「arrows We(アローズ ウィー)」を持っていてLINEMO(ラインモ)の契約を考えているけど、LINEMOで使えるかわからないということはありませんか。
本記事では、ドコモ・au・UQモバイル・ソフトバンク版の「arrows We」がLINEMOに対応しているか解説。LINEMOを契約する前に知っておきたい準備やarrows Weがどんな機種なのかについても紹介しています。
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arrows WeはLINEMOに対応している?
まず、arrows WeがLINEMOの各種機能に対応しているか、一覧表にまとめました。自分が所有している(または購入予定の)arrows Weのキャリアモデルが、LINEMOの回線や通話に対応しているかチェックしてください。
なお、回線開通時に自身でAPN設定をおこなわないとインターネットに接続できないので、あらかじめAPN設定方法を確認しておきましょう。
動作確認端末を確認する
ドコモ版「arrows We F-51B」の場合

arrows We F-51Bは、5Gなどに対応しないが問題なくLINEMOで利用できる
ドコモ版「arrows We F-51B」の場合、音声通話、4Gデータ通信、SMS、テザリングに対応しています。5G通信やeSIMには対応しませんが、LINEMOの主要機能が動作確認済みとなっているため、問題なくLINEMOを利用できるでしょう。

n77が記載されていないため5G通信は非対応
なお、ドコモが公表しているarrows We F-51Bの製品詳細を見てみると、LINEMO(ソフトバンク回線)で5G通信に用いる周波数n77が記載されていません。さらに、バンド8やバンド28に対応していないことから、arrows We F-51BはLINEMO(ソフトバンク回線)のプラチナバンドに対応していない機種と考えられます。
ドコモ版arrows We F-51Bの場合、データ通信をおこなう際は4Gのみで、LINEMOのプラチナバンドには接続できないということを念頭に置き、申し込みの際は物理型の「SIMカード」を選択してください。
au版「arrows We FEG01」の場合

au版arrows We FEG01であれば、LINEMOのすべての機能を利用できる
au版「arrows We FEG01」の場合、音声通話、4G/5Gデータ通信、SMS、テザリングに対応しています。LINEMOの主要機能が動作確認済みとなっており、安心してLINEMOを利用できるでしょう。

700MHz帯のバンド28をサポートしていることからプラチナバンド対応機種と考えられる
auが公表している対応周波数帯一覧でarrows We FEG01を見てみると、LINEMO(ソフトバンク回線)の主要な周波数であるバンド1やバンド3、5G通信のn77などに対応していることが確認できます。このことからも、au版arrows We FEG01はLINEMO対応機種であると裏付けられます。
さらに、プラチナバンドである700MHz帯のバンド28に対応しているため、arrows We FEG01はビル群や地下でも電波が届きやすい性質を持つプラチナバンド対応機種であると考えられます(900MHz帯のバンド8は非対応)。
なお、au版arrows We FEG01はeSIM非対応機種なので、LINEMOに申し込みの際は物理型の「SIMカード」を選択してください。
UQモバイル版「arrows We」の場合

LINEMOの動作確認端末にUQモバイルが販売するarrows Weの記載はない
UQモバイル版arrows Weの型番は、取扱説明書(※PDF)などで「FCG01」と記載されており、au版の「arrows We FEG01」と同じものとみられます。
しかし、対応周波数などの記載がなく、LINEMOでの動作確認もおこなわれていない端末です。そのため、LINEMOを契約してもau版のように利用できるという保証はありません。
ソフトバンク版「arrows We A101FC」の場合

ソフトバンク版arrows We A101FCであれば、LINEMOのすべての機能を利用できる
ソフトバンク版「arrows We A101FC」の場合、音声通話、4G/5Gデータ通信、SMS、テザリングに対応しています。LINEMOの主要機能が動作確認済みとなっており、安心してLINEMOを利用できるでしょう。

900MHz帯のバンド8をサポートしていることからプラチナバンド対応機種と考えられる
ソフトバンクが公表しているarrows We A101FCの搭載周波数帯一覧を見てみると、LINEMO(ソフトバンク回線)の主要な周波数であるバンド1やバンド3、5G通信のn77などに対応していることが確認できます。このことからも、ソフトバンク版arrows We A101FCはLINEMO対応機種であると裏付けられます。
さらに、プラチナバンドである900MHz帯のバンド8に対応しているため、arrows We A101FCはビル群や地下でも電波が届きやすい性質を持つプラチナバンド対応機種であると考えられます(700MHz帯のバンド28は非対応)。
なお、ソフトバンク版arrows We A101FCはeSIM対応機種です。LINEMOの申し込みは物理型のSIMカードだけでなく、eSIMでも申し込みができます。
arrows WeでLINEMOを契約する前の準備

LINEMOの回線を契約するには、契約後に利用する端末がSIMロック解除されていることが前提ですが、arrows WeはキャリアモデルでもSIMロック解除済みのため、SIMロック解除の申し込みは必要ありません。
他にもLINEMOの契約には、本人確認のための身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードなど)やMNP予約番号の発行(MNPワンストップ対応事業者の場合は不要)などが必要です。こちらも契約前に忘れずに準備しておきましょう。
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開通までの手順を確認する
arrows Weはどんな機種?

- 落下に強く、丸洗いで本体を清潔に保てる5Gスマホ
- エントリークスラスのスペック、幅広い層が安心して手にできる機能を搭載
- 防水、防塵、おサイフケータイなど、国内ユーザーには嬉しい全部入りモデル
- カメラはデュアルレンズ、ポートレートモードや自動シーン認識機能を搭載
2021年12月に発売されたFCNTのarrows Weは、落下などの衝撃に強く、泡タイプのハンドソープで丸洗いもできるのが特徴の5G通信対応スマホです。アルコール除菌シートやプッシュタイプのアルコール除菌で本体を拭けて、スマホをいつも清潔な状態で保つことができます。また、ディスプレイは5.7インチで、液晶を採用しているものの2万円台というコスパの良さも特徴です。
CPUはSnapdragon 480 5G、メモリは4GBを搭載するエントリークラスのスペックとなります。内蔵ストレージは64GBと近年のスマホと比較すれば物足りなさを感じますが、1TBまでのmicroSDカードによる増設が可能です。処理の重いゲームアプリには向きませんが、Webページの閲覧やLINEといったライトな使い方なら問題なく使えるでしょう。
arrows Weは迷惑電話対策や緊急時ブザー、ジュニアモードなど、幅広い層が安心して手にできる機能を備えています。また、防水、防塵、おサイフケータイに対応し、有線イヤホンが使えるイヤホンジャックも搭載。充電ポートはUSB Type-Cを採用しているため、手持ちのUSB Type-Cケーブルを使い回すことができ、国内ユーザー向けらしい全部入りモデルに仕上がっています。
カメラは広角1310万画素とマクロ190万画素のデュアル。通常の撮影は広角レンズ、花などの被写体に近づいて撮影する際はマクロレンズというように使い分けます。スマホカメラのトレンドともいえる超広角レンズや望遠レンズは搭載しませんが、端末価格を考慮すれば妥協してもよさそうです。撮影機能にポートレートモードや自動シーン認識機能が備わっており、一般的なスナップ写真なら満足できるでしょう。
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