BCNは29日、10月21日から27日の携帯電話・週間売れ筋ランキングを発表した。
注目されるのは、ドコモから24日、auから23日に発売されたSonyの最新フラッグシップモデル「Xperia Z1」の売れ行きが好調な点だろう。短期間の集計日数にもかかわらず、ドコモ「Xperia Z1 SO-01F」が1位(集計期間3日)、au「Xperia Z1 SOL23」が3位(集計期間4日)で初登場した。
また、逆の意味で注目したいのが、「Xperia Z1 SO-01F」と同日発売の富士通製スマートフォン「ARROWS NX F-01F」が19位だったこと。もちろん、iPhoneとみまもりケータイを除外すると6位と健闘しているが、それでもXperia Z1とauフィーチャーフォン「GRATINA KYY06」および春夏モデルのドコモ「Xperia A SO-04E」とau「Xperia UL SOL22」の後塵を拝する結果となっている。
- Xperia Z1 SO-01F NTTdocomo
- iPhone 5s 32GB NTTdocomo
- Xperia Z1 SOL23 au
- iPhone 5s 64GB SoftBnak
- iPhone 5 16GB au
- iPhone 5c 16GB SoftBnak
- GRATINA au
- iPhone 5s 64GB NTTdocomo
- iPhone 5s 64GB au
- iPhone 5s 32GB SoftBnak
- iPhone 5s 16GB SoftBnak
- iPhone 5s 16GB NTTdocomo
- iPhone 5 32GB au
- みまもりケータイ3 SoftBnak
- iPhone 5s 32GB au
- iPhone 5c 16GB au
- Xperia UL SOL22 au
- Xperia A SO-04E NTTdocomo
- ARROWS NX F-01F NTTdocomo
- HTC J One HTL22 au
従来、NECカシオやパナソニックが個人向けスマホ事業から撤退を決定した背景として、ドコモが夏モデル販売戦略として採用した「ツートップ戦略」の影響が大きいとする見方があった。ツートップ戦略によって売れ筋機種がXperia AとGALAXY S4に偏り、その他の国産スマホの販売台数に大打撃を与えたとする分析だ。
その分析は的を射たものだったのか?
ドコモは冬春モデルでは夏のツートップ戦略のような極端な販促戦略は採らないものの、おすすめ機種としてシャープ製「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」、富士通製「ARROWS NX F-01F」、Sony製「Xperia Z1 f SO-02F」(注:Xperia Z1ではない)の3機種を販売価格面でサポートしている。そこで、ツートップ戦略では選ばれなかったシャープ製端末と富士通製端末が、どの程度の販売台数を達成するか注目される。
今後、「ARROWS NX F-01F」の販売台数が、おすすめ機種に選定されなかった「Xperia Z1 SO-01F」に大きく水を開けられることになれば、国産スマホの低迷の原因がどこにあるのかについて、更に議論されることになるだろう。