通信大手3社(ドコモ・au・ソフトバンク)のデータ無制限プランを契約しているけれど、毎月の料金を安くしたい。あるいは、現在使用しているスマホ回線のプランから割安なデータ無制限プランに乗り換えたい。そんなとき、選択肢に入ってくるのが格安SIMのデータ無制限プランです。
格安SIMのデータ無制限プランはどれも同じではありません。特定サービスの利用中だけデータ通信量が消費されない「カウントフリー」、通信速度を制限することでデータ無制限となる割安なプランなどがあり、ニーズ次第で選び方は変わってきます。
格安SIMのデータ無制限プランはどの程度安いのか。そして、各サービスの違いは何なのか。その差を詳しく解説します。

楽天モバイル「Rakuten最強プラン」の仕組み
格安SIM(MVNO)ではありませんが、割安なデータ無制限プランを探している人におすすめなのが「楽天モバイル」です。楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」はデータ通信量に応じて料金が3段階に変動し、20GB超過後は月額3278円でデータ通信が使い放題となります。
ドコモ・au・ソフトバンクの通信大手3社が提供するデータ無制限プランは基本月額料金7000円〜8000円台であるのに対し、楽天モバイルはその半額以下。通信大手3社と比べて破格のコスパでデータ通信を無制限で使えます。
楽天モバイルでは現在、他社からの乗り換えで1万4000ポイント、新規契約で7000ポイントもらえる「三木谷キャンペーン」を実施しています。お得に契約できるチャンスなのでチェックしてみてください。
格安SIMと通信大手3社のデータ無制限プランはどう違う?
まずはじめに、ドコモ・au・ソフトバンクの通信大手3社から格安SIMに乗り換えると料金がどのくらい安くなるのか、通信大手3社と格安SIMが提供するデータ無制限プランにどのような違いがあるのか、を解説します。
通信大手3社の料金は格安SIMの3倍以上、格安SIMなら月3000円以上安くなる可能性も
通信大手3社(ドコモ・au・ソフトバンク)のプランを契約している人が格安SIMに乗り換えれば、毎月のスマホ代を大幅に削減できるかもしれません。
MMD研究所が発表した「通信サービスの料金と容量に関する実態調査」(2024年9月)によれば、通信大手3社の契約者のスマホ代は平均で月額5096円。対する格安SIM契約者のスマホ代は平均で月額1613円でした。調査結果を見る限り、通信大手3社の料金は格安SIMの3倍以上。格安SIMに乗り換えば月3400円近い金額を節約できる可能性があるというわけです。
たとえばドコモの「ドコモMAX」(データ無制限で基本月額料金8448円)を契約している人が「LINEだけデータ使い放題であればいい」と考えているのなら、LINEのトークや通話などがデータ使い放題となるLINEMOの「ベストプランV」(月額2970円/データ通信量30GB)に乗り換えれることで月5478円も料金を抑えられます。
上記の調査はデータ無制限プラン以外のプランも含まれていますが、割安なデータ無制限プランを探している人は格安SIMへの乗り換えを検討してみてください。
格安SIMは条件付きながら割安なデータ無制限プランを提供

データ無制限プランを選ぶ際、まずは「大手キャリアのデータ無制限プランか」「格安SIMのデータ無制限プランか」を考える必要があります。
最初に思い浮かぶのは、ドコモ・au・ソフトバンクの通信大手3社が提供するデータ無制限プランでしょう。通信大手3社のデータ無制限プランなら、基本的にすべてのインターネット通信が制限なく使い放題です(大量の通信が集中すると一時的に通信制限がかかる場合があります)。
ただし、通信大手3社のデータ無制限プランの料金相場は月額7000円〜8000円台と高額。家族割や対象サービスを契約することを条件としたセット割を適用すれば割引されますが、それでも格安SIMの料金と比べると割高感は否めません。
対する格安SIMは、割安な料金体系でデータ無制限プランを提供しています。しかし、格安SIMでデータ通信が使い放題となるのは特定のサービスを利用している間に限られるなど条件があります。
たとえばLINEMOの場合、LINEのトークや無料通話など対象機能を利用している間はデータ通信が消費されません。データ使い放題となるのはLINEアプリの対象機能に限られますが、料金は月額990円〜と低価格を実現しています。
このように、格安SIMのデータ無制限プランはすべてのインターネット通信が自由に使い放題となるわけではなく、何かしらの制限・制約が設けられています。自分に合う格安SIMを選べれば、日々の利便性は落とさずに毎月のスマホ代を抑えられるはずです。
格安SIMのデータ無制限は何が違う? 各社のサービス内容と選び方

格安SIMが提供するデータ無制限プランは、特定のアプリ・サービスを利用している間はデータ通信量を消費しない「カウントフリー」を採用しているものと、データ無制限で使える代わりに通信速度や利用時間を制限するなどの条件を設けているものに大別されます。
また、データ無制限プランを検討しているなら楽天モバイルも選択肢のひとつです。
対象サービスがカウントフリーとなる格安SIM |
LINEアプリのトーク・無料通話・ビデオ通話など対象の機能を利用している間はデータ通信量の消費にカウントしない「LINEギガフリー」が特徴 |
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基本プランに「エンタメフリー・オプション」(月額308円〜)を追加すれば、YouTube・ABEMA・U-NEXT・Amazon Musicなど対象サービスを利用している間はデータ通信量にカウントされない |
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特定の条件下でデータ無制限となる格安SIM |
データ無制限である代わりに通信速度を制限するユニークなプラン「マイそく」を提供。プランは最大32kbpsの「スーパーライト」(月額250円)や最大1.5Mbpsの「スタンダード」など |
基本料金は0円。「トッピング」と呼ばれる追加オプションを組み合わせることで自分だけのプランを構築できる。「データ使い放題 6時間」(250円)や「データ使い放題 24時間」(330円)などを販売 |
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制約なしでデータ無制限のスマホ回線 |
月間のデータ通信量に応じて料金が変動し、20GB超過後は月額3278円で高速データ通信が使い放題。データ無制限となるアプリ・サービスが限られているわけではなく、通信速度や制限時間などの制約もない |

【LINEMO】LINEのトークや通話など対象機能がカウントフリー

【BIGLOBEモバイル】YouTubeやAmazon Musicなど対象サービスがカウントフリーとなるオプションを提供
LINEMOであれば、LINEのトークや無料通話など対象機能を利用している間はデータ通信量の消費がカウントされません。厳密に言えば、これは「LINEのトークや通話を利用している間はデータ無制限」なのではなく「LINEのトークや通話を利用している間はデータ通信量を消費しない」という意味です。
また、BIGLOBEモバイルは基本プランに「エンタメフリー・オプション」(月額308円〜)を追加すると、YouTube・ABEMA・U-NEXT・Amazon Musicなど対象サービスを利用している間はカウントフリーとなります。
自身が特定のアプリ・サービスの利用頻度が高いことを理由に通信大手3社のデータ無制限プランを契約しているのであれば、そのアプリ・サービスがカウントフリーの対象に含まれる格安SIMのデータ無制限プランを契約することで、料金を節約できる可能性があります。
たとえばYouTubeを視聴する頻度が多いのであれば、通信大手3社のデータ無制限プランからBIGLOBEモバイルに乗り換えればスマホ代を節約できるかもしれません。

【mineo】データ無制限となる代わりに最大通信速度を制限するプランを提供

【povo2.0】6時間や24時間など制限時間付きでデータ無制限となるトッピングを販売
mineo(マイネオ)は、データ無制限である代わりに最大通信速度を制限するユニークなプラン「マイそく」を提供しています。「マイそく スタンダード」であれば、通信速度が最大1.5Mbpsでデータ無制限となり月額990円です。
動画を高画質で視聴したりヘビーなオンラインゲームをプレイしたりしない限り、通信速度最大1.5Mbpsなら問題なく日常使いできるでしょう。
povo2.0は「トッピング」と呼ばれる追加オプションを組み合わせて自分だけのプランを構築できるのが特徴のオンライン専用ブランド。「データ使い放題 6時間」(250円)や「データ使い放題 24時間」(330円)などを購入すると制限時間付きでデータ無制限となります。

【楽天モバイル】月額3278円でデータ通信が使い放題
データ無制限プランを探している人には楽天モバイルもおすすめです(楽天モバイルはMNOのため、厳密に言えば格安SIM〔MVNO〕ではありません)。月額3278円で高速データ通信が無制限となる「Rakuten最強プラン」は非常に割安なプランです。
通信大手3社(ドコモ・au・ソフトバンク)のデータ無制限プランが基本月額料金7000円〜8000円代であることを考慮すると、月額3278円でデータ無制限という料金体系は破格と言えます。
楽天モバイルのデータ無制限は特定のアプリ・サービスのみを対象としたカウントフリーではなく、時間制限が設けられているわけでもありません。混雑時などは通信速度が制御される場合がありますが、通信大手3社と同様に基本的にすべてのインターネット通信が制限なく使い放題です。
データ無制限・カウントフリーで使える格安SIM比較
ここではデータ無制限または特定のサービスをカウントフリーで使えるスマホ回線・格安SIMを紹介しています。自分の用途にあったプランに乗り換えれば、割安な料金でデータ通信を無制限で使えるようになるはずです。
楽天モバイル:月額3278円で高速データ通信が使い放題

楽天モバイルは、月額3278円で高速データ通信が使い放題となるキャリア回線。厳密にいえば格安SIMではなく、ドコモ・au・ソフトバンクと並ぶ4大キャリアに数えられます。
最大の特徴はデータ無制限プランの料金がドコモ・au・ソフトバンクの半額以下である点。楽天モバイルは割安なデータ無制限プランを探している人にとって筆頭候補となるスマホ回線です。

楽天モバイルが提供するのは「Rakuten最強プラン」の1種類のみ。データ通信量が3GBまでだと月額1078円、3GB〜20GBだと月額2178円と段階的に料金が上がり、20GB超過後は月額3278円でデータ通信が使い放題となります。

Rakuten最強プランの料金の仕組み
月間のデータ通信量が20GBを超過すると、100GB使っても200GB使っても料金は月額3278円のまま。それ以上のプラン料金が発生することはありません(オプション料金や通話料金などは除く)。
家族と一緒に楽天モバイルを使うと月110円が割引される「最強家族プログラム」、13歳〜22歳のユーザーを対象に月110円が割引される「最強青春プログラム」など割引プログラムを活用すればさらにお得に利用できます。


専用アプリ「楽天リンク」から発信すれば国内通話も無料(一部対象外の番号あり)
楽天モバイル契約者は、専用アプリ「Rakuten Link(楽天リンク)」を使うことで国内通話が無料となります。楽天リンクから発信すれば、他社携帯番号や固定電話とも通話し放題です(0570から始まるナビダイヤルなど一部番号除く)。楽天モバイルを契約すれば、プラン料金だけでなく通話料金も削減できる可能性があるのも魅力のひとつです。
また、楽天モバイル契約者は楽天市場のポイント倍率が+4倍、楽天ミュージックや楽天マガジンを一部無料で使えるなどの特典も利用できます。
LINEMO:LINEアプリのトーク・通話など対象機能がカウントフリー

LINEMO(ラインモ)はソフトバンクが提供するオンライン専用ブランド。LINEアプリのトーク・音声通話・ビデオ通話など対象機能はデータ通信を消費しない「LINEギガフリー」が特徴です。
万が一データ通信量を使い切って速度制限にかかってしまっても、LINEギガフリーの対象機能を利用している間は通信速度が落ちません。
たとえば「通信大手3社のデータ無制限プランを契約していて最も利用頻度が高いのはLINEアプリである」という人は、LINEMOに乗り換えることでスマホ代を抑えられるかもしれません。

LINEの対象機能はカウントフリーとなる「LINEギガフリー」
LINEギガフリーはLINEアプリのすべての機能が使い放題となるわけではなく、一部対象外の機能もあります。LINEギガフリー対象の機能・非対応の機能は下記の通りです。
LINEギガフリー対象の機能
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LINEギガフリー非対象の機能
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LINEMOが提供するプランは「ベストプラン」と「ベストプランV」の2種類
LINEMOが提供するプランは、データ通信量3GBまでで月額990円・3GB〜10GBで月額2090円の2段階で変動する「ベストプラン」と、データ通信量30GBで月額2970円の「ベストプランV」の2種類。どちらを契約してもLINEギガフリーを利用できます。ベストプランVなら5分以内の国内通話が永年無料です。
ベストプラン | ベストプランV | |
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月額料金 |
データ通信量3GBまでで月額990円、3GB〜10GBで月額2090円の2段階で変動 |
データ通信量30GBで月額2970円 |
LINEギガフリー | ◯ | ◯ |
通話オプション |
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データ量超過後の通信速度 |
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PayPayポイントプレゼントキャンペーン |
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(※)通話準定額:5分以内の国内通話が無料/通話定額:国内通話かけ放題
(※)PayPayポイントプレゼントキャンペーンはソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは対象外

常時開催する「PayPayポイントプレゼントキャンペーン」
現在、LINEMOを申し込むと最大1万6000円のPayPayポイントをもらえる「PayPayポイントプレゼントキャンペーン」が実施されています(ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは対象外)。
また、LINEMOでは週替わり・月替わりでキャンペーンを実施しています。キャンペーンの内容によっては契約時にPayPayポイントをさらにもらえたり、期間限定で料金が割引されたりしてお得にLINEMOを始められます。週替わり・月替わりキャンペーンの内容は公式サイトをチェックしてください。
BIGLOBEモバイル:月額308円〜でYouTubeなど対象アプリがカウントフリー

BIGLOBEモバイルは、その名の通りビッグローブが提供する格安SIM。基本プランに「エンタメフリー・オプション」(月額308円〜)を追加することで、YouTubeやAmazon Musicなど対象のサービスがカウントフリーとなります。
エンタメフリー・オプション対象サービスを利用している間は、どれだけ使ってもデータ通信量を消費しません。データ通信量を超過してしまっても、速度制限されることなく利用できます。
たとえば外出先でYouTubeを長時間視聴する人であれば、BIGLOBEモバイルに乗り換えてエンタメフリー・オプションを追加することでスマホ代を削減できるかもしれません。ただし、エンタメフリー・オプション対象サービスのうちカウントフリーにならないケースもある点には注意が必要です。

エンタメフリー・オプションの利用イメージ
動画配信(動画視聴のみ)
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音楽・ラジオ配信(音楽再生/ラジオ聴取のみ)
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電子書籍配信(閲覧・ダウンロードのみ)
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その他のアプリ
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カウントフリーの対象外となるケース
全サービス共通でカウントフリー対象外となるケース
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各サービスごとのカウントフリー対象外となるケース
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基本プランの月額料金にエンタメフリー・オプションの月額料金を追加する
音声通話SIM(電話+データ通信) | データプラン(データ通信のみ) | ||
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データ通信量 | 1GB | 月額1078円 | ― |
3GB | 月額1320円 | 月額990円 | |
6GB | 月額1870円 | 月額1595円 | |
12GB | 月額3740円 | 月額2970円 | |
20GB | 月額5720円 | 月額4950円 | |
30GB | 月額8195円 | 月額7425円 | |
エンタメフリー・オプション月額料金 | 月額308円(初回最大2カ月無料) | 月額1078円 |
BIGLOBEモバイルの料金プランは、au回線とドコモ回線から選べる「音声通話SIM(電話+データ通信)」と、ドコモ回線の「データプラン(データ通信のみ)」の2種類があります。音声通話SIMの6GBプランにエンタメフリー・オプションを追加した場合、料金は合計で月額2178円です。
家族にBIGLOBEモバイル契約者がいると「BIGLOBE家族割」により2回線目以降が月220円割引、ビッグローブ光をセットで契約していると月220円割引となります。
現在データ無制限ではないプランの回線を契約している人は、サブ回線としてBIGLOBEモバイルを契約する選択肢もあるでしょう。普段は現在契約している回線をメイン回線として使いつつ、エンタメフリー・オプション対象機能を利用するときだけサブ回線であるBIGLOBEモバイルに切り替えるといった運用も可能です。
音声通話SIMを契約してエンタメフリー・オプションを申し込んだユーザーは、オプション料金が最大2カ月無料となるキャンペーンも実施されています
mineo:データ無制限の代わりに通信速度を制限するユニークなプラン

mineo(マイネオ)は関西電力グループのオプテージが提供する格安SIM。おすすめするのは、最大通信速度で選ぶユニークなデータ無制限プラン「マイそく」です。通信速度を制限する代わりに、データ通信が使い放題となります。
プラン | 最大通信速度 | 料金 |
---|---|---|
ライト | 最大300kbps | 月額660円 |
スタンダード | 最大1.5Mbps | 月額990円 |
プレミアム | 最大5Mbps | 月額2200円 |
(※)音声通話のみの「スーパーライト」(最大通信速度32kbpsで月額250円)も提供されていますが、データ通信は利用できないため上記の表には含んでいません。

マイそくのスタンダードプラン。ユーザーアンケートによれば、日常使いするぶんには困ることはなさそう
スタンダードプランだと、通信速度が最大1.5Mbpsでデータ無制限です。mineoが実施したユーザーアンケートによると、90%以上のユーザーが1.5MbpsでもWebサイトの閲覧・音楽ストリーミングの再生・YouTubeなどの動画視聴を問題なく利用できたと回答しています。
YouTubeやSNSを軽く使う程度であればスタンダードプランで十分でしょう。容量の大きいオンラインゲームをプレイしたり動画を高画質で視聴したりしたい人はプレミアムプランがおすすめです。
なお、月曜日〜金曜日(祝日含む)の12時〜13時は通信速度が最大32kbps(プレミアムのみ最大200Kbps)に制限されます。また、3日間で10GB以上利用すると通信速度が最大32kbpsに制限されます。


24時間データ使い放題オプションはmineoアプリから簡単に購入できる
マイそく専用オプション「24時間データ使い放題」(198円)を購入すれば、月曜日〜金曜日の12時〜13時の時間帯や3日間で10GB以上利用した場合でも速度制限なく利用できます。24時間データ使い放題オプションは契約者専用のmineoアプリから購入します。
たとえばスタンダードプランを契約していて、どうしても高画質で動画を視聴したいときに24時間データ使い放題オプションを購入すれば24時間は速度制限から開放されます。
povo2.0:必要な期間だけデータ無制限になるトッピングを購入できる

povo2.0はKDDIが提供するオンライン専用ブランド。基本料金は0円で、「トッピング」と呼ばれる追加オプションを組み合わせて自分だけのプランを構築できるのが特徴です。
6時間や24時間など制限時間付きでデータ使い放題となるトッピングが販売されており、データ通信をたくさん使いたいときに備えてサブ回線として持っておくと安心です。
基本料金は0円なので、トッピングの購入費用以外に料金は発生しません(通話料金などは除く)。180日間以上トッピングの購入がないと利用停止または契約解除となってしまう点だけ注意してください。

povo2.0で販売しているデータ使い放題トッピング
データ使い放題(6時間) | 250円/回 |
---|---|
データ使い放題(24時間) | 330円/回 |
データ使い放題(7日間)12回分 | 9834円/回 |
「データ使い放題(6時間)」を購入すれば、購入から6時間だけデータ通信が使い放題となります。一時的にデータ通信をたくさん使いたいときに購入するといいでしょう。
「データ使い放題(7日間)12回分」は、7日間のデータ無制限が12回分セットになったトッピング。1回あたり819円で7日間データ使い放題となります。1回目のデータ使い放題は購入後即時適用され、残り11回分は任意のタイミングで使えます(期限は購入日から160日間)。
また、週末だけデータ使い放題となるなどの期間限定トッピングが販売されることもあります。

データ追加・通話かけ放題などトッピングの種類は豊富
povo2.0ではデータ使い放題トッピングのほか、「データ追加1GB(7日間)」(390円)やオートチャージにも対応した「データ追加3GB(30日間)」(月額990円)といったデータ追加トッピング、「5分以内通話かけ放題」(月額550円)や「通話かけ放題」(月額1650円)といった通話かけ放題トッピングも販売されています。
必要に応じて自分にあったトッピングを組み合わせて購入できるのがpovo2.0の魅力です。
結論:月額3278円でデータ使い放題の「楽天モバイル」がおすすめ

楽天モバイルと大手3社のデータ無制限プランを比較
データ無制限・カウントフリーとなる格安SIMのうちどれを契約しようか迷ったら、「楽天モバイル」を選ぶことをおすすめします。
ドコモ・au・ソフトバンクの通信大手3社が提供するデータ無制限プランの基本料金は月額7000円〜8000円台であるのに対し、楽天モバイルの月額3278円でデータ無制限という料金体系は破格といえます。大手3社から楽天モバイルに乗り換えれば、スマホ代を半額以下に抑えられる可能性があります。
本記事で紹介するそのほかの4つのスマホ回線は特定のサービス利用時のみカウントフリーになったり、データ無制限となる代わりに最大通信速度が制限されたりするなどの制約がありますが、楽天モバイルにはそのような制約がありません(通信の混雑時には速度を制御する可能性があります)。
どれだけデータ通信を使っても月額3278円以上の料金は発生しない(オプション料金・通話料金・手数料などは除く)ので、割安な金額でデータ無制限プランを契約したい人におすすめです。
楽天モバイルを契約する際は、他社からの乗り換えによる契約で1万4000ポイント、新規契約で7000ポイントもらえる「三木谷キャンペーン」を利用すればお得に始められます。
本記事で記載している金額はすべて税込価格です。