Audible(オーディブル)は、他社と比べるとやや高めの料金であるという声はあるものの、コンテンツの質や量、特典などを考慮するとコストパフォーマンスに優れたオーディオブックサービスです。
この記事では、Audibleの料金プランが高いのか実際に他サービスなどと比較しつつ、高く感じられてしまう要素(デメリット)について考えました。
Audible(オーディブル)の料金体系
Audibleの料金プランはシンプルで、サブスクリプションとして用意されているのは月額料金のみです。プランはプレミアムプランが1500円(税込)で、スタンダードプランが880円(税込)です。
非会員の場合、単品購入のみ利用できます。
プレミアムプラン(月額1500円)
プレミアムプランは、月額1500円支払えば対象の幅広いオーディオブック(数十万冊以上)を楽しむことができるプランです。プレミアムプラン会員になれば、プラン対象外作品の単品購入でも30%オフになるなどお得な特典も受けられます。
なお、新規加入者には登録後30日間の無料体験が付いてきます(後述のキャンペーンを利用した場合を除く)。
| プラン内容 |
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|---|---|
| 月額料金 | 1500円(税込) |
| 再生方法 |
|
| 休会について |
30日/60日/90日から選択可能 |
公式サイトで見る
スタンダードプラン(月額880円)
スタンダードプランは、月額880円支払えば全タイトルから毎月1作品のオーディオブックを選べるプランです。プレミアムプラン対象外作品も追加料金なしで楽しめる点がメリットです。
新規加入者には登録後30日間の無料体験が付いてきます(後述のキャンペーンを利用した場合を除く)。
| プラン内容 |
90万以上の全タイトルから、毎月1作品好きなオーディオブックを選べる |
|---|---|
| 月額料金 | 880円(税込) |
| 再生方法 |
|
| 休会について |
提供無し |
キャンペーン価格
Audibleでは、入会後数カ月の料金が無料もしくは格安(99円など)になるキャンペーンもたびたび開催されています。Audibleのキャンペーンは数カ月に1回程度のペース、もしくは再登録者向けには随時実施されます。
- ◯カ月無料キャンペーン(初回限定)
- ◯カ月◯円キャンペーン(対象はキャンペーンごとに異なる)
- ◯カ月◯円/◯%OFF リトライキャンペーン(2回目以降の登録も可能)
これまで開催されたキャンペーンの種類は上記の通りです。期間中は月額料金が無料もしくはキャンペーン価格で提供され、キャンペーン期間が終了すると通常の月額料金が請求されます。
キャンペーンの開催状況を見る
単品購入
人気の単品購入作品
会員に登録をせずに、いわゆる「非会員」のままでもオーディオブックを購入することができます。好きな作品だけを単品購入する方法で、聴き放題プラン対象外作品もこの方法で購入可能です。
単品購入作品の価格は1冊3000〜4000円程度が主流で、紙の本よりも価格が高めです。聴き放題プラン対象作品であれば、聴き放題プランに加入したほうが経済的です。また対象外作品でも、聴き放題プランの会員は単品購入で定価の30%割引になります。
Audibleの料金プランは高い? 他サービス等と比較
2つのプランが用意されているAudibleですが、メインは聴き放題対象が充実した「プレミアムプラン」です。ここでは、そんなプレミアムプランを、Amazonの他サブスクサービスや他社のオーディオブックサービスと比較します。
月額料金(聴き放題プラン)での比較
まずは、Audible以外のオーディオブックサービスと料金設定を比較します。
| サービス名 | 料金 | 無料体験期間 |
|---|---|---|
| Audible |
月額1500円(プレミアムプラン) |
(不定期で数カ月単位の無料体験あり) |
| audiobook.jp |
月額1330円(聴き放題プラン) |
通常14日間 |
| himalaya | 月額750円(聴き放題プラン) | 30日間 |
| Kikubon |
月額550〜5500円(プレミアム会員) |
なし |
他のサブスクリプションサービスと比較してみると、Audibleの月額料金は少し割高に設定されているようです。
とはいえ、Audibleに初めて登録する人向けには30日間の無料体験が常設されています。また年に何回か、数カ月分の月額会費が無料になるキャンペーンも開催していることから、状況や利用方法次第では、必ずしも最も高額なサービスとはいえません。
2回目以降の登録者向けには会費が大幅に割安になるリトライキャンペーンも提供されており、これらをうまく活用することで、他サービス以上にコストを抑えて利用することも可能です。
単品購入での比較
Audibleでは、Amazon公式サイトやAudible公式サイト、またはAudibleアプリを使ってタイトルを単品で購入することが可能です。
Audible制作の『嫌われる勇気──自己啓発の源流「アドラー」の教え』
今回はAudibleでプレミアムプラン対象外の『嫌われる勇気──自己啓発の源流「アドラー」の教え』をピックアップし、他サービスとの価格を比較してみます。
| サービス名 | 1冊あたりの価格 | プレミアムプラン対象作品数 |
|---|---|---|
| Audible |
3000円 (会員のみ定価の30%オフで購入可能) |
90万作品以上 |
| audiobook.jp |
1650円 |
非公開(日本語作品は1万5000作品以上) |
| Google Play ブックス | 1485円 | サブスクサービスなし |
| himalaya | 単品購入なし | 1万作品以上 |
| Kikubon |
単品購入なし |
600作品以上 |
オーディオブックの単品購入で他サービスと比較したところ、Audibleが最も高価な結果となりました。もちろん書籍によって異なりますが、他の書籍に関してもおよそ定価の1.5倍ほどの料金設定が多い印象です。
プレミアムプランに入会して会員になるとプラン対象外の作品は定価の30%オフで購入できるものの、それでも他サービスの価格よりも割高に設定されています。
聴き放題プラン会員は定価の30%オフ
Audibleはプラン対象作品数でいうと(作品数が非公開であるaudiobook.jpを除けば)非常に多くの作品を取り揃えており、聴き放題対象外の作品は割高に設定されてしまいやすいのではないかと推測されます。
とはいえ、Audibleには特にプロの声優や俳優による朗読作品が豊富で、単なる音声化ではなく臨場感あふれる体験が楽しめます。一部のオリジナル作品やAudible限定のコンテンツが楽しめる点も大きなメリットです。ここに付加価値を感じるユーザーもいるでしょう。
アプリオ経由で無料体験30日間
Amazonの他サービスとの比較
続いて、オーディブルと同様にAmazonが運営するサブスクリプションサービスと料金プランを比較します。
| サービス名 | 料金(税込) | サービス内容 |
|---|---|---|
| Audible |
月額1500円 |
プロの声優や俳優による朗読で、数十万以上の作品が聴き放題 |
| Amazon Music Unlimited |
月額1080円(プライム会員は980円) |
1億曲の楽曲が聴き放題 |
| Kindle Unlimited | 月額980円 | 500万冊以上の対象書籍が読み放題 |
| Prime Video | - | Amazonプライム会員の特典の一つ |
上図のように、1億曲の楽曲が聴き放題になる「Amazon Music Unlimited」や500万冊以上の対象書籍が読み放題になる「Kindle Unlimited」と比べると、Audibleは若干割高な印象があります。
通常の書籍に録音工程が追加されるだけでなく、朗読にプロの読み手を採用しているために、Audibleの料金はやや高めに設定されていると考えられます。オーディオブックは読み手によって、作品の質に大きな差が出ます。
特に小説の場合、ナレーターによって作品の魅力が大きく変わるので、多くのプロの声優や俳優を起用するAudibleとしては価格設定が高くなってしまうのも納得できるでしょう。
とはいえ、本1冊の価格を考えれば妥当な料金とも考えられます。本は1冊あたり最低でも500円程度はかかります。その点、月額1500円で何冊も楽しめるのであればお得ともとれる金額です。
Audibleの料金に関するデメリットとは?
Audibleの料金設定は、一部の利用者にはフィットしないことがあります。
ここでは、Audibleを利用している筆者が、自身の体験をもとにAudibleの料金プランにおけるデメリットについて詳しく解説します。
デメリット1:料金が高くもったいないと感じることも
前述の通り、Audibleの料金プランは他のサービスと比べてやや高めに設定されています。普段からあまり読書の習慣がなく、本にお金を費やさない人は、“もったいない”と感じてもおかしくありません。
また実際に使ってみて、聴きたいコンテンツが案外少なかったり、オーディオブックを聴く時間が思ったよりとれなかったりして無駄にしてしまうと、月額1500円という料金はより痛手に感じるでしょう。
この点、Audibleには30日間の無料体験や、割引キャンペーンが提供されています。キャンペーン期間中でも視聴できる内容は変わらないので、初めてAudibleを登録する人はこのキャンペーン期間中に使い勝手を試すことができます。
過去に実施されたキャンペーンの例
常設のキャンペーンは30日間ですが、Amazonビッグセールが開催される時期と同時期には2カ月〜3カ月ほど会費が無料になるようなお得なキャンペーンが開催されます。
また、数カ月間にわたって月額料金が99円で利用できたり、クーポンが配布されたりなどといったキャンペーンも実施されることがあります。たとえば3カ月分の会費が99円になるとすれば、合計で4203円ほどお得になるチャンスです。
デメリット2:学割プランがない
AudibleはAmazonが運営するオーディオブックサービスですが、Amazonプライムスチューデントのような学割プランや学生向けの割引制度は設けられていません。
過去に開催されたプライム会員限定キャンペーン
ただし毎年7月頃に、Amazonプライム会員(プライムスチューデントを含む)向けに「3カ月無料キャンペーン」が実施されることがあります。通常会員も無料体験を利用可能ですが、プライム会員の場合、無料期間がさらに長くなるというものです。
特にプライムスチューデントなら初回登録でプライム会費が6カ月無料になるので、これらの特典を組み合わせることで学割を活用してAudibleをお得に楽しめます。
デメリット3:年額プランがない
Audibleの料金プランには月額支払いプランのみが用意されており、年払いで割安になる仕組みはありません。
どうしても年会費を一括で支払いたいような場合はaudiobook.jpを選ぶとよいでしょう。audiobook.jpは、株式会社オトバンクが運営する、Audibleと類似したオーディオブックサービスです。
| Audible | audiobook.jp | |
|---|---|---|
| ひと月あたりの料金 | 1500円 | 1330円 |
| 年あたりにかかる料金 | 1万8000円 | 9990円(年額プラン) |
| 年払いの割引率 | 0% | 38%引き |
audiobook.jpには年額プランという選択肢があり、利用した場合はAudibleの1年分の料金と比べて8010円分安く利用できます。また、audiobook.jpの年額プランは、同サービスの月額プランを1年(12カ月)使ったときの金額より38%も割安です。
聴き放題プランの対象作品や、再生機能などを確認したうえでaudiobook.jpへの登録も検討してみるとよいでしょう。両サービスの違いについては下記の記事でも解説しています。
【裏ワザ】最大6カ月分OFF、Audibleをお得に利用する方法
Audibleは通常30日間の無料体験が提供されていますが、時期によっては2〜3カ月無料や大幅割引になるキャンペーンが実施されることがあります。
対象者は新規加入者に限らず、「過去にやめた人」や「現会員」までキャンペーン対象になるケースがあるため、誰にでもチャンスがあります。
キャンペーンをフル活用すれば、最大6カ月分もお得になります。Audibleは月額1500円なので、実質9000円分も浮く計算です。
あくまで“裏ワザ”的にAudibleを格安で使う方法になるものの、キャンペーン期間中に解約してもペナルティなどはありません。ここでは、知っているだけで差がつくAudibleおお得な活用ワザを4つ紹介します。
1:「登録キャンペーン」を使う(最大3カ月無料)
登録キャンペーンを使えば、最大3カ月間は無料または割引価格でAudibleを利用できます。
過去に開催されたキャンペーンの内容は以下の通りです。
- 2カ月無料キャンペーン
- 3カ月無料キャンペーン
- 2カ月99円キャンペーン
- 3カ月99円キャンペーン
- Amazonで使えるクーポン配布キャンペーン
- Amazonギフトカードプレゼントキャンペーン
たとえば、3カ月無料キャンペーンであれば、通常の3カ月分の月額料金が無料になるので、4500円ほどお得になります。3カ月99円キャンペーンであれば、3カ月間の月額料金が99円になるので、4203円ほどお得です。
時期によってお得になる期間は異なるものの、キャンペーンを使えばかなりお得に登録できることがわかります。
2:「解約引き止めキャンペーン」を使う(最大3カ月半額)
プレミアムプランでは、解約を引き止める施策として「解約引き止めキャンペーン」が常設で提供されています。月額料金が最大3カ月間半額になるという内容のキャンペーンです。プレミアムプランの利用者全員が対象で、年に一度まで利用することができます。
通常3カ月間では4500円になるプレミアムプランが、半額の2250円(2250円の割引)で利用可能になるお得なキャンペーンです。
キャンペーンを利用するには、完全に解約しないまでも、Audibleを解約する直前の画面まで進む必要があります。
解約手続きを途中まで進めると「3カ月割引オファー」という案内が表示されます。をタップすれば、キャンペーンの適用は完了。そのまま3カ月間はAudibleを使い続ければOKです。
3:「再登録キャンペーン」を使う(最大3カ月半額)
以上のキャンペーンを利用し終えたら、一度Audibleを退会します。しばらくすると、Audibleを利用していたメールアドレス宛てに「再登録キャンペーン(リトライキャンペーン)」の案内が届きます。
再登録キャンペーンは、最初の3カ月間を50%オフで利用できるという内容です。割引キャンペーンを使って登録した場合、登録後3カ月間は月額750円で対象作品が聴き放題になります。つまり、通常の3カ月分の月額料金と比較すると、2250円ほどお得になるというわけです。
案内メールに記載されているのボタンをタップし、表示されたページから申し込んだユーザーのみがオファーの対象になります。キャンペーンが適用されると、3カ月間は月額料金が半額で利用できます。
4:使わない月は休会制度を活用する
Audibleは、一時的に月額料金の請求をストップできる「休会」制度を提供しています。
休会は最長3カ月まで1カ月単位(30日/60日/90日)で可能で、Audibleを解約するか迷っている人や、長期出張などで一時的にAudibleを使えない人などにおすすめです。
Audibleを休会するには、解約する直前の画面まで進む必要があります。解約手続きを途中まで進めると「休会申請」という案内が表示されます。休会する期間を選択してをタップすれば、休会は完了です。
休会中は月額料金の支払いが発生しないかわりに、プラン対象作品を聴けなくなるので注意してください。