LINEMOが開通済みなのに繋がらない？ データ通信ができない原因は「APN設定」かも

LINEMO（ラインモ）を契約し、回線の開通手続きをすべて済ませたにもかかわらず、インターネットに接続できず困ったことがある人もいるでしょう。

陥りがちなのが、APN設定をしていないというケースです。Androidスマホユーザーの場合、端末の購入元がソフトバンク・ワイモバイル以外だと手動でAPN設定しなければインターネットに接続できません。

本記事では、LINEMOを契約して開通済みなのにインターネットに接続できないときの対処法について解説しています。どうしても解決しなければ、カスタマーサポートに問い合わせてください。

LINEMOを契約後に回線の開通手続きを済ませたにもかかわらず、インターネットに接続できない場合、原因のひとつとして考えられるのが「APN設定」です。

APN（Access Point Name）設定とは、端末に接続先を認識させてデータ通信するために必要な設定のこと。格安SIMなどの回線を使用する際に設定が必要となるケースがあります。

インターネットに接続できない原因がAPN設定にあるのであれば、以下の対処法を試すことで解決できるかもしれません。

AndroidスマホでAPN設定が必要になるのは、端末の購入元がソフトバンクまたはワイモバイル以外であるケースです。ソフトバンク・ワイモバイルで購入したAndroid端末ではAPN設定が自動でおこなわれますが、そのほかの販売元で購入した端末を利用する際は手動でのAPN設定が必要となります。

以下の手順に沿ってAPN設定を見直してみてください。

端末の「設定」を開き、［ネットワークとインターネット］→［SIM］→［アクセスポイント名］と進みます。「APN」画面で「LINEMO」が選択されているかどうかを確認してください。

もし「APN」画面にLINEMOが見当たらなければ、画面右上の［＋］ボタンをタップして手動で設定します。

「アクセスポイントの編集」画面で、各項目を下記のように入力してください。

すべて入力できたら、​​ボタンから［保存］をタップ。これでAPN設定は完了です。端末を再起動し、インターネットに接続できるかどうか試してください。

iPhoneの場合、原則としてAPN設定は不要です。ただし、iOS 14.5未満の場合、キャリア設定アップデート後にAPN設定が必要になります。該当する人は、開通前にiOSを最新バージョンにアップデートしておきましょう。

iPhoneでAPN設定をおこなう際は以下の公式ページを参照してください。

なお、iOS 14.5以上なのにインターネットに接続できない場合、APN設定をし直すことで解決する可能性があります。

APN設定を見直してもインターネットに接続できない問題が解決しない場合、原因はほかにある可能性があります。端末の再起動やOSのアップデートなどの基本的な対処法を試しても解決しないなら、カスタマーサポートに問い合わせてみてください。

LINEMOでは店舗や電話で問い合わせることはできず、原則としてオンラインチャットのみの問い合わせとなります（営業時間は10時〜24時）。

LINEMOのトップページの右側にある［チャットで契約相談］の吹き出しをタップすると、チャット画面に切り替わります。オペレーターに直接相談したい場合は、［オペレーターとチャットする］→［既にご契約済みのお客さま］と選択します。

「契約後の初期設定方法」の［詳細を確認する］をタップし、［オペレーターに相談する］をタップすると、有人のオペレーターに接続されます。あとは質問したい内容を入力してください。