自宅から羽田空港まで、タクシーで手軽に移動できるだけでなく、通常のタクシーよりも格安で乗れる「空港定額タクシー」。出張はもちろん、旅行でも非常に便利なサービスです。しかし、空港定額タクシーを扱うタクシー会社は複数あり、どこが自宅がサービス圏内なのか、どの会社が一番安く空港まで行けるかが気になるところ。
そこで、羽田空港への定額サービスをおこっているタクシー会社主要11社を比較。空港定額タクシーを利用するメリットやデメリットも踏まえ、実際の予約・利用手順を「NearMe(ニアミー)」で検証してみました。
羽田空港定額タクシー11社のサービスを比較
「空港定額タクシー」とは、自宅から空港までを一定の金額で移動できるタクシーサービスです。出発地にもよりますが、通常都内からタクシーで空港へ移動しようとすると、高速道路代金を含めて数万円かかるケースがほとんど。それを、定額かつ割安で利用できるのが空港定額タクシーサービスです。
大手タクシー会社を筆頭に、空港定額タクシーを提供しているNearMe(ニアミー)、日本交通、第一交通産業、kmタクシー、エコタクシー、東京交通自動車、京王自動車、小田急交通、京急タクシー、GO(ゴー)、S.RIDE(エスライド)の11社をピックアップ。料金や対応エリア、予約方法を表にまとめて比較しました。
料金体系
| サービス名 | 料金 | 定額料金に高速料金も含まれるか | |
|---|---|---|---|
| 通常定額運賃 | 深夜早朝運賃 | ||
| NearMe(ニアミー) | 1980円〜 | 時勢により異なる | ◯ |
| 日本交通 | 6900円〜 | 8300円〜(22時〜翌5時) | ✕ |
| 第一交通産業 | 6900円〜 | 8300円〜 | ✕ |
| kmタクシー | 6900円〜 | 8300円〜(22時〜翌5時) | ✕ |
| エコタクシー | 6000円〜 | 時勢により異なる | ✕ |
| 東京交通自動車 | 7000円〜 | 8400円〜(21時〜翌7時) | ◯ |
| 京王自動車 | 6900円〜 | 8300円〜 | ✕ |
| 小田急交通 | 6900円〜 | 8300円〜(22時〜翌5時) | ✕ |
| 京急タクシー | 6900円〜 | 8300円〜(22時〜翌5時) | ✕ |
| GO(ゴー) | 料金非公表 | 時勢により異なる | ✕ |
| S.RIDE(エスライド) |
|
時勢により異なる | ✕ |
料金で注意したいのが、定額料金に高速料金が含まれるかどうかです。場所によっては、高速道路を利用する必要があり、それぞれのタクシー会社で高速料金代を支払う必要があったり、もともと空港定額料金に高速料金代が含まれていたりするものもあります。また、深夜や早朝に利用すると、料金が約2割増しになることも。
それらを踏まえて比較してみたところ、最も安かったのは、NearMe(以下、ニアミーと表記)です。最安値が1980円とどのサービスと比べても圧倒的に安価。場所によって料金は異なりますが、どの地域から乗車しても、ほかの空港定額タクシーの2割~5割程度で利用できます。詳しい理由は後述しますが、他の利用者とシェア乗り(相乗り)をすることで価格が抑えられています。
対応エリア
気になるのが、自分の住んでいる地域は対応しているのかということでしょう。基本的に東京都23区であれば空港定額タクシーを利用できます。ただ注意したいのが、東京都23区でも羽田空港近郊の江東区、品川区、大田区、港区、中央区、目黒区は空港定額タクシーに対応していない場合が多いということです。
比較した10社のうち、上記6区に対応しているのはニアミーと東京交通自動車のみ。羽田空港から距離が近いため、定額料金にするよりも通常のタクシー料金のほうが安くなるから対象外なのかもしれません。
また、上記6区以外の17区に対応しているものの三鷹市と武蔵野市以外の市部には非対応というタクシー会社が多いことにも注意が必要です。狛江市はニアミーのみ、それ以外の市は第一交通産業、京王自動車のみ利用できます。
神奈川県や千葉県の一部地域にも対応しているタクシー会社があります。神奈川県は京急タクシーと京王自動車、千葉県はニアミーです。利用できる地域は一部なので、自分の住んでいる地域が対応しているかどうか、上記の表や各タクシー会社サイトから探してみてください。
予約方法
| サービス名 | 予約方法 | 予約期限 |
|---|---|---|
| NearMe(ニアミー) | アプリ、Web | 原則乗車日の前日まで(定員数に空きがあれば当日予約も可能) |
| 日本交通 | 電話 | 乗車の1カ月前から1時間前まで |
| 第一交通産業 | 電話 | 乗車の1カ月前から1時間前まで |
| kmタクシー | 電話、アプリ、Web予約フォーム(PC専用/外部サイト) | 乗車の1時間前まで |
| エコタクシー | 電話 | 乗車の1時間前まで |
| 東京交通自動車 | 電話、アプリ | 乗車の2週間前から1日前まで |
| 京王自動車 | 電話 | 乗車の1時間前まで |
| 小田急交通 | 電話 | 乗車の1カ月前から1時間前まで |
| 京急タクシー | 電話 | ✕ |
| GO(ゴー) | アプリ | なし(事前予約不要) |
| S.RIDE(エスライド) |
アプリ |
乗車の6日前から20分前まで |
予約方法はサービスによって異なりますが、基本的に電話やアプリ、Webの問い合わせフォームから予約できます。予約の期限は、「乗車時間の1時間前」というタクシー会社がほとんど。ニアミーと東京交通自動車は前日までとなっています。
余裕をもってタクシーを手配できるのが理想的ですが、うっかり忘れてしまっていたというケースもあるでしょう。そんなときは、事前予約が不要なGOや、乗車時間の20分前までに連絡をすればよいS.RIDEを利用すると便利です。
空港定額タクシー(空港送迎サービス)の特徴と注意点
空港定額タクシー以外にも、空港へは「電車」や「空港シャトルバス(リムジンバス)」などの移動手段があります。それらとどのような違いがあるのか、特徴と利用時の注意点をまとめました。
自宅前から乗車でき、家族やグループなどで貸し切りも可能
当然ですが、電車であれば最寄り駅まで移動し、乗り換えなどをして空港に向かうことになります。シャトルバスも、最寄りのバスの発着地まで移動する必要があり、場所によっては最寄りといっても結構な移動時間を要してしまうケースもあります。
空港定額タクシーなら自宅前までタクシーが迎えに来てくれるため、ほぼドアtoドアで空港までの移動が叶います。また、家族や友人グループで車両を貸し切って移動できるサービスもあり、プライベート空間を大事にしたい人には便利なサービスといえるでしょう。
荷物は運転手にお任せで荷運びが不要
空港へ行くときは、スーツケースなど重たい荷物を持っての長距離移動が欠かせません。電車の場合、常に持って歩かなければならず、乗り換えや階段・エスカレーターなどの上り下りはかなりの負担となります。シャトルバスも、荷物の積み下ろしは利用者自身がおこなうケースがほとんどです。
しかし、空港定額タクシーの場合は運転手が積み下ろしをしてくれるため、重い荷運びから解放されるというメリットがあります。
シャトルバスより割高だが、タクシーより格安で空港に行ける
自宅からの移動距離の少なさや荷運びがないタクシーは、その分料金がかかります。電車やシャトルバスであれば片道1000円台で移動できますが、空港定額タクシーは約2000円~7000円と公共交通機関を利用した場合と比べると割高です。
しかし、空港定額タクシーでは、予約料金や迎車料金を支払う必要がなく、通常のタクシー利用時よりも費用を抑えられるというメリットがあります。また、区や市など、場所によって一定の料金が事前に決められているため、タクシーでありがちな、ドライバーの腕による料金メーターの差や渋滞につかまったときにどのくらい加算されてしまうのかハラハラする、といった不安を解消できるのもうれしいポイントです。
マイルが貯まる
サービスによっては、利用しているJALやANAなどのマイルが貯まるケースがあります。空港代に加え、空港に行くまでの移動でもマイルを効率よく貯められるのは、マイルを貯めたいユーザーにとってはうれしい限りです。
注意点:別途高速料金や深夜・早朝割増料金がかかるサービスがある
空港定額タクシーの場合、○○区から空港まで△△円、と料金が決まっています。しかし、サービスによってはその定額料金に高速料金代が含まれているものや、含まれておらず別途高速代がかかるものもあります。また、早朝や深夜など、時間によっては割増料金がかかってしまうものもあるので注意が必要です。
注意点:事前予約が必要/不要かはサービスによって異なる
多くの空港定額タクシーサービスは、事前予約が必要です。サービスによっては予約の開始時期や、1日前・1時間前など予約の締め切り時間が違うので、事前に調べておく必要があります。
なかには出発日当日や1時間前などにも予約ができるものもありますが、一部のサービスのみのケースが多く、余裕をもって予約をするのがおすすめです。
NearMe(ニアミー)の予約・利用方法
空港定額タクシーは、どうやって利用するのでしょうか。今回は各タクシー会社の中で最も料金が安かったニアミーに乗って実際に羽田空港まで行ってみました。
ニアミーが安くて人気の理由
NearMe
ニアミーは、2019年8月に空港定額タクシー(エアポートシャトル)サービスを開始した会社で、累計予約数100万人超えの人気を誇っています。「予約でおトク、ラクちん。」と謳うニアミーの売りは、文字どおり格安でお得に空港まで行けるところです。
他のタクシー会社に比べて、なぜこんなに安く利用できるのか。ニアミーでマーケティングやブランディング、PR等のコミュニケーション全般を担うCMOの井上太輝さんはその理由を、「他の利用者とシェア乗り(相乗り)をすることで価格を抑えられている」ためだと説明します。特に、乗車の30日前、14日前、7日前など早く予約すればするほど割引率が高くなり、よりお得に利用できるそうです。
相乗りと聞くと、「飛行機の時間に遅れてしまうのではないか?」「すごく遠回りをさせられてしまうのではないか?」と不安を抱く人もいるはず。しかし、遠回りしすぎて時間がかかりすぎないよう、独自AIによってルートを決めてマッチングの制御をしており、通常のタクシーを利用する際より少し移動時間はかかっても、空港に遅れることはないといいます。
本当に遅れずに空港へ行けるのか、自宅近くまで迎えに来てくれて安く乗車できるのかなど、気になる点を実際にニアミーを利用して検証したので、予約方法から空港に到着するまでの手順とともに解説します。
事前準備(アプリをインストールしてアカウント登録する)
新規会員登録で500円分の割引クーポンがもらえる
ニアミーを実際に使うために、まずはアプリをスマートフォンにインストールして会員登録をしましょう。新規会員登録で500円分の割引クーポンがもらえるので、お得にタクシー予約ができます。
また、友達紹介をして相手がニアミーを利用するとお互いに1000円割引クーポンがもらえます。下記の紹介コードを使うと1000円分の友達紹介クーポンを獲得できます。お得にニアミーを利用できるので、ぜひ活用してください。
紹介コード:w9mwk0
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アプリをインストールする
アプリインストール画面で[入手]をタップ
インストールできたら[開く]をタップ
まずは、App StoreやGoogle Playから「ニアミー」のアプリをインストールしましょう。以下のボタンから直接インストールできます。
アプリ「ニアミー」をダウンロード
トラッキングの許可の可否を選ぶ
[次へ]をタップ
アクティビティのトラッキングの許可のポップアップが表示されるので回答し、[次へ]をタップします。
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アプリにログインする
案内を読んで[続ける]をタップ
電話番号・Googleアカウント・Appleアカウントのいずれかを選択
「ご利用の前に」という案内が表示されます。ニアミーを利用するには、ログインや登録が必要です。プッシュ通知や位置情報の共有の許可は任意ですが、予約完了のメッセージや乗車当日の通知などに気づきやすくなったり、タクシーと自分の相互位置を把握したりするのにも役立つので、許可しておいたほうが無難です。
[続ける]をタップし、ログイン方法を選択します。ログインには、電話番号やGoogleのログインアカウント、Appleのログインアカウントが利用可能です。電話番号の場合はそのまま入力すればOK。GoogleやAppleでログインをしたい場合は、いずれかを選択して[続ける]をタップし、Google、Appleそれぞれからログインをしてください。
電話番号を入力して[ログイン]をタップ
電話番号のSMS宛に承認コードが届く
今回は、電話番号でログインをしてみました。電話番号を入力して[ログイン]をタップすると、入力した電話番号宛てに認証コードがSMSで送られてきます。
承認コードを入力し[次に進む]をタップ
名前とメールアドレスを入力し、同意ボタンにチェックを入れて[始める]をタップ
SMSに届いたコードを入力し、[次に進む]をタップするとアカウント情報の画面が表示されます。
名前とメールアドレスを入力し、利用規約やプライバシーポリシーを確認のうえ、同意のチェックを入れて[始める]をタップしましょう。
冒頭の紹介コードを利用する場合は、この画面でコードの入力をしてください。
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通知を設定する
[通知を設定する]をタップ
[許可]をタップ
続いて、通知の設定をします。[通知を設定する]をタップし、表示されたポップアップで[許可]を選択しましょう。
今後、ニアミーからの乗車に関する連絡などが通知で届きます。
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位置情報を設定する
[位置情報の使用を設定する]をタップ
許可を選択
続けて位置情報の設定についての画面が表示されます。[位置情報の使用を設定する]をタップして、位置情報の使用の可否を選択します。
位置情報の使用を許可すると、車両の現在位置の確認やドライバーとのチャットができるようになります。これでアカウントの設定は完了です。
ニアミーを予約する方法
それでは、実際にタクシー(エアポートシャトル)の予約をしていきます。
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「空港定額」を選択して予約する
「ホーム」タブから[空港定額]をタップ
「ホーム」タブから[空港定額]をタップしましょう。
「空港へ」のタブをタップ
今回は「羽田空港」を選択
予約画面が表示されるので、「空港へ」「空港から」のタブから、今回は「空港へ」を選択し、行き先の空港を「羽田空港」に設定します。
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行き先のターミナルと乗車地を設定する
行き先のターミナルを選ぶ
乗車地を入力する
選択した空港の右側「ターミナルを…」とある部分をタップして、ターミナルを選択します。
続いて乗車地を設定します。住所や施設名を入力して検索することも可能ですが、乗車位置が今いる場所であるならば、「現在地」をタップして位置情報から登録するのが便利です。
乗車したい位置にピンを置き[設定する]をタップ
「現在地」をタップすると地図が表示され、地図を動かして画面中央の「乗車場所」の位置に乗車したい場所のピンを置きます。
この時に車の停止できる場所にピンを置くようにしましょう。車の停止できる場所とは乗降が可能な場所を指し、「車が入れなさそうな細い道は避けてほしい」(ドライバー)とのことでした。
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乗車日を設定する
「シャトル乗車日」をタップ
カレンダーから乗車日を選ぶ
ピンを置いたら、シャトル乗車日の欄をタップして、乗車日を選択します。1週間先からの緑色の丸がついているところが、早割が適用される期間です。
多くの人は、タクシーをギリギリに予約しがちですが、ニアミーは早く予約すればするほど安くなるメリットがあります。「心の余裕的にもお財布的にも、『飛行機とったら、すぐニアミー!』と空港のチケットを取ったタイミングで一緒にタクシーの予約をしてしまうのがおすすめです」(井上さん)。
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空港到着希望時刻を設定する
フライト番号または希望到着時刻を入力
時刻を設定したら[設定する]をタップ
続いて、空港のチケットのマークが書かれている欄をタップして、空港に到着したい時間を入力します。フライト番号がわかる場合は、フライト番号から時間を検索することが可能です。
何時に空港に到着したいか、希望の到着時間は自分で自由に設定できます。到着したい時間を決めたら[設定する]をタップしましょう。
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乗車人数と荷物の数を入力する
乗車する人数を設定したら[次に進む]をタップ
スーツケース1個(無料)以外の荷物は別途料金がかかる
次に、乗車人数と荷物を入力します。「+」「-」をタップして、乗車人数と荷物の個数を入力しましょう。1人あたりスーツケース1つまで無料ですが、機内持ち込み用の別のスーツケースやゴルフバッグ、ベビーカーなどがある場合は、別途追加料金が必要です(1000円〜)。
片道か往復利用かを選んで[次に進む]をタップ
位置情報の利用を許可する
片道か往復かを選択し、[次に進む]をタップします。位置情報の利用の許可を求めるポップアップメッセージが表示されたら[許可]を選択しましょう。これで羽田空港までのルートが表示されます。今回は1つでしたが、同乗者の状況などによっては2つ以上のルートが表示される場合もあります。
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サービス内容とオプションを選択する
シェア乗りと貸切の料金を比較できる
[詳細]をタップすると運行スケジュールやオプションを確認できる
次に、サービスの内容を決めていきます。
お得に空港へ行くなら「シェア乗り」を選びます。家族や友人だけでタクシーを貸し切りたい場合は[貸切]を選択してください。
貸切の空港定額ハイヤーは1台6980円~と、シェア乗り(1人1980円〜)に比べて割高になる点に注意が必要です。井上さんによると、家族や友人などで大型車両でプライベートな空間で移動をしたいときに利用されることが多く、人数によってはシェア乗りよりお得になるそうです。
どちらがお得か料金比較できるので、検討の材料にするとよいでしょう。[詳細]をタップすると、運行スケジュールやオプションなども確認できます。
内訳を見るには料金右の[v]をタップ
クーポンや早割が適用されている。これでOKなら[最終確認へ進む]をタップ
フライト情報を入力して検索した場合、詳細画面をさらに下にスクロールすると、獲得できるマイルもここで確認できます。また、料金の右に表示されている[v](下矢印)をタップすると、料金の内訳がわかります。
今回は初めてニアミーを利用するので、初回の新規会員登録クーポン500円分が自動適用されています。この内容でよければ、[最終確認へ進む]をタップしましょう。
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最終確認をする
最終確認画面で入力内容を確認
「待ち合わせ場所の詳細」横の[編集]からドライバーと共有したい情報を書き込める
最終確認の画面で、場所や時間、乗車人数、荷物の数などを再度確認します。また、「待ち合わせ場所の詳細」欄の[編集]から、場所の目印などを書き込むことが可能です。
出発時間の幅も変更可能
さらに下へスクロールすると、オプションとして出発時間の幅を設定できます。通常なら無料ですが、時間おまかせなら500円引きとなります。出発時間の幅を狭めたいときは、+500円で時間優先に変更可能です。
クーポンの選択画面
マイルの登録やクーポン利用が可能
さらに下へスクロールすると、マイルやクーポンも適用できます。こちらから忘れずに設定しておきましょう。[編集]をタップして、マイレージ番号の追加や利用するクーポンの選択をしてください。
新規会員登録クーポン500円分は自動適用されていますが、ほかのクーポンを持っている場合はここから選択し直すことができます。
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支払い方法を登録する
支払い方法横の[編集]をタップ
[支払い方法を追加]からクレジットカードを登録する
さらに下にスクロールすると「支払い方法」の欄が表示されます。[編集]をタップするか、画面下部の[決済方法を入力する]から支払い方法を入力していきます。[支払い方法を追加]をタップして、クレジットカード番号を登録しましょう。
利用できる支払い方法は、クレジットカードとデビットカードのみ。PayPayなどの決済サービスや現金、タクシーチケットは利用できないので注意してください。
クレジットカードの登録が完了
注意事項を読んだら同意ボタンにチェックを入れ[予約する]をタップ
3Dセキュアなどを経てクレジットカードの登録が完了しました。さらに下にスクロールすると、注意事項が記載されているので、確認できたら同意ボタンにチェックを入れ、[予約する]をタップします。
仮予約が完了
メールでも仮予約完了のお知らせが届く
すると、「仮予約完了」というメッセージが表示され、登録したメールアドレスにも「仮予約」のメールが届きます。この後1日以内に「予約完了」の通知が届けば、予約は完了です。
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予約確定のメールが届く(申込み翌日)
申し込み翌日に予約確定メールが届いた
タクシーが来る具体的な時間などは前日18時ごろまではわからない
翌日、上記のような予約確定のメールが届きました。この段階ではまだタクシーが来る具体的な時間は決まっていません。予約日直前までほかの同乗者のルート調整をしているため、具体的な時間は出発日の前日18時ごろまでにわかります。時間が確定すると改めて案内のメールが届きます。
現段階では出発時間のだいたいの目安が書かれているので、それを念頭に余裕を持った予定を立てるとよいでしょう。
予約確定後、乗車予定日の48時間前までであれば無料でキャンセルが可能です。乗車予定日の24時間前だと代金の30%を、24時間以降は全額キャンセル料を支払う必要があります。
乗車日の前日にすること
乗車日の詳細が前日に届く
ピックアップ時間と場所が地図と住所で確認できる
乗車日の前日になると、乗車日当日の案内が書かれたメールが届きます。筆者の場合は、出発日前日のお昼ごろに通知が届きました。ここで、具体的な出発時間(ピックアップ時間)がわかります。今回は12時14分でした。
何時に同乗者が乗ってくるかもわかる
予約情報に続いて、同乗者の乗車予定も記載されています。今回は、13時に1組、13時24分に1組の計2組とシェア乗りになるようです。井上さんによると、「相乗りでピックアップするのは時間幅的にも2~3カ所程度が多い」とのことでした。
当日の乗車の流れが不安な人は、[ご乗車当日の流れ]をタップして事前に確認しておくと安心です。
当日迎えに来るタクシーの詳細が記載されている
ドライバーへの連絡先や当日の運行状況も確認できる
さらに下へスクロールしていくと、当日迎えに来てくれる車両の情報がわかります。ナンバーや電話番号を確認しておくと慌てずに済みます。また、[当日の運行状況を見る]をタップすれば、当日自分の車両がどこにいるのかをGPSで確認できます。
問い合わせ時は問い合わせ番号を伝えるとスムーズ
キャンセルポリシーに注意
その他わからないことがあったり、キャンセルをしたくなったりしたら、記載の問い合わせ先からアクセスしましょう。「お問い合わせ番号」が書かれているので、その番号を伝えてやり取りをするとスムーズです。
乗車当日の流れ
当日届くメールでは、シャトルの状況、予約情報などが確認できる
車種と車両ナンバー、ドライバーへの直通電話も記載されている
乗車日当日を迎えました。乗車時間の40分ほど前(※場合による)に「シャトルがあなたの元に向かっています」というメールが届きました。時間や車両を間違えないよう確認して、時間近くになったところでピックアップ場所に向かいます。
今回乗車するのは、9人乗りのハイヤー。本当に自宅近くまできてくれた!
車を見つけたら、ドライバーに合図。スーツケースを持っているので、ドライバーもこちらに気づいて停車してくれます。見つけられない場合やわかりにくい場合は、アプリに記載されているドライバーの電話番号に電話をするか、チャットを送りましょう。
基本的にピックアップの時間を過ぎると乗車ができなくなってしまうので、必ず時間前に余裕をもって待ち合わせ場所に行くようにしてください。
スーツケースを預ける。手渡すだけで、荷運びの必要がないのでとても楽ちんだ
ドライバーの案内に従って乗車。車内は広々としていて小型のバスのよう。座席も足元のゆとりも結構あった
途中、同乗者をピックアップしながら羽田空港へと向かいます。今回は、1カ所目で2人、2カ所目で5人を拾っての、計8人でのシェア乗りとなりました。車中は普通のバスと同じ感じで、各々のグループで雑談はあるものの、うるさくは感じませんでした。周囲の音が気になる場合は、ノイズキャンセリングのイヤホンやヘッドフォンをしていれば移動時間を快適に過ごせると思います。
乗車中のニアミーの画面には目的地までの位置情報が確認できる
タクシー乗車中のアプリ画面には、目的地までの位置情報が表示されています。タクシーに乗ってしまえばあとはずっと乗っているだけ。「本当にこれだけでいいの?」「やるべきことって何かある?」と逆に不安になってしまうほどでした。
到着時間は13時51分。きちんと希望した到着時間内に羽田空港に着いた
羽田空港に到着。きちんと希望時間内に着くことができました。最後にドライバーが降ろしてくれたスーツケースを受け取ればOKです。
降りる際に、ドライバーが「忘れ物がないか」を確認してくれます。というのも、車内にパスポートやスマホ、財布などを忘れてしまう人がいるようです。この3つはなくなると非常に困るので、降車時はしっかり確認しましょう。
「メニュー」タブから[お問い合わせ]をタップ
[チャットをはじめる]をタップすればOK
万が一、忘れ物をしてドライバーが気づいた場合、利用者が近くにいて連絡が取れ、かつ、ドライバーに時間的な余裕がある場合は手渡ししてくれるとのこと。
もし手渡しが難しい場合には、近くの交番に届ける仕組みになっています。その際は、ニアミーアプリの「問い合わせ」から、予約番号もしくは乗車した車両、忘れ物の内容(色・ブランドなどの特徴)を伝えれば対応してもらえます。
空港定額タクシー(空港送迎サービス)に関するよくある質問とその答え
最大何人まで乗れる?
基本的に、4~9人ほどです。
タクシー会社や車種にもよりますが、4~9人のケースがほとんどです。
ただし、乗車人数やスーツケースなどの荷物の数によっても異なるので、予約をする際に人数や荷物の量などを伝えて相談してみてください。
道路が混んでいて予定の飛行機に乗り遅れたらどうなる?
基本的に、交通渋滞や悪天候、天災などによる損害の遅延補償はありません。
余裕を持った時間で予約をするか、悪天候などが予測された場合は、早めにキャンセルをする、もしくは別の交通手段を考えるのが無難です。
なかには、フライト自体がキャンセルまたは遅延した場合、キャンセル料が無料になるサービスもあるので、利用したいサービスが対応可能か、事前に調べておきましょう。
当日予約ができる空港定額タクシーはどれ?
乗車時間の20分前予約ができるS.RIDEほか、いくつかのタクシー会社で可能です。
今回比較したなかで当日予約ができるのは、乗車時間の1時間前に連絡すればよい日本交通、第一交通産業、kmタクシー、エコタクシー、東京交通自動車、京王自動車、小田急交通、京急タクシーと、事前連絡なしにすぐ呼べるGO、乗車時間の20分前でよいS.RIDEです。
ニアミーも当日予約を受け付けていますが、シェア乗りの場合「定員数に空きがあった場合」となりかなりリスキーなので、当日にどうしてもという場合は上記のタクシー会社を利用するのがよいでしょう。貸切の場合は当日でも比較的対応は可能なようです。
楽天トラベルなどからの予約と直接予約はどっちがお得?
時期やプランによってどちらがお得かは変わります。
時期やプランにもよりますが、クーポンなどを発行しているサービスもあるので、どちらがお得かは毎回変わります。都度確認して、安いほうを利用するとよいでしょう。
まとめ
実際に利用してみて、予約をするだけで当日はただタクシーに乗っているだけでいいというあまりの楽さに驚きました。確かに公共交通機関を利用したほうが安価ではありますが、電車での乗り換え間違いを気にしたり、スーツケースを持って移動することの労力に比べたら、十分元を取ったような満足感があるように思います。
特におすすめなのが、5~6人など家族や友人・職場の同僚グループで利用するケースです。アルファードやハイエースなど、大きめの車を利用できるので、大きなスーツケースでも余裕で運べるのはありがたいもの。プライベートだけでなく、出張での利用にも役立ちます。
またニアミーの井上さんによると、タクシーが混雑しやすいのは、週末や祝日、ゴールデンウィーク、夏のお盆期間、年末年始とのこと。時間帯では、公共交通手段の少ない深夜・早朝帯と、飛行機の離発着数が多い午前5〜7時・午後15〜17時台が混雑しやすいそうです。こういった事情を加味しながら、早めに予約して早割でお得に利用し、余裕をもって空港に移動するのがよいでしょう。
今回は、羽田空港に向かう形での検証になりましたが、反対に空港から自宅までというパターンでも利用できます。その際は、特に国際線は空港から出るまでに時間がかかるため、こちらも時間に余裕をもって予約をするのがおすすめです。