LINEMO(ラインモ)でiPhone 14は使える?

iPhone 14で使える機能・設定手順を紹介

「iPhone 14」を持っていてLINEMO(ラインモ)の契約を考えているけれど、LINEMOできちんと使えるか不安ということはありませんか。

本記事では、iPhone 14がLINEMOに対応しているのか、使えない機能がないのかなどを中心に解説。契約前の準備から回線を利用開始するまでの手順についても紹介しています。

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目次

iPhone 14でLINEMOは使えるのか?

LINEMOを契約してiPhone 14を使用する人は、まずはじめにiPhone 14がLINEMOに対応している機能について確認しましょう。

iPhone 14はLINEMOに対応している?

iPhone 14のLINEMO対応表
音声通話 4Gデータ通信 5Gデータ通信 SMS テザリング eSIM

※すべてSIMロック解除済みであることが前提

LINEMO対応表

すべてのiPhone 14がLINEMOに対応している

上記の通り、iPhone 14はLINEMOの対応機種となります。販売元(ソフトバンク・au・ドコモ・楽天モバイル・ワイモバイル・SIMフリー)にかかわらず、4G/5Gデータ回線、通話、SMS、eSIMなど、ほぼすべての機能を利用できます。

iPhone 14シリーズには、iPhone 14 Plusや上位機種であるiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxがあり、いずれも上記の通りLINEMOに対応しています。対応バンドや契約・開通手順はiPhone 14とiPhone 14 Plus、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Maxでも同様です。本記事では、主にiPhone 14について解説しています。

対応端末を確認する

iPhone 14の対応バンドは?

周波数帯ガイドライン

総務省が公表している周波数帯ガイドライン

LINEMOの通信回線は、ソフトバンクと同様の周波数が用いられています。総務省が公表している各キャリアにおける周波数帯のガイドライン(※PDF)でソフトバンクの周波数を参照すると、4G LTE通信の主要な周波数であるバンド1やバンド3に対応していることが確認できます。

周波数帯ガイドライン

5G通信はn77やn257が割り当てられている

ソフトバンクの5G通信に用いる周波数は、n77(3.7GHz)やn257(28GHz)が割り当てられています。5G通信については、端末が5G通信に対応していたとしても対応エリアがまだ限定的です。そのため、5G通信対応エリア外だと4G回線での通信となります。後述しますが、iPhone 14はn257(28GHz)をサポートしていません。

LINEMOを契約して5G通信も利用したいという人は、LINEMOのWebサイトにて利用するエリアが5G対応エリアであるかあらかじめチェックしておきましょう。

iPhone 14対応周波数

iPhone 14の対応バンド。プラチナバンドにも対応していると考えられる

Appleが公表しているiPhone 14の技術仕様には、LINEMO(ソフトバンク回線)で利用するバンド1・バンド3、5G通信のn77などが記載されていることから、iPhone 14はLINEMOに対応した機種であると裏づけられるでしょう。

なお、iPhone 14はLINEMOに割り当てられている5Gのn257(28GHz)をサポートしていません。「ミリ波」とも呼ばれている周波数帯ですが、LINEMOでの5Gミリ波エリア自体がまだ限定的であり、iPhone 14ではもともとサポートされていない周波数帯なので、iPhone 14の利用には差し支えないといえます。

また、900MHz帯のバンド8、700MHz帯のバンド28が記載されているため、iPhone 14はプラチナバンドに対応した機種であると考えられます。プラチナバンドとは、ビル群や地下でも電波が届きやすい性質を持つ700〜900MHzの電波を中心とする周波数帯の俗称です。

iPhone 14はデュアルeSIM対応

LINEMOをサブ回線として契約する場合、iPhone 14はデュアルSIM対応機種なので、物理型のSIMカードとeSIMを組み合わせて使用できます。

iPhone 14デュアルSIM運用例

メイン回線をeSIMで契約してサブ回線はLINEMOのSIMカード、またはメイン回線をSIMカードでサブ回線にLINEMOのeSIMといった運用が可能です。

また、iPhone 14はデュアルeSIMにも対応しています。メイン回線を他社のeSIM、サブ回線をLINEMOのeSIMといった申し込みもできます(メイン回線をLINEMOのeSIMで契約し、サブ回線を他社のeSIMで契約する場合も同様)。

iPhone 14でLINEMOを使う方法

iPhone 14でLINEMOを契約する方法・開通する方法を紹介しています。開通までの作業が不安な人は参考にしてください。

iPhone 14でLINEMOを契約する

LINEMOの回線を契約するには、契約後に利用する端末がSIMロック解除されていることが前提となります。しかし、iPhone 14は2022年9月に発売したモデルのため、キャリアモデルでもSIMロック解除がされている機種となります。

LINEMOの契約には本人確認のための身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードなど)やMNP予約番号の発行(MNPワンストップ対応事業者の場合は不要)などが必要です。こちらも契約前に忘れずに準備しておきましょう。

LINEMOでは現在、ベストプランに他社からの乗り換え(ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイル除く)で契約すると、1万4000円相当のPayPayポイントが付与される「PayPayポイントプレゼントキャンペーン」が実施されています。新規契約の場合でも、7000円相当のPayPayポイントが付与される非常にお得なキャンペーンです。

また、「PayPayポイントプレゼントキャンペーン」はベストプランVでも実施中です。ベストプランVに他社からの乗り換え(ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイル除く)で契約すると2万円相当、新規契約すると1万円相当のPayPayポイントがもらえます(いずれのキャンペーンも終了日未定)。

LINEMOトップページ
LINEMO申し込みページ
LINEMOプラン選択画面

LINEMOはオンライン専用ブランドのため、Webサイトから申し込みをおこなう

契約に必要な物を揃えたらLINEMOのWebサイトにアクセスし、下記の流れに沿って申し込み・契約手続きをおこなってください。

【LINEMO】新規契約・他社からの乗り換え(MNP)する流れ
  1. LINEMOの公式サイトにアクセスし、SIMタイプ・利用予定端末・プラン・オプションを選択する
  2. 氏名や住所、メールアドレスなど、契約者情報を入力
  3. 支払い方法を選択する
  4. 本人確認をおこなう
  5. 申し込み完了
  6. (SIMカードで申し込んだ場合)自宅に届いたSIMカードをスマホに挿し込む

なお、MNPワンストップ対象外のサービスからLINEMOに乗り換える際は、あらかじめMNP転出手続きおよびMNP予約番号の取得が必要です。

iPhone 14でLINEMOを開通する

LINEMOのSIMカードが届いたら、iPhone 14に挿し込まれているSIMカードをLINEMOのSIMカードに挿し替えます。iPhone 14のSIMカードサイズはnano SIMのため、LINEMOから送られてくるSIMカードをnano SIMサイズに取り外して挿し替えてください。

MNPで申し込みをした場合は、LINEMOのWebサイトか電話にて回線切替が必要です。Webサイトの場合、受注番号や契約者の生年月日、契約時に設定したメールアドレスを入力して、回線切替の手続きをおこないます。回線切替には受付時間があり、ソフトバンク・ワイモバイルからの乗り換えの場合は4時~23時15分(電話は9時~23時15分)、他社から乗り換えの場合は9時~21時となります。

LINEMO eSIM開通アプリ
LINEMO eSIM開通アプリ
LINEMO eSIM開通アプリ

eSIMはLINEMOの開通アプリから開通ができる

LINEMOをeSIMで申し込んだ場合、「LINEMO かんたんeSIM開通」アプリを利用して開通します。

申し込み後、しばらくすると「eSIMプロファイルダウンロードのお知らせ」というタイトルのメールが届きます。メール本文に記載されたURLから「LINEMO かんたんeSIM開通」アプリをインストールし、LINEMOを開通させるiPhone 14がWi-Fiに接続された状態でアプリを起動。案内に従って受注番号やメールアドレスなど必要な情報を入力して、開通の手続きを進めてください。

開通手順を詳しく見る

アプリ「LINEMO かんたんeSIM開通」をダウンロード

iPhone 14の特徴・スペックをおさらい

LINEMO iPhone 14

iPhone 14

iPhone 14は、2022年9月に発売されたiPhone 14シリーズのスタンダードモデル。本体のフレームはアルミニウム製で、ディスプレイの保護にCeramic Shieldガラスが採用されています。

本体サイズは高さ146.7mm、幅71.5mm、厚さ7.8mmで、iPhone 13とほぼ変わりません。A15 Bionicチップが引き続き採用しており、前モデルとの違いは極めて少ないといえるでしょう。なお、iPhone 14シリーズの全モデルで衝突事故検出機能が搭載されています。

また、画面サイズが6.7インチと大画面になったiPhone 14 Plusも登場しています。iPhone 12あたりからの買い換えであれば、iPhone 14 Plusも選択肢のひとつになりそうです。

2024年9月から配信されているiOS 18にも対応しているため、今後も長く利用できるでしょう。

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