PC(パソコン)版のLINEでは、写真や動画など以外にもPDFやワード、エクセル、パワポといったファイルの送受信ができます。本記事では、PC版LINEのトークでファイルを送信する際の注意点に触れた上で、実際にファイルを送る方法や保存の仕方を紹介します。
- ファイルを送りたい相手とのトークを開く
- メッセージ入力欄にあるクリップボタンをクリック
- ファイル選択画面から送りたいファイルを選び「開く」をクリック
- すぐにファイルが送信される
PC版LINEでファイルを添付するときの注意点
まずは、PC版LINEでファイルを送信する際に気をつけたい注意点について解説します。
ファイルの保存期間は7日間
LINEのトークで送信したPDFやエクセル・ワード・パワポ等のファイルには7日間の有効期限が設定されています。
7日以内に閲覧もしくは保存などをおこなわないと、ファイルにアクセスできなくなるので注意してください。
zipファイルも送信可能だがスマホ版LINEでは閲覧できない可能性も
PC版LINEのトークでは、圧縮された「zip形式」のファイル・フォルダも送信可能です。
このとき、受け取る側がPC版LINEを利用しているなら問題ありませんが、スマホ版LINEの場合は、zip形式のファイルを受信できても「閲覧」はできない可能性があります(特にAndroid版LINE)。
他にも、エクセルで作成したファイルなどはスマホ版LINEで上手く閲覧できないことがあるので、送信側は留意しておかなければなりません。
大きいサイズのファイル送信は受け手に負担がかかる場合も
LINEのトークで送信できるファイル容量の上限は、特に決まっていません。送信時に自動的に圧縮されることもないようです。ただ、こちらも受信側がPC版LINEであればさほど問題にはならないものの、スマホ版LINEでファイルをダウンロードする場合は、それなりの時間とデータ通信量が必要になります。
大きいサイズのファイルを送る場合は、互いにPC版LINEを利用するか、もしくは安定したWi-Fi環境でおこなうようにあらかじめ伝えておくといいでしょう。
PC版LINEでファイルを送信・保存する方法
LINEのトークでは、PDFやWord、Excel、PowerPointをはじめ、mp3、wavなどの音声・音楽ファイルなども送信できます。これらファイルのやりとりはスマホ版LINEでも可能ですが、閲覧できない形式のファイルがあったり、ビューワが必要だったりと、何かと使いづらいものです。
その点、PC版LINEならさまざまな形式のファイルを送信・保存できるほか、受け手もパソコンなら編集や閲覧に対応しやすく、スマホに比べてスムーズに操作できるといえます。
ファイルを送信する方法
ファイルを送信する方法は簡単です。PC版LINEでファイルを送りたい相手とのトークを開いたら、メッセージ入力欄にあるクリップボタンをクリックします。
ファイル選択画面が開くので、ここから送りたいファイルを選び、[開く]をクリックすれば送信が開始されます。なお、ファイルはDropboxやOneDriveなどクラウドストレージ上のものも扱えます。
また、ドラッグ・アンド・ドロップでトークルームにファイルをアップロードするのも便利です。左クリックしたままファイルを移動(ドラッグ)して、トークルームの位置でボタンを離すとすぐにファイルを送信できるので、ぜひ試してみてください。
ファイルを保存する方法
受信したファイルは、クリックすればファイルが開きます。保存したい場合は、受信したファイルの下にある[名前をつけて保存]をクリックして、任意の名前と保存場所を選択すればOKです。
エクセルやワードなどMicrosoft Officeがインストールされている場合は、ファイルをクリックすれば自動で起動します。
検証したLINEのバージョン:Windows版6.1.0、Mac版6.0.3