雑誌読み放題サービスの「楽天マガジン」には、通常31日間の無料お試し期間が用意されています。無料体験を通して、利用を継続するかどうか考えている人も多いはずです。
自分に合わないと感じたら、月額料金が発生する前に解約するのをおすすめします。また、有料会員で利用していたものの「dマガジン」など他の雑誌読み放題サービスに乗り換えたい、もう契約を継続しないという人も解約手続きの確認は必要でしょう。
ただし、楽天マガジンはアプリから解約できず、年額プランでも返金されないなど気をつけたい点もあります。本記事では、楽天マガジンを解約するための手順や注意点、解約のベストタイミングなどを解説します。
初回ユーザーは31日間無料
楽天マガジンを解約する方法
楽天マガジンの解約は、楽天マガジンの公式ウェブサイトからおこなう必要があります。アプリからの解約手続きはできません。
楽天マガジンの公式サイトにアクセスする
まずは、Webで楽天マガジンの公式サイトにアクセスします。今回はスマートフォン(ブラウザ)での解約手順を紹介します。
楽天アカウントでログインする

右上のログインボタンをタップ

ログイン情報を入力する
楽天マガジン公式サイトの右上にある[ログイン]をタップし、楽天会員のIDとパスワードを入力してログインします。
「ご契約内容の確認・変更」ページにアクセスする

左上のメニューボタン
をタップ
[ご契約内容の確認・変更]をタップ
ログイン後、画面右上のメニューボタン
から[ご契約内容の確認・変更]を選択します。
[解約ページへ]をタップ
自身の契約情報などを確認する画面が表示されるので、画面を下にスクロールして[解約ページへ]をタップしてください。
解約ページで解約手続きをおこなう

解約確認ページを下にスクロールする

[解約を完了する]をタップ

解約が完了
解約ページに遷移し、解約手続きを始められます。「こんな雑誌はご覧になりましたか?」と楽天マガジンのサービス内容が表示されますが、そのまま下にスクロールし、[解約処理に進む]をタップします。
次の画面で[解約を完了する]をタップすると、楽天マガジンの解約手続きは完了です。
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楽天マガジンを解約する際の8つの注意点
楽天マガジンを解約するにあたって、ベストなタイミングや日割り・返金の有無、無料期間の再適用など、確認しておきたい点を紹介します。
解約に最適なタイミングは有料会員と無料期間中で少し違う

有料会員の場合、契約満了日まで継続利用できる
楽天マガジンは、解約手続きが完了した後でも契約期間内(契約更新日まで)であればサービスを利用できます。月額プランのユーザーが月の途中で解約したとしても、契約更新日の前日までは楽天マガジンのサービスをフルで楽しめるわけです。
この点を考慮すると、有料会員が解約するのにおすすめのタイミングは解約を決めたその日です。契約更新日ギリギリでの解約は特にメリットはなく、解約を忘れて次月(次年)分の料金が発生するリスクが大きくなるのみと言えます。
一方、無料期間中のユーザーは、解約と同時に雑誌が読めなくなります。有料会員へ継続するか迷っている人は、解約を急ぎすぎるとせっかくの無料期間を無駄にしてしまうことにもなりかねません。
とはいえ、そのまま解約手続きを忘れて意図せず料金が発生してしまうのも本末転倒。しばらく使ってみて継続の意向に乏しければ、早めに解約しておくほうが無難です。
- 有料期間中:解約しようと思ったときに解約するのがベスト(解約しても更新日までは使える)
- 無料期間中:無料期間ギリギリに解約するのがベスト(解約手続き完了と同時に使えなくなる)
月や年の途中で解約しても返金されない(日割りもなし)
楽天マガジンは、契約日に月額または年額料金が発生する前払い制のため、解約するタイミングが契約更新日の何日前であっても日割り料金などが返金されることはありません。
これは月額、年額プランを問わず同様です。ただし前述のように、解約後も契約期間内はサービスが利用できます(無料期間中のユーザーを除く)。
無料期間中に解約するとすぐに雑誌が読めなくなる
解約後も契約期間内にサービスを利用できるのは、月額または年額料金を払っている有料会員のみです。お試し期間で登録している無料会員には適用されません。
無料期間中に解約すると、手続きを完了した時点で無料期間が残っていてもサービス利用が即座に停止されてしまうので注意しましょう。
ダウンロードしたコンテンツは読めなくなる
楽天マガジンを解約すると、端末にダウンロードした雑誌も読めなくなってしまいます。つまり、無料期間中に読みたい雑誌をダウンロードし、解約してから読むという手段は使えないというわけです。
なお、有料期間中であれば解約手続きが完了しても次回更新日まではダウンロードしたコンテンツを読むことができます。

ダウンロードした雑誌も解約後は見れなくなる
なお、雑誌をダウンロードすると楽天マガジンアプリと端末のストレージの両方の容量を大きく消費することになります。
解約するとダウンロードした雑誌は読めなくなるにもかかわらず、アプリの容量だけそのまま消費する状態となってしまうので、解約後は楽天マガジンアプリ自体を削除(アンインストール)しておくといいでしょう。
解約後に再申し込みをしても無料期間は適用されない

無料体験は初回1度のみ
解約手続き完了後に再度楽天マガジンに申し込んだ場合でも、初回無料期間(31日間)は適用されません。無料期間は同一の楽天会員情報につき一度までしか適用されないため、再申し込みの場合は初月から月額料金が発生します。
上述のとおり、楽天マガジンは前払い制のため、月の途中で入会すると入会日が契約開始日となり、入会日から料金が発生することになります。つまり、9月15日に月額プランに入会した場合、契約期間は9月15日〜10月14日となり、入会日の9月15日に月会費の572円が引き落とされることになります。年額プランの場合も同様の仕組みです。
アプリからは解約できない
冒頭でも述べたとおり、楽天マガジンアプリからは解約手続きができません。解約をする際は、SafariやChromeなどのブラウザで必ず楽天マガジンの公式サイトにアクセスする必要があります。
アプリをアンインストールしても、会員登録はされたままで解約したことにはならないので、必ず公式サイトから解約手続きをしましょう。

アプリを削除するだけでは楽天マガジンの解約にはならない
電話での解約はできない
電話での解約手続きはできません。基本的には上述したブラウザからの解約でしか受け付けていませんが、不明点などがある場合は楽天マガジンのヘルプセンターに問い合わせることも可能です。
電話(0800-805-0500)は9時〜17時(年中無休)まで受け付けています。また、お問い合わせフォームからも質問できるので、解約方法以外にも疑問点があれば利用しましょう。
楽天会員を退会すると楽天マガジンも解約される
楽天マガジンの利用には、楽天会員であることが必須です。楽天会員自体を退会してしまうと、楽天マガジンも自動的に解約となってしまいます。退会後のアカウント復活もできないので、楽天会員を退会する際は細心の注意を払いましょう。
楽天会員は退会したいけれど雑誌読み放題サービスは継続したいという人は、dマガジンなど他の雑誌読み放題サービスへの乗り換えがおすすめです。
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楽天マガジンが解約できているかを確認する方法
楽天マガジンを解約したつもりが解約できていなかった、解約したかどうかはっきり覚えていないというときに、楽天マガジンが解約できているかどうかを確かめる方法を解説します。

ホーム画面左上のメニューボタン
をタップ
[ご契約内容の確認・変更]をタップ
ブラウザで楽天マガジンの公式サイト(トップ画面)を開きます。
画面右上のメニューボタン
をタップし、「ご契約内容の確認・変更」をタップします。ここでログイン画面が出るので、楽天のユーザーIDとパスワードを入力してログインします。
解約手続きが無事に完了している状態

解約済みだが、まだサービスを利用できる状態
ログインして画面が切り替わり、「お客様のアカウントは、楽天マガジンを退会済みです」と表示されていれば、解約手続きが無事に完了している証拠です。
「お客様のアカウントは、すでに楽天マガジンを退会済みですが、まだご契約期間中です」と表示される場合は、解約はできているもののサービスを引き続き契約満了日まで利用できる状態です。
これらの文言が表示されていないときは、楽天マガジンの解約ができていない可能性があります。その場合、このまま「ご契約内容の確認・変更」ページ末尾にある[解約ページへ]をタップし、解約手続きを進めましょう。
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楽天マガジンの解約に関してよくある質問とその答え
ここでは、楽天マガジンを解約するにあたり、よくある質問とその答えをまとめました。
解約時に引き止めキャンペーンはある?
場合によっては引き止めキャンペーンを利用できる場合もあります。


解約するタイミングによっては引き止めキャンペーンがあることも
楽天マガジンを解約しようとすると、解約引き止めキャンペーンを利用できる場合があります。2023年8月に解約した際は、エントリーすると100ポイントもらえるという内容がありました。
ただ、今回2024年9月に退会手続きをした際は、キャンペーンの案内は出ずにそのまま解約となってしまったので、キャンペーンの有無と内容は時期やアカウントなどによって異なる可能性があります。
ダウンロードした雑誌は解約後どうなる?
解約するとすべて見られなくなります。
端末やSDカード(Androidスマホの場合)にダウンロード保存した雑誌は、一見すると永久保存できたかのように見えますが、解約するとすべて閲覧できなくなります。
上述のとおり、有料会員と無料お試し期間での解約によって、ダウンロードした雑誌がいつまで読めるかのタイミングは変わってきます。
解約したのに請求がくるのはどうして?
解約が正常にできていない可能性があります。
楽天マガジンを解約したにもかかわらず会費が引き落とされるなどした場合、解約が正常におこなわれていなかった可能性が高いです。解約が正しく完了しているかどうかを調べる方法は上述しています。
一度解約したが、やはり解約をキャンセルしたい(再入会したい)場合はどうすればいい?
契約満了前に再入会した場合は、契約満了日翌日から続けて継続利用できます。

[ご利用を再開する]から再入会できる

契約満了日がまだ残っている状態

契約満了翌日から新たに料金が発生する
楽天マガジンを解約したものの、「やっぱり継続したい」「再入会したい」と気持ちが変わることもあるでしょう。この場合は、メニュー画面の「ご契約内容の確認・変更」内から利用を再開することが可能です。
楽天マガジンの利用期間を残したまま解約し、再入会したいする場合は、利用期間が終わった翌日から継続して楽天マガジンの契約がスタートします。
たとえば今日が9月5日として、写真のように9月13日まで使える状態を残したまま楽天マガジンを解約し、再入会した場合、再入会した9月5日から料金が発生するのではなく、9月14日から料金が発生するということになります。
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