UQモバイルは2025年6月にプラン改定を実施しました。「コミコミプラン+」から「コミコミプランバリュー」に、「トクトクプラン」から「トクトクプラン2」にそれぞれリニューアル。また「ミニミニプラン」の新規提供は終了しました。
新プランはいずれも特典内容が拡充された一方、料金は値上がりしています。そのためプラン改定により「改悪されたのでは?」と感じる人も少なくないはずです。
そこで本記事では、UQモバイルの新プランと旧プランの料金や特典内容を比較。新プランのコミコミプランバリューとトクトクプラン2のうち、どちらを選ぶべきかも解説します。
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UQモバイルのプランは2025年6月に改定、新旧プランを比較

UQモバイルは2025年6月にプランを改定し、新プラン「コミコミプランバリュー」と「トクトクプラン2」の提供を開始。それに伴い、旧プラン「コミコミプラン+」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」および「UQ親子応援割」の新規受付を終了しました。
「コミコミプラン+」は「コミコミプランバリュー」に、「トクトクプラン」は「トクトクプラン2」にそれぞれリニューアルされた格好で、ここでは各プランの改定ポイントをまとめました。
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コミコミプランバリュー(旧コミコミプラン+)

旧コミコミプラン+はデータ通信量が33GBでしたが、新コミコミプランバリューでは2GB増量されて35GBとなりました。
旧「コミコミプラン+」 | 新「コミコミプランバリュー」 | |
---|---|---|
基本料金 | 月額3278円 | 月額3828円 |
データ通信量 | 33GB | 35GB |
利用可能な割引 |
|
なし |
特典内容 |
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(※)旧コミコミプラン+利用中にUQ親子応援割を適用し、コミコミプランバリューにプラン変更した場合、割引は継続される。UQ親子応援割の新規受付は終了
(※)電話きほんパックはお留守番サービスEX、三者通話サービス、迷惑電話撃退サービス、割込通話がセットになったオプションサービス

コミコミプランバリューではPontaパス(月額548円相当)が無料
コミコミプランバリューの最大の特徴は、「Pontaパス」(月額548円相当)が無料である点。Pontaパスは映画館・ローソン・飲食店・レジャー施設などで使えるクーポンの配布、80誌以上の雑誌が読み放題、動画配信サービス「TELASA」の対象作品が見放題などの特典がついたサブスクサービスです。
「Pontaパス」の主な特典

Pontaパスの会員特典は下記の通り。コミコミプランバリューの契約者なら追加料金なしで利用できます。
- 映画鑑賞500円クーポンを配布(1回限り)
- auシネマ割クーポン/auマンデイクーポン/auウェンズデイ/ポップコーン100円割引クーポンなど各種映画鑑賞クーポンを配布
- ローソンで使える割引クーポンの配布
- マクドナルドのマックフライポテト(Sサイズ)またはローストコーヒー(Mサイズ)の無料引き換えクーポンを毎週配布
- カラオケ店、レジャー施設、水族館、動物園、スパ、美術館、宅配ピザ、飲食店、ガソリンスタンド、ホテル・旅館、フィットネスジムなどの割引クーポンを配布
- 動画配信サービス「TELASA」の対象作品が見放題
- 80誌以上の対象雑誌・コミック誌が読み放題
- 1万以上のプレイリストが聴き放題
- フードデリバリー「menu」の配達料が何度でも無料、週替り500円OFFクーポンを配布
- 「NAVITIME」「ウェザーニュース」の有料機能が無料
- au PAY決済でPontaポイントの還元率アップ
- au PAYマーケットでお得に買い物できる
- 50GBのクラウドストレージが無料
- iPhoneの修理代金サポート
Pontaパスの詳しい特典内容は以下の記事を参照してください。
対象のサブスクに加入するとPontaポイントを還元する特典は旧コミコミプラン+にもありましたが、プランリニューアルとともに「サブスクぷらすポイント」という名称が付いてサービス内容も拡充されました(詳細は後述)。

対象のサブスクに加入するとPontaポイントが還元される「サブスクぷらすポイント」
コミコミプラン+からコミコミプランバリューにリニューアルされたことで月額料金が550円も値上がりしました。コミコミプランバリューでは月額548円相当のPontaパスが無料なので実質料金で見るとほぼ同額ですが、Pontaパスが必要ない人にとっては単純に値上げだと感じてしまうでしょう。
UQモバイルを提供するKDDIは2025年5月に開催された決算説明会で、プランリニューアルによって「付加価値をつける」と再三述べていました。この点から、サービス内容を拡充することで値上げに転じたという背景が伺えます。
- 月額料金が550円値上がりした
- 「UQ親子応援割」を適用できなくなった
- データ通信量が2GB増量した
- 「Pontaパス」(月額548円相当)が無料となる特典が追加された
- 衛星と直接通信できる「au Starlink Direct」が6カ月無料となる特典が追加された
- 対象のサブスクに加入した際にもらえるPontaポイントの還元率がアップした
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トクトクプラン2(旧トクトクプラン)

旧トクトクプランはデータ通信量15GBで基本料金が月額3465円。データ通信量が1GBまでだと1188円割引されていたことから、実質的に1GBまでで月額2277円、15GBで月額3465円の2段階で変動する仕組みでした。
新トクトクプラン2では基本料金が月額4048円に値上げとなるも、データ通信量が30GBに倍増。データ通信量が5GBまでだと1100円割引されるため、実質的に5GBまでで月額2948円、30GBで月額4048円の2段階で変動するプランに生まれ変わりました。
旧「トクトクプラン」 | 新「トクトクプラン2」 | |
---|---|---|
基本料金 |
月額3465円 |
月額4048円 |
データ通信量 | 15GB | 30GB |
利用可能な割引 |
|
|
特典内容 |
|
|
(※)自宅セット割と家族セット割は併用不可
自宅セット割または家族セット割と組み合わせることでお得に使えるというコンセプトはリニューアル前と変わりません。1GBと15GBの2段階で変動する旧トクトクプランだとデータ通信量が少ないと感じていた人にとっては、リニューアルによりデータ通信量が増えたことで選びやすくなりました。

インターネット回線やケーブルテレビなど対象サービスをセットで契約すると月1100円割引される「自宅セット割」

家族でUQモバイルを使うと月550円割引される「家族セット割」
一方で、データ通信量よりもコストを重視していた人にとってはマイナスポイントです。データ通信量が増えた以外には、衛星と直接通信できる「au Starlink Direct」(月額550円)が6カ月無料になるのと、PayPayカードお支払い割の割引金額が187円から220円に増えた程度。それ以外に目立った特典内容の変更・追加はありません。
いずれにしても、自宅セット割または家族セット割を適用することが前提となっているプランなので、これらの割引を適用できない人は「コミコミプランバリュー」を選ぶのがおすすめです。
- 基本料金が583円値上がりした
- データ通信量が15GBから30GBに倍増した
- 実質的にデータ通信量1GBで月額2277円→データ通信量15GBで月額3465円の2段階で変動するプラン内容から、データ通信量5GBで月額2948円→データ通信量30GBで月額4048円の2段階で変動するプラン内容に変更となった
- PayPayカードお支払い割の割引金額が33円増額された
- 衛生と直接通信できる「au Starlink Direct」が6カ月無料となる特典が追加された
- 対象のサブスクに加入した際にもらえるPontaポイントの還元率がアップした
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自宅セット割の対象サービス一覧
トクトクプラン2と自宅セット割の対象サービスをセットで契約すると、トクトクプラン2のプラン料金から月1100円割引されます。自宅セット割の対象サービスは下記の通り。
インターネットコース |
インターネット・電話
|
---|---|
ケーブルテレビ
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|
ルーターサービス
|
|
でんきコース | auでんき |
(※)自宅セット割は家族セット割との併用不可
家族セット割の適用条件
家族セット割は、家族でUQモバイルを使うとプラン料金から月550円が割引される家族割サービス。現在UQモバイル家族セット割を適用できるのはトクトクプラン2、および新規受付を終了したトクトクプランとミニミニプランです。
対象プランと割引条件は下記の通り。
対象プラン |
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---|---|
条件 |
|
(※)家族セット割は自宅セット割との併用不可
「割引対象のプラン」で割引を適用するには、家族が「家族人数のカウント対象料金プラン」のうちいずれかを契約したうえで家族グループを作成している必要があります。
たとえば夫婦2人がどちらもトクトクプラン2(割引対象のプラン)を契約している場合、2人ともプラン料金がそれぞれ月550円割引されます。しかし自分がトクトクプラン2、配偶者がコミコミプランバリュー(家族人数のカウント対象料金プラン)を契約している場合、割引されるのは自分だけです。
コミコミプランバリューを契約している配偶者は家族セット割の対象外ですが、家族グループに配偶者を追加していないと自分が割引を適用できないというわけです。
ミニミニプラン(新規提供を終了)

「ミニミニプラン」はデータ通信量4GBで月額基本料金2365円の小容量プラン。自宅セット割または家族セット割、およびau PAYカードお支払い割といった割引と組み合わせることを前提とした内容でした。
ミニミニプラン(新規提供終了) | |
---|---|
基本料金 |
月額2365円 |
データ通信量 | 4GB |
利用可能な割引 |
|
特典内容 |
|
(※)自宅セット割と家族セット割は併用不可
しかし、2025年6月のプラン改定によりミニミニプランの新規受付は終了となりました。これからUQモバイルを契約する人はミニミニプランには申し込めないので、コミコミプランバリューかトクトクプラン2から選ぶことになります。
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UQモバイルの新プランを比較、おすすめは「コミコミプランバリュー」

これからUQモバイルを契約しようと考えている人の中には、新プラン「コミコミプランバリュー」と「トクトクプラン2」のうちどちらを選ぶべきか迷ってしまう人もいるかもしれません。
プラン選びに迷ったのなら「コミコミプランバリュー」を選ぶのがおすすめです。以下、新プランを比較しながらその理由を解説します。
コミコミプランバリュー | トクトクプラン2 | ||
---|---|---|---|
基本料金 | 月額3828円 | 月額4048円 | |
データ通信量 | 35GB | 30GB | |
割引 | データ通信量5GBまで(月1100円割引) |
× |
◯ |
自宅セット割(月1100円割引) | × |
◯ |
|
家族セット割(月550円割引) | × |
◯ |
|
PayPayカードお支払い割(月220円割引) | × |
◯ |
|
特典内容 | 10分以内の国内通話が無料 |
◯ |
× |
Pontaパスが無料 | ◯ | × | |
電話きほんパックが無料 | ◯ | × | |
データくりこし | ◯ | ◯ | |
サブスクぷらすポイント | ◯ | ◯ | |
au Starlink Directが6カ月無料 | ◯ | ◯ |
(※)自宅セット割と家族セット割は併用不可
コミコミプランバリューの大きな特徴は、10分以内の国内通話が無料となる点や、Pontaパス(月額548円相当)・電話きほんパック(月額440円相当)が無料で付いている点です。割引がないのは欠点に感じますが、それゆえ万人にとって選びやすいプラン内容となっています。

プラン選びに迷ったらコミコミプランバリューがおすすめ
対してトクトクプラン2は、4種類の割引(自宅セット割と家族セット割は併用不可)を組み合わせることが前提となっているプランです。特に、インターネット回線・ケーブルテレビ・ルーターサービスなど対象のサービスをセットで契約することで割引される「自宅セット割」を適用できない人にとって、トクトクプラン2は割高に感じてしまうでしょう。
トクトクプラン2でデータ通信量を5GBまでに抑えれば月額2980円ですが、5GBを超えてしまう人はむしろコミコミプランバリューのほうが割安です。そのうえで、コミコミプランバリューは10分以内の国内通話無料やPontaパス無料といった特典も使えます。
こうした点から、プラン選びに迷ったのであればコミコミプランバリューを選ぶのが無難です。複雑な割引条件もなく、初めてUQモバイルを使う人にも向いています。
- 割引はないが、そのぶんシンプルで初めてUQモバイルを契約する人にとっても選びやすい
- トクトクプラン2は自宅セット割または家族セット割を適用できないとコミコミプランバリューよりも割高になってしまう
- コミコミプランバリューには10分以内の国内通話無料、Pontaパスが無料などの特典がついている
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他社からの乗り換えで1万5000円相当もらえるキャンペーン実施中

UQモバイルでは、他社からの乗り換えで申し込むと1万5000円相当のau PAY残高をもらえる「スペシャルクーポン」キャンペーンを実施しています。
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「他社からの乗り換え」でSIMカードまたはeSIMを選択

「増量オプションⅡ」に加入する

クーポン番号「3MP062」を入力し、適用できているか確認
キャンペーンの適用方法は非常に簡単。SIMカードまたはeSIMのみの契約時(端末購入時は適用不可)に「増量オプションⅡ」に加入したうえで、クーポン番号「3MP062」を入力するだけです。
増量オプションⅡは月額550円でデータ通信量が5GB追加される有料オプションですが、7カ月間無料となるキャンペーンが実施されています。「スペシャルクーポン」キャンペーン適用時に増量オプションⅡに加入すれば、無料期間中に解約しても問題ありません。
新規契約、およびau・povoからの乗り換えなどは本キャンペーンの対象外なので注意してください。
対象プラン |
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特典内容 | 1万5000円のau PAY残高を付与 |
条件 |
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特典の付与時期 | 回線切替完了の翌月下旬以降 |
キャンペーンの注意点 |
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「SIMデビューキャンペーン」は条件達成のハードルが高い

UQモバイルでは、他社からの乗り換え時に最大1万5000円相当のau PAY残高をもらえる「SIMデビューキャンペーン」も実施しています。
UQモバイルに乗り換える際は、SIMデビューキャンペーンよりも条件の達成が容易なスペシャルクーポンキャンペーンを利用することをおすすめします。
達成条件 | |
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SIM契約特典 (1万円相当のau PAY残高を付与) |
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au PAY利用特典 (5000円相当のau PAY残高を付与) |
「SIM契約特典」の条件を満たしたうえで、開通の翌月1日〜末日までに利用したau PAY(コード支払い/請求書払い)を1万5000円以上利用する |
(※)au・povoからの乗り換えはキャンペーン対象外
SIMデビューキャンペーンでは「SIM契約特典」と「au PAY利用特典」の両方の条件を満たすことで合計1万5000円相当のau PAY残高をもらえます。
このうち「au PAY利用特典」を達成するには、開通後の翌月1日〜末日までにau PAYのコード支払いまたは請求書払いを1万5000円以上利用しなければなりません。1カ月間でau PAYを使って1万5000円以上決済しなければならないというのは、決して容易ではないでしょう。
スペシャルクーポンキャンペーンなら契約時にクーポン番号「3MP062」を入力するだけで、複雑な条件はありません。獲得できる特典はどちらも1万5000円相当なので、条件達成のハードルがより低いスペシャルクーポンを選ぶべきです。
知っておきたいUQモバイルの特長と注意点
ここでは、UQモバイルを契約するあたって知っておきたい特長と注意点を紹介します。
特長1:余ったデータ通信量は翌月に繰り越せる
余ったデータ通信量を翌月に繰り越せるのがUQモバイルの特徴です。
当月の月間データ残量を翌月末まで繰り越せるので、余ったデータ通信量も無駄になりません。コミコミプランバリューとトクトクプラン2いずれもデータ繰り越しを無料で利用できます。

たとえばコミコミプランバリュー(データ通信量35GB)を契約していて、月35GBしか使わなかった場合(残量2GB)、翌月は37GB使えるというわけです。データ通信をたくさん使う月とあまり使わない月で変動が大きい人は、データ繰り越しを重宝することになるはずです。
ただし、データ残量を繰り越せるのは翌月1日〜月末までです。翌々月以降に繰り越すことはできません。たとえばコミコミプランバリューを契約していて、4月に20GBしか使わなかった場合、5月は15GBが繰り越されて50GB使えます。しかし、5月に25GBしか使わなかったとしても、6月に繰り越せるのは10GBだけです。
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特長2:Apple Musicなど対象サブスクの無料期間延長&ポイント還元

UQモバイルに加入したユーザーは、対象のサブスクに加入すると無料期間が延長される、あるいはポイント還元を受けられる「サブスクぷらすポイント」を利用できます。
特典の対象サブスクは下記の通り。
対象サブスク | 【特典内容】リニューアル前 | 【特典内容】リニューアル後 |
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Netflix |
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|
Apple Music |
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|
YouTubeプレミアム |
|
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TELASA | − |
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(※)2025年夏以降にGoogle Oneも対象サブスクに追加予定
Apple MusicとYouTubeプレミアムの無料期間は通常1カ月間ですが、UQモバイルユーザーであればApple Musicは3カ月、YouTubeプレミアムは2カ月無料で使えます。
また、UQモバイル経由で上記4つのサブスクに加入すると、Pontaポイントが貯まります。プランのリニューアル前と比べて、獲得できるPontaポイントは増額しています。たとえばNetflixの広告付きプラン(月額890円)なら毎月162ポイントが還元されるので、実質月額728円で利用できます。
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特長3:60歳以上は通話かけ放題オプションがお得

60歳以上のユーザーは、国内通話が24時間かけ放題の「通話放題」オプション(月額1980円)が月1100円割引され、月額880円となります。家族と頻繁に通話するシニアユーザーにおすすめです。
対象プランはトクトクプラン2のみで、コミコミプランバリューは割引の対象外です。UQモバイル契約後、別途申し込むことで翌月より割引が適用されます。0570から始まるナビダイヤルはかけ放題の対象外なので注意してください。
また通話放題の割引を申し込むと、通常月額220円のキャリアメール(◯◯@uqmobile.jp)も無料で使えます。
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特長4:衛星と直接通信できる「au Starlink Direct」が6カ月無料

UQモバイルでコミコミプランバリューまたはトクトクプラン2を契約したユーザーは、KDDIが提供する衛星とスマホの直接通信サービス「au Starlink Direct」(月額550円)を6カ月無料で使えます。
通常のデータ通信では、基地局から発信された電波を受信することで通信が可能となります。auを含む大手キャリアの人口カバー率は99.9%を超えていますが、日本特有の地形により山間部や離島など一部のエリアをカバーできていないのが実情です。
この点、au Starlink Directは、山間部や島しょ部など通信が困難な環境でも空が見える場所ならスマホとStarlink衛星が直接つながることで圏外エリアでもSMSの送受信などが可能になります。au 5G/4G LTEエリア外にいても、災害時にSMSで安否連絡を取ったり自身の位置情報を家族や友人と共有したりできます。
ただし現時点では、au Starlink Directで利用できる機能や対応端末は限定的です。
料金 |
月額550円 ※UQモバイル以外の回線契約者は月額1650円 |
---|---|
利用可能サービス |
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対応端末 |
|
(※)au回線以外のユーザー(UQモバイル)とau回線ユーザーでは利用可能サービスが異なります。
(※)国民保護情報(Jアラート)は一部機種にも今後対応予定
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注意点1:契約時は事務手数料3850円がかかる

UQモバイルを他社からの乗り換えまたは新規で契約する場合、3850円の事務手数料がかかります。契約事務手数料は初月の料金に加算して請求されます。

Amazonで販売されているウェルカムパッケージを使えば事務手数料が無料に
Amazonで販売されているウェルカムパッケージを購入すれば、契約時の3850円の事務手数料が無料になります(au・povoからの乗り換えは対象外)。ウェルカムパッケージは通常価格350円なので、事務手数料を実質3500円安くできます。
なお、Amazonで販売されているウェルカムパッケージを使って契約した場合、1万5000円相当のau PAY残高をもらえる「スペシャルクーポン」キャンペーンは適用できない点には注意が必要です。
その代わり、他社からの乗り換えでAmazonのウェルカムパッケージを使ってコミコミプランバリューを契約すると1万2000円相当のau PAY残高をもらえます(新規契約は対象外)。
注意点2:UQ家族応援割は新規受付を終了

UQ家族応援割は新規受付を終了
2025年6月のプランリニューアルに伴い、「UQ家族応援割」は新規受付を終了しました。
UQ家族応援割は18歳以下の旧コミコミプラン+(現コミコミプランバリュー)契約者とその家族は1年間最大2200円割引される親子割サービス。1回線目と2回線目は月1320円割引、3回線目は月2200円割引されるという内容でした。
旧コミコミプラン+にとっては唯一の割引サービスであり、実質的に学割の役割も担っていましたが、現在はUQ家族応援割を申し込むことはできません。
注意点3:データ無制限プランは廃止された

過去に提供されていたデータ無制限プランは2021年3月に提供終了
UQモバイルは、データ通信を無制限で利用できる「データ無制限プラン」および「データ無制限+音声通話プラン」を提供していましたが、2021年3月31日をもってデータ通信が無制限となるプランの提供を終了しました。
現在、データ無制限のプランは提供しておらず、コミコミプランバリューとトクトクプラン2のどちらも高速データ通信できるデータ通信量には上限が設けられています。
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