LINEポイントはコインに自動変換される、違いや交換レートを解説
LINE Payでの決済やLINEショッピングなど、LINE(ライン)の各種サービスを利用して貯めることができる「LINEポイント」。2ポイント=1コインとして「LINEコイン」に自動変換され、LINEスタンプや着せかえ、絵文字などの購入に充てることができます。
本記事では、LINEポイントとLINEコインの違いや、ポイントのコインへの自動変換の仕組みなどについて解説します。
LINEポイントとコインの違い
LINEポイントは、LINEにおける各種サービスやLINE Pay決済などで貯めることができる1ポイント=1円のポイントシステムです。
貯めたポイントはコインや他のポイントサービスとの交換のほか、LINEストアで利用することもでき、さらにLINE Payを通して現金化することも可能です。
左:LINEポイントは提携サイトでのショッピングやLINE Payのコード払いなど、様々な方法で貯めることができる右:LINEコインは1コイン=2.4円。50コインであれば120円の計算になる
一方、LINEコインはLINEスタンプや着せかえなどを購入する際に使う専用通貨です。1コインあたり2.4円、500コイン以上の購入でボーナスコインが付与されます。
スタンプなどの購入時にLINEコインが足りない場合、保有するLINEポイントから自動的に変換して充当することができます(後述)。
コイン数 | 価格(税込) | ボーナスコイン | 購入できるスタンプ数(50コイン) |
---|---|---|---|
50コイン | 120円 | 0コイン | 1個 |
100コイン | 250円 | 0コイン | 2個 |
150コイン | 370円 | 0コイン | 3個 |
200コイン | 490円 | 0コイン | 4個 |
500コイン | 980円 | 100コイン | 12個 |
800コイン | 1480円 | 200コイン | 20個 |
1600コイン | 2820円 | 400コイン | 40個 |
3300コイン | 5740円 | 900コイン | 84個 |
10000コイン※ | 17000円 | 2730コイン | 約254個 |
※10000コインをチャージできるのはAndroid版のみ
LINEポイントの貯め方と使い方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

LINEポイントは自動でコインに変換される
LINEポイントがあれば、スタンプ等の購入時に自動でコインに変換されますが、すでに購入チャージしたコインを保有している場合、ポイントからの変換は優先されません。
2ポイント=1コインのレートで交換
左:LINEポイントの確認は「ウォレット」タブ→[ポイントクラブ]から右:「ホーム」タブの設定ボタン[]→[コイン]から保有コインを確認
さまざまな方法で獲得したLINEポイントは、スタンプなどの購入時に2ポイント=1コインのレートで自動的にLINEコインに変換されます。
このため、スタンプや着せかえの購入に必要なコイン数に相当するLINEポイントを保持していれば、コインをチャージすることなく有料コンテンツを手に入れることができます。

自動交換されたコインとチャージしたコイン、消費の優先順位は?
LINEポイントから交換されたコインよりも、チャージしたLINEコインのほうが優先的に消費されます。
ここでは、チャージした100コインを含む225コインを保有した状態で100コイン分のスタンプを購入。チャージしたコインが優先的に消費され、自動変換されたコイン数には変化がないことがわかる
LINEポイントから交換されたコインを優先的に使用してスタンプなどを入手したい場合、「LINE STORE(LINEストア)」からの購入が便利です。詳細はこちらの記事で紹介しています。

LINEポイントの有効期限に注意
また、LINEポイントの有効期限にも注意が必要です。LINEポイントの有効期限は、最後にポイントを獲得した日から180日後。期間限定ポイントの場合にはキャンペーン毎に有効期限が設定されます。
有効期限を過ぎると所持しているポイントが失効するため、コインへの自動変換ができなくなる可能性があります。
ポイントの有効期限を確認するには、LINEの「ウォレット」タブから[ポイントクラブ]をタップします。
画面上部のポイント数をタップするか、画面右下にある[メニュー]から[LINEポイント履歴]をタップして確認することができます。
スタンプを買うならポイントのほうがコインよりお得?
スタンプを買うのに、ケースによって、LINEポイントを自動変換するか、コインで購入するかでおトク度に多少の差が生じます。
通常はポイント購入のほうが有利
欲しいスタンプや着せかえを購入するのに十分な数のコインがない場合でも、LINEポイントを保有していればポイントがコインに自動変換され、不足分に充てて購入することができます。
コインがチャージされていない状態で100コインのスタンプを購入した。200ポイントが100コインに自動変換され消費される。残りの保有コインは250ポイントの1/2=125コイン
LINEポイントとコインの交換率は2:1。たとえば、100コイン(=240円:ボーナスコインなどを勘案しない場合)のスタンプを購入するのに必要なLINEポイントは200ポイント(=200円)です。
この点、単純計算では、LINEポイントを使って購入したほうがお得です。ただし、LINEコインを大量に購入して多くのボーナスコインが付与されている場合、コインで購入したほうが実質的に割安なケースもありそうです。
ポイントを効率よく貯めてコインとして有効活用したい場合、LINE Payでの決済は日常的にポイントを貯められる方法の1つです。ポイントの付与率がアップするキャンペーンなども忘れずにチェックしましょう。
LINE Payコードの画面で[ポイント]の欄にチェックが入っていると、決済時にLINEポイントが自動的に消費されてしまいます。LINEポイントを貯めたい場合には、チェックを外しておきましょう。

LINEストアなら直接LINEポイントで購入できる
LINEクレジットにポイントをチャージしてLINEストア(LINE STORE)で決済すれば、1LINEポイント=1円でスタンプや着せ替えを購入することができます。
LINEポイントから交換されたコインを優先的に使用したい場合も、LINEストア(LINE STORE)ならあらかじめポイント数を指定して使用することができます。
LINEストアの詳しい使い方については、以下の記事を参照してください。

LINEポイントが自動変換されないときに考えられる原因
LINEポイントがコインに自動変換されない場合、原因として考えられるのは主に以下の3点です。
- 交換できる十分な数のポイントを保有していない(LINEポイントとコインの交換レートは2:1)
- 獲得したLINEポイントがまだ付与されていない
- LINEアプリのバージョンが古い(アップデートしていない)
100コインに交換するのに必要なLINEポイントは200。前述のとおり、交換レートには注意が必要です。
左:SHOPPING GOを利用した際、LINEショッピングチームからポイント付与通知が届く右:LINE Pay利用後に届く通知からは、ポイントの決済履歴や獲得ポイントまで詳細が確認できる
LINEポイントを獲得できる行動を取ってから実際のデータとして反映されるまでは、ある程度の時間を要します。LINEショッピングなど、ポイントが付与されるタイミングについて事前にメッセージが届く場合もあるほか、実際にポイントが加算される際にはLINEウォレットからも通知が届きます。
なお、LINEポイントの自動交換に限らず、LINEのバージョンが古いままの状態では、日々追加される機能や最新仕様のメリットを享受できません。LINEのアップデートはApp StoreやGoogle Playストアからおこないますが、端末からの自動設定も可能です。

検証したLINEのバージョン:iOS版10.16.0、Android版10.16.3