LINEMOに乗り換える前にすることは? 準備すべきポイントまとめ

事前に準備・確認しておけば申し込みもスムーズに

LINEMO(ラインモ)への乗り換えを検討しているなら、申し込み前の確認・準備こそが重要です。たとえば自身の端末がLINEMOに対応しているか確認しておかないと、せっかく乗り換えてもLINEMOを使えないかもしれません。また、プランやSIMタイプを決めたり本人確認書類を用意したりと、申し込みに最低限準備しなければならないこともあります。

本記事では、LINEMOへの乗り換え前に確認・準備しておくべき点をまとめました。申し込み時のチェックリストとして参考にしてください。

最大2万円相当のPayPayポイントがもらえる

目次

LINEMOへの乗り換え前にやるべきこと

さっそく、LINEMOにスムーズに乗り換えるために確認すべきこと・やるべきことをまとめました。

プランを決める(ベストプラン or ベストプランV)

LINEMO プランを選択

申し込む際に「ベストプラン」か「ベストプランV」かを選ぶ

LINEMOを契約する際にまず考えるべきは、どのプランを選ぶかです。LINEMOでは、「ベストプラン」と「ベストプランV」という2種類のプランが提供されています。

  ベストプラン ベストプランV
データ使用量・料金
  • 3GBまで:月額990円
  • 3GB〜10GB:月額2090円(※1)
30GB:月額2970円
通話オプション(※2)
  • 通話準定額
    • 7カ月目まで:無料
    • 8カ月目以降:月額550円
  • 通話定額
    • 7カ月目まで:月額1100円
    • 8カ月目以降:月額1650円
  • 通話準定額:永年無料
  • 通話定額
    • 7カ月目まで:月額550円
    • 8カ月目以降:月額1100円
PayPayポイントプレゼントキャンペーン(※3)

他社からの乗り換えで1万4000円相当のPayPayポイントをプレゼント(新規契約の場合は7000円相当)

他社からの乗り換えで2万円相当のPayPayポイントをプレゼント(新規契約の場合は1万円相当)

※1:2段階で変動
※2:通話準定額:5分以内の国内通話が無料、通話定額:国内通話がかけ放題
※3:ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルから乗り換えはPayPayポイントプレゼントキャンペーン対象外

迷ってしまった人は、「毎月のデータ使用量が10GBを超えるかどうか」で選ぶと決めやすいでしょう。毎月10GBも使わないなら「ベストプラン」、毎月10GB以上使うなら「ベストプランV」という選び方となります。

最大2万円相当のPayPayポイントがもらえる

ベストプラン

LINEMO ベストプラン
LINEMO ベストプラン

LINEMOの「ベストプラン」

ベストプランは3GBまでで月額990円、3GB〜10GBで月額2090円の2段階で料金が変動する廉価版プラン。毎月のデータ使用量が10GB未満なのであればベストプランが適しています。

加入7カ月目までは、5分以内の国内通話がかけ放題となる「通話準定額」(月額550円)が無料になるキャンペーンが実施されています。8カ月目以降は有料となるので、不要なら自身で解約する必要があります。

現在、他社からベストプランに乗り換えると1万4000円相当のPayPayポイントをもらえる「PayPayポイントプレゼント」キャンペーンが実施されています。PayPayポイントの付与時期は開通月の7カ月後上旬とかなり先ですが、非常にお得なキャンペーンです。

ベストプランに乗り換えで1万4000円相当のPayPayポイント

ベストプランV

LINEMO ベストプランV
LINEMO ベストプランV

LINEMOの「ベストプランV」

一方のベストプランVは、30GBで月額2970円の上位プラン。データ通信を毎月10GB以上使う人はベストプランVがおすすめです。通話準定額が無料でついているので、短時間の通話が多い人にも向いています。

ベストプランVのPayPayポイントプレゼントキャンペーンでは、他社からの乗り換えで契約すると2万円相当のPayPayポイントがもらえます。PayPayポイントの付与時期は開通月の7カ月後上旬ですが、半年分の料金以上のPayPayポイントが返ってきます。

ベストプラン、ベストプランVのいずれも、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルから乗り換えはPayPayポイントプレゼントキャンペーンの対象外なので注意してください。

最大2万円相当のPayPayポイントがもらえる

キャンペーン情報をチェックしておく

LINEMOでは、申し込み特典としてPayPayポイントがもらえるキャンペーンを多数実施しています。しかし、特典としてPayPayポイントを獲得できるキャンペーンは併用できません。

LINEMOの契約でPayPayポイントがもらえるキャンペーン
PayPayポイントプレゼントキャンペーン
  • ベストプランを他社からの乗り換えで契約すると1万4000円相当、新規契約すると7000円相当のPayPayポイントをプレゼント
  • ベストプランVを他社からの乗り換えで契約すると2万円相当、新規契約すると1万円相当のPayPayポイントをプレゼント
LINEMOベストプラン紹介キャンペーン

LINEMOを紹介し、紹介された側がLINEMOを契約すると、紹介した側・紹介された側の双方にPayPayポイントを付与。紹介する側はLINEMO未契約でもOK

  • 紹介した側:1回線紹介ごとに2500円相当のPayPayポイントを付与(最大4回線まで紹介可能)
  • 紹介された側:ベストプラン契約で5940円相当、ベストプランV契約で1万5000円相当のPayPayポイントを付与
LINEMOおかえりだモンキャンペーン 過去に一度でもLINEMOを契約したことがあるユーザーが他社からの乗り換えでベストプランを契約すると2000円相当、ベストプランVを契約すると4000円相当のPayPayポイントをプレゼント
契約者向け!追加申込キャンペーン すでにLINEMOを契約中のユーザーがもう1回線追加で契約すると、3000円相当のPayPayポイントをプレゼント(同一名義で契約できる回線は5回線まで)
基本料初月0円特典 ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからLINEMOに乗り換えると、初月の基本料金・通話オプション・各種オプションが無料

※特典としてPayPayポイントがもらえるキャンペーンの併用は不可
※ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは、特典としてPayPayポイントがもらえるキャンペーンの対象外(紹介キャンペーンの紹介者側は除く)

初めて申し込むならPayPayポイントプレゼントキャンペーンが一番お得

LINEMO

PayPayポイントプレゼントキャンペーン

現在LINEMOで実施されている最もお得なキャンペーンは、ベストプランに乗り換えると1万4000円相当、ベストプランVに乗り換えると2万円相当のPayPayポイントがもらえる「PayPayポイントプレゼントキャンペーン」です。初めてLINEMOを申し込む人は、このPayPayポイントプレゼントキャンペーンを利用すればOKです。

キャンペーン適用対象となるためには、LINEMOの利用を開始した日(開通日)が属する月の6カ月経過後の時点で同一プランの契約を維持している必要があります。特典は開通日の属する月の7カ月後の上旬にPayPayギフトカードとして付与されます(チャージ期限は30日間)。

PayPayポイントプレゼントキャンペーンを見る

再契約する人はLINEMOベストプラン紹介キャンペーンがおすすめ

過去にLINEMOに申し込んだことがあるユーザーはPayPayポイントプレゼントキャンペーンの対象外なので、再契約を検討しているならそのほかのキャンペーンを利用することになります。

LINEMOの契約でPayPayポイントがもらえるキャンペーンは上表のとおり複数ありますが、注目は「LINEMOベストプラン紹介キャンペーン」です。他者から紹介を受けてLINEMOを契約すると、紹介した側・された側の双方にPayPayポイントが付与されます。

LINEMO ベストプラン紹介キャンペーン

特筆すべきは、紹介した側のユーザーがLINEMO未契約でもPayPayポイントをもらえる点。LINEMOを契約していない友達やパートナーに頼んで紹介してもらえば、お互いPayPayポイントをゲットできます。

紹介された側はベストプランを契約すると5940円相当、ベストプランVを契約すると1万5000円相当のPayPayポイントをもらえます。紹介した側がもらえるPayPayポイントは、紹介された側の契約したプランにかかわらず2500円相当です。紹介者は4人まで紹介できるので、紹介キャンペーンで最大1万円相当獲得できます。

ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えはキャンペーン対象外

残念ながら、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからLINEMOに乗り換えるユーザーは、特典としてPayPayポイントがもらえるキャンペーンの対象外となっています(紹介キャンペーンの紹介者側はキャリア不問)。

ただし、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからLINEMOに乗り換えると、プラン料金や各種オプション料金が初月無料となります。ソフトバンクとワイモバイルは一部プランを除き、解約月のプラン料金が日割りされず満額が請求されます。

他社回線から乗り換えると、乗り換え元の解約月のプラン料金と乗り換え先の初月のプラン料金が二重で請求されてしまうケースがありますが、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えならLINEMOの料金が初月無料になり、二重請求の心配もないというわけです。

端末がLINEMOに対応しているか確認する

LINEMOを申し込む際は、自身が使用している端末がLINEMOに対応しているかどうかを事前に確認しておいてください。LINEMOによる動作確認が取れていない端末でLINEMOを使おうとすると、データ通信や音声通話を正常に利用できない恐れがあります。

LINEMO 対応端末

UQモバイル版とJ:COMモバイル版を除き、iPhoneはほぼすべての機種がLINEMOに対応する

iPhoneであれば、UQモバイルとJ:COMモバイルから販売された機種を除いてほぼすべての機種がLINEMOに対応しています。UQモバイル・J:COMモバイルで購入したiPhoneをLINEMOで使う場合、ユーザーの自己判断となります。

LINEMO 対応端末

たとえば同じPixelシリーズでもソフトバンク版とSIMフリー版では対応端末が大きく異なる

一方のAndroidスマホは、LINEMOに対応していない端末が多数あるので注意が必要です。同じ機種でも、販売元が違うだけで動作確認の有無が異なることがあります。

たとえばPixelシリーズの場合、購入元がソフトバンクであればPixel 8シリーズやPixel 9シリーズもLINEMOに対応します。しかしSIMフリー版を見ると、Pixel 8シリーズやPixel 9シリーズの記載がありません。これは当該機種の動作確認が取れておらず、正常にLINEMOを使える保証がないことを意味しています。

せっかくLINEMOを契約しても、動作未確認の端末で使おうとすると正常に動作しない可能性もあるので、必ず事前に動作確認端末を確認しておきましょう。

動作確認端末をチェック

SIMタイプをSIMカードかeSIMか決める

LINEMO SIMタイプ

eSIM対応の機種

前述した動作確認で「eSIM対応」と記載された端末を利用する場合、契約時にeSIMを選べます。eSIMとは、契約者情報や電話番号が記録されたSIMがスマホに内蔵された本体一体型のSIMタイプのこと。

一般的に、eSIMには下記のメリット・デメリットが挙げられます。

eSIMのメリット・デメリット
メリット
  • オンラインで簡単に手続き可能、最短で即日開通してその日からデータ通信を使える
  • サブ回線として契約すれば、1台の端末で複数の回線を使い分けられる(デュアルSIM)
  • 海外旅行でもSIMカードを差し替える必要がなく、紛失の心配もない
デメリット
  • 別端末で使う場合(機種変更など)、データの移行手続きが面倒
  • eSIMに対応する端末が限られる、eSIMを提供していないスマホ回線も
  • 古い機種で使う場合はSIMロック解除が必要

物理型SIMカードは端末に差し替えるだけですぐに利用できる反面、申し込みからSIMカードが届くまでに数日かかってしまうデメリットがあります。頻繁に抜き差しすると紛失の恐れがあるなど管理が煩雑になってしまいます。

SIMカードとeSIMのどちらを選んでもプラン料金や繋がりやすさに影響はないので、迷っているならeSIMを選んでおくのが無難です。eSIMに非対応の端末を利用している場合は、選べるのは必然的にSIMカードとなります。

LINEMO SIMタイプ

申し込み時、SIMカードかeSIMかを選択します。SIMカードを選択すると、後日自宅にSIMカードが配達されます。eSIMを選択したら、申し込み完了後に開通専用アプリ「LINEMOかんたんeSIM開通」を使って開通手続きをおこないます。

本人確認書類を用意する

LINEMOを申し込むには、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類のアップロードが必要です(契約者が18歳以上で、ソフトバンク・ワイモバイルからの乗り換えであれば本人確認は不要)。

申し込み時に本人確認書類の撮影が必要なるので、あらかじめ手元に準備しておきましょう。利用できる本人確認書類は以下の通りです。

本人確認書類(契約者が18歳以上の場合)
eSIMを利用する SIMカードを利用する
  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • マイナンバーカード
  • 旧型パスポート(2020年2月3日以前に申請)
  • 在留カード(在留資格が「永住者」)
  • 特別永住者証明書(在留資格が「特別永住者」)
  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • パスポート(2020年2月4日以降に申請)+補助書類(※)
  • 旧型パスポート(2020年2月3日以前に申請)
  • 住民基本台帳カード+補助書類(※)
  • 身体障がい者手帳
  • 療育手帳
  • 精神障がい者手帳
  • 在留カード(在留資格が「永住者」)
  • 特別永住者証明書(在留資格が「特別永住者」)
  • 在留カード+外国パスポート(在留資格が上記以外)

※補助書類:住民票記載事項証明書(原本)、公共料金領収書(電気・ガス・水道・NHK受信料)

LINEMO 本人確認
LINEMO 本人確認
LINEMO 本人確認

LINEMOを申し込む際、本人確認書類のアップロードを求められます。上記の本人確認書類をスマホで撮影し、アップロードしてください。

家族の契約を代理でおこなう場合

17歳以下の子の契約を親がおこなう、18歳以上の家族の契約をおこなう、同居中の親の契約を子がおこなうなど、家族の契約を代理でおこなう場合は契約者(自身)と利用者それぞれの本人確認書類のアップロードが必要です。

契約者と利用者の姓が異なり、かつ同居していない場合、戸籍謄本などの家族証明確認書類も必要です。詳細は公式サイトを参照してください。

MNP予約番号を取得する(一部の格安SIMのみ)

LINEMO MNPワンストップ

LINEMOは、「MNPワンストップ」に対応するスマホ回線のひとつです。MNPワンストップとは、他社から電話番号を変えずに乗り換える際、従来必要だったMNP予約番号の取得が不要になる制度。乗り換え元でMNP予約番号を発行する手間が省けるため、よりスムーズに乗り換えられます。

LINEMOのMNPワンストップに対応する事業者は下記の通りです。これらの事業者からLINEMOに乗り換える場合、MNP予約番号の取得は必要ありません。

MNPワンストップ対応事業者一覧
  • ドコモ
  • au
  • 楽天モバイル(ドコモ回線・au回線含む)
  • UQ mobile
  • ahamo
  • povo

上記以外の事業者からLINEMOに乗り換える場合は、MNP予約番号の取得が必要となります。たとえば、mineoやIIJmioなどの格安SIMからの乗り換えであれば、事前にMNP予約番号を取得しなければなりません。

LINEMOに乗り換える手順

準備が完了したら、LINEMOへの乗り換え作業に移りましょう。下記ボタンからLINEMOの公式サイトにアクセスしてください。

最大2万円相当のPayPayポイントがもらえる

LINEMOへの乗り換えは、おおまかに以下の流れでおこないます(MNPワンストップ対応の回線からの乗り換えを例としています)。

  1. 現在使用している電話番号をそのまま使うか、新しい電話番号で契約するかを選ぶ。電話番号をそのまま使う場合は乗り換え元の回線を選ぶ
  2. SIMタイプ(SIMカード/eSIM)、利用端末(iPhone/Androidスマホ/iPad/Androidタブレット)を選ぶ
  3. [不要な方法(ワンストップ)で申し込む場合]をタップ
  4. 乗り換え元のマイページにログインし、移行手続きをおこなう
  5. プラン(ベストプラン/ベストプランV)を選択
  6. 必要に応じて通話オプションなどのオプションサービスを選択する
  7. 氏名・住所などを登録し、支払い方法を選択する
  8. 本人確認をおこなう
  9. 申し込みを完了する
  10. SIMカードの場合:自宅に届くのを待ち、届いたらSIMカードを差し替える
    eSIMの場合:「LINEMOかんたんeSIM開通」アプリをインストールして開通手続きを進める
LINEMO MNP申請
LINEMO MNP申請
LINEMO MNP申請

乗り換え元でMNP申請をおこなう

MNPワンストップ対応の回線から乗り換える場合、SIMタイプを選択したら[不要な方法(ワンストップ)で申し込む場合]をタップ。乗り換え元のマイページにログインし、MNPの申請をおこないます。

その後、画面の案内に従ってプランの選択、オプションサービスへの加入、氏名・住所などの登録、支払い方法の選択、本人確認の順に進めて申し込みを完了させてください。

MNPワンストップ非対応の回線からの乗り換えなら、SIMタイプと利用端末を選択し、[MNP予約番号を取得しました]をタップ。ユーザー情報の入力画面で、あらかじめ取得したMNP予約番号と有効期限を入力します。

LINEMO かんたんeSIM開通アプリ
LINEMO かんたんeSIM開通アプリ
LINEMO かんたんeSIM開通アプリ

LINEMOかんたんeSIM開通アプリ

eSIMで申し込みを完了したら、開通専用アプリ「LINEMOかんたんeSIM開通」を使って開通手続きをおこないます。

「LINEMOかんたんeSIM開通」アプリを使えば、eSIMのプロファイルダウンロードや各種通信設定などを簡単に設定できます。なお、eSIMの開通受付時間は9時〜20時30分です。それ以外の時間帯では開通できません。

アプリ「LINEMO かんたんeSIM開通」をダウンロード

利用までの具体的な流れは下記の公式サイトを参照してください。

公式サイトで利用までの流れをチェック

購入元がソフトバンク・ワイモバイル以外のAndroidスマホでLINEMOを使う場合、手動でのAPN設定が必要です。APN設定が完了していないと、回線が開通していてもインターネットに接続できないので注意してください。詳細は以下の記事で解説しています。

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