えて写真、動画、ファイル、ボイスメッセージもバックアップできます。
ちなみに、「写真や動画もバックアップ対象だと、ストレージの容量が尽きてしまわないか心配」と思う人もいるかもしれませんが、心配無用です。プレミアムバックアップでバックアップされるデータは、iCloudやGoogleドライブではなく、LINEの専用ストレージに格納されます。さらに、専用ストレージは100GBまでデータを保存できます。
LYPプレミアムに登録してプレミアムバックアップを使う
iPhone⇄Androidスマホ間で15日以上前のトーク履歴も引き継げる
比較のためにまずは標準バックアップについて触れます。
標準バックアップを使ってLINEアカウントを引き継ぐ場合、iPhoneからiPhone、AndroidスマホからAndroidスマホといったように、同じOS間でしかデータを引き継げません。また、標準バックアップで引き継げるデータはトーク履歴のテキストメッセージのみです。
一方で、「かんたん引き継ぎQRコード」というLINEの引き継ぎ機能を使えば、異なるOS間でもトーク履歴全般(テキストメッセージ、写真、動画、ファイル、ボイスメッセージ)を新しいアカウントへ移行できますが、過去14日間の履歴に限定されてしまいます。

標準バックアップで同じOS間でしかLINEのデータを引き継げない理由は、標準バックアップでトーク履歴を保存および復元する場所がAndroid版LINEアプリは「Googleドライブ」、iOS版LINEアプリは「iCloud」とOSで異なるからです。
たとえば、iPhoneからiPhoneのように同じOS間で機種変更するときは、旧端末で使用していたApple IDで新端末にもログインすれば、iCloudに保存されたトーク履歴を新端末で復元できます。しかし、AndroidスマホからiPhoneといった異なるOS間で機種変更する場合は状況が変わります。AndroidスマホでGoogleドライブにトーク履歴をバックアップしても、iPhoneにインストールしたLINEアプリはiCloudからトーク履歴を復元するため、Googleドライブに保存したデータを取得できないのです。
ここで、「GoogleドライブとiCloudのデータを同期する機能はないのか?」と疑問が浮かんだ人もいるかもしれませんが、GoogleドライブとiCloudを同期する機能は公式には用意されていません。

プレミアムバックアップは、トーク履歴をLINEのストレージに保存する仕組みとなっているため、OSの種類にかかわらずLINEアカウントのデータを引き継げます。バックアップ対象はテキストメッセージだけでなく、写真、動画、ファイル、ボイスメッセージも含まれます。
さらに、前述した「かんたん引き継ぎQRコード」には、引き継げるトーク履歴は過去14日間のみという制限がありますが、プレミアムバックアップはLINEのストレージにバックアップされたデータをすべて引き継げます。
AndroidスマホからiPhone、iPhoneからAndroidスマホへ機種変更するときも、プレミアムバックアップを使えばスムーズにLINEアカウントを引き継げるのです。
LYPプレミアムに登録してプレミアムバックアップを使う
LINEのストレージを100GBまで使える
標準バックアップ | iCloud | 無料で5GB |
---|---|---|
Googleドライブ | 無料で15GB | |
プレミアムバックアップ | 100GB |
前述のとおり、標準バックアップはデータの保存先がOSで異なる仕様となっており、iOS版LINEアプリならiCloud、Android版LINEアプリならGoogleドライブにトーク履歴をバックアップします。どちらのストレージも課金せず無料で使うと、iCloudは5GB、Googleドライブは15GBまでデータを保存できます。

筆者が普段使っているiPhoneのiCloudストレージ
筆者のiCloudストレージ(200GBのiCloud+を利用)を確認したところ、標準バックアップでテキストメッセージしか保存されていないこともあり、LINEのトーク履歴は200GB中22.5MBしか使っていませんでした。しかし、画像のとおりiCloudはLINEのトーク履歴に限らずiPhoneで撮影した写真やウェブサイトからダウンロードしたファイルなど、あらゆるデータをバックアップしています。トーク履歴のデータ量自体は小さくても、iCloud全体の容量に空きがないことが原因でLINEのバックアップに失敗していたユーザーも多くいたはずです。
一方、プレミアムバックアップはLINEが用意するストレージに100GBまでデータを保存できます。iCloudやGoogleドライブとは別に、LINE専用のストレージがあるのは安心です。また、2MB前後の写真がLINEのトーク履歴に1000枚あるとしても合計2GBのため、100GBなら余裕をもって使えることが分かります。
LYPプレミアムに登録してプレミアムバックアップを使う
自動でリアルタイムのバックアップが可能
バックアップ頻度 | 手動/自動 | |
---|---|---|
標準バックアップ | 1日に1回 | 自動(手動でのバックアップも可能) |
3日に1回 | ||
1週間に1回 | ||
2週間に1回 | ||
1カ月に1回 | ||
プレミアムバックアップ | リアルタイム | 自動(初回のみ手動でバックアップが必要) |
標準バックアップのバックアップ頻度は最大でも1日に1回で、手動でバックアップの取得も可能です。
プレミアムバックアップは、初回だけバックアップの操作をしなければなりませんが、2回目以降はリアルタイムでバックアップがおこなわれます。実際にプレミアムバックアップを使ってみたところ、トークに写真を数枚送った直後に当該写真がバックアップされているのを確認できました。直前のトーク履歴も瞬時にバックアップされると考えれば、スマホの故障時も安心です。
LYPプレミアムに登録してプレミアムバックアップを使う
プレミアムバックアップを使ってAndroidスマホ⇆iPhoneでLINEのトーク履歴を移行する方法
ここでは、「プレミアムバックアップ」と「かんたん引き継ぎQRコード」を使って、AndroidスマホからiPhoneにLINEのデータを引き継ぐ方法を解説します。iPhoneからAndroidスマホへ機種変更する場合も同じやり方でデータを移行できます。
プレミアムバックアップはLYPプレミアム会員限定の機能です。LYPプレミアムに登録していない人は、下記のボタンから登録してください。
LYPプレミアムに登録してプレミアムバックアップを使う
なお、LYPプレミアムに入会しなくても、「かんたん引き継ぎQRコード」のみを使ってAndroidスマホからiPhoneにLINEアカウントを引き継げます。かんたん引き継ぎQRコードを使ったLINEデータの移行手順は、下記の記事で解説しています。
事前に旧端末でおこなう作業
引き継ぎ作業をおこなうまえに、LINEアプリやOSを最新のバージョンにアップデートします。旧端末でプレミアムバックアップを一度も使ったことがない場合、初回のバックアップが必要です。
OSのアップデートやトーク履歴のバックアップ時に、モバイルデータ通信を使うと多くのデータ容量を消費してしまうため、あらかじめWi-Fiに接続しておくことをおすすめします。
LINEアプリを最新版にアップデートする

LINEアプリのバージョンは、ホーム画面の設定ボタン
から[LINEについて]を選ぶと確認できるプレミアムバックアップは、LINEアプリのバージョン「15.5.1」以降で利用できます。必ず旧端末と新端末のどちらもLINEアプリのバージョンが「15.5.1」より上であることを事前に確認しておきましょう。
また、LINE公式サイトによると、異なるOS間(Android⇄iOS)で引き継ぐときは、新端末のLINEアプリのバージョンが旧端末よりも低いとデータを復元できない可能性があるとのことです。この点も引き継ぎ前に確認しておくと安心です。
iPhoneでLINEアプリをアップデートする手順

iPhoneのホーム画面で「App Store」アプリを開きます。

「Today」タブから画面右上のアイコンをタップ

LINEアプリを見つけたら[アップデート]を選択
アプリを開いたら画面右上のアカウントアイコンをタップ。アカウント画面を下にスクロールして、LINEアプリを探してください。
横に[アップデート]ボタンがあれば、これをタップしましょう。[開く]ボタンだった場合は、自身のLINEアプリはすでに最新版にアップデートされているのでそのままでOKです。
AndroidスマホでLINEアプリをアップデートする手順

ホーム画面で「Google Play ストア」アプリを開きます。

任意のタブを開いたら画面右上のアイコンを選択

[アプリとデバイスの管理]をタップ
Google Play ストアアプリを開いたら画面右上にあるアカウントアイコンをタップ。メニューから[アプリとデバイスの管理]を選択します。

[詳細を表示]をタップ

LINEアプリが表示されていたら[更新]を選択
「概要」タブが開かれたら[詳細を表示]をタップします。アップデート未実施のアプリが一覧で表示されるので、下にスクロールしてLINEアプリを探してください。
もしLINEアプリがリストにあれば、横の[更新]ボタンをタップします。一方、リストにLINEアプリがない場合はすでに最新版にアップデートされています。そのまま何もしなくてOKです。
OSのバージョンを最新版にアップデートする
iPhoneとAndroidスマホのOSバージョンを確認し、バージョンが古ければアップデートします。
iPhoneでOSのバージョンを確認・アップデートする手順

「設定」アプリの[一般]を選択

[ソフトウェアアップデート]をタップ

[今すぐアップデート]をタップ
iPhoneで「設定」アプリを開いたら[一般]を選択。[ソフトウェアアップデート]をタップします。
[今すぐアップデート]という表示が出ていたら、ボタンをタップしてiOSのバージョンを最新化しましょう。iOSのバージョンとともに「iOSは最新です」という表示があれば、OSのバージョンは最新化されているためアップデート作業は不要です。
AndroidスマホでOSのバージョンを確認・アップデートする手順

設定で[システム]を選択

「ソフトウェアアップデート」に「最新の状態」と表示されていればOK
Androidスマホ(今回はPixel 7aを使用)の「設定」を開き、[システム]を選択。「ソフトウェアアップデート」に「お使いのGoogle Pixelは最新の状態です」などと表示されていればアップデート作業は不要です。
「アップデートを利用できます」という記載があればタップしてアップデート作業を進めましょう。
Android端末のLINEアプリでトーク履歴をバックアップしておく

[トークのバックアップ]を選択

[今すぐバックアップ]をタップ
LINEアプリを開いたらホーム画面から設定ボタン
をタップ。設定メニューから[トークのバックアップ]を選択します。次の画面で[今すぐバックアップ]を押しましょう。ちなみに、[今すぐバックアップ]の下にある[標準バックアップに移動]というリンクを押すと既存のバックアップ機能を使えます。

LINEに登録したパスワードを入力
LINEに登録したパスワードを入力します。この段階でパスワードを忘れてしまった場合は、[こちらからパスワードを変更してください]をタップして再設定します。旧端末が手元にない場合、データの復元時にもLINEのパスワードを入力する必要があるため、パスワードは必ず覚えておきましょう。
パスワードを入力したら、「上記を確認して同意します」にチェックを入れて[次へ]をタップします。

バックアップ中の画面

ポップアップが表示されたら[OK]をタップ
パスワードの入力が完了すると、バックアップが始まります。
バックアップ中に[バックアップを停止]を押すと、バックアップが完了したデータと、バックアップ未完了のデータに分かれます。ここで注意したいのは、バックアップ未完了のデータは今後二度とバックアップできない点です。特別な理由がない限り、バックアップ停止ボタンは押さないことをおすすめします。
なお、バックアップ停止後もリアルタイムでのバックアップは継続されます。その際、停止ボタンを押したあとのトーク履歴のみが対象となります。

LYPプレミアム公式アカウントからのメッセージで[設定画面を見る]をタップするとストレージの状況を確認できる

メッセージや写真などのトーク履歴がLINEのストレージ(100GB)にバックアップされる
プレミアムバックアップの開始・終了タイミングでLYPプレミアム公式アカウントから通知が届きます。メッセージの[設定画面を見る]をタップすると、プレミアムバックアップで使用したストレージの状況を確認できます。
プレミアムバックアップのストレージ状況は、LINEのホーム画面から設定ボタン
を押し、[トークのバックアップ]を選択するやり方でも確認可能です。LINEコインや関連アプリのゲーム内通貨、アイテムなどを使い切る


Google Play ストアやApp Storeを経由して購入したLINE・LINE連動アプリのゲーム内・アプリ内通貨は、異なるOSに引き継ぐことはできません。
LINEコイン、マンガコイン、占いコイン、ルビー・ダイヤなどはすべて使い切ってしまいましょう。ゲームのデータや購入済みのコンテンツ自体は、異なるOSの端末に引き継ぐことが可能です。
新端末でおこなう作業
新しい端末でLINEをインストールし、LINEアカウントのデータを復元する方法を解説します。
新しいスマホのセットアップを終わらせる
LINEの引き継ぎを始める前に、新しいスマホへのデータ移行やセットアップを終わらせておきましょう。異なるOSへ端末のデータを引き継ぐ方法については、以下の記事をそれぞれ参照してください。
新しい端末にLINEアプリをインストールして起動する
新しいスマホにLINEアプリをインストールし、起動します。
「QRコードでログイン」をタップする

[ログイン]をタップ

[QRコードでログイン]をタップ
「LINEへようこそ」の画面が表示されるので、[ログイン]をタップします。
「QRコードでログイン」「その他の方法でログイン」と表示されたら、「QRコードでログイン」を選択します。


次の画面で[QRコードをスキャン]をタップすると、リーダーが起動します。新スマホをこの状態にしたまま、古いスマホを取り出しましょう。
古いスマホで引き継ぎQRコードを表示させ、新しいスマホで読み取る

LINEアプリを開き、ホーム画面の設定ボタンをタップ

[かんたん引き継ぎQRコード]をタップ

QRコードが表示された
古いスマホのLINEアプリを起動し、「ホーム」タブ右上の設定ボタン
をタップ。メニューから[かんたん引き継ぎQRコード]を選んで、QRコードを表示させます。
QRコードを、新しいスマホで読み取ってください。
セキュリティ上、同じQRコードを表示していられるのは15秒間までです。15秒経過すると、自動で新たなQRコードに切り替わります。さらに15秒経過すると、QRコードが表示されなくなってしまいますが、更新ボタンを押せば再表示できます。

[次へ]をタップ

旧スマホの端末ロックを解除する

上の画面が表示されたら旧スマホでの作業は終了
読み取りが完了すると、古いスマホのLINEアプリに「新しい端末でこのQRコードをスキャンしましたか?」と表示されます。「はい、スキャンしました」にチェックを入れて[次へ]をタップ。古いスマホの画面ロックを解除しましょう。
「新しい端末でLINEアカウントにログインしてください」と記載された白い画面が表示されたら、再び新しいスマホを取り出します。
自分のアカウントにログインする

[ログイン]をタップ
QRコードから読み込んだアカウント情報が表示されます。自分のもので間違いなければ[ログイン]を押してください。
プレミアムバックアップを使ってトーク履歴を復元する

[トーク履歴を復元]を選択

[次へ]をタップ
トーク履歴の復元画面が表示されたら、[トーク履歴を復元]を選択。トーク履歴のデータ量によっては復元に時間がかかることもあるため、いま一度端末がWi-Fiに接続できているか確認しましょう。
「トーク履歴を復元しています」と表示されたら[次へ]をタップします。

ホーム画面が表示されたらLINEアカウントの引き継ぎ完了
年齢確認や友だち追加設定、通知設定などの画面が表示されたら任意で設定をおこないます。LINEのホーム画面が表示されたら引き継ぎは完了です。プロフィール情報や友だちリスト、グループなどが問題なく復元されているか確認してみてください。
トーク履歴の復元が進行中でも、LINEのホーム画面が表示されていれば操作できます。トーク履歴復元の進行状況を確認したいときは、LINEのホーム画面から設定ボタン
を押し、[トークのバックアップ]を選択しましょう。LINEスタンプや着せかえを再ダウンロードする
最後に、スタンプや絵文字、着せかえなどのコンテンツデータをダウンロードし直しましょう。

LINEアプリを開き、ホーム画面の設定ボタンをタップ

[スタンプ]を選択
「ホーム」タブ右上にある設定ボタン
をタップ。メニューを下にスクロールしてスタンプを探します。
[マイスタンプ]を選択

[すべてダウンロード]をタップ
[マイスタンプ]をタップすると、過去に購入したことのあるスタンプが一覧で表示されます。
スタンプ横のダウンロードボタン
を押すか、[すべてダウンロード]をタップしてください。これでスタンプを復元できます。なお、一度購入したスタンプは何度でも無料でダウンロードできるので、再ダウンロードをしてもお金はかかりません。着せかえを利用していた人は、同じ要領で再ダウンロードしましょう。
プレミアムバックアップに関する疑問と回答
LINEのプレミアムバックアップに関して気になる疑問点と回答をまとめました。
プレミアムバックアップでLINEを引き継いだあとにLYPプレミアムを解約するとデータはどうなる?
LYPプレミアムを解約すると、LINEのストレージにバックアップしたデータは削除されます。LINEアカウントを引き継いだあとにトーク履歴に表示される写真やファイルなどは、保存期間が過ぎると閲覧できなくなります。
LINEアカウントを引き継ぐときだけLYPプレミアムを使う場合は注意が必要です。引き継ぎ後のデータを失いたくないなら、端末やクラウドストレージなどにデータを保存してからLYPプレミアムを解約しましょう。
プレミアムバックアップのボタンが表示されないのはなぜ?
LYPプレミアム会員ではない場合、プレミアムバックアップのボタンは表示されません。また、LYPプレミアム会員なのにプレミアムバックアップのボタンが表示されないときは、LINEアプリのバージョンが古い可能性があります。
LINEアプリのバージョンが「15.5.1」以上ではないときは、アプリをアップデートしましょう。
なお、ソフトバンクユーザー、ワイモバイルユーザー、PayPayカード ゴールドユーザーなら特典としてLYPプレミアムを無料で使えます。上記のユーザーがLYPプレミアムを無料で使うには、LINEアカウントとYahoo! JAPAN IDを連携することに加え、ソフトバンクユーザーはスマートログイン、ワイモバイルユーザーはワイモバイルスマホの初期設定が必要です。
プレミアムバックアップの料金はいくら?
プレミアムバックアップを使うと個別で料金が発生するわけではありません。ただし、プレミアムバックアップはLYPプレミアム会員限定の機能のため、会費の月額508円(税込)が必要です。
公式サイトではなく、LINEアプリやYahoo!ショッピングアプリからLYPプレミアムに加入すると、月額650円(税込)と割高になる点には注意しましょう。
プレミアムバックアップはいつから使えるようになった?
プレミアムバックアップは2025年3月末より段階的にリリースされており、2025年5月末より正式に展開されました。