YouTube、動画の最も視聴された部分を可視化するグラフを正式導入 見どころをひと目で把握できるように

動画の見どころをひと目で把握できる

YouTubeは2022年5月18日(米国時間)、動画の最も視聴された部分を表示するグラフなどの新機能を発表しました。

YouTube グラフ

動画の中で最も視聴された部分を示すグラフは、プログレスバー(再生バー)の上部に表示されます。グラフの山が高い場所ほど、ユーザーによって多く再生された箇所であることを示します。グラフは常時表示されるわけではなく、プログレスバーの赤いポインタで動画をスキップしているときに表示されます。

視聴回数を示すグラフは、2021年10月よりテストが開始されていました。グラフ機能の正式導入により、ユーザーは長尺の動画でもグラフを見れば動画の見どころをひと目で把握することができます。プログレスバーのグラフ表示は、Web版YouTubeとモバイルアプリ版YouTubeの両方に提供されます。

YouTube ループ再生

動画再生画面のメニューボタンから「動画のループ再生」を選択する

YouTubeは視聴回数を示すグラフのほかに、1つの動画をループ再生できる「シングルループ」機能も新たに導入したと発表しています。動画の再生画面で右上のメニューボタン​から「動画のループ再生」をタップすると、その動画のループ再生が有効になります。

ただし、YouTubeでの動画のループ再生機能は、2021年8月時点ですでに実装されています。

またYouTubeは、動画のスキップ時にシーンのサムネイルを連続して表示する機能のテストをYouTube Premium会員向けに開始すると予告しています。この新機能では、プログレスバーの赤いポインタをタップすると、バーの下部に動画のシーンごとのサムネイルが連続して表示されます。現在のポインタを動かした地点のみのサムネイル表示に比べ、シーンの移り変わりを把握しながら動画をスキップできるようになります。

EDITED BY
TOKIWA