日々の運動の記録や体重の変化、摂取カロリーなど、健康維持に重要なデータを一括でまとめてくれるのが「健康管理アプリ」です。登録したデータはグラフでも確認できるので、モチベーションの維持や数値の分析にも役立ちます。
本記事では、自身のヘルスケアデータが丸ごと管理できる5つのおすすめアプリを紹介します。
多彩なチャレンジでフィットネスのモチベーションを維持できる「Fitbit」
「Fitbit」は、フィットネス関係の記録機能に重点を置いたアプリです。同名のウェアラブル端末と連携すると、睡眠時間や心拍数に至るまで、自身の健康状態のトータル管理ができます。もちろん、アプリ単体でも体重や運動の記録といった機能を十分に使えます。
Fitbitのウェアラブル端末「Fitbit Versa 2」(Image:Fitbit)
- フィットネス、健康管理をひとつのアプリで記録できる
- 目標を決めて運動、ルートのトラッキングもしてくれる
- SNS機能を利用して毎日のモチベーションをアップ
「コミュニティ」機能では、他のユーザーと自身の運動記録を共有できます。グループに参加して自身のデータを投稿したり、他のメンバーの記録を見たりと、モチベーションの維持にも貢献してくれるはずです。また、「チャレンジ&アドベンチャー」では、実際のロケーションをバーチャルで踏破するなど、ゲーム感覚でトレーニングが続けられます。
全14項目で自身の健康状態をしっかり把握、トレーニング記録もできるiOSアプリ「Vitalbook」
「Vitalbook」は、14個の項目で自身のヘルスケアデータをしっかり記録してくれるiOSアプリです。Vitalbookに登録した情報は、iPhoneの「ヘルスケア」アプリとも連携・共有ができます。また、iPhoneのセンサーやカメラを活用してデータを測定するため、他の機器を必要としないのも魅力の一つです。
- 健康管理から睡眠管理までトータルにサポートしてくれる
- iPhoneのセンサーを利用した運動の記録もアプリひとつでOK
- 項目の表示・非表示など使いやすくカスタマイズして記録づけを習慣化
入力したデータは、週や月といった期間別にグラフで確認することができます。曜日別の平均数値も表示されるので、自身の健康状態や運動記録の分析にも活用できそうです。
自由なカスタマイズ機能で自分だけの健康管理リストが作れる「リズムケア」
「リズムケア」は、シンプルな見た目のUIながら多くの機能も合わせ持った健康管理アプリです。数値を入力済の項目は記録シート上で色が変わるため、うっかり入力を忘れてしまう自体を防げます。
- シンプルながら多機能な健康管理アプリ
- 記録した体重や血圧を自動でグラフ化、変化をひと目で把握できる
- 項目を自由に追加して自分だけの記録シートが作れる
リズムケアで特筆すべきは、入力項目のカスタマイズの自由さです。すでにアプリに用意されている項目以外にも、自分でオリジナルの項目を作って記録することができます。アイコンやデータタイプも細く設定できるので、かゆいところに手が届くような項目が作成できるかもしれません。
かんたん入力で体重管理を習慣化できるiOSアプリ「SmartRecord」
「SmartRecord」は、数値の入力に余計な操作を必要としないiOS専用の体重管理アプリです。目標数値の設定や数値のグラフ化など、モチベーション維持の助けとなる機能も搭載されています。
- 多彩な入力項目と記録をつけやすいシンプルなUI
- 変化のわかる折れ線グラフで入力したデータを確認
- 目標設定や記録のつけ忘れ防止タイマーを活用して習慣化できる
入力忘れ防止のための通知設定やアプリのパスコードロック設定など、プラスアルファの機能も備わっています。とくにパスコード設定は、自身のヘルスケアデータを他人に見られたくない人にとって必見の機能です。
健康ミッションのクリアでdポイントが貯まる「dヘルスケア」
「dヘルスケア」は、dアカウントさえあれば誰でも無料で利用できる健康管理アプリです。毎日の健康ミッションを達成すると、抽選でdポイントが獲得できます。記録したデータは日別、週別、月別、年別のグラフで確認可能。自身のヘルスケアデータの推移がひと目で把握できます。
- 毎日の健康ミッションをクリアするとdポイントが獲得できる
- 記録した歩数や体重、血圧、脈拍をグラフで確認
- 専門家への医療相談が24時間できる(有料会員)
月額330円で有料版に登録でき、有料版限定のミッションや機能が豊富に用意されています。中でも24時間、チャットで専門家に医療相談ができる「first call」が利用できるのが大きなメリットです。ちょっとした健康の不安について相談するのに活用できそうです。