Amazonアカウントを削除(退会)する方法と注意点

プライム特典をよく利用している人は特に要注意

商品の宅配サービスだけでなく、本や音楽、ビデオやゲームなどのデジタルコンテンツも充実しているAmazon(アマゾン)。さまざまな事情でアカウントを複数保有しているユーザーも多いかもしれません。

不要なアカウントは放置せず、速やかに削除したいもの。ただ、削除することで利用できなくなるサービスや削除前の準備事項はしっかり確認しておきましょう。本記事では、Amazon.co.jpのアカウント削除の方法と、さまざまな注意点についてわかりやすく解説します。

Amazonアカウントを削除する方法(アプリからの手順)
  1. Amazonアプリのメニューボタン​から[カスタマーサービス]→[アカウントについて]→[アカウントの閉鎖]→[カスタマーサービスへ連絡]の順に進む
  2. [今すぐチャットで問い合わせる]を選択する(電話を希望する場合は[Amazonから電話をする]を選択し、自身の電話番号を入力してカスタマーサービスからの着信を待つ)
  3. 担当者とつながったら、アカウント削除したい旨を伝える
  4. アカウントを削除する際の注意点を確認して同意する
  5. アカウントの削除手続きが完了する

Amazonのアカウントを削除するとできなくなること

Amazonのアカウントを削除(閉鎖)すると、当然ながらAmazonへのログイン自体ができなくなります。それにともない商品の購入はもちろん、各種アカウントサービスやデジタルコンテンツが使えなくなるほか、Amazonポイントなども失効します。

商品の購入、注文履歴やほしい物リストの閲覧・確認ができなくなる

注文履歴やほしい物リスト、領収書の発行もアカウントサービスから

Amazonのアカウントを削除すると、商品の購入はもちろん、過去の注文履歴や「ほしい物リスト」の確認、領収書の発行などができなくなります。

また、アカウント削除後に注文履歴について問い合わせをしても回答を得ることはできません。後で買おうと思ってリストアップしていた商品や、購入履歴を遡ってリピート買いしようとしていた商品があれば要注意です。

商品の返品、返金ができなくなり、未発送の注文はキャンセルされる

アカウントを削除した後は、購入した商品の返品・返金手続きはできません。また、アカウントの削除手続きをする際、未発送の商品があると注文がキャンセルになります。

返品処理や未発送商品のキャンセルは、アカウント削除の前にあらかじめ済ませておきましょう。

Amazonギフト券やAmazonポイントの残高が失効する

Amazonでの買い物やキャンペーンで貯めることができ、1ポイント=1円で利用可能な「Amazonポイント」、Eメールやカード、チャージなど様々な方法で受け取ることができる「Amazonギフト券」もアカウントの削除とともに失効します。

Amazonポイントの有効期限はポイント獲得から1年間。2017年4月24日以降に発行されたAmazonギフト券は発行から10年間有効です。

いずれも他のアカウントに移行させることはできません。無駄のないよう、アカウント削除の前に残高を確認し、必要に応じて消費しておきましょう。

Fire TV Stickなどのデジタルデバイスが利用できなくなる

Fire TV Stick 4K

Amazonアカウントの削除後は、Fire TV Stickのようにログインが必要なデジタルデバイスが利用できなくなります。一部、Amazonアカウントの登録がなくても使える端末もありますが、推奨される方法ではなく、利用できる機能やコンテンツも制限されます。

利用中のデバイスがある場合には注意が必要です。

アカウントを削除すると利用できなくなる端末
  • Fire TV Stick
  • Amazon Echo端末
  • Fireタブレット
  • Kindle端末

ビデオやミュージック、Kindle本などのデジタルコンテンツにアクセスできなくなる

Amazon musicアプリ、アカウント削除後はログインできなくなる

アカウントを削除した後は、アカウントに保存したデジタルコンテンツ(Kindle本、ミュージック、ゲーム・PCソフトダウンロード商品、Amazonビデオなど)やAmazon Drive、Amazon Photosなどが利用できなくなります。

AmazonプライムやPrime Studentが利用できなくなる

プライムビデオを含む、Amazonプライムの特典は利用できなくなる

お急ぎ便や日時指定便、見放題作品が豊富なプライムビデオ、1000冊以上が読み放題のPrime Readingなど、年会費4900円(月額500円)で様々な特典が利用できるAmazonプライム(学生向けはPrime Student)ですが、アカウント削除後の利用はできません。

また、アカウント削除をすればAmazonプライムも自動的にキャンセルされるわけではなく、事前に別途解約の手続きをする必要があります。

Amazon Mastercardの特典が受け取れなくなる

Amazon Mastercardを利用すると、商品の購入時に1.5〜2.5%のポイント還元が受けられるなど、さまざまな特典が享受できます。

Amazonアカウントを削除した後は、これらの特典を受け取ることができなくなります。

Amazon Pay決済が利用できなくなる

Amazonのアカウントを削除すると、Amazonアカウントに登録された住所やクレジットカード情報を使って商品やサービスの購入ができる「Amazon Pay決済」も利用できなくなります。

たとえば、行きつけの映画館の予約や定額制動画配信サービスの月々の支払い、ECサイトでの買い物にAmazon Payを利用していた場合には、支払い方法の変更が必要です。

Amazonのアカウントを削除する前にやるべき準備

Amazonアカウントの削除は、カスタマーサービスからチャットまたは電話で依頼する必要があります。

アカウント削除前に必要な手続きが残っていると、担当者からその旨が伝えられ、スムーズに処理されません。まずは次のような点をチェックし、事前の準備を整えておきましょう。

未発送の商品、返品予定の商品がないか確認する

発送状況の確認や返品手続きは注文履歴から

上述のように、未発送の商品はアカウント削除によってキャンセルされるほか、削除後の返品手続きはできません。

未発送の商品がある場合、商品の到着を待つか、あらかじめキャンセルしておきましょう。

AmazonプライムやKindle Unlimitedなどの会員登録を解約する

Amazonプライムの解約はアプリやサイト、電話から

AmazonプライムやPrime Student会員の解約に加えて、Kindle Unlimited、Amazon Drive UnlimitedストレージなどAmazonアカウントで利用しているサブスクリプションサービスは、すべて事前に解約しておく必要があります。

定期購読しているKindleの無料コミック雑誌や、「定期おトク便」もあらかじめキャンセルしておきましょう。

不要な情報配信サービスを停止する

郵送とEメールの配信停止

セールやおすすめ情報などの「情報配信サービス」を停止しないままアカウントを削除すると、削除後もメールが届きます。配信を停止しておきましょう。

情報配信サービスの設定サイトから、まずは「郵送での情報配信」のセクションで「郵送での情報配信は受け取らない」にチェックを入れ、保存します。

続いて「情報配信Eメール」のセクションで「すべての情報配信Eメールを受信しない」にチェックを入れ、保存すれば完了です。

出品者用アカウントの削除は専用窓口へ

電子書籍をKindleストアで自己出版できる「Kindleダイレクトパブリッシング(KDP)」のアカウントや、出品者アカウントを持っている場合、アカウントの削除はそれぞれ専用のカスタマーサービスに問い合わせる必要があります。

Amazonアカウントを削除する方法

Amazonのアカウントを削除するにはカスタマーサービスに連絡し、アカウントの状況を確認しながら手続きを進めていく必要があります。

問い合わせは、チャットまたは電話からおこないます。いずれも対応はスムーズで、事前の準備が整っていれば2〜3分で完了するでしょう。

アカウント削除は、Amazonカスタマーサービス内で「アカウント閉鎖」あるいは「アカウントを閉じる」と表現される場合がありますが、いずれも同じ状態を指しています。

アプリからは、メニューボタン​→カスタマーサービスアカウントについての順にタップします。

アカウントの閉鎖カスタマーサービスへ連絡の順に選択してアクセスします。

カスタマーサービスからチャットで削除依頼をする

チャットを利用する場合、今すぐチャットで問い合わせるを選択します。

アカウントの削除に際して特に疑問点がない場合、口頭でないと説明できないような込み入った事情がない場合には、チャットが便利です。

問い合わせの内容を入力する

担当者とつながったら、問い合わせの内容を簡潔にわかりやすく入力しましょう。

アカウントを削除する際の注意点を確認し、同意する

アカウントを削除する際の注意点が列挙されます。内容を確認後、「同意する」と入力します。

Amazonプライムや、定期購読、情報配信サービスなど、アカウントの削除前に必要な解約処理が残っている場合、その旨が通知されます。

どこにアクセスすればよいのかなども教えてくれるので、その通りに手続きしましょう。
 

アカウントの削除手続きを完了させる

アカウント削除の手続きを進めてよいか確認するメッセージが届いたら、同意して処理を進めてもらいます。

アカウント削除後もサイト上にアカウント名が表示されている場合、サインアウトしておきましょう。

カスタマーサービスから電話で削除依頼をする

電話でアカウントの削除依頼をしたい場合、Amazonから電話をするを選択します。

疑問点が複数ある場合や、口頭でないと説明するのが難しい事情があるような場合には、電話のほうがスムーズでしょう。

電話番号を入力して、「今すぐ電話がほしい」をタップする

時間帯が影響する可能性もありますが、筆者の経験上待ち時間はほとんどなく、とてもスムーズに通話を開始することができます。

担当者と電話がつながったら、アカウントを削除したい旨を伝えましょう。

Amazonアカウント削除後の注意点

アカウントを削除すると、再度復活させることはできません。その他、削除後に知っておきたい注意点には次のようなものが挙げられます。

  • 再登録するには新規アカウントの作成が必要
  • 削除したアカウントに登録していたEメールアドレスを、新規アカウント作成時に使用することはできない
  • 削除後のアカウントに関する問い合わせはできない
アプリ「Amazon ショッピングアプリ」をダウンロード
EDITED BY
SORA