ブラウザ版YouTubeをスマホで開く方法【iPhone／Android】

スマホでChromeやSafariなどのWebブラウザからYouTube（ユーチューブ）サイトを開こうとしても、YouTubeアプリが起動してしまうことが多々あります。

動画を視聴するだけならアプリでも十分ですが、ブラウザ版の表示にしないと利用できない機能もあります。そこで本記事では、iPhone・Androidスマホ・iPadのブラウザでYouTubeを開く手順を解説します。

アプリではなくブラウザでYouTubeを見るメリットは、主に「動画広告をスキップできる」「バックグラウンド再生できる」の2つが挙げられます。

通常、YouTubeで動画を再生すると冒頭に動画広告が流れます。アプリで再生した場合は動画広告が終わるまで、あるいはスキップできるまで数秒〜15秒ほど待つ必要があります。しかしブラウザであれば、冒頭に動画広告が流れた際にページをリロードすれば動画広告をスキップできます。動画の途中に広告が流れる頻度も、アプリと比べてブラウザのほうが少ない傾向にあります。

また、本来は有料版「YouTubeプレミアム」に加入しないと利用できないバックグラウンド再生も、ブラウザを利用することで裏技的に無料で使えます。

スマホのブラウザでYouTubeを見る手順は、iPhoneでもAndroidスマホでも特に変わりはありません。

SafariやChromeといったブラウザアプリから直接開く方法と、YouTubeアプリからURLをブラウザにコピペする方法があります。また、すでにブラウザでYouTubeを開いているならショートカットをホーム画面に置く方法を使えば次からは素早くブラウザ版YouTubeを開けます。

以下、それぞれの手順を解説します。

ブラウザからYouTubeサイトに直接アクセスしようとした時に、上の例のようにYouTubeアプリが起動してしまったという経験のある人は多いでしょう。

ここでは、アプリの起動を防いでブラウザでYouTubeサイトを開く手順を紹介します。

まず、以下のYouTubeのリンクを長押ししてください。

YouTube　（←このリンクを長押し）

iPhone（Safari）であれば［開く］（または［新規タブで開く］）、Androidスマホ（Chrome）であれば［新しいタブで開く］（または［新しいタブをグループで開く］）を選択してください。

これでブラウザ版のYouTubeを開けるはずです。

YouTubeアプリで視聴している動画をブラウザで観るなら、URLをブラウザにコピペする方法がおすすめです。

まずはYouTubeアプリで視聴したい動画のページを開き、動画画面の下部にある［共有］をタップします。

［コピー］を選択して、動画（ページ）のURLをコピーしてください。

ブラウザアプリを開き、先ほどコピーしたURLをペーストしましょう。

iPhone（Safari）なら、アドレスバーを長押しして［ペーストして開く］をタップするとYouTubeサイトの動画ページに遷移します。

Androidスマホ（Chrome）なら検索窓をタップして［コピーしたリンク］を選択すれば、YouTubeサイトの動画ページが表示されます。

YouTubeの動画ページが表示されたら、スマホブラウザからYouTubeサイトへのアクセスは完了です。

このとき、Safariでは画面の上に「YouTube Appで開く」と表示されていますが、これを押してしまうとYouTubeアプリに遷移してしまうので注意しましょう。

SafariやChromeといったブラウザは、Webサイトのショートカットをホーム画面に設置できます。あらかじめ「方法1」または「方法2」でブラウザ版YouTubeを開き、トップページやお気に入りの動画などのショートカットをホーム画面に設置しておけば、次からは素早くブラウザで開けて便利です。

iPhoneの場合、まずはSafariでYouTubeを開き、アドレスバーの直下にある共有ボタン​ をタップ。共有画面が開くので[ホーム画面に追加]を選択してください。

右上の[追加]をタップするとホーム画面にショートカットが追加されます。ショートカットをタップするとブラウザでYouTubeが開くはずです。

Android端末であれば、まずChromeでYouTubeを開き、アドレスバー右側のメニューボタン​​をタップ。続けて[ホーム画面に追加]を選択します。

ショートカットの名前を入力したら[追加]をタップ。続けて[ホーム画面に追加]をタップすると、ホーム画面の空いているスペースへ自動的にショートカットが設置されます。また、[キャンセル]ボタンの上にあるアイコンを長押しすれば、ホーム画面の任意の場所へショートカットを設置することも可能です。

ホーム画面に設置されたショートカットをタップすればブラウザでYouTubeが開きます。

ブラウザでGoogle検索やWebページ内のリンクからYouTubeを開く際、YouTubeアプリを起動させたいのにブラウザ版のYouTubeが開いてしまうことがあります。

ここでは、ブラウザからYouTubeアプリが起動しないときの原因（YouTubeをブラウザで開けないようにする方法）について解説します。

iPhoneの場合、前述した「YouTubeのリンクを長押ししてブラウザで開く方法」を利用してブラウザ版のYouTubeを開くと、ブラウザ側がその動作を記憶し、リンクを長押ししてブラウザで開かなくても、通常どおりリンクをタップするだけでブラウザ版のYouTubeを開けます。つまり、リンクを長押しする作業は最初の一度のみでよいのです（iPadも同様の仕様）。

本来はリンクを長押しして［開く］（または［新規タブで開く］）をタップするという二度手間を省略できる便利な仕様なのですが、ブラウザ版ではなくYouTubeアプリを起動したいときにはこの仕組みが裏目に出てしまいます。

YouTubeのリンクをタップした際に、ブラウザではなくYouTubeアプリを起動させたいときは、画面上部に表示された「YouTube Appで開く」の［開く］ボタンをタップしましょう。これでYouTubeアプリが起動します。

この方法でYouTubeアプリを起動すると、ブラウザ側がこの動作を記憶し、次にYouTubeのリンクをタップしたときにはブラウザではなくYouTubeアプリが起動するようになります。ブラウザで開きたくなったら、リンクを長押しする方法を利用しましょう。

AndroidスマホでYouTubeのリンクをタップした際にYouTubeアプリが起動せずブラウザ版のYouTubeが開いてしまう原因は、端末の設定にあると考えられます。

端末の「設定」で「対応リンクを開く」の設定がオフになっていないかどうかを確認してみてください。オフになっていると、YouTubeのリンクをタップした際にYouTubeアプリではなくブラウザ版が開いてしまうことがあります。

設定手順は以下の通りです。機種やバージョンにより設定手順や項目名が若干異なる場合もあります。

YouTubeをスマホのブラウザで見る方法について、よく挙がる質問とその答えを紹介します。