「OPPO Reno15 A」実機レビュー、バッテリー持ちが抜群のスタンダードモデル

大画面でありながらバッテリー持ちがいいお手ごろモデル
「OPPO Reno15 A」レビュー

2026年6月25日、手ごろな価格で人気のOPPO Renoシリーズに新モデル「OPPO Reno15 A」が発売されました。前モデルはReno14 Aではなく「Reno13 A」で、今回は14 Aを飛ばして15 Aとして登場しています。昨今は「A」が付く型番のスマートフォンはスタンダードモデルが多くなっています。

SIMフリーモデルの価格は6万4800円から。以前と比べると価格はやや上がった印象もありますが、スマホ全体が値上がりしているインフレ状況下では致し方ないところでしょう。今回はSIMフリー版でレビューしますが、楽天モバイルやワイモバイル、UQモバイルなどでも販売されており、割安に入手できるキャリアもあります。

なお、SIMフリー版のみメモリ12GB・ストレージ256GBのモデル(7万6800円)も用意されています。標準モデルはメモリ8GB、ストレージ128GBで、こちらはSIMフリーと各キャリアで販売されます。

スタンダードモデルとして文句なしの構成

新登場のOPPO Reno15 A

新登場のOPPO Reno15 A

ディスプレイサイズは約6.6インチで、昨今としては一般的な画面サイズです。解像度は2372×1080ピクセルのAMOLED。画質は十分で、画面の明るさも上々です。明るい屋外で使ってみても視認性は高く、かなり見やすく感じました。

額縁はやや太めですが、この価格なら十分に納得できるでしょう。さらにリフレッシュレートも120Hzなので、ゲームにも向いています。

背面はシンプルなデザインだが、オーロラブルーはキラキラとパールのように輝く

背面はシンプルなデザインだが、オーロラブルーはキラキラとパールのように輝くのが特徴

本体カラーはオーロラブルー、トワイライトネイビー、アフターグロウピンクの3色。見る角度によってキラキラと輝くのが特徴で、とても高級感があります。

サイズは158×75×8.1mmで、オーロラブルーのみ158×75×8.3mmとやや厚くなります。

約200gだが、画面サイズを考えると納得の重量

約200gと少し重めだが、画面サイズを考えると軽めで、納得の重量だ

重量はキッチンスケールの計測で197gでした。表面に保護フィルムを貼ってある状態で200gを切っているので、この画面サイズのモデルとしてはなかなか軽いと言えるでしょう。

IPX8・X9/IP6Xの防塵・防水性能になっているのも安心なポイントです。

「OPPO Reno15 A」スペック表
価格
  • 標準:6万4800円(RAM8GB+ROM128GB)
  • SIMフリー版:7万6800円(RAM12GB+ROM256GB)
本体サイズ
  • 158×75×8.1mm(トワイライトネイビー/アフターグロウピンク)
  • 158×75×8.3mm(オーロラブルー)
画面サイズ

約6.6インチ

重量
  • 約195g(トワイライトネイビー/アフターグロウピンク)
  • 約202g(オーロラブルー)

解像度

フルHD+(2372×1080)
カメラ
  • アウトカメラ

    • 広角:約5000万画素(F値1.8)

    • 超広角:約800万画素(F値2.2)

    • マクロ:約200万画素(F値2.4)

  • インカメラ

    • 約5000万画素(F値2.0)

指紋センサーは画面内蔵、メイン機として必要な機能を備える

指紋センサーは画面内蔵で便利

指紋センサーは画面内蔵で便利

生体認証はディスプレイ内蔵の指紋認証と顔認証になります。指紋認証のセンサーは、ホームボタンがあったiPhone SEなどのように、かなり下に配置されています。

おサイフケータイとNFCを搭載しているので、メインのスマホとしても十分に利用可能です。

SIMトレイを外したところ。eSIMも使える

SIMトレイを外したところ。eSIMも使える

SIMの構成も文句なしで、nanoSIM 2枚もしくはnanoSIMとeSIMの組み合わせが利用でき、またmicroSDカードも使えます。

ボタンの構成は一般的だ

ボタンの構成は一般的だ

本体脇のボタンの構成も一般的で、画面右側に音量ボタンと電源/画面ロックボタンの2つを配置しています。電源/画面ロックボタンは、長押しで電源オンのほか、Geminiを起動できます。なお、イヤホンジャックはありません。

性能は上々だが、ゲームをするかどうかで判断が分かれる

気になるチップはSnapdragon 6 Gen 1を採用しています。型落ちのチップですが、性能としては悪くありません(すでにSnapdragon 6 Gen 3が登場しており、Gen4やGen5も発表されています)。普段使いには十分で、Webページを見たり動画を見るにはストレスを感じることは少ないでしょう。

ベンチマークのスコアは、普段使いには十分だがゲームには物足りない
ベンチマークのスコアは、普段使いには十分だがゲームには物足りない

ベンチマークのスコアは、普段使いには十分だがゲームには物足りない

メモリが8GBもしくは12GBなのも効いています。ただしゲームプレイを中心に使いたい人には、残念ながら性能は不足気味です。昨今はスマートフォン全体の性能が底上げされているので、普通に使うには満足できるモデルが多いと言えるでしょう。ところが、ゲームをプレイするときには途端に高性能モデルが欲しくなります。ゲームをプレイするかどうかで、やや二極化が進んでいるといえそうです。

写真や動画をたくさん撮りたい人には、ストレージが128GBしかないのが少々物足りないかもしれません。256GBモデルの購入も検討したほうがよさそうです。

素晴らしいのはバッテリーの持ちのよさで、この軽さにして7000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。実際に使ってみていますが、かなり持ちは良く感じました。また充電速度も非常に速く、市販の急速充電器(PPS)は55Wですが、専用の80W急速充電にも対応しています。

さすがに人気モデルらしく、全体的には文句なしの構成です。当然、通信は5Gに対応しますが、Wi-Fiはac(5GHz帯)まで。Bluetoothはバージョン5.1です。

カメラはスナップ写真には十分、質を求めるならAIでカバーするのがベター

カメラは標準の広角、超広角、マクロの3眼

カメラは標準の広角、超広角、マクロの3眼

カメラは標準の広角が5000万画素、超広角が800万画素、マクロが200万画素となります。外観では大きなカメラが2つに小さなカメラが1つ付いています。標準カメラの画質はなかなか良く、スナップ写真を撮るには大満足できます。一昔前に比べると価格が上がっているわけですが、カメラの満足度は上がっています。超広角も拡大しなければ十分にきれいですが、マクロにはあまり期待はできません。

望遠はデジタルで最大10倍まで可能ですが、2〜3倍程度がきれいに撮れる境界線でしょう。当然、拡大するほどに画像は粗くなっていきます。動画は4K動画も撮れますが、手ぶれ補正は1080p 30fpsのみ有効なので、きれいな動画を末永く残したい人には向きません。

写真は普通にきれいに撮れれば十分という人には文句なしのカメラだと思いますが、こだわりのある人には物足りなく感じる可能性が高くなります。このあたりは、AI写真編集機能を使ってカバーするのがよさそうです。とはいえ、価格を考えればバランスは悪くありません。いい意味で、“この程度で十分”と言えます。

標準撮影

標準の写真はとても美しく、満足できる仕上がり

標準の写真はとても美しく、満足できる仕上がり

超広角

超広角も良い写りで悪くない

超広角も良い写りで悪くない

2倍ズーム

2倍ズームなら特に不満を感じないはず

2倍ズームなら特に不満を感じないはず

マクロ

マクロは途端に画質が落ちる。色合いも良くないので、利用はよく考えたほうがいい。標準カメラで撮影して、トリミングしたほうがきれいに撮れる可能性が高い

マクロは途端に画質が落ちる。色合いも良くないので、利用はよく考えたほうがいい。標準カメラで撮影して、トリミングしたほうがきれいに撮れる可能性が高い

望遠

標準(1倍)

望遠をチェック。まずは標準の1倍から。

望遠をチェック。まずは標準の1倍から

2倍ズーム

2倍から3倍までが満足できる範囲だろう

望遠は2倍〜3倍までが満足できる範囲だろう

10倍ズーム

10倍が最大のデジタルツールだが、さすがに画像は荒れる

10倍が最大のデジタルツールだが、さすがに画像は荒れる

ポートレート

ポートレートもしっかりボケるが、やや極端なボケ方をしている部分も見受けられた

ポートレートもしっかりボケるが、やや極端なボケ方をしている部分も見受けられた

動画

動画は1080p60fpsで撮影。手ぶれ補正が60fpsと4K30fpsでは使えないので手持ちだとブレが気になる

まとめ

付属品はシンプル。充電ケーブルは付属しない

付属品はシンプル。充電ケーブルは付属しない

OPPO Reno15 Aは、スタンダードなスマートフォンとして人気を博しそうです。扱いはSIMフリーに加え、楽天モバイル、ワイモバイル、UQモバイル、MVNOになりますが、予算を抑えたい人には良い選択です。

ワイモバイルの2年返却プログラムでは実質8160円で入手できます。 また、乗り換えならワイモバイルで一括2万9800円と、こちらはとても魅力的です。一方、SIMフリーモデルは多少割引されているものの実売で5万8900円程度と、あまり安いとは言えません。Xiaomiなどの格安モデルと比較してから購入を検討したほうが賢明です。

最近は格安のスマートフォンも全体的に値上がり傾向なので、なかなか手を出しづらくなっており選択に悩みます。この点、OPPO Reno15 Aのように、画面解像度で1080pを確保し、性能もほどほどに押さえているモデルを選ぶことが、結果として長く使えてコスパも良くなるはずです。何が何でも1円で買うのが得とは言えませんので、注意して選んでください。

YouTubeでも実機を使って詳しくレビューしています。こちらも参考にしてください。

構成・文
戸田 覚
編集
アプリオ編集部
EDITED BY
MATSUBA