Twitterでときどき見かける「質問箱」は、SNSなどで不特定多数に質問を募集し、回答をシェアできるサービスです。さまざまなものが存在しますが、たいていは質問箱の作成者にバレずに匿名で質問でき、特定されることもありません。
この記事では、質問箱の中でも人気の高い「Peing(ペイング)」を取り上げ、質問・回答の方法から各種データの消し方まで基本的な使い方をわかりやすく解説します。
質問箱「Peing(ぺイング)」とは?
「質問箱」とは何なのか、「Peing(ペイング)」とはどんなサービスなのか簡単に紹介します。
募集した質問の回答をTwitterやインスタでシェアできる

質問の回答をTwitterに投稿

質問の回答をインスタグラムのストーリーに投稿
質問箱は、TwitterやインスタグラムなどのSNSで質問を募集し、さまざまな人から寄せられた回答を手軽にシェアできるサービスです。
たとえば「旅行にいくならどこへ行きたい?」と質問箱に寄せられたら、「いまは熱海の気分」などと回答をSNSに投稿して、コミュニケーションの一つとして楽しめます。当初は著名人がファンから質問を受け付けるために使われていましたが、一般ユーザーが不特定の人から質問を募るのに広く利用されるようになっています。
質問箱サービスはいくつかありますが、代表的な存在と言えるのが「Peing」(ペイング)」で、登録数は1000万アカウントを謳っています。
バレることなく匿名で質問できる
使い方は簡単。Peingのアカウントを作成したら、その旨をツイートしたりプロフィール欄などに記載したりして、質問を待ちます。誰かから質問が届いたら、その回答をSNSでシェアするという流れです。
特徴は、質問箱の作成者に対して匿名で質問できる点です。質問箱の作成者に、誰が質問したのかバレることはありません。シェアされた質問や回答を見たユーザーに対しても、質問者が誰なのかはわからない仕様です。

なお、PeingにはNGワード機能が備わっており、誹謗中傷にあたる表現が含まれる質問は自動的にブロックされるようになっています。
質問箱(Peing)の基本的な使い方
Peingで質問箱を作成する方法や質問する方法など、基本的な使い方をみていきましょう。
iOS版のPeingアプリおよびTwitterアプリの画面で解説していますが、Android版アプリでもそれぞれ操作方法は同様です。
質問箱の始め方(作り方)

アカウント作成画面

連携方法を選択

Twitterアカウントとの連携画面
Peingで質問箱をSNSに投稿したり質問に回答したりするには、アカウントの作成が必要です。アプリを開いたら[新規作成はこちち]からアカウントを作成します。
PeingをTwitterで利用するなら、Twitterアカウントとの連携が必要です。インスタグラムで利用する場合、FacebookアカウントやGoogleアカウントと連携できますが、SNS連携なしでも使えます。



質問箱を作成したら、ツイートで質問を募集するのもおすすめです。Peingアプリの画面左上にあるプロフィールアイコンから[質問を募集する]をタップし、共有先にTwitterを選択します。
これで質問募集ツイートが投稿されます。ツイートを見たフォロワーなどから質問を集めやすくなるはずです。



質問募集ツイートの自動投稿設定
また、プロフィールアイコン→[設定]→[その他設定]と進み、「自動で質問箱をシェア」をオンにすると、質問募集ツイートが定期的に自動投稿されるようになります。
質問箱の質問に回答する


質問は「受信箱」タブの「未回答」一覧に届きます。回答したい質問を選択し、回答フォームに回答内容を入力します。
画面下の「Instagramストーリーズにシェアする」あるいは「Twitter(@○○)に投稿する」から投稿先を選択してください。インスタグラムのストーリーに投稿する際は投稿のデザインを変更できます。
投稿先を選択したら、[質問に回答する]をタップしてSNSに投稿しましょう。

Twitterに投稿した場合
投稿先にTwitterを選択した場合は通常のツイートとして投稿されます。

プレビュー画面で自由に加工できる

シェア先を選択

実際にストーリーに投稿された回答
質問箱の作成者に質問する
ツイートやストーリーの質問募集投稿などから、質問箱の作成者に対して匿名で質問を送れます。質問するユーザーは、アカウント登録などの必要はありません。


質問募集投稿などから質問の入力画面を開けます。質問内容を入力して[質問を送信する]をタップすれば完了です。
質問への回答を削除する(消し方)
「受信箱」タブに届いた質問は削除可能です。「未回答」内にある回答していない質問を削除したり、「回答済み」内にある質問を削除したりすることもできます。
「回答済み」の質問と回答内容は他のユーザーも閲覧できてしまうため、回答を見られたくない、あるいは回答内容を間違えてしまった場合は削除するといいでしょう。



届いた質問の右上にある
ボタンから[アーカイブに移動]を選択してください。これにより、届いた質問がアーカイブ(ゴミ箱)に移動され、他のユーザーから見られなくなります。アーカイブされた質問にもう一度回答する、または回答を更新すると「回答済み」に移動します。
質問箱を退会する(やめ方)
Peingを退会する場合、Peingアカウントを削除しましょう。アプリからはアカウントを削除できないため、Peingのウェブサイトからログインし、退会手続きおこなってください。



Peingのアカウントにログインしたら、画面右上の
ボタン→[設定]と進みます。

画面最下部の[退会する]をタップし、注意事項に同意して再び[退会する]をタップ。これでPeingアカウントが削除されます。
アカウントを削除すると回答内容などもすべて削除され、復元できないので注意してください。また、各種アカウントとの連携も解除しておくと安心です。
質問箱(Peing)に関するよくある疑問と答え
Peing(ぺイング)について、よく挙がる疑問とその答えをまとめています。
質問の送り主は特定できる?
質問を送っても、質問箱の作成者からは相手(質問者)を特定できません。
Peingは匿名で質問できるサービスのため、質問箱の作成者は質問してきた相手が誰なのかを特定する手段はありません。
質問募集ツイート(bot投稿)は消せる?
質問募集ツイートの設定をオフにすれば、定期的に自動投稿されることはなくなります。



質問募集ツイートの自動投稿をオフにする
Peingには、質問募集ツイートを定期的に自動投稿する機能があります(いわゆるbot投稿)。プロフィールアイコン→[設定]→[その他設定]と進み、「自動で質問箱をシェア」をオフにすれば、質問募集ツイートが自動投稿されなくなります。
Twitterに投稿された過去の質問募集ツイートを削除したいときは、以下の記事も参照してください。
Peingとの連携を解除するには?
Peingを利用しなくなったのであれば、各SNSアカウントとの連携を解除しましょう。



SNS連携をオフにする
プロフィールアイコン→[設定]→[SNS連携設定]と進み、各SNSアカウントとの連携をオフにしましょう。
なお、Twitter連携をオフにするには、いずれかのSNS連携をオンにするか、メールアドレスとパスワードの設定が必要となります。


Twitterアプリとの連携を解除する方法。[設定とプライバシー]→[セキュリティとアカウントアクセス]→[アプリとセッション]
また、Twitterアプリから外部アプリとの連携を解除する方法も利用できます。