「iPhone 11」を持っていてLINEMO(ラインモ)の契約を考えているけれど、LINEMOできちんと使えるか不安ということはありませんか。
本記事では、iPhone 11がLINEMOに対応しているのか、使えない機能がないのかなどを中心に解説。契約前の準備から回線を利用開始するまでの手順についても紹介しています。
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iPhone 11でLINEMOは使えるのか?
LINEMOを契約してiPhone 11を使用する人は、まずはじめにiPhone 11がLINEMOに対応している機能について確認しましょう。
iPhone 11はLINEMOに対応している?
音声通話 | 4Gデータ通信 | 5Gデータ通信 | SMS | テザリング | eSIM |
---|---|---|---|---|---|
◯ | ◯ | × | ○ | ◯ | ◯ |
※すべてSIMロック解除済みであることが前提

すべてのiPhone 11がLINEMOに対応している
上記の通り、iPhone 11はLINEMOの対応機種となります。5G対応機種ではないため5Gデータ通信の利用はできませんが、販売元(ソフトバンク・au・ドコモ・SIMフリー)にかかわらず、4Gデータ回線、通話、SMS、eSIMなど、ほぼすべての機能を利用できます。
iPhone 11シリーズにはiPhone 11 ProとiPhone 11 Pro Maxという上位機種もありますが、いずれも上記の通りLINEMOに対応しています。本記事では主にiPhone 11について解説していますが、対応バンドや契約・開通手順はiPhone 11 ProとiPhone 11 Pro Maxでも同様です。
対応端末を確認する
iPhone 11の対応バンドは?

総務省が公表している周波数帯ガイドライン
LINEMOの通信回線は、ソフトバンクと同様の周波数が用いられています。総務省が公表している各キャリアにおける周波数帯のガイドライン(※PDF)でソフトバンクの周波数を参照すると、4G LTE通信の主要な周波数であるバンド1やバンド3に対応していることが確認できます。

iPhone 11の対応バンド。プラチナバンドにも対応していると考えられる
Appleが公表しているiPhone 11の技術仕様には、LINEMO(ソフトバンク回線)で利用するバンド1、バンド3などが記載されていることから、iPhone 11はLINEMOに対応した機種であることが裏づけられるでしょう。
また、900MHz帯のバンド8、700MHz帯のバンド28が記載されていることより、iPhone 11はプラチナバンドに対応した機種であると考えられます。プラチナバンドとは、ビル群や地下でも電波が届きやすい性質を持つ700〜900MHzの電波を中心とする周波数帯の俗称です。
iPhone 11はデュアルeSIM非対応
LINEMOをサブ回線として契約する場合、iPhone 11はデュアルSIM対応機種なので、物理型のSIMカードとeSIMを組み合わせて使用できます。ただし、iPhone 11は「デュアルeSIM」には非対応です。

メイン回線をeSIMで契約しているならサブ回線のLINEMOはSIMカード、メイン回線をSIMカードで契約しているならサブ回線のLINEMOはeSIMで契約する必要があります(メイン回線をLINEMOで契約し、サブ回線を他社で契約する場合も同様)。
iPhone 11を使ってメイン回線とサブ回線の両方をeSIMで申し込むことはできません。
iPhone 11でLINEMOを使う方法
iPhone 11でLINEMOを契約する方法・開通する方法を紹介しています。開通までの作業が不安な人は参考にしてください。
iPhone 11でLINEMOを契約する
LINEMOの回線を契約するには、契約後に利用する端末がSIMロック解除されていることが前提となります。特にキャリアで購入した場合はSIMロックされたままのケースが多いので、契約前に手持ちのiPhone 11がSIMロック解除されているかどうかを確認してください。
LINEMOの契約には本人確認のための身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードなど)やMNP予約番号の発行(MNPワンストップ対応事業者の場合は不要)などが必要です。こちらも契約前に忘れずに準備しておきましょう。
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LINEMOはオンライン専用ブランドのため、Webサイトから申し込みをおこなう
契約に必要な物を揃えたらLINEMOのWebサイトにアクセスし、下記の流れに沿って申し込み・契約手続きをおこなってください。
- LINEMOの公式サイトにアクセスし、SIMタイプ・利用予定端末・プラン・オプションを選択する
- 氏名や住所、メールアドレスなど、契約者情報を入力
- 支払い方法を選択する
- 本人確認をおこなう
- 申し込み完了
- (SIMカードで申し込んだ場合)自宅に届いたSIMカードをスマホに挿し込む
なお、MNPワンストップ対象外のサービスからLINEMOに乗り換える際は、あらかじめMNP転出手続きおよびMNP予約番号の取得が必要です。
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iPhone 11でLINEMOを開通する
LINEMOのSIMカードが届いたら、iPhone 11に挿し込まれているSIMカードをLINEMOのSIMカードに挿し替えます。iPhone 11のSIMカードサイズはnano SIMのため、LINEMOから送られてくるSIMカードをnano SIMサイズに取り外して挿し替えてください。
MNPで申し込みをした場合は、LINEMOのWebサイトか電話にて回線切替が必要です。Webサイトの場合、受注番号や契約者の生年月日、契約時に設定したメールアドレスを入力して、回線切替の手続きをおこないます。回線切替には受付時間があり、ソフトバンク・ワイモバイルからの乗り換えの場合は4時~23時15分(電話は9時~23時15分)まで、他社から乗り換えの場合は9時~21時までとなります。



eSIMはLINEMOの開通アプリから開通ができる
LINEMOをeSIMで申し込んだ場合、「LINEMO かんたんeSIM開通」アプリを利用して開通します。
申し込み後、しばらくすると「eSIMプロファイルダウンロードのお知らせ」というタイトルのメールが届きます。メール本文に記載されたURLから「LINEMO かんたんeSIM開通」アプリをインストールし、LINEMOを開通させるiPhone 11がWi-Fiに接続された状態でアプリを起動。案内に従って受注番号やメールアドレスなど必要な情報を入力して、開通の手続きを進めてください。
開通手順を詳しく見る
iPhone 11の特徴・スペックをおさらい

iPhone 11
iPhone 11は2019年9月に発売され、発売当時は最新のA13 Bionicチップが初搭載された機種です。当時の発売価格は税込7万4800円(64GB)と、前モデルのiPhone XRより1万円程度安く販売され、さらにスペックアップされたことで注目を集めました。
カメラも広角と超広角のデュアル12MPカメラを搭載しており、カメラにこだわる人にも向いているモデルです。iPhone 11 ProとiPhone 11 Pro Maxは有機ELディスプレイ、広角・超広角・2倍ズームのトリプルカメラとなります。
なお、iPhone 11はiOS 18対応機種であるため、今後しばらくは利用できるでしょう。
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