PayPayは2022年8月18日、PayPayの累計ユーザー数が5000万人を突破したと発表しました。
PayPayは2018年10月からサービスの提供を開始。サービス開始より3年10カ月で累計ユーザー数5000万人を突破しました。5000万人のユーザー数は、日本の人口の約2.5人に1人が利用している計算です。2022年7月には累計ユーザー数が4900万人を突破していたため、約1カ月で100万人近くの新たなユーザーを獲得したことになります。
サービス開始当初、PayPayは支払いに特化した「決済」アプリとしてサービスを提供していました。現在は、支払いだけでなく「PayPayほけん」「PayPay資産運用」といった金融系サービスや、ショッピング、フードデリバリーなどの幅広いサービスを1つのアプリから利用できます。
PayPayは、スーパーアプリ化による多彩なニーズへの対応に加え、「超PayPay祭」や地方自治体との連携による「あなたのまちを応援プロジェクト」といったキャンペーンもユーザー拡大に寄与したとしています。また、加盟店は全国374万カ所にものぼり、キャッシュレス決済のインフラとしての地位も確立しつつあります。なおPayPayによると、国内QRコード決済におけるPayPayのシェアは、決済取扱高と決済回数で約3分の2を占め、国内シェアでトップとなっているとのことです。
マイナンバーカード取得者向けのポイント還元事業であるマイナポイントでも、マイナポイントの登録先にPayPayを選択した人が約900万人、PayPayポイント付与総額が約1000億円となりました。ICT総研によるマイナポイントの利用状況に関する調査では、マイナンバーカードの新規取得や健康保険証利用、公金受け取り口座の登録で、PayPayを登録先に選択した人が最も多い結果となっています。
PayPayによると、累計ユーザー数の5000万人突破を受け、キャンペーンの実施も予定しているとのこと。詳細は後日キャンペーンページにて案内をおこないます。