LINEでブロック中の通話はどうなる? された側/した側の挙動まとめ

ブロックされている相手と通話できる方法はある?
ティザー

LINEで友だちをブロックしたり、相手からブロックされたりすると、その相手とのトークだけでなくLINE通話にも影響が及びます。

本記事では、ブロック中の通話がどうなるのか、ブロックされた側とブロックした側それぞれの挙動について解説。ブロックされた相手に発信する方法はあるかなど、ブロック中の通話に関するよくある質問と答えもまとめました。

ブロックされた側の通話はどうなる?

まず、ブロックされた側の通話がどうなるかについて解説します。

呼び出し音は鳴るが相手が出ることはない

LINE発信中画面

相手は出ないが、ブロックされている相手に発信はできる

ブロックされている相手にLINEの無料通話を発信することは表面上は可能です。

ブロックされている相手にLINE通話で発信すると、自分のLINEで呼び出し音は鳴りますが、相手には着信しておらず応答することはありません。

発信しても「応答なし」と表示される

iOS版LINE

iOS版LINEで応答がない場合

Android版LINE応答なし

Android版LINEで応答がない場合

ブロックされている側が発信を続けた場合、自分のLINEで約1分(約60秒)の呼び出し音が聴こえた後に「応答がありません。(Android版は応答なし)」とメッセージが表示され、トークには「応答なし」の履歴が残ります。

トークルーム

ブロックされている側には「応答なし」と表示される

トークルーム

ブロックした側には着信履歴が残らない

ブロックされている・されていない関係なく、相手が発信に応答しなかった際はトークルームに「応答なし」と表示されます。

ブロックされている場合、相手のトーク履歴には「不在着信」などの履歴が何も残らない(そもそも着信しない)ため、着信があったことに気づくことはありません。

トークルーム
LINE通話タブ

ブロックされていなければ、相手のトーク履歴や通話タブに「不在着信」が残る

相手にブロックされていなければ、相手のトークや通話タブに「不在着信」の履歴が残ります。

その後、相手から折り返しの着信やメッセージが送られてくるなど、何かしらのアクションがあればブロックされていないというわけです。

グループの通話は発信できる

グループトークルーム
グループ通話画面

グループ通話なら、ブロックされている相手が応答すれば通話が可能

ブロックされている相手と既存のグループがある場合、ブロックされている相手とグループでの音声通話とビデオ通話が可能です。

グループ通話となるため、グループ内にいるメンバー全員に通知が届きます。そのため、複数人いるグループでブロックされている相手だけに発信することはできません。

グループメンバー編集
グループトークルーム

ブロックされている相手と2人だけのグループにすれば1対1での通話が可能

グループのメンバーを削除して、ブロックされている相手と2人だけのグループにすれば、グループ通話という形で1対1の通話ができます。

ただし、削除される他のメンバーらにあらかじめ協力を求める必要があります。

ブロックした側の通話はどうなる?

ブロックした側に無料通話の着信があった場合、ブロックした側がどういった挙動をするのか解説します。

ブロックした相手からの着信は届かない

トークルーム

ブロックした側には着信履歴が残らない

ブロックした相手から通話がかかってきても、ブロックした側には着信しません。また、トークに「不在着信」の表示も残らないので、ブロックした相手が発信したことすら分かりません。

ブロックした相手に対して発信できない

トークルーム
トークルーム

ブロックするとトークルーム上部の「受話器」アイコンが消えて発信できない

ブロックした側は、トークルームの上部から「受話器」アイコンが消えます。そのため、ブロック中はトークルームから相手に発信することはできません。当然ですが、ブロック中の相手にメッセージを送信することもできません。

LINEプロフィール

プロフィールからもブロック中の相手に発信はできない

ブロックしている相手のプロフィールからも通話を発信できません。ブロックしている相手と1対1で通話する場合は、ブロックを解除してください。

グループ通話の着信は届く

ロック画面
グループトークルーム

ブロックした相手がいるグループの通知をオンにしている場合、ブロック相手がグループ通話を開始すると通知が届き、グループのトークルームから通話に参加ができる

ブロックしている相手が既存のグループに含まれている場合、そのグループで発信するとトークルームに通話開始のメッセージが届きます。

相手は[参加]をタップすると、グループ通話に参加できます。グループ内の通知オンにしている場合は、相手がグループ通話を開始すると着信通知が届きます。

ブロック中のLINE通話に関するよくある質問と答え

ブロック中の通話に関する挙動で、よくある質問とその答えをまとめました。

ブロックされている相手と通話する方法はある?

既存のグループにブロックされている相手が所属していて応答さえすれば、グループ通話が可能です(前述)。ただし、ブロックされている相手を含めた新しいグループは自分で作れません。

グループプロフィール設定画面
グループトークルーム
グループメンバー

ブロックされている相手と自分を含めて4人のグループを作成したが、ブロックされている相手はグループに追加されない

グループトークを新しく作る際、ブロックされている相手をグループに招待できますが、招待の通知は相手に届きません。招待時の自動追加もできないため、ブロックされている相手を含めたグループを作成する場合、共通の友だちにグループを作成してもらう、もしくは自分の作ったグループに招待をしてもらうといった第三者の協力が必要です。

ブロックされているときに発信したら何コールで切れる?

15〜16コール、約1分(約60秒)で自動的に切れます。

iOS版LINE

iOS版LINEで応答がない場合

Android版LINE応答なし

Android版LINEで応答がない場合

コールを続けても応答せず、自動的に切れた場合は「応答がありません。」「応答なし」と表示されます。ブロックされている側のトークには「応答なし」が残り、ブロックしている側は「不在着信」といった履歴も残りません。

ブロック前後で呼び出し音は変わる?

ブロック前後で呼び出し音は変わりません。

また、ブロックされている相手が「LINE着うた」で呼び出し音を変更している場合も、相手が設定したBGMが呼び出し音として流れます。

ブロックしているときに相手からの着信履歴は残る?

ブロックしている相手からの着信は、着信履歴に残りません。

トークルーム
通話タブ

ブロックしている相手からの着信履歴は残らない

トークにも「不在着信」といった着信履歴が残らないため、ブロックした相手がいつ発信したのか、ブロックしている側は気づきません。

また、通話タブを表示している場合、通話タブにもブロックしている相手の着信履歴は残りません。

検証バージョン
LINE
iOS
14.15.3
LINE
Android
14.15.1
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