スマホ決済サービスのLINE Pay(ラインペイ)には、クレジットカードを登録して支払いに利用できますが、チャージや送金には使えません。決済ができるサービス・店舗も、今のところLINE関連のオンラインサービスのみと限定的です。
LINE Payではこのような背景から、事前チャージなしで実店舗のLINE Payコード決済に使える「Visa LINE Payクレジットカード」を2020年1月にVisaブランドで発行する予定。このほか同じくVisaブランドで、Visa加盟店でLINE Pay支払いが可能になる「デジタル決済対応カード」も発表しています。
本記事では、LINE Payを取り巻くクレジットカードの流動的な状況をまとめつつ、LINE Payにクレジットカードを連携する方法や実際の支払いなどの使い方を解説します。
LINE Payでクレジットカードを利用する際の注意点
LINE Payにクレジットカードを登録すれば、残高をチャージすることなく支払いができて便利です。しかし、利用するなら以下の点に注意が必要です。
LINE関連のオンラインサービスでしか使えない
LINEストアではLINE Payのクレジットカード決済が利用できる
現時点では、コンビニや飲食店など実店舗での決済に利用することはできません。LINE Payのクレジットカード支払いが使えるのは、「LINE STORE」「LINEモバイル」「LINEほけん」といったLINEが提供している一部サービスのオンライン決済に限られています。
また、家族や友人への送金や割り勘にも使えません。そのため、LINE Payを実店舗でしか利用していない人にとっては、メリットがないのは残念なところです。LINE Payを幅広く使うには、基本的に残高のチャージが必要になります。
還元率3%上乗せキャンペーンが適用されない(2019年7月まで)
連携クレジットカードによる支払いでも、還元率は「マイカラープログラム」に準じて0.5〜2%となっています。ただし、2019年7月まで実施されているコード決済(QR/バーコード決済)向け還元率3%上乗せの特典は受けられないので注意が必要です。
またPayトクをはじめ、最大20%還元などの大型キャンペーンでは、LINE Pay連携のクレジットカード支払いは対象外になることが多くなっています。条件はキャンペーンごとに異なるため、しっかり確認したほうがよいでしょう。
「Visa LINE Payクレジットカード」が2020年1月に登場予定
近い将来、実店舗でのLINE Pay決済にもクレジットカードを使えるようになる見込みです。Visaとブランド提携の「Visa LINE Payクレジットカード」を2019年中に導入すると発表されています。
このクレカなら、事前の残高チャージなしで実店舗でのLINE Pay決済が利用できるだけでなく、初年度は3%のLINE Payボーナス還元を予定しています。さらにLINE Pay加盟店に加えて、約5400万以上の世界中のVisa加盟店に対応。LINE Payを頻繁に使うなら、かなり魅力的なクレジットカードといえそうです。
このほか、LINE PayとVisaはフィンテック分野で包括的な提携。LINE Pay内でVisaブランドの「デジタル決済対応カード」を発行し、Visa加盟店でLINE Payによる決済ができるようになることも発表されています(提供時期は未定)。
LINE Payにクレジットカードを登録する方法
LINE Payにクレジットカードを登録する方法を紹介します。登録可能なクレジットカードは以下の5種類です。
- VISA
- マスターカード
- JCB
- アメリカン・エキスプレス
- ダイナーズクラブ
最初に、LINEを開いて「ウォレット」タブから[LINE Pay]をタップします。
画面が切り替わったら、下にスクロールして「クレジットカード登録」をタップしてください。
画面に表示されている[+]アイコンをタップしたら、クレジットカード情報を登録します。
登録には、カメラで読み取る「カードスキャン」か、カード番号などを手入力する方法の2種類があります。
情報を入力したら、画面の一番下に表示されている[カード登録]をタップしてください。
クレジットカード会社の認証画面が表示されるので、所定のパスワードを入力して認証すれば、登録は完了です。
登録したクレジットカードは、LINE Payの画面で[クレジットカード登録]に進んで確認できます。
画面下の[カード登録]から、2枚目のカードを登録することも可能です。
LINE Payにクレジットカードを登録しても、LINE Payのトップ画面に表示されるわけではありません。ここに表示されるのは、LINE Payカードの情報です(プラスチックタイプ、バーチャルタイプともに)。
LINE Payカードは、LINE Pay社が発行するチャージ式のプリペイドカードです。LINE Payにチャージしてある金額だけが利用でき、使った分だけその場でLINE Pay残高から引き落とされる仕組みです。1回払いのみ利用できます。
その場ですぐ発行されてJCBに加盟店のオンライン決済のみで利用できる「バーチャルカード」と、LINE上で申し込みをして実店舗でも使える「プラスチックカード」の2種類が用意されています(詳しくは下記記事を参照)。
LINE Payに連携したクレジットカードで支払う方法
LINE Payに登録したクレジットカードで実際に決済をしてみます。ここでは「LINEほけん」を利用した際の支払い手順を例に紹介します。
スマホ時代の手軽な損保「LINEほけん」を解剖する──加入・請求・解約の方法なども紹介
今回は、飲み会の保険に加入してみました。
「みんなでワイワイ飲み会保険」をタップして画面が切り替わったら、開始日と終了日を選択。続けて[加入する]をタップします。
続けて、加入手続きを行います。
「被保険者選択」から補償を受ける人を指定します。被保険者を選択して、加入期間に間違いがないか確認。
最後に「必要事項の確認」にチェックを入れたら、[お申し込み内容に同意のうえ決済]をタップして支払い画面に進みます。
決済画面で支払い方法を選択します。LINE Payに登録したクレジットカードで支払う場合は、「クレジットカード」にチェックを入れましょう。
最後に[100円の決済を行う]をタップします。
画面が切り替わったら[決済]をタップすれば、加入手続きは完了です。
「LINEウォレット」のアカウントからトーク画面にも決済履歴が表示されます。