DAZN、サッカー・プレミアリーグの放映権について声明「権利獲得に至っておりません」

SPOTV NOWとABEMAがプレミアリーグの放映権を取得

スポーツ専門の動画配信サービス「DAZN(ダゾーン)」は、サッカー・プレミアリーグにおける2022/23シーズン以降の放映権を獲得できなかったと発表しました。

2021/22シーズンまでのプレミアリーグ放映権はDAZNが保有していましたが、「SPOTV NOW(スポティービーナウ)」が2022/23シーズン以降の日本国内の放映権を取得したことが明らかになっていました。

DAZNは今年4月、「プレミアリーグ放映権獲得に向けて交渉を続けて参りましたが、現時点においては来シーズンにおいての権利を保有しておりません」と2022/23シーズン以降の放映権を保有していないことを認める一方で、「来シーズンも引き続きファンの皆様にDAZNでEPL(編注:イングリッシュ プレミアリーグ)をお楽しみ頂けるよう、関係者との協議を継続していく所存です」と放映権取得に向けて動く姿勢を示していました。

DAZN、来季以降のサッカー・プレミアリーグの放映権は保有せずと発表 再獲得に向け協議は継続

DAZN、サッカー・プレミアリーグの放映権を獲得できず「関係各所と交渉を続けて参りましたが…」

しかし、7月21日の声明では「来シーズン以降のイングリッシュ プレミアリーグ放映権獲得に向けて関係各所と交渉を続けて参りましたが、残念ながら現時点では来シーズンにおいての権利獲得に至っておりません」としており、放映権を獲得できなかったことを暗に示す格好となっています。

2022/23シーズン以降のプレミアリーグは、SPOTV NOWが全試合を配信するほか、ABEMAが強豪クラブや日本人選手所属クラブの試合を中心に計114試合を配信することを発表しています。

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