楽天市場は、アプリ版とブラウザ(ウェブ)版のどちらからでも利用できます。SPUでのアプリ優遇は廃止され、現在お得度の面ではほとんど違いがありません。
この記事では、アプリ版とブラウザ(ウェブ)版それぞれの特長や使い勝手の違いを整理し、どちらがよりスムーズに、お得に買い物できるのかを詳しく解説します。
楽天市場アプリのメリットはなくなった? ブラウザ版とお得度は同じ
アプリ版の楽天市場
ブラウザ版の楽天市場
結論として、楽天市場アプリならではの大きな優遇はなく、アプリ版とブラウザ版のどちらを使ってもお得度は変わりません。ポイント付与率なども同じため、使い慣れたほうを選んで大丈夫です。
楽天市場アプリでの購入で+0.5倍となる楽天SPUは2023年8月末に終了した
かつては、楽天市場アプリで買い物をするとSPU特典としてポイント付与率が+0.5倍になっていましたが、この特典は2023年8月31日で終了しました。現在は、アプリ経由でもポイントが上乗せされることはありません。
ただし、アプリ版とブラウザ版では画面構成や使える機能に違いがあります。詳しくは次の項目で紹介します。
楽天市場のアプリ版とブラウザ(ウェブ)版の違いは?
アプリ版楽天市場の商品検索画面
ブラウザ版楽天市場の商品検索画面
楽天市場のアプリ版とブラウザ版は、画面の見え方や操作の雰囲気こそ少し違いますが、基本的にできることは大きく変わりません。
商品検索やキャンペーン情報の確認など、日常的な買い物で使う機能はどちらでも同じように利用できます。
アプリ版楽天市場で「勝ったら倍」キャンペーンにエントリー
ブラウザ版楽天市場で「5と0のつく日」キャンペーンにエントリー
アプリでもブラウザでも、「5と0のつく日」や「勝ったら倍」などのキャンペーンには同じ手順でエントリーできます。
とはいえ、アプリとブラウザでは細かな使い勝手に違いがあります。両方の特徴を踏まえ、自分が使いやすいほうを選ぶとスムーズです。
アプリ版は商品の画像検索・バーコード検索ができる
楽天市場アプリには、実物を撮影すると似た商品を探してくれる画像検索機能があります。商品名が思い出せないときや、説明しにくいアイテムを探したいときに役立ちます。
使い方はかんたんで、「探す」タブにある検索窓横のカメラボタンをタップし、商品を撮影するだけ。撮った写真をもとに、類似商品が一覧で表示されます。
書籍やゲームなどは、バーコードを読み取るだけで商品ページを検索できます。タイトルを入力する必要がないため、手早く探したいときに便利です。
一方、楽天市場のブラウザ(ウェブ)版には画像検索やバーコード検索はありません。検索はキーワード入力のみの対応となっています。
アプリ限定のタイムセールが実施されている
楽天市場では、アプリ限定のタイムセールを毎日開催しています。対象商品は毎朝10時に更新され、日替わりで内容が変わります。
ブラウザ版にもタイムセールはありますが、アプリ限定のセールはブラウザからは利用できません。
ブラウザ(ウェブ)版のほうがお買い物マラソンのセール情報が見やすい
お買い物マラソンの場合、ブラウザならトップページから目当ての特集ページにたどり着きやすい
楽天市場のブラウザ(ウェブ)版は、お買い物マラソンのセール情報が見やすい構成になっています。
「おすすめ」「クーポン」「ポイント」などがタブで分かれており、それぞれのタブ内でも情報が整理されているため、必要な内容をまとめて確認できます。
アプリ版のお買い物マラソンの特集ページ
一方で、楽天市場アプリのお買い物マラソン特集ページは、情報自体はひととおりまとまっているものの、ブラウザ版と比べると目的のセールが探しにくい印象があります。
お買い物マラソンの内容をしっかり把握したい場合は、ブラウザ(ウェブ)版を利用したほうが確認しやすいでしょう。
アプリでは同時に複数の商品ページを開けない
ブラウザ版だと複数のページが開けるので比較しやすい
複数の商品を比べたいときは、ブラウザ版が便利です。ブラウザなら商品ページを別タブで並べて開けますが、アプリ版では複数ページを同時に表示できません。
いくつかの商品を見比べながら選びたいなら、ブラウザ版を使うほうが効率的です。
アプリ版は通知を受け取れるから見逃しにくい
アプリ版では、商品の再入荷や値下げ、配送状況、ポイント情報などをプッシュ通知で受け取れます。重要な情報をリアルタイムで把握できるので便利です。
ブラウザ版でも「お知らせ」機能やメールで通知を受け取れますが、見落としにくさという点では、プッシュ通知が使えるアプリ版のほうがわかりやすいと言えるでしょう。