Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)は、月額980円で500万冊以上の電子書籍が読み放題になるAmazonのサービスです。登録するか迷っているけれど、「本当に元が取れるのか」「読書習慣がないと損しそう」などと、不安になる人もいるでしょう。
Kindle Unlimitedは、実はちょっとしたコツを押さえれば、読書量が多くなくても簡単に元を取ることができます。本記事では、Kindle Unlimitedを3年以上使っている筆者が、Kindle Unlimitedで元を取るための使いこなし術を、実際の活用実例も交えて詳しく解説します。
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Kindle Unlimitedはどのくらい読めば元が取れる?
Kindle Unlimitedでは、毎月何冊の本を読めば月額980円の元が取れるのでしょうか。また、読書量が少ない人でも元が取れるケースについても紹介します。
マンガ・雑誌・小説など、どれでも月に1〜2冊読めば元が取れる

Kindle Unlimitedは、マンガ、雑誌、小説、ビジネス書などさまざまなジャンルの本が読めますが、どれでも月に1〜2冊以上読めば元が取れます。
例として、マンガ、雑誌、小説、ビジネス書の販売価格と、Kindle Unlimitedで元が取れる本の冊数の目安を表にまとめました。
1冊の価格(目安) | 元が取れる本の冊数 | |
---|---|---|
マンガ | 500〜800円 | 月2冊 |
雑誌(月刊誌) | 700〜1200円 | 月1〜2冊 |
小説(文庫本) | 700〜1200円 | 月2冊 |
ビジネス書・実用書(単行本) | 1000〜2000円 | 月1冊 |
マンガは1冊500〜800円程度、雑誌や小説(文庫本)は1000円前後で販売されています。このあたりは月に2冊ほど読めば元が取れる計算です。ビジネス書・実用書は単行本だと1冊の単価が高く、1000円から2000円近くかかる高額な本もあり、1冊でも採算が取れます。
Kindle Unlimitedなら何冊読んでも月額980円なので、普段から月に複数冊読む習慣がある人にはとてもお得に使えるサービスです。
読書量が少なくても元が取れるケースもある
本は月に1冊読むのがギリギリで、毎月の読書量が少ない人でも、使い方次第で月額料金分を回収することができます。

Kindle Unlimitedでは、自己啓発本やビジネス書、旅行ガイドブック、専門書、洋書などの書籍も読み放題の対象にラインナップされています。1冊1000円以上の本を1回でも読めば、十分に元が取れます。
また、マンガや雑誌など1冊分がすぐ読み切れるものを複数読むというやり方もあります。これなら小説や実用書などの活字を読むのは得意でなくても、無理なくKindle Unlimitedを使い続けられるはずです。
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【筆者の実例】Kindle Unlimitedはどれくらいお得になる? 元を取れる使いこなし術
Kindle Unlimitedを3年以上利用している筆者が、普段どのくらいの本を読んで、どのくらいお得になったのか、どんな使い方をすれば無理なく活用できるのかを解説します。
筆者が1カ月間で読んだ本の冊数と金額

筆者が1カ月間で読んだ本の例
直近の1カ月間でKindle Unlimitedで読んだ本は、マンガ4冊、小説1冊、雑誌2冊、育児書3冊の合計10冊でした。もしこの本をすべて購入した場合、合計1万2266円(税込)かかっています。これがたった980円だけで読めたと考えると、実質1万円以上もお得だった計算になります。
読んだ作品の具体的な内訳は以下の通りです。
- #真相をお話しします(770円)
- 薬屋のひとりごと(770円)
- 葬送のフリーレン(594円)
- ぼっち・ざ・ろっく!(901円)
- 硝子の塔の殺人(1980円)
- 美的(890円)
- Oggi(1200円)
- はじめてママ&パパの育児(1783円)
- はじめてママ&パパの病気とホームケア(1783円)
- がんばらなくても栄養たっぷり! 離乳食&幼児食まるごとBOOK(1595円)
※()内は紙の本の値段(税込)
筆者はマンガや雑誌、小説など毎月幅広いジャンルの本を読んでいます。
普段は子育てをしながら働いている1児の母であり、子どもが生まれてからは育児書を読む機会も増えました。特に育児書は1冊だけでも1500円以上かかるため、これがサブスクの料金内で何冊も読めるのはとてもありがたいです。
1冊あたりの金額が1000円以上の本を読むと簡単に元が取れる
Kindle Unlimitedには、紙の本だと1冊で1500〜2000円以上するような本も含まれています。Kindle Unlimitedの月額料金980円よりも高値の本を1冊読めば、それだけで簡単に元が取れます。

筆者は子ども関連の育児書を読むことが最近は多いですが、他にも「まっぷる」「るるぶ」などの旅行ガイドブックや、自己啓発本やビジネス書などを読んだこともあります。特に旅行雑誌は、旅行の移動中でもスマホで観光名所や行きたいお店の情報などをササッと確認するのに便利でした。
これらの本も1冊1000円以上するので、読めば読むほど料金的には得をしていることになります。何冊も買うと高額になってしまう本も、Kindle Unlimitedなら気軽に読み放題なのが魅力です。
読み切りやすいタイプの本を複数読むのもおすすめ

筆者は、Kindle Unlimitedでマンガや雑誌を読むことも多いです。すぐに読み切れるので簡単に複数冊読めて、1冊の値段はそんなに高くなくても、難なくKindle Unlimitedの月額料金分を回収できます。
Kindle Unlimitedでは、ラインナップは少ないですが「絵本」も一部読み放題の対象となっています。筆者の場合、子どもに買う絵本は実際に内容を見てから選びたいと考えているのですが、近くの本屋さんでは絵本が透明なビニールでしっかり包装されていて中身を読めません。そんなときKindle Unlimitedの対象に気になっていた絵本があり、買う前に中身を確認するのに役立ったこともありました。
スキマ時間で少しずつでも読んでみる

スマホやタブレット端末をサッと取り出して、場所を問わずいつでもすぐに本を読み始められるのがKindle Unlimitedの強みの一つです。筆者もKindle Unlimitedを利用するようになってから、電車の通勤時間や、お昼の休憩時間、お風呂に入っているときや寝る前のリラックスタイムなど、ちょっとしたスキマ時間でコツコツ本を読むようになり、自然と以前より読書量が増えました。
1回にまとまった読書時間を取れない人でも、ちょっとしたスキマ時間を利用して少しずつ読めば、意外と本をたくさん読めることがあります。
試し読み感覚でOK、とりあえずダウンロードしてみる

Kindle Unlimitedでは、ライブラリ内に最大20冊まで同時保存できます。ライブラリの上限を超えるときは、その都度ライブラリの中から不要な本を返却(削除)すれば、いくらでも読み放題対象作品をダウンロード可能です。気になった本はとりあえずダウンロードして読んでみて、自分に合わなかったらそこで読むのをやめてしまっても損にはなりません。
かつては筆者も、購入した本があまり面白くなかったとき、途中で読むのをやめることに罪悪感を覚えたり、「せっかく買ったのだから全部読まなきゃもったいない」と無理やり読もうとして時間を無駄にしてしまったことがありました。
その点、Kindle Unlimitedでは「試し読み感覚」で気軽にダウンロードできます。つまらなかったらいつでも返却できて損しない、この"ゆるさ"が読書のハードルをグッと下げてくれます。
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まとめ:Kindle Unlimitedは読書習慣がなくても使い方次第で元が取れる
Kindle Unlimitedは、本をたくさん読む人向けのサービスと思われがちですが、使い方次第では読書習慣がない人や毎月の読書量がそんなに多くない人でもしっかり元が取れるサービスです。

高額書籍をピンポイントで読んだり、マンガや雑誌など読み切りやすいタイプの本を選んだり、スキマ時間に少しずつ読み進めてみたりすれば、無理なくKindle Unlimitedの費用を回収できます。気になった作品はとりあえずダウンロードして読んでみて、合わなければその本は返却(削除)してもOKです。
筆者はKindle Unlimitedで「元を取れる」どころか、本を読む楽しさにハマって自然に読書量が増え、書籍代もかなり浮いているので、お得に使い続けられています。
本当にKindle Unlimitedを使いこなせるか不安な人は、30日間の無料体験を利用してみるのがおすすめです。無料体験中でも、読める本のラインナップは有料会員と変わらないので、実際に自分の読みたい本があるのか、使い勝手はどうなのかを気軽に試せます。気に入らなければ無料体験中であってもいつでも解約できます。
また不定期で登録から最初の3カ月無料になるお得な登録キャンペーンなどを実施することもあります(現在は「プライムデー」キャンペーンとして7月14日まで開催)。キャンペーンの開催情報については下記記事で随時更新しています。
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