インスタグラムのDM(ダイレクトメッセージ)には特定のメッセージに返信できる「リプライ」機能があります。埋もれてしまったメッセージを引用返信して話題を戻せるのが利点です。
本記事では、インスタグラムのDMで返信(リプライ)する方法や注意点について解説します。
インスタのDMで引用返信(リプライ)する方法
ダイレクトメッセージにおいて、特定のメッセージを引用して返信する「リプライ」機能の使い方を解説します。
方法1:メッセージを右方向へスライド


引用したいメッセージをタップしながら右へスライドさせます。するとメッセージの左側に矢印が表示されるので、矢印が見えたら手を離してOKです。

あとはメッセージを入力して[送信]をタップしましょう。

自分から見た引用返信

相手から見た引用返信
自分から見た引用返信と、相手から見た引用返信はこのように見えます。
方法2:メッセージを長押しして「返信する」をタップ


メッセージを右方向にスライドさせる方法以外にも、引用したいメッセージを長押しすると同じように引用返信できます。
引用したいメッセージを長押し後、左下に表示される[返信する]をタップすればOK。あとは返信メッセージを入力して[送信]しましょう。
自分が送信したメッセージへの引用返信も可能
引用返信できるのは相手からのメッセージだけでなく、自分が送ったメッセージでもOK。自分で引用返信することができます。相手への質問などが流れてしまったときなどに使えるでしょう。

自分のメッセージを長押ししてリプライ

メッセージをスライドさせてリプライ
自分のメッセージを長押しして[返信する]をタップするか、メッセージを左に向かって矢印が出るまでスライドすればリプライできます。

自分で送ったリプライだとわかる
「自分に返信しました」と引用したメッセージにも色が付くので「自分で送ったメッセージなんだな」と分かりやすいです。
リプライができない時はアップデートしよう
メッセージを引用返信しようと右にスワイプしても矢印が表示されない、長押ししてもできないと言う場合は、メッセージ機能のアップデートをしましょう。


プロフィール画面の右上にあるメニューボタン
から設定ボタン を選択し、[メッセージ機能をアップデート]をタップ。
[アップデート]ボタンをタップして、あとは指示通りに進めばOKです。
このほか、Instagramアプリを長くバージョンアップしていないなら、アプリ自体も最新版にアップデートしておきましょう。
DMで引用返信(リプライ)できるもの・できないもの
引用返信を使ってリプライできるもの・できないものをまとめました。
引用返信(リプライ)できるもの
- 送受信したメッセージ
- 送受信した画像/動画
- シェアした/された投稿
- 絵文字
これらは問題なく引用返信することができます。
引用返信(リプライ)できないもの
- シェアした/されたストーリー
- GIFスタンプ(動くスタンプ)
- 消えるメッセージモードにおけるやりとり
- シェアした/されたInstagramアカウント(プロフィール)
シェアした/されたストーリーには引用返信の機能が対応していません。また、消えるメッセージモード中のやりとりはメッセージや絵文字、画像、動画であってもリプライできない仕様となっているので注意してください。
引用返信すると表示される「あなたへの返信」と「あなたの返信」とは?
引用返信すると、メッセージの上に「あなたへの返信」と「あなたの返信」などと表示されます。これらはどのようなことを意味しているのか、わかりやすくまとめました。
1対1のDMの場合

あなたの返信

あなたへの返信
1対1のDMの場合、引用返信すると「あなたの返信」と「あなたへの返信」という表示が付きます。それぞれの意味は以下の通りです。
- 「あなたの返信」:あなたが相手のメッセージを引用して返信したもの
- 「あなたへの返信」:相手があなたのメッセージを引用して返信したもの

前述した通り、自分のメッセージを引用することもできますが、その場合は「自分に返信しました」と表示されます(相手の画面には「自分への返信」と表示されています)。
グループ(複数人)スレッドの場合
グループ(複数人)でのDMの場合、誰が誰に対しておこなった引用返信なのかが分かるようになっています。

自分が相手のメッセージを引用返信した場合
たとえば自分が相手のメッセージを引用返信した場合は「○○(相手のアカウント名)に返信しました」と表示されます。

相手が自分のメッセージを引用返信した場合
相手が自分のメッセージを引用返信した場合は「○○(相手のアカウント名)から返信がありました」と表示されます。

自分が第三者の立場の場合
そして、自分が第三者の立場の場合は「○○(引用返信したアカウント名)が○○(引用されたアカウント名)に返信しました」と表示されます。
少々ややこしく感じますが、実際にやりとりする上では「誰に対しての引用返信なのか」や「誰のメッセージへリプライしているか」が明確で分かりやすくなっています。
活発に会話が飛び交いやすいグループチャットなどで引用返信を活用すれば、すぐに流れてしまう話題をリアルタイムに戻すことも可能でしょう。
タップしても引用元へは遷移できない(ダブルタップいいねに注意)
LINEの「リプライ」とは異なり、インスタのDMはリプライした/されたメッセージ部分をタップしても引用元に遷移できません。


間違ってダブルタップするとメッセージに「いいね!」が付いてしまい、相手にも通知されてしまうので、何度もタップしないように注意しましょう。
いいねを付けてしまった場合は、いいねのハートアイコンをタップして削除を選択すれば取り消すことができます。