PayPay、運転免許証のICチップ読み取りで本人確認が可能に

個人情報の入力や免許証両面の撮影を省略できる

PayPayは2022年4月20日、PayPayユーザーの本人確認手続きに運転免許証のICチップ読み取りが利用できるようになったと発表しました。PayPayによると、運転免許証のICチップを利用した本人確認手続きの導入は、キャッシュレス決済事業者として初めてとのことです。

PayPayでは、PayPay残高の銀行口座への出金PayPayユーザー間での送金、PayPayマネーの利用の際に、ユーザーの本人確認が必要となります。これまでも運転免許証を本人確認書類として利用することはできましたが、氏名や住所など個人情報の入力や免許証両面の撮影が必要でした。2021年11月からはマイナンバーカードの公的個人認証サービスを利用した本人確認に対応しています。

PayPay 運転免許証 本人確認

運転免許証のICチップ読み取りによる本人確認の手順

今回導入された運転免許証のICチップ読み取りによる本人確認では、スマホでの運転免許証のICチップ読み取りと、セルフィー(顔写真)の撮影のみで手続きが完了します。従来の運転免許証による本人確認に必要だった氏名や住所などの個人情報の入力や、運転免許証の両面の撮影は必要ありません。また、従来は3日から1週間程度かかっていた審査期間が、最短当日に短縮されます。

運転免許証のICチップ読み取りによる本人確認は、2022年4月20日よりAndroid版アプリから先行提供されます。iOS版アプリでも近日中に提供が開始される予定です。

EDITED BY
TOKIWA