Androidスマホでは、ステータスバーと呼ばれる画面上部のバーに電池のアイコンが表示されています。電池アイコンは、アイコン内部がバーグラフメーターになっており、視覚的にバッテリー残量を把握できます。
一方で、電池アイコンのメーター表示だけでは、大まかなバッテリー状況しか分からないという欠点があります。そのため、まだバッテリーが持つと思ってスマホを使っていたら、突然充電が切れてしまうケースも出てきます。そのような状況に陥らないためには、電池残量のパーセント(%)をステータスバーに表示するのが便利です。
本記事では、Androidスマホで電池残量を数字(パーセント)で表示する方法を解説します。
Androidスマホでバッテリー残量をパーセント表示する方法
Androidスマホでは、機種ごとにバッテリー残量のパーセンテージを表示する方法が異なります。今回はAQUOS・Xperia・Pixel・Galaxyシリーズの端末を取り上げています。
Pixelシリーズで設定する場合
Google Pixelは、他メーカーによるカスタマイズの施されていない純粋なAndroidを搭載しています。
以下の検証では、Google Pixel 4a(Android 12)を使用しています。

「設定」アプリのアイコンをタップ

現在のバッテリー残量は74%、推定持続時間は2日以上と表示されている
ホーム画面を下からスワイプしてアプリ一覧を表示できたら、端末の「設定」を起動。[バッテリー]を選択してください。
「バッテリー」の文字の下に記載されているパーセンテージは、バッテリー残量を示します。また「残り時間」は、現在のバッテリー残量での推定持続時間です。ただし、ユーザーの使用状況によっては、表示されている残り時間よりも早くバッテリーが尽きることがあります。


「バッテリー」内の「バッテリー残量」のスイッチをオンにすると、バッテリー残量が右上のステータスバーにパーセントで表示されるようになります。

なお、「設定」アプリのアイコンを長押しすると、バッテリーにアクセスできるショートカットが出てくるので、ここをタップしても「バッテリー」の設定メニューを開けます。
Galaxyシリーズで設定する場合
Galaxyシリーズでバッテリー残量を設定する手順を説明します。
以下の検証では、Galaxy S21 5G(Android 12)を使用しています。


まずホーム画面から端末の「設定」を開き、[通知]をタップします。
![[詳細設定]から、「バッテリー残量(%)を表示」のスイッチをオンにすればOK](/sites/default/files/styles/portrait_lg_1/public/2022/06/28/r-how-to-set-battery-percentage-android-08.jpg)
![[詳細設定]から、「バッテリー残量(%)を表示」のスイッチをオンにすればOK](/sites/default/files/styles/portrait_lg_1/public/2022/06/28/r-how-to-set-battery-percentage-android-09.jpg)
通知の[詳細設定]を選択し、「バッテリー残量(%)を表示」のスイッチをオンにすればOKです。

ステータスバーの右側に電池アイコンとともに、バッテリー残量を示すパーセントが表示されるようになりました。
なお、Galaxyではバッテリー残量のパーセンテージ表示をオンにしていなくても、その数字を確認する方法があります

画面上部から下にスワイプして、通知パネルを表示すると現在のバッテリー残量をパーセント表示でチェックできます。常にバッテリー残量の数字を表示しておくのが煩わしいと感じる人は、この方法がおすすめです。
Galaxyでは、バッテリー残量の表示設定とバッテリー情報(残量や性能など)の確認画面が別になっています。


バッテリー情報を確認するには、端末の「設定」にある[端末情報]から[バッテリー情報]を開いてください。
AQUOSシリーズで設定する場合
AQUOSシリーズでバッテリー残量を設定する手順を説明します。
以下の検証では、AQUOS sense6(Android 11)を使用しています。


画面下部から上にスワイプして、アプリの一覧を開いてください。スマホの「設定」をタップし、[電池]を選びます。


「電池残量」のスイッチをオンにしたら設定完了です。
バッテリー残量が画面右上のステータスバーにパーセントで表示されるようになります。
![「設定」アプリのアイコンを長押し、[電池]をタップする](/sites/default/files/styles/portrait_lg_1/public/2022/07/01/r-how-to-set-battery-percentage-android-27.jpg)
「設定」アプリのアイコンを長押し、[電池]をタップする

通知パネルを表示させると、バッテリー残量をパーセント表示でチェックできる
なお、「設定」のアイコンを長押しすると、[電池]にアクセスできるショートカットが出てくるので、ここをタップしても「電池」の設定メニューを開けます。
また、AQUOSシリーズの端末ではバッテリー残量のパーセンテージ表示をオンにしていなくても、画面上部から下にスワイプして通知パネルを表示させると、現在のバッテリー残量をパーセント表示でチェックできます。常にバッテリー残量の数字を表示しておくのが煩わしいと感じる人は、この方法がおすすめです。
Xperiaシリーズで設定する場合
Xperiaシリーズでバッテリー残量を設定する手順を説明します。
以下の検証では、Xperia Ace Ⅲ(Android 12)を使用しています。


ホーム画面で「設定」アプリを開いたら、[バッテリー]を選択します。


「バッテリー残量」をオンにすれば、画面右上のステータスバーにバッテリー残量がパーセントで表示されます。

なお、「設定」のアイコンを長押しするとバッテリーにアクセスできるショートカットが出てくるので、ここをタップしても「バッテリー」の設定メニューを開けます。

パーセント表示がされていない状態でも、画面上部から下にスワイプして通知パネルを表示すれば、現在のバッテリー残量をパーセント表示で確認できます。
アプリを使って個性的なバッテリー残量表示に
Google Playでダウンロードできるバッテリー管理アプリには、ステータスバーでバッテリー残量の数字を表示してくれるものがあります。

左囲み部分が「Battery Mix」のバッテリー残量表示。端末の設定で表示した右側のバッテリー残量と一致している
「Battery Mix」は、Androidスマホのバッテリー使用状況をグラフ化して確認できる老舗アプリです。どのアプリが主にバッテリーを減らしているのかが分かるので、電池の節約にも役立ちます。
「Battery Mix」をインストールすると、ステータスバーにバッテリー残量の数値が表示されるようになります。

さまざまなデザインが用意されている
アプリ内の「デザイン変更」から、ステータスバーに表示するバッテリー残量のデザインを選択できます。10種類以上のデザインが用意されているため、バッテリー残量表示にも個性を演出できます。
端末の設定で表示するバッテリー残量が味気ないと感じる人や、自分の個性に合わせて画面をデザインしたい人は、「Battery Mix」のようなバッテリー管理アプリを試してみるとよいでしょう。