Amazonのカスタマーサービスには、チャットサポートやメール、電話など、さまざまな問い合わせ方法があります。これらの手段をよく利用する人にとっては、過去の問い合わせ履歴を簡単に見直せるかどうかは気になるところです。
この記事では、Amazonに問い合わせると問い合わせた内容の履歴が残るのかどうかや、履歴を確認する方法を解説します。さらに、カスタマーサービスの担当者との会話途中に誤ってページやブラウザを閉じた場合の履歴復元についても触れています。
Amazonの問い合わせ履歴は残る?
Amazonの問い合わせ履歴は、以前まではユーザーが直接閲覧できる形式では提供されていませんでしたが、2025年2月現在はスクロールすれば確認できるようになっています。
問い合わせたチャット履歴はスクロールで確認できる

チャットサポートを開始すると、チャットボットからメッセージが始まる
一度終了したチャットサービスに再度アクセスすると、前回の問い合わせ内容の履歴はリセットされますが、スクロールアップすることで過去のチャット履歴を確認できるようになっています。
マーケットプレイス出品者への問い合わせでは履歴は残らない

出荷元・販売元がAmazon

出荷元・販売元がAmazon以外
Amazonマーケットプレイスとは、Amazon以外の販売業者が新品や中古品を販売できる仕組みのことです。「出荷元」「販売元」のいずれかにAmazon以外の業者名がある場合、その商品はマーケットプレイスの出品者が販売しています。
マーケットプレイス出品者の商品については、Amazon側では対応できず、出品者へ直接問い合わせが必要です。


マーケットプレイス出品者への問い合わせで、問い合わせ内容の履歴は残らない仕組みです。
Amazonマーケットプレイス出品者の商品情報ページを開き、「販売元」のリンク先の
ボタンをタップすると、チャットサポートを始められます。一度サポートページを閉じてから再び同じページを開くと、それまで質問した内容は削除されてしまいます。メール・フォームでの問い合わせは受信ボックスに残る
Amazonの問い合わせフォームやメールを問い合わせで使用した場合、受信したメールが実質的な履歴として残ります。


受信したメールはすべてメッセージセンターから確認できるようになっています。もちろん、自身のメールボックスにも届いているはずです。
これらは、問い合わせ内容を後から確認したい場合に重宝するでしょう。
問い合わせの履歴を確認する方法は?
以前までAmazonのチャットサポートではユーザーが直接閲覧できる形式では提供されていませんでしたが、2025年2月現在はスクロールアップすればチャット履歴を確認できるようになっています。
もし問い合わせた内容の履歴を確認できない場合は、まずはAmazonショッピングアプリを最新バージョンにアップデートします。それでも確認できない場合は、カスタマーサポートの担当者に「過去のチャット履歴を送ってほしい」と伝えると対応してくれるでしょう。


履歴を送付してもらえた場合、チャット画面で上にスクロールすれば以前の問い合わせ内容を遡って閲覧できるようになります。


間違えてページを閉じても、カスタマーサポート担当者との会話の途中であれば再開できる
また、チャットサポートで担当者と会話している最中に間違えてページを閉じてしまった場合、すぐに「今すぐチャットを開始する」を押せば、先ほどまでおこなっていたチャット画面に戻ることが可能です。
間違えてチャット画面を閉じてしまったとしても、「すぐ」であれば履歴を確認できるというわけです。

チャットサポートで会話が終了すると、カスタマーサービスからチャットサポート完了のメールが届くようになっています。このようなメールが届いた後やチャットを完全に退室した後、アプリを長時間放置した後だと、チャットサポートが終了して履歴を見られなくなるケースがあります。
そのような場合は、カスタマーサポートに「過去のチャット履歴を送ってほしい」と伝えてください。また、チャットの内容が自動的にメールで送信されることもあります。メールにはチャットの全履歴が記載されているため、過去の問い合わせの内容を確認できるようになっています。