スマホ決済サービスのPayPay(ペイペイ)では、チャージ金額を携帯電話料金と合算払い(携帯料金支払い)できる「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」によるチャージが可能です。
ソフトバンクおよびワイモバイルのユーザーのみ利用できるチャージ方法で、銀行口座やクレジットカードなどを登録せず、携帯電話料金と合算することで後払いできます。
本記事では、PayPayにソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを連携し、チャージをおこなう方法を解説。うまくチャージできない場合に考えられる原因などについても紹介しています。
「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」とは?
「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」は、ソフトバンクとワイモバイルがそれぞれ提供している、月々の携帯電話料金と合算して支払いできる決済サービスです。クレジットカード(ヤフーカード)の登録や申し込みなどは不要で、手軽に利用できます。
ソフトバンクは「ソフトバンクまとめて支払い」、ワイモバイルは「ワイモバイルまとめて支払い」と別のサービス名称が用いられていますが、サービス内容はほぼ同等です。
PayPayはソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いによるチャージに対応しているため、ソフトバンクとワイモバイルのユーザーはPayPayへのチャージ金額を毎月の携帯電話料金とまとめて後払いできるというわけです。
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い以外にも、PayPayではさまざまなチャージ方法に対応しています。銀行口座や現金など、その他のチャージ方法については下記記事で解説しています。
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いをPayPayと連携し、残高チャージするまでの手順
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いでPayPay残高にチャージできるようにするには、まずPayPayとソフトバンク/ワイモバイルを連携させる必要があります。なお、すでに連携が完了している場合は、読み飛ばしてチャージ方法の解説を確認してください。
1. PayPayとソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを連携する
ソフトバンク・ワイモバイルのスマホユーザーが、PayPayとソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを連携する手順を紹介します。
- PayPayに登録している電話番号と、ソフトバンクまたはワイモバイルに登録している電話番号が異なる場合、連携はできません。
- また、Wi-Fiに接続している状態で連携はできません。Wi-Fiの接続を切ってからモバイルデータ通信にて連携をおこないましょう。
1「外部サービス連携」を選択
PayPayアプリを開き、「アカウント」タブから[外部サービス連携]をタップします。
2「ソフトバンク・ワイモバイル」と連携する
連携するサービス一覧から「ソフトバンク・ワイモバイル」の横にある[連携する]→[上記に同意して連携する]をタップしましょう。
3連携完了
「連携が完了しました」という画面が表示されれば、連携は完了です。
2. ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いによるチャージを有効にする
ソフトバンク・ワイモバイルとの連携完了後、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いによるチャージが有効になっているかどうかを確認しましょう。
通常、連携完了後の初期段階でソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いによるチャージは有効になっていますが、場合によっては連携後に「無効」になっていることがあります。その場合、以下の手順で有効に切り替えておきましょう。
1「支払い方法の管理」をタップ
PayPayと「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」の連携が完了した状態で、PayPayの「ホーム」タブ画面から[支払い管理]を選択します(「アカウント」タブから[支払い方法の管理]でも可)。
2ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを有効に切り替える
画面上部の支払い方法(銀行口座やクレジットカードなど)をスライドし、「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」に合わせます。
[無効]と表示されている部分をタップしてください。
3設定を完了
規約を確認し、[上記に同意して設定する]をタップ。次に電話番号を確認する画面が表示されたら、[設定する]をタップしてください。
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いが「有効」になった
これで、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いによるチャージ設定が有効になりました。
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いによるチャージを利用しない場合は、チャージ方法を銀行口座など別の手段に切り替えておけば済みます。ただ、本人が意図せず誤ってソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いによるチャージを選択してしまうことがあります。
その際はソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いによるチャージを「無効」にしておきましょう。
「ホーム」タブの[支払い管理]からソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いの[有効]をタップ。[設定を解除する]をタップすれば無効になります。
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いによるチャージが無効になるだけで、PayPayとの連携が解除されるわけではありません。
3. ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いでチャージする
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いによってPayPay残高にチャージする方法を解説します。
なお、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いでチャージした場合、本人確認が完了していても「PayPayマネーライト」としてPayPay残高にチャージされます。
「PayPayボーナス」とは? ややこしいPayPay残高「ボーナスライト」「マネー」「マネーライト」との違いを整理して解説
1「チャージ」を選択
まずはPayPayアプリを開き、「ホーム」タブから[チャージ]をタップします。
2チャージ方法で「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」を選択
チャージ方法から[ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い]を選択
チャージ画面に切り替わるので、[チャージ方法]をタップ。「チャージ方法の選択」画面で[ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い]を選択します。
3チャージ金額を入力
[チャージ方法]が「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」に切り替わったのを確認したら、チャージ金額を入力し、[○○円チャージする]をタップしましょう。
「PayPayマネーライトにチャージします」と表示されたら、[チャージを続ける]をタップしてください。なお、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いの最低チャージ金額は100円からとなっています。
4チャージ完了
チャージ完了画面
上のような画面が表示されれば、チャージは完了です。
チャージ履歴も確認できる
「残高」タブで残高履歴を確認すると、「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いからチャージ」と表示されているのがわかります。チャージ金額は携帯電話料金と合算して請求されます。
チャージできない場合に考えられる要因
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いによるチャージができない場合、考えられるいくつかの要因と対処法を挙げています。
ドコモやau、格安SIMユーザーは利用できない
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを利用できるのは、その名の通り、ソフトバンクとワイモバイルの回線を契約しているユーザーのみです。ドコモやau、格安SIMなどのユーザーは、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いによるチャージを利用できません。
チャージが無効のままになっている
ソフトバンク・ワイモバイルとの連携完了後、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いのチャージが「無効」になっている場合があります。その際は「有効」にしなければチャージはできません。
アプリのアップデートなどのタイミングで「無効」に切り替わっていることもあるので、改めて[支払い方法の管理]メニューからソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いが有効になっているかどうかを確認しましょう(有効に切り替える手順は前述)。
チャージ上限に達してしまった
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いのチャージ限度額は、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いの利用限度額と同様です。
キャリアとの契約内容(契約期間や年齢など)によって、ユーザーごとにチャージ限度額は異なります。利用限度額を確認する方法は、下記公式ページを参照してください。